JPH0350237Y2 - - Google Patents

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JPH0350237Y2
JPH0350237Y2 JP1985096605U JP9660585U JPH0350237Y2 JP H0350237 Y2 JPH0350237 Y2 JP H0350237Y2 JP 1985096605 U JP1985096605 U JP 1985096605U JP 9660585 U JP9660585 U JP 9660585U JP H0350237 Y2 JPH0350237 Y2 JP H0350237Y2
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joint
frames
frame
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rubber
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JP1985096605U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はサツシ、カーテンウオールにおける上
枠同士あるいは下枠同士を互いにジヨイントして
連窓する場合のジヨイント部の構造に関する。
従来の技術 従来、サツシ、カーテンウオールによつて連窓
を構成する場合には、四方枠組された1つの窓を
方立を用いて互いにジヨイントするかあるいは上
枠同士および下枠同士を互いに直接ジヨイントし
て、該ジヨイント部の隙間を不定形シール材で気
密、水密的に塞ぐかのいずれかの方法が採られて
いた。
考案が解決しようとする問題点 方立を用いて互いにジヨイントする方法だと、
左右の縦枠が隣合わせに並んでくるためにジヨイ
ント部の幅が広くなり、意匠的に支障が生じるこ
とがある。
そのために、意匠的効果が望まれる場合には、
上枠同士および下枠同士を直接ジヨイントする方
法が採られている。
この方法においては、ジヨイント部は枠材の熱
伸縮あるいは製作誤差さらにはこの隙間に充填さ
れる不定形シール材のムーブメント等を考慮して
15〜30mm程度の隙間が必要となる。
その結果、この隙間すなわちジヨイント目地に
は不定形シール材を充填するためのシール受材あ
るいはシールバツカー等を取付けなければならず
溶接加工や、部材の曲げ加工が必要になり、手数
費用も増す上、アルミ材の溶接による変色等の問
題も発生する。
しかも、不定形シール材は、建築現場での作業
になるため作業が繁雑になりがちであること、天
候により施工の可否のある上、正しく施工されて
も、不定形シール材の一部が常に外気にさらされ
ながら伸縮せられるため、劣化が生じ易く、耐久
性に難点があること、さらには、枠材との接着代
が少なくなりがちであること等から不定形シール
材が剥離したり、切れたりする場合があること、
不定形シール材が切れると、この部分から直ちに
雨水が室内に浸入すること、などの問題点があ
る。また、剥離、破断したシールを補修しようと
しても、既にとりつけられた他の外壁材その他に
より、シール部位が隠蔽され、修理が困難または
実際上不可能な場合も発生する。
このようにジヨイント目地に使用する不定形シ
ール材は苛酷な条件下にあつて重要な役目があり
ながら、上記問題点の解決がなされていなかつ
た。
問題点を解決するための手段 本考案は、駆体との間に外気圧を導入する空間
7Aを形成して配置する枠1,2のジヨイント部
の相隣る枠1,2にまたがつて、枠1,2のジヨ
イント部の間隙を塞ぐ如くに、これらの枠の前立
ち部材の枠内面及び底部材に当接して嵌合するジ
ヨイントスリーブ3を設け、その室内側ジヨイン
ト部にはジヨイントゴム4をジヨイントゴム押え
5をもつて取付けて気密的に封止し、かつ枠と押
縁とガラスとで構成する空間7B,7Cを前記空
間7Aと連通することによつて外気圧と等気圧化
したことを特徴とするサツシ、カーテンウオール
における窓構造である。
かかる本考案は上枠、下枠のいずれにも適用す
る。
作 用 本考案においては、まず、ジヨイントスリーブ
により、ジヨイント部から浸入する雨水の直撃を
防ぎ、さらに、ジヨイントゴムとジヨイント押え
とによつて、窓ガラスと枠との間の空間内の空気
が室内側に洩れるのを防ぎ、また、これらの空間
の等気圧化を図る。
空間を等気圧化することにより、ジヨイント部
からの圧力差による雨水の浸入を防止する。した
がつて、ジヨイント部の室内側を不定形シール材
等で塞ぐ必要がない。
また、ジヨイントゴムは室内側にあるため、外
気、紫外線等による劣化がなく、熱膨張その他の
枠材の動きにも、面接触のスライド状態で接する
