JP2822153B2 - 分割式の断熱方立 - Google Patents

分割式の断熱方立

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JP2822153B2
JP2822153B2 JP20663594A JP20663594A JP2822153B2 JP 2822153 B2 JP2822153 B2 JP 2822153B2 JP 20663594 A JP20663594 A JP 20663594A JP 20663594 A JP20663594 A JP 20663594A JP 2822153 B2 JP2822153 B2 JP 2822153B2
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義智 木村
勇一 野崎
祐一 久保
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱式の連窓等に用い
られる分割式の断熱方立に関する。
【0002】
【従来の技術】連窓としては上枠と下枠と左右縦枠と方
立によりその方立を境として面内方向両側部に開口枠部
をそれぞれ形成し、その各開口枠部にガラスを装着した
ものが知られている。
【0003】このような連窓を断熱式とするには、上枠
・下枠・縦枠・方立をガラスを境とした面外方向一側部
材と面外方向他側部材を断熱材により連結したものを用
いている。
【0004】また、連窓としては方立を面内方向一側部
材と面内方向他側部材を連結した分割式の方立とし、そ
の面内方向一側部材を用いて面内方向一側部の開口枠部
を枠組みし、前記面内方向他側部材を用いて面内方向他
側部の開口枠部を枠組みし、取付け現場により方立の面
内方向一側部材と面内方向他側部材を連結して連窓とす
るものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の分割式の方立を
用いて連窓を断熱式とするには、その分割式の方立を断
熱方立とすれば良い。例えば、面内方向一側部材と面内
方向他側部材をそれぞれ面外方向一側部材と面外方向他
側部材を断熱材により連結したものとすれば良い。
【0006】しかしながら、前述のようにして分割式の
方立を断熱方立とすると、4つの部材と2つの断熱材が
必要となるからコストが高いものとなる。また、分割式
の方立を構成する面内方向一側部材及び面内方向他側部
材の面外方向一側部材と面外方向他側部材は断熱材によ
り連結するために面内方向の寸法(見付け寸法)が大き
く、このために方立全体の見付け寸法が大きくなる。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした分割式の断熱方立を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1板15と第2板16
と第3板17により横断面ほぼコ字状となった面内方向
一側部材13と、第1板22と第2板23により横断面
ほぼ鉤形状となった面内方向他側部材14より成る面外
方向一側部材10及び、面内方向に向う板28と突出部
29により横断面ほぼT字状の面外方向他側部材11並
びに断熱材12を備え、前記面内方向一側部材13の第
2板16と面外方向他側部材11の突出部29を断熱材
12で連結して第2板16と板28の面内方向一側寄り
との間に第1凹部32を有する第1の方立1−1とし、
前記面内方向他側部材14の第2板23と面内方向一側
部材13の第2板16をビス31で連結してその第2板
23と前記板28の面内方向他側寄りとの間に第2凹部
33を形成して面内方向他側部材14を第2の方立1−
2とした分割式の断熱方立。
【0009】
【作 用】面外方向一側部材10となる面内方向一側
部材13と面内方向他側部材14及び面外方向他側部材
11の3つの部材と、面外方向他側部材11と面内方向
一側部材13を連結する1つの断熱材12より成るか
ら、コストが安くなるし、見付け寸法が小さくなる。
【0010】
【実 施 例】図1に示すように、方立1を境として面
内方向両側部に上枠2、下枠3、縦枠4、無目5より成
る一側開口枠部6と他側開口枠部7を形成しており、そ
の一側開口枠部6、他側開口枠部7にはガラス8がそれ
ぞれ装着される連窓を構成している。
【0011】前記方立1は図2に示すように、面外方向
一側部材10と面外方向他側部材11を断熱材12で連
結してあり、その面外方向一側部材10は面内方向一側
部材13と面内方向他側部材14を連結したものであ
り、これにより方立1は分割式で断熱となっている。
【0012】前記面内方向一側部材13は面外方向に向
う第1板15と、この第1板15の面外方向一端部に一
体的に設けた面内方向に向う第2板16と、前記第1板
15の面外方向他端部に一体的に設けた面内方向に向う
第3板17により面内方向に向けて横断面ほぼコ字状と
なり、その第2板16の基端部16aに基端凹部18が
縦方向に連続して形成され、第2板16の中間部16b
はほぼV字状に折曲して面内方向に対して斜めとなった
連結部19を形成し、第2板16の突出部16cには一
対の凹溝20が縦方向に連続して形成してあり、前記第
3板17は第2板16よりも突出長さが長くなって、そ
の突出部17aに係止片21が面外方向に向けて一体的
に設けてある。
【0013】前記面内方向他側部材14は面外方向に向
う第1板22と、この第1板22の面外方向一端部に一
体的に設けた面内方向に向う第2板23により横断面ほ
ぼ鉤形状となり、この第2板23の基端部23aに基端
凹部24が縦方向に連続して形成され、中間部23bに
は中間凹部25が縦方向に連続して形成され、突出端部
