JPH08239924A - ユニットカ−テンウォ−ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造 - Google Patents

ユニットカ−テンウォ−ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造

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JPH08239924A
JPH08239924A JP6708095A JP6708095A JPH08239924A JP H08239924 A JPH08239924 A JP H08239924A JP 6708095 A JP6708095 A JP 6708095A JP 6708095 A JP6708095 A JP 6708095A JP H08239924 A JPH08239924 A JP H08239924A
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glass
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JP6708095A
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Mitsuhiro Nemoto
三浩 根本
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Nihon Kentetsu Co Ltd
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Nihon Kentetsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カ−テンウォ−ルのユニットのガラス廻りの
コ−ナ−接続部たる横枠の端部と縦枠の端面との接合部
のシ−ル構造及び塞ぎ板で閉じられる該横枠の端面のシ
−ル構造の構成を容易にし、且つシ−ルをすぐれたもの
にし、外観上も好ましいものにした。 【構成】 ガラス廻りの横枠の端部2aと縦枠7の端面
7aとの接合部にL形のコ−ナ−ガスケット23をはめ
込むことによって該接合部をシ−ルし、且つ横枠2の端
面の塞ぎ板15は該横枠の端部で被われる縦枠の位置に
ねじ止めされ、横枠が縦枠に接合された際に該塞ぎ板が
横枠の端面を閉じるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は嵌合方式で組立てられる
ユニット型のカ−テンウォ−ルに関し、とくにカ−テン
ウォ−ルの各ユニットのガラス廻りにおける上枠及び下
枠などの横枠の各端部と縦枠の端面との接合部のシ−ル
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、嵌合方式で組立てられるユニット
型のカ−テンウォ−ルは工場においてガラス、耐火ボ−
ド、ユニット取付用ブラケット等、全てのマテリアルを
含めてユニットとして製作された上、ユニットとして現
場に搬入され、各ユニットがそれぞれ連続嵌合方式(イ
ンタ−ロック方式)で嵌装される乾式工法によって組立
てられ、その過程で排水構造も構成された。従って、工
場化率が高く、工期も比較的短くて済む等の利点があ
る。
【0003】図7はユニットカ−テンウォ−ルの一例を
示すものであって、各ユニット1は嵌合方式で組立てら
れると共に、左右のユニット1はレベル保持のためジョ
イント連結材で連結される。ユニット間の接合部の封止
のため図8及び図9に示すように、ユニットの上枠2の
上方に突出する複数のフランジとそれに対応するその上
のユニットの下枠3の下方に突出するフランジとの間に
第1のパッキン4及び第2のパッキン5が設けられ、そ
の間の空間10が上枠2の水抜き穴6を介して外部に連
通し、等圧空間になっている。
【0004】また、左右に隣接するユニットの縦枠7、
7の間にも相互に突出するフランジ間に第1のパッキン
8と第2のパッキン9が設けられる。その間の空間11
