JP2789174B2 - 段窓の連結部シール構造 - Google Patents

段窓の連結部シール構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、段窓の連結部シール構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】段窓はサッシ枠を上下に連結したもので
あり、具体的には上枠と下枠と左右縦枠を方形状に枠組
みしてサッシ枠とし、下のサッシ枠の上枠と上のサッシ
枠の下枠を連結し、その連結部をシール材によりシール
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】サッシ枠は縦枠に上下
枠の端面を突き当てて連結してあるので、縦枠の上下端
面が上枠上面、下枠下面より若干突出している。
【0004】また、縦枠は躯体取付用の取付片を備え、
この取付片は縦枠の上下枠連結面よりも面内方向外側に
突出している。
【0005】このため、段窓の連結部をシールするには
上下のサッシ枠の上枠上面と下枠下面との間及び、上下
の縦枠の上下面間及び上下の縦枠の取付片の上下面間を
それぞれシールすることになり、従来は段窓組立後に湿
式シール材によって前記各部分をシールしている。
【0006】このように、湿式シール材を装着するため
にその作業が大変面倒となるし、湿式シール材の装着誤
りが起り易く信頼性が悪いものとなる。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした段窓の連結部シール構造を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上枠の上面形状と下枠の
下面形状をそれぞれ階段形状とし、縦枠を縦板の外面に
取付片を一体的に設けたものとし、この縦枠の縦板内面
上下部に上枠と下枠を突き当て連結してサッシ枠とし、
下のサッシ枠の上枠上面と上のサッシ枠の下枠下面を中
間乾式シール材と室外側乾式シール材でシールし、この
中間乾式シール材を縦枠の縦板より外方に突出して上下
の縦枠の取付片室内側面に跨って圧接し、上下の縦枠の
縦板外面と取付片室外側面に跨って乾式シール材を介し
て縦枠補強材を連結した段窓の連結部シール構造。
【0009】
【作 用】上枠上面と下枠下面の間を中間乾式シール材
と室外側乾式シール材でシールし、上下の縦枠の縦板上
下面間を乾式シール材と、これと直行し上下方向に圧着
させる乾式シール材とでシールし、上下の縦枠の取付片
上下面間を前記中間乾式シール材と乾式シール材ではさ
み込んでシールする。これにより段窓の連結部を乾式シ
ール材によって確実にシールすることができる。
【0010】
【実 施 例】図1に示すように、サッシ枠1は上枠2
と下枠3を左右の縦枠4,4に突き当て連結した方形枠
状となり、下のサッシ枠1の上枠2と上のサッシ枠1の
下枠3を連結して段窓としてある。
【0011】図2に示すように、前記上枠2の上面形状
は、室外側横板5と中間縦板6と室内側横板7により室
外側部が高く室内側部が低い段差を有する階段形状とな
り、室外側横板5の室外側端部に室外側縦板8が一体的
に設けられ、この室外側縦板8と中間縦板6に亘って横
板9が一体的に設けられて中空部10を有する上枠本体
11を構成している。
【0012】前記中間縦板6には被係止片12が室内側
に向けて一体的に設けられ、室内側横板7には支持片1
3が上向きに一体的に設けられ、かつカバー材取付片1
4が室内側に向けて一体的に設けてある。
【0013】前記上枠3の下面形状は、室外側横板15
と中間縦板16と室内側横板17により室外側部が低く
室内側部が高い段差を有する階段形状となり、室外側横
板15の室外側端部に室外側縦板18が一体的に設けら
れ、この室外側縦板18と中間縦板16に亘って横板1
9が一体的に設けられて中空部20を有する下枠本体2
1を構成している。
【0014】前記室外側横板17には受片22が下方に
向けて一体的に設けられ、室内側横板17には支持片2
3が下向きに一体的に設けられ、かつカバー材取付片2
4が室内側に向けて一体的に設けてある。
【0015】前記上枠2と下枠3は連結材25を介して
ビス26で連結され、上枠2のカバー材取付片14と下
枠3のカバー材取付片24に亘ってカバー材27が取付
けてある。
【0016】前記連結材25は縦板28と上横板29と
下横板30によりコ字状となり、上横板29に設けた鉤
形31を受片22と嵌め合せ、下横板30に設けた下係
止片32を上枠2の被係止片12に係止すると共に、上