ため、シールのように剥離、破断の恐れがまつた
くないので、非常に長期の耐久性の確保が図れ
る。
ジヨイントスリーブは、枠の目違い、段違いを
防止し、良好な連続部(接続部)をつくることが
できる。また、アルミ材小口の溶接等の加工もな
く、切断部材と、予め成形したジヨイントゴムを
取付けるだけである。
実施例 実施の一例を図面をもつて説明する。この説明
は下枠部について行なうが、上枠部も同様の構造
である。
第1図並びに第2図において、下枠1と2とは
必要な目地幅lをとつて連続する。
このジヨイント部に下枠1と2とにまたがつ
て、下枠1,2のジヨイント部の間隙を塞ぐ如く
に、これらの枠の前立ち部材の枠内面及び底部材
ジヨイントスリーブ3を密接して取付ける。
ジヨイントスリーブ3は下枠の何れか一方に予
め取付けておけば、建築現場においては他方の下
枠をそこに差し込むだけでよいこととなる。
下枠の室内側ジヨイント部にはジヨイントゴム
4を取付け、その上からジヨイントゴム押え5で
密着固定する。
押縁6は熱膨張伸縮その他の動きに対応するた
め、上記下枠のジヨイント部以外の個所で気密材
を用いて気密的かつ伸縮可能に結合させる。
そして、第3図に示すように、下枠1,2と押
縁6とガラス8とで形成される空間7B,7Cに
は、駆体と下枠1,2との間の外気側に設けた水
密材9と、下枠1,2の水平部に設けた外気圧導
入孔10より外気圧を導入し、空間7Aを通じて
この空間7B,7Cを等気圧化し、雨水のそれ以
上室内までの浸入を防止する。
本考案ではガラスの押縁6を室内側に用いてい
るが、これを室外側に用いた場合、すなわち、外
押縁の場合、または押縁を用いない場合、ジヨイ
ントゴム4、ジヨイントゴム押え5は全く同じ方
法を用いることができ、応用範囲が広い。
考案の効果 本考案では、従来のように不定形シール材を使
用しないで、連窓構造における気密、水密性能を
確保し、さらに、苛酷な条件下でも高水密性で、
かつ耐久性のあるジヨイント部をつくることがで
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を下枠の連結部に適用した実
施例の斜視図、第2図は同じく一部切欠斜視図、
第3図はガラスとの関係を説明するための断面図
をそれぞれ示す。 1,2……下枠、3……ジヨイントスリーブ、
4……ジヨイントゴム、5……ジヨイントゴム押
え、6……押縁、7……空間、8……ガラス、9
……水密材、10……外気圧導入孔、11……シ
ール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 躯体との間に外気圧を導入する空間7Aを形成
    して配置する枠1,2のジヨイント部の相隣る枠
    1,2にまたがつて、枠1,2のジヨイント部の
    間隙を塞ぐ如くに、これらの枠の前立ち部材の枠
    内面及び底部材に当接して嵌合するジヨイントス
    リーブ3を設け、その室内側ジヨイント部にはジ
    ヨイントゴム4をジヨイントゴム押え5をもつて
    取付けて気密的に封止し、かつ枠と押縁とガラス
    とで構成する空間7B,7Cを前記空間7Aと連
    通することによつて外気圧と等気圧化したことを
    特徴するサツシ、カーテンウオールにおける窓構
    造。
JP1985096605U 1985-06-27 1985-06-27 Expired JPH0350237Y2 (ja)

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JPS627574U JPS627574U (ja) 1987-01-17
JPH0350237Y2 true JPH0350237Y2 (ja) 1991-10-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421502U (ja) * 1977-07-13 1979-02-13

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59157085U (ja) * 1983-04-08 1984-10-22 ト−ヨ−サッシビル建材株式会社 押縁の固定構造

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5421502U (ja) * 1977-07-13 1979-02-13

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JPS627574U (ja) 1987-01-17

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