が上枠2と下枠3の間の空間10に連通し、同様に等圧
空間になっている。さらに、ユニット間の接合部におけ
る雨水の侵入を防ぐため、水切り用のフランジ12及び
13が設けられる。
【0005】従来、ユニット1にガラス14が設置され
る場合、ガラス廻りのコ−ナ−接続部のシ−ルのため、
ガラス廻りにおける横枠たる上枠2及び下枠3の各端面
は塞ぎ板15によって閉じられ、及び上枠2における塞
ぎ板15で閉じられた各端部と縦枠7の端面7aとの接
合部16、下枠3における塞ぎ板15で閉じられた各端
部と縦枠7の端面7aとの接合部17はそれぞれ内側か
らシ−ル材を施すことによってシ−ルされた。なおま
た、上枠2のガラス溝のガラスのみ込み部分と縦枠7と
のメタルタッチ部もシ−ル材18が施された。縦枠7の
ガラス溝及び下枠3のガラス溝に入った雨水は下枠3の
水抜き穴3aから排出された。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のユニット1のガ
ラス廻りのコ−ナ−接続部のシ−ル構造では、上枠2及
び下枠3の各端部と縦枠7の端面7aとの接合部16、
17は手作業により内側からマスキングしてシ−ルした
ため、シ−ル作業に手間がかかり、シ−ルにばらつきを
生じる等の問題点があった。
【0007】また、従来技術では上枠及び下枠の端部の
塞ぎ板15は、図10に示すように、下枠3のガラス溝
の位置に設けられたタッピングビ−ド19の位置にねじ
止めされたため、該タッピングビ−ドがセッティングブ
ロック(ガラスライナ−)20を設置する際に邪魔にな
り、その設置位置のタッピングビ−ド19を切除する必
要があり、その作業にかなりの手間を要するという問題
点があった。さらに、タッピングビ−ドの分だけ材料費
が余分にかかり且つ塞ぎ板15を止めるビスが外部から
見えるので外観上好ましくなく、また下枠3の場合、タ
ッピングビ−ド19に水が溜る等の問題点があった。
【0008】本発明の目的は上記従来技術の問題点を解
消することであって、それ故、ユニットカ−テンウォ−
ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部のシ−ルを容易に構成
し得る該コ−ナ−接続部のシ−ル構造を提供することで
ある。
【0009】本発明の他の目的はユニットカ−テンウォ
−ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部において高い信頼性
のシ−ルを構成し得るシ−ル構造を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的を達成
するため、本発明によるユニットカ−テンウォ−ルのガ
ラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造の第1の態様で
は、嵌合方式で組立てられるユニットカ−テンウォ−ル
であって、各ユニットのガラス廻りにおける各横枠の各
端面は塞ぎ板によって閉じられ且つ各横枠の前記塞ぎ板
で閉じられた各端部と縦枠の端面との接合部はシ−ルさ
れるガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造において、
各横枠の各端部と縦枠の端面との前記接合部は前記横枠
の端部と前記縦枠の端面との間に挾持されるL形のコ−
ナ−ガスケットによってシ−ルされることを特徴として
いる。
【0011】上記第1の態様の好ましい形態では、前記
コ−ナ−ガスケットに設けられた溝に前記横枠の端部と
前記縦枠の端面が嵌合することを特徴としている。
【0012】本発明によるコ−ナ−接続部シ−ル構造の
第2の態様では、嵌合方式で組立てられるユニットカ−
テンウォ−ルであって、各ユニットのガラス廻りにおけ
る各横枠の各端面は塞ぎ板によって閉じられ且つ各横枠
の前記塞ぎ板で閉じられた各端部と縦枠の端面との接合
部はシ−ルされるガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構
造において、前記塞ぎ板は横枠の端部で被われる縦枠の