下横板29,30を上下枠2,3の支持片23,13に
接して仮止めされ、縦板28をビス26で上下枠2,3
の中間縦板6,16にそれぞれ連結してあり、これによ
り、上枠2と下枠3はその室外側横板5,15が隙間を
置いて連結される。
【0017】前記縦板28には中間乾式シール材33が
装着され、その中間乾式シール材33が上下枠2,3の
中間縦板6,16に跨って圧接して上下枠2,3の連結
部をシールしているし、上枠2の室外側横板5と下枠3
の室外側横板15の間における室外寄りが室外側乾式シ
ール材34でシールしてある。
【0018】前記室外側乾式シール材34は下枠3の室
外側縦板18の下方突出部、つまり水切り片18aに接
するように装着されている。
【0019】前記カバー材27は上下寄りに装着した断
熱材より成るブロック35にビス36を螺合して固着し
てある。
【0020】前記縦枠4は図3に示すように、面外方向
に向う縦板40と、この縦板40に一体的に設けた室外
側係合突片41、取付片42、室内側突出片43より成
り、取付片42の突出方向中間部には中間係合突片44
が室内側に向けて一体的に設けてある。
【0021】前記上枠2と縦枠4は図4に示すように連
結してある。つまり、縦枠4の縦板40の上端部を上枠
2の上面形状に合せて階段形状に切断し、上枠2の端面
を縦板40の内側面に突き当ててビスで連結され、縦枠
4の上端面4aは上枠2の上面よりも若干突出してい
る。具体的には上枠2の室外側上面となる室外側横板5
よりも若干上方に突出している。
【0022】前記下枠3と縦枠4は図4に示すように連
結してある。つまり、縦枠4の縦板40の下端部を下枠
3の下面形状に合せて階段形状に切断し、下枠3の端面
を縦板40の内側面に突き当ててビスで連結され、縦枠
4の下端面4bは下枠3の下面よりも若干突出してい
る。具体的には下枠3の室外側上面となる室外側横板1
5よりも若干下方に突出している。
【0023】次に上枠2と下枠3を連結する作業を工程
順に説明する。図4に示すように、上枠2の室外側横板
5にテープ状となった室外側乾式シール材34を、下枠
3の水切り片18aに合せて貼付け、上枠2と下枠3を
重ね合せる。
【0024】図5に示すように、上枠2と下枠3の室内
側より連結材25を上枠2の中間縦板6と下枠3の中間
縦板16にビス26で固着して上枠2と下枠3を連結す
る。
【0025】前記連結材25は図6に示すように縦枠4
の縦枠40より外側に突出してその端面25aは室内側
突出片43、中間係合突片44と略同一位置となり、中
間乾式シール材33も室内側突出片43、中間係合突片
44まで突出して上下の縦枠4の取付片42の室内側面
に跨って接している。なお、中間係合突片44の上下端
寄りは切欠きされて連結材25と干渉しないようにして
ある。
【0026】図6に示すように、カバー材27の端部に
キャップ37を嵌合して取付け、そのカバー材27を図
7に示すように上枠2のカバー材取付片14と下枠3の
カバー材取付片24に亘ってビス36で固着して取付け
る。
【0027】図7に示すように上下の縦枠4間に跨って
縦枠補強材50を取付ける。この縦枠補強材50は一側
片51と他側片52により鉤形となり、その裏面にはク
ロロプレーンゴム等により板状となった乾式シール材5
3が貼着され、その一側片51を縦枠4の縦板40外面
にビス54で締付け固着し、他側片52を取付片42の
室外側面に躯体取付用のビスあるいは釘55で固着す
る。なお、前記ビス54は上枠2、下枠3と縦枠4と連
結するビスと兼用としてある。
【0028】このようであるから、図8に示すように上
枠2の中間縦板6と下枠3の中間縦板16に跨って圧着
した中間乾式シール材33が縦板4の縦板40よりも外
方に突出して上下の縦枠4の取付片42の室内側面に跨
って圧着し、その上下の縦枠4の取付片42の室外側面
に跨って乾式シール材53が圧着するので上下の縦枠4
の取付片42の上下端面42a,43b間を確実にシー
ルできるし、上枠2と下枠3との間も確実にシールでき
る。
【0029】また、上下の縦枠4の縦板40における取
付片42よりも室外側の外面に跨って乾式シール材53
が圧着し、上枠2、下枠3の室外側横板5,15の室外
寄りに室外側乾式シール材34が圧着しているから上下
の縦枠4の縦板40の上下端面40a,40b間を確実
にシールでき、これらが相俟って上枠2と下枠3の連結
部より雨水が室内側に浸入することを確実に防止でき
る。
【0030】次にサッシ枠1を図9に示すように上下・
左右に連結した連段窓について説明する。(連窓を上下