23cは面内方向に対して斜めに折曲して連結部26と
なっている。
【0014】前記第1板22の面外方向他端部には係止
凹部27が形成され、この係止凹部27が前記面内方向
一側部材13の第3板17の係止片21と係合するよう
にしてある。
【0015】前記面外方向他側部材11は面内方向に向
う板28と、この板28の面内方向中間部に一体的に設
けた突出部29より横断面断面ほぼT字状となり、その
突出部29の突出端面29aに一対の凹部30が縦方向
に連続して形成されている。
【0016】前記断熱材12は硬質又は半硬質の樹脂押
出型材より成り、その両端部が前記凹部20,30に嵌
合してカシメて固着されて面外方向一側部材10の面内
方向一側部材13と面外方向他側部材11を連結し、こ
れにより一側開口枠部6を構成する第1の方立1−1と
なっている。
【0017】前記面内方向一側部材13は他側開口枠部
7を構成する第2の方立1−2となり、前述のように連
結した第1の方立1−1における面内方向他側部材14
に、係止片21と係止凹部27を係合すると共に、連結
部19と連結部26を重ね合せてビス31で固着して連
結され、第2板23の中間凹部25に装着したパッキン
34に第2板16の突出部16cが圧着して面外方向一
側部材10はほぼ矩形断面中空形状となり、方立1は面
内方向一側に開口した第1凹部32と面内方向他側に開
口した第2凹部33を有する。
【0018】このように構成することで面内方向一側部
材13の第3板17の突出端面17bと面内方向他側部
材14の第1板22が面内方向に面一となり、室内側よ
り見た時に第1板22があまり見えないから見栄えが良
くなる。
【0019】前記各連結部19,26は面内方向に対し
て斜めとなり、この連結部19,26に形成してビス穴
33,34の中心は仮想線Xで示すように第1凹部32
より外部に突出して面外方向他側部材11の板28と干
渉しないようになり、これによりビス31を締付ける際
に前記板28が邪魔にならずにビス締め作業が容易とな
るし、ガラス取付用の開口となる第1凹部32の開口幅
を小さくできる。
【0020】前記上枠2は図3に示すように、面外方向
一側部材40と面外方向他側部材41を断熱材42で連
結して下向凹部43を有するものとなり、前記下枠3は
面外方向一側部材44と面外方向他側部材45を断熱材
46で連結して上向凹部47を有するものとなり、前記
無目5は面外方向一側部材48と面外方向他側部材49
を断熱材50で連結して上向凹部51と下向凹部52を
有するものとなっている。なお、下枠3と無目5の面外
方向他側部材45,49には押縁52が取付けられ、そ
れにより上向凹部47,51を形成している。
【0021】前記上枠2、下枠3、無目5の面外方向一
側部材40,44,48が方立1の面内方向一側部材1
3、面内方向他側部材14に連結され、ガラス8は方立
1の第1・第2凹部32,33と下向凹部43,52、
上向凹部47,51に嵌め込まれてシール材53でシー
ルして装着してある。
【0022】なお、図4に示すように、ガラス8は方立
1の第1・第2凹部32,33にアタッチメント54を
介して装着しても良い。この場合には面内方向一側部材
13の第2板16と面内方向他側部材14の第2板23
にアタッチメント取付用の凹部55を形成する。
【0023】
【発明の効果】面外方向一側部材10となる面内方向一
側部材13が面内方向他側部材14及び面外方向他側部
材11の3つの部材と、面外方向他側部材11と面内方
向一側部材13を連結する1つの断熱材12より成るか
ら、コストが安くなるし、見付け寸法が小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す連窓の内観図である。
【図2】図1の方立部分の横断面図である。
【図3】図1の縦断面図である。
【図4】方立部分の他の例を示す横断面図である。
【符号の説明】
10−1…第1の方立、10−2…第2の方立、10…
面内方向一側部材、11…面内方向他側部材、12…断
熱材、13…面内方向一側部材、14…面内方向他側部
材、15…第1板、16…第2板、17…第3板、22
…第1板、23…第2板、32…第1凹部、33…第2
凹部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1板15と第2板16と第3板17に
    より横断面ほぼコ字状となった面内方向一側部材13
    と、第1板22と第2板23により横断面ほぼ鉤形状と
    なった面内方向他側部材14より成る面外方向一側部材
    10及び、 面内方向に向う板28と突出部29により横断面ほぼT
    字状の面外方向他側部材11並びに断熱材12を備え、 前記面内方向一側部材13の第2板16と面外方向他側
    部材11の突出部29を断熱材12で連結して第2板1
    6と板28の面内方向一側寄りとの間に第1凹部32を
    有する第1の方立1−1とし、 前記面内方向他側部材14の第2板23と面内方向一側
    部材13の第2板16をビス31で連結してその第2板
    23と前記板28の面内方向他側寄りとの間に第2凹部
    33を形成して面内方向他側部材14を第2の方立1−
    2としたことを特徴とする分割式の断熱方立。
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KR101272471B1 (ko) * 2012-04-16 2013-06-17 유진종 커튼월의 캡형 결합구조

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