位置にねじ止めされ且つ横枠が縦枠に接合された際に横
枠の対応の端面を閉じるようになっていることを特徴と
している。
【0013】本発明によるコ−ナ−接続部シ−ル構造の
第3の態様では、嵌合方式で組立てられるユニットカ−
テンウォ−ルであって、各ユニットのガラス廻りにおけ
る各横枠の各端面は塞ぎ板によって閉じられ且つ各横枠
の前記塞ぎ板で閉じられた各端部と縦枠の端面との接合
部はシ−ルされるガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構
造において、各横枠の各端部と縦枠の端面との前記接合
部は前記横枠の端部と前記縦枠の端面との間に挾持され
るL形のコ−ナ−ガスケットによってシ−ルされ、且つ
前記塞ぎ板は横枠の端部で被われる縦枠の位置にねじ止
めされ且つ横枠が縦枠に接合された際に横枠の対応の端
面を閉じるようになっていることを特徴としている。
【0014】
【作用】このカ−テンウォ−ルのユニットでは、そのガ
ラス廻りにおける横枠の各端部と縦枠の端面との接合部
はその間に挾持されるL形のコ−ナ−ガスケットでシ−
ルされるので、好適にシ−ルされ且つ各コ−ナ−部で同
一のシ−ル性能が確保され、さらに該コ−ナ−ガスケッ
トは単にはめ込むことによって設置されるので、コ−ナ
−部のシ−ルが容易になる。
【0015】コ−ナ−ガスケットの各当接面に溝を設
け、横枠の端部と縦枠の端面を該溝に嵌合するようにす
れば、コ−ナ−ガスケットの縁が横枠の端部及び縦枠の
端面の縁を被うようになり、シ−ル性能を一層向上し、
コ−ナ−ガスケットの設置をさらに容易にし、シ−ルの
信頼性を高める。
【0016】横枠の各端面に取付けられる塞ぎ板が横枠
の端部で被われる縦枠の位置にねじ止めされ且つ横枠が
縦枠に接合された際に横枠の対応の端面を閉じるように
すれば、横枠におけるタッピングビ−ドを不要にし、セ
ッティングブロックが置かれる位置のタッピングビ−ド
を切除する必要をなくし、またビスが外部から見えない
ため外観上好ましい。
【0017】横枠の端部と縦枠の端面との間にコ−ナ−
ガスケットを設けると共に、塞ぎ板を横枠の端部で被わ
れる縦枠の位置にねじ止めする構成により、これまで横
枠に設けられたタッピングビ−ドを不要にすると共に、
コ−ナ−ガスケットによりコ−ナ−接続部のシ−ルをす
ぐれたものにし、コ−ナ−接続部のシ−ルを著しく容易
に構成するのを可能にする。
【0018】
【実施例】次に図面を参照のもとに本発明の実施例に関
し説明する。なお、図7ないし図9に関し説明した従来
の部材と同じ部材は同じ参照数字で示してある。このユ
ニットカ−テンウォ−ルの各ユニット1も連続嵌合方式
によって組立てられる。図1には縦枠7間の接合部が示
され、その間にパッキン8、9が備えられ且つそのパッ
キン間の空間11が等圧空間になっている。また、図示
は省略されているが、横枠としての上枠2と下枠3の接
合部も従来と同様にパッキン4、5が配置され、その間
の空間10が上枠2の水抜き穴6を介して外部に連通し
ている。
【0019】また、縦枠7のガラス溝の空間は下枠3の
ガラス溝の空間に連通し、下枠3の水抜き穴3aを介し
外部に連通している。好ましくは図1に示すように、縦
枠7間の第1のパッキン8と第2のパッキン9の間に互
いに衝合する断面環状のパッキン21、22が設けら
れ、これらのパッキンにより封止を完全なものにしてい
る。パッキン21と22はその柔軟性によりユニット間
の相対変位に追従し、すぐれたシ−ル性がある。この場
合、第1のパッキン8と一対のパッキン21、22との
間が等圧空間になっている。
【0020】各ユニット1におけるガラス廻りのコ−ナ
−接続部のシ−ルのため、図1に示すように、ガラス廻
りにおける上枠2の各端面は塞ぎ板15によって閉じら
れ、且つ上枠2の塞ぎ板15で閉じられた各端部2aと
縦枠7の端面7aとの接合部はシ−ルされる。なお、図
1には上枠2と縦枠7の接合部が示され、下枠3につい
ては示されていないが、ガラス廻りの下枠3の端面も同
様に塞ぎ板15で閉じられ、且つその端部と縦枠7の端