に連結して連段窓とする場合) 図10に示すように左右のサッシ枠1の縦枠4相互を方
立60により連結し、その方立60の上面60aを上枠
2の上面形状に合わせて階段形状に切欠き、方立60の
下面を下枠3の下面形状に合わせて階段形状に切欠いて
連窓とする。この連窓とする構造は従来公知、例えば実
開平6−51471号公報に示されたものと同一であ
る。
【0031】次に、方立60の上面60aにおける室外
側部と左右の上枠2の室外側横板5に跨ってシーラ61
を貼付し、上下の方立60の上面60aと下面をシーラ
61を介して接してシールすると共に、上下のサッシ枠
1の上枠2と下枠3を前述の段窓の場合と同様にそれぞ
れ連結する。
【0032】この場合に連結材25は左右のサッシ枠1
に跨って取付けるので、図11に示すように連結材25
の上下係止片31,32及び突片25aにおける方立6
0と対向した部分を斜線で示すように切欠いて方立60
と干渉しないようにする。
【0033】(段窓を左右に連結して連段窓とする場
合) 図12に示すように上下のサッシ枠1を前述の段窓と同
様に連結するが、連窓とするために図12に斜線で示す
ように上下の縦枠4の取付片42における中間係合突片
44より突出した部分及び縦枠補強材50の他側片52
の一部分をそれぞれ削除して上下の縦枠4を1本の方立
60で連結できるようにする。
【0034】また、上枠2のカバー材取付片14の端部
及び下枠3のカバー材取付け片24の端部を図12で斜
線で示すようにそれぞれ切欠きして縦枠4の縦板40と
の間に空隙を形成する。
【0035】左右の段窓を図13に示すように方立60
で連結し、方立カバー62を取付けて連段窓とする。こ
の方立カバー62は両側縦片63が左右の縦枠4の縦板
40の内面に接するように取付けるので、前述の各カバ
ー取付片14,24の端部を切欠きしてある。
【0036】
【発明の効果】上枠上面と下枠下面の間を中間乾式シー
ル材と室外側乾式シール材でシールし、上下の縦枠の縦
板上下面間を乾式シール材と前記各中間、室外側乾式シ
ール材とではさみ込んでシールし、上下の縦枠の取付片
上下面間を前記中間乾式シール材と乾式シール材ではさ
み込んでシールする。したがって、段窓の連結部を乾式
シール材によって確実にシールすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】段窓の概略正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】サッシ枠の上下枠と縦枠の連結部を示す斜視図
である。
【図5】上下のサッシ枠を重ね合せた状態の斜視図であ
る。
【図6】上下のサッシ枠を連結した状態の斜視図であ
る。
【図7】縦枠補強材の取付けを示す斜視図である。
【図8】連結部のシール構造を示す模式図である。
【図9】連結窓の概略正面図である。
【図10】上下の段窓を連結する状態を示す斜視図であ
る。
【図11】連結材の断面図である。
【図12】段窓を連窓とする場合の斜視図である。
【図13】方立カバーの取付け状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…サッシ枠、2…上枠、3…下枠、4…縦枠、25…
連結材、26…ビス、27…カバー材、33…中間乾式
シール材、34…室外側乾式シール材、40…縦板、4
2…取付片、50…縦枠補強材、53…乾式シール材。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上枠の上面形状と下枠の下面形状をそれ
    ぞれ階段形状とし、縦枠を縦板の外面に取付片を一体的
    に設けたものとし、この縦枠の縦板内面上下部に上枠と
    下枠を突き当て連結してサッシ枠とし、 下のサッシ枠の上枠上面と上のサッシ枠の下枠下面を中
    間乾式シール材と室外側乾式シール材でシールし、この
    中間乾式シール材を縦枠の縦板より外方に突出して上下
    の縦枠の取付片室内側面に跨って圧接し、 上下の縦枠の縦板外面と取付片室外側面に跨って乾式シ
    ール材を介して縦枠補強材を連結したことを特徴とする
    段窓の連結部シール構造。
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JP2011247015A (ja) * 2010-05-28 2011-12-08 Lixil Corp 連段窓、及びその製造方法

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