面7aとの接合部はシ−ルされる。
【0021】本発明によるコ−ナ−接続部の第1の態樣
では、図1に示すように、該接合部のシ−ルは横枠、図
示の例では上枠2の端部2aと縦枠7の端面7aとの間
に挾持されるL形のコ−ナ−ガスケット23によって構
成される特徴を有する。このコ−ナ−ガスケット23は
或る程度の弾性を有するシ−ル材で構成されるのが好ま
しく、一例ではシリコ−ンゴムで形成される。
【0022】コ−ナ−ガスケット23は図2に示すよう
に、概略L形もしくはL字状の形状を有し、ガラス溝の
コ−ナ−部のL形の端面7aとその上又は下の横材の端
部、図1の例では上枠2の端部2aとの間に挾持され
る。好ましくは図2に示すように、コ−ナ−ガスケット
23のL形に沿った上面及び下面、即ち縦枠の端面7a
及び上枠の端部2aが当接する面に、それらの端面7a
又は端部2aが嵌合する溝24が形成される。なお、一
例ではコ−ナ−ガスケット23の有効厚さ、即ち上下の
溝24間の寸法a1は10mmであり且つ見かけ上の厚
さaは13mmである。
【0023】このようにコ−ナ−ガスケット23の各当
接面に溝24を設け、それを挾持する上枠2の端部2a
及び縦枠7の端面7aが該溝24に嵌合するように構成
すれば、コ−ナ−ガスケット23の縁23a、23bが
そこに嵌合する端部2a及び端面7aの縁を被うように
なり、コ−ナ−ガスケット23の位置決めを容易にする
と共に、シ−ル性能を一層向上する利点がある。なお、
コ−ナ−ガスケット23の溝24に嵌合する上枠2の端
部2aのL形の縁の一辺は塞ぎ板15によって形成され
る。また、図2に見られるように、コ−ナ−ガスケット
23には、ガラス廻りの縦枠7の部分に設けられたリブ
が通る対応位置に切欠き25が形成される。
【0024】コ−ナ−ガスケット23の設置ははめ込み
によって行なわれる。一例では図4に示すように、各枠
材を横にした状態でユニットに組立て、ユニットの対
角、レベルを調整した後にガラス14を入れ、矢印Dで
示すように下枠3のセッティングブロック20にガラス
14を押し付け、順次に4周の枠の外部ガスケットをは
め込んだ後に、ユニット1のガラス廻りの4隅のコ−ナ
−接続部にコ−ナ−ガスケット23をはめ込む。その
際、コ−ナ−ガスケット23の溝24に縱枠の端面7a
及び横枠の端部2aをはめ込むようにすれば、スナップ
式に所定位置に収まり、極めて容易に設置される。
【0025】本発明によるシ−ル構造の第2の態樣で
は、横枠の各端面、図示の例では上枠2の端面を閉じる
塞ぎ板15は該上枠2の端部2aが縦枠7に取付けられ
た際に該端部2aによって被われ、従って外部に露出さ
れない縦枠7の位置に、図5に示すようにビス26によ
ってねじ止めされることを特徴とし、上枠2が縦枠7に
接合されると縦枠7にねじ止めされた塞ぎ板15が上枠
2の端面に嵌合し、従って図1に示すように、塞ぎ板1
5によって該端面が閉じられる。その端面は塞ぎ板15
で閉じられた後に内側から接触部にシ−ル材が施こさ
れ、シ−ルされる。
【0026】図示の例では、縦枠7の面に塞ぎ板15を
ビス26でねじ止めするため塞ぎ板15はL形に形成さ
れているが、必ずしもL形である必要はなく、例えば平
坦な塞ぎ板15の一方の縁に直角に突出する一体の突片
を設け、その突片により縦枠7にねじ止めしてもよい。
このように、塞ぎ板15を縦枠7に固定することにより
タッピングビ−ド19が不要になり、従ってタッピング
ビ−ド19に伴なう欠点、即ちセッティングブロック2
0が置かれる箇所のタッピングビ−ドを切削することを
要しないので、シ−ルの構成が容易になる。
【0027】本発明によるシ−ル構造の第3の態様で
は、ガラス廻りのコ−ナ−接続部にコ−ナ−ガスケット
23が設置されると共に、塞ぎ板15が横枠の端部が取
付けられる縦枠7の位置にねじ止めされることを特徴と
し、コ−ナ−ガスケット23による上記の利点と、塞ぎ
板15が縦枠7にねじ止めされることによる上記の利点
を共に有し、コ−ナ−接続部のシ−ルを極めて容易に構
成することができる。
【0028】なお、縦枠7のガラスのみ込み部分及びコ
−ナ−接続部のシ−ル切れなどにより侵入した雨水は縦
枠7のガラス溝の空間を流れ落ちて下枠3に至り、下枠
3の水抜き穴3aから外部に排出される。ガラスのみ込
み部分の上枠2と縦枠7のメタルタッチ部は従来のシ−
ル材18に代えて図6に示すように、適当なシ−ル材か
らなる水受けブロック27を設置し、該ブロックのまわ
りにシ−ル材28を施こすのが好ましく、このような構
成により該メタルタッチ部からの雨水の侵入を防ぎ、室
内側への漏水を好適に防ぐことができる。好ましくは水
受けブロック27には水を縦枠7のガラス溝の空間に案
内する傾斜面29が設けられる。
【0029】なお、上記の実施例では横枠として上枠2
が示され、上枠2と縦枠7の接合部が例示されている
が、横枠としては下枠3、さらには無目の場合もあり、
同様に実施される。また、各枠のガラス溝の部分は所望
により押縁によって構成され得る。
【0030】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、各ユニ
ットのガラス廻りにおける横枠の端部と縦枠の端面との
間にコ−ナ−ガスケットが挿入されるので、ガラス廻り
のコ−ナ−接続部は該コ−ナ−ガスケットによって好適
にシ−ルされ且つ各コ−ナ−接続部で均一のコ−ナ−ガ
スケットの挿入によってシ−ルされるので、シ−ルの構
成が容易になる。
【0031】本発明の好ましい形態では、コ−ナ−ガス
ケットに溝が設けられ、横枠の端部と縦枠の端面を該溝
に嵌合することによってコ−ナ−ガスケットが所定位置
に設置されるので、コ−ナ−ガスケットを所定位置に設
置するのが極めて容易になる。また、コ−ナ−ガスケッ
トの縁が横枠の端部及び縦枠の端面の縁を被うのでシ−
ル性能を一層向上する。
【0032】本発明の他の態様によれば、横枠の端面に
取付けられる塞ぎ板が横枠の端部で被われる縦枠の位置
にねじ止めされ且つ横枠が縦枠に接合された際に横枠の
対応の端面を閉じるので、横枠におけるタッピングビ−
ドが不要になり、セッティングブロックが置かれる位置
のタッピングビ−ドを切除する必要もなく、塞ぎ板の設
置が容易になり、従って塞ぎ板を含むシ−ル構造の構成
が容易になる。また、横枠のタッピングビ−ドに水が溜
ることもなく、タッピングビ−ドの分だけ材料が節約で
き、さらに塞ぎ板を止めるビスが外部に露出しないの
で、外観上好ましい。
【0033】本発明のさらに他の態様によれば、横枠の
端部と縦枠の端面との間にコ−ナ−ガスケットが挿入さ
れると共に、塞ぎ板は横枠の端部で被われる縦枠の位置
にねじ止めされるので、コ−ナ−ガスケットによりシ−
ル性をすぐれたものにし且つシ−ルの構成を容易にし、
及び横枠のタッピングビ−ドを必要としないので、従来
のようにセッティングブロックの位置のタッピングビ−
ドを切除する必要もなく、塞ぎ板の設置を容易にし、コ
−ナ−ガスケットと相まってコ−ナ−接続部のシ−ル構
造の構成を極めて容易にする。さらに従来のようにタッ
ピングビ−ドに水が溜ることもないので排水性にすぐ
れ、且つ外観、材料の節約の点でもすぐれている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシ−ル構造を備えたユニットカ−
テンウォ−ルを切除して示した斜視図である。
【図2】本発明によるシ−ル構造に用いられるコ−ナ−
ガスケットの好適な一例を示す斜視図である。
【図3】図2に示すコ−ナ−ガスケットの横断面図であ
る。
【図4】本発明によるシ−ル構造を備えたユニットカ−
テンウォ−ルのユニットの組立て途中の状態を示す側面
図である。
【図5】本発明によるシ−ル構造の一例の組立途中の状
態を示す斜視図である。
【図6】このユニットカ−テンウォ−ルのユニットの縦
枠のガラスのみ込み部分の好ましい形態を示す概略側面
図である。
【図7】このユニットカ−テンウォ−ルの一例を示す正
面図である。
【図8】従来のユニットカ−テンウォ−ルの上下ユニッ
トの接合部を示す縦断面図である。
【図9】従来のユニットカ−テンウォ−ルの左右ユニッ
トの接合部を示す横断面図である。
【図10】従来技術における下枠のガラス溝の部分を示
す概略的な端面図である。
【符号の説明】
2 上枠 2a 上枠の端部 7 縦枠 7a 縦枠の端面 15 塞ぎ板 23 コ−ナ−ガスケット 24 コ−ナガスケットの溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 嵌合方式で組立てられるユニットカ−テ
    ンウォ−ルであって、各ユニットのガラス廻りにおける
    各横枠の各端面は塞ぎ板によって閉じられ且つ各横枠の
    前記塞ぎ板で閉じられた各端部と縦枠の端面との接合部
    はシ−ルされるガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造
    において、 各横枠の各端部と縦枠の端面との前記接合部は前記横枠
    の端部と前記縦枠の端面との間に挾持されるL形のコ−
    ナ−ガスケットによってシ−ルされることを特徴とする
    ユニットカ−テンウォ−ルのガラス廻りのコ−ナ−接続
    部シ−ル構造。
  2. 【請求項2】 前記コ−ナ−ガスケットに設けられた溝
    に前記横枠の端部と前記縦枠の端面が嵌合することを特
    徴とする請求項1記載のユニットカ−テンウォ−ルのガ
    ラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造。
  3. 【請求項3】 嵌合方式で組立てられるユニットカ−テ
    ンウォ−ルであって、各ユニットのガラス廻りにおける
    各横枠の各端面は塞ぎ板によって閉じられ且つ各横枠の
    前記塞ぎ板で閉じられた各端部と縦枠の端面との接合部
    はシ−ルされるガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造
    において、 前記塞ぎ板は横枠の端部で被われる縦枠の位置にねじ止
    めされ且つ横枠が縦枠に接合された際に横枠の対応の端
    面を閉じるようになっていることを特徴とするユニット
    カ−テンウォ−ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル
    構造。
  4. 【請求項4】 嵌合方式で組立てられるユニットカ−テ
    ンウォ−ルであって、各ユニットのガラス廻りにおける
    各横枠の各端面は塞ぎ板によって閉じられ且つ各横枠の
    前記塞ぎ板で閉じられた各端部と縦枠の端面との接合部
    はシ−ルされるガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造
    において、 各横枠の各端部と縦枠の端面との前記接合部は前記横枠
    の端部と前記縦枠の端面との間に挾持されるL形のコ−
    ナ−ガスケットによってシ−ルされ、且つ前記塞ぎ板は
    横枠の端部で被われる縦枠の位置にねじ止めされ且つ横
    枠が縦枠に接合された際に横枠の対応の端面を閉じるよ
    うになっていることを特徴とするユニットカ−テンウォ
    −ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造。
JP6708095A 1995-03-01 1995-03-01 ユニットカ−テンウォ−ルのガラス廻りのコ−ナ−接続部シ−ル構造 Pending JPH08239924A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003595A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Shin Nikkei Co Ltd カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003003595A (ja) * 2001-06-22 2003-01-08 Shin Nikkei Co Ltd カーテンウォールにおける縦枠および横枠の接合部シール構造

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