JPH0540224Y2 - - Google Patents

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JPH0540224Y2
JPH0540224Y2 JP19926887U JP19926887U JPH0540224Y2 JP H0540224 Y2 JPH0540224 Y2 JP H0540224Y2 JP 19926887 U JP19926887 U JP 19926887U JP 19926887 U JP19926887 U JP 19926887U JP H0540224 Y2 JPH0540224 Y2 JP H0540224Y2
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mullion
face plate
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sealing material
main
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JP19926887U
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  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
  • Rod-Shaped Construction Members (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は建物躯体にサツシ上下枠を予め平行に
取付け支持し、該上下枠間にガラス等の面板を嵌
込んだ所謂横方向に窓部が連続する横連窓又はカ
ーテンウオールに於て、地震による建物の揺れに
対する外壁のガラス板等の面板の動きを不拘束に
して建物の層間変位に順応できると共に耐風圧強
度等を有するようにした横連窓又はカーテンウオ
ールに於ける方立に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来、この種の方立の構成は例えば第7図乃至
第8図に示す如く、外壁のガラス板等の面板31
の横方向両端にシール材32を介してエツジ材3
3の面板嵌挿用開口溝34を嵌支させ、又、その
室内側にはサツシ上枠35(図示されていない)
とサツシ下枠36との間に内部方立37を固定
し、該エツジ材33には開口溝34と平行にジヨ
イント差込片用嵌入溝38を一体型設し、前記内
部方立37には所要間隔をおいてネジ孔39を穿
設し、該嵌入溝38にはジヨイント部材40の片
側の差込片41を差込み、該内部方立37のネジ
孔39には当該ジヨイント部材40の他側の固定
足42に開穿した開孔43にネジ44を通し、該
ネジ44を方立ネジ孔39に螺嵌固定し、以てエ
ツジ材33と内部方立37とをその間に介装した
ジヨイント部材40で連結してエツジ材33を内
部方立37に対してサツシの長さ方向には可動で
室内外方向には拘束状態に連結支持させて成る構
造が一般に採用されている。
しかし、地震で建物が揺れると、建物に固定さ
れた内部方立37と一体的なジヨイント部材40
に対してエツジ材33に嵌支されたガラス板等の
面板31は可動するので建物の層間変位による歪
みが直接に面板に作用してひび割れや割れる等の
事故を招来しないようにするには方立と面板との
間のエツジクリアランスを充分にとつておく必要
があり、そのため方立見付寸法が大きくなると共
に相隣る面板間で面板の切断誤差や建物の寸法誤
差を吸収しているため、この部分にシールをする
と見付寸法が不揃いになつて外装美観に欠けるな
どの難点を有していた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題点は、ガラス板
等の面板及び方立及び層間変位に対して不拘束に
することにより、層間変位によつてガラスがスラ
イドしても方立のガラスシール材に剪断応力が生
じないと共に耐風圧強度の向上と施工作業の迅速
化、効率化を図つた横連窓又はカーテンウオール
に於ける方立を得ようするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、建物躯体にサツシ上下枠を予め平
行に取付け支持し、該上下枠間にガラス等の面板
を嵌込んだ所謂横方向に窓部が連続する横連窓又
はカーテンウオールに於て、前記上下枠にボルト
等の固定金具により固定される主方立と、前記面
板とシール材で接合される補助方立と、前記主方
立と補助方立との適宜個所に取付けて水平方向に
滑動可能に接合されるジヨイントとから成る横連
窓又はカーテンウオールに於ける方立を提供しよ
うとするものである。
(ホ) 作用及び実施例 以下、本考案一実施例の構成を図面第1図乃至
第6図を参照しながら作用と共に説明する。
建物躯体aの所定位置にサツシ上下枠1,2を
予め平行に取付け支持し、該上下枠1,2間にガ
ラス等の面板3を嵌込んで所謂横方向に窓部が連
続する横連窓又はカーテンウオールが構成される
ようになつている。前記上下枠1,2の所定位置
にはボルト等の固定金具4により四角中空体の主
方立5が固定されている。他方、前記面板3の内
面の所定位置にはシール材6の一面を接合し、該
シール材6の対面に四角中空体の補助方立7が接
合されて前記主方立5と平行に対向されている。
前記主方立5と補助方立7との各対向面の両端側
にはそれぞれ一体的に張出して折曲げ形成して成
る抱容空間8とガスケツトゴム用嵌合子受口9を
設けてある。
そして、嵌合プレート10の上下端部にはその
両側に嵌合支持部11,11を残して水平方向の
スライド溝12が対向する桟体13,13を一体
に張出形成した雌ジヨイント14と、又、それと
は別に嵌合プレート15の上下端部にはその両側
に嵌合支持部16,16を残して前記桟体13,
13のスライド溝12にスライド可能に嵌合する
嵌合子17,17を一体に張出形成した雄ジヨイ
ント18とを設け、前記雌ジヨイント14の嵌合
プレート10を前記主方立5の抱容空間8に嵌入
し、同様に雄ジヨイント18の嵌合プレート15
を前記補助方立7の抱容空間8に嵌入してそれぞ
れビス等の固定金具19により固定して該雌雄ジ
ヨイント14,18をスライド可能に結合させ、
前記主方立5と補助方立7との嵌合子受口9,9
にガスケツトゴム20の両端部に一体に形成した
嵌合子21,21を嵌着して主方立5と補助方立
7との間を水密シールしてある。
前記隣合う面板3間は水密シール材22で閉塞
されている。
上記の如く構成されることにより、面板3の受
けた風圧力はシール材6、補助方立7を伝達して
雄ジヨイント18、雌ジヨイント14から主方立
5に伝えられ、躯体aに取付けられている上枠1
及び下枠2で支持されることになる。
地震時の層間変位に対しては面板3及びシール
材6並びに補助方立7は一体に水平方向に揺動す
る。即ち、雌雄ジヨイント14,18で水平方向
の力に対しては滑り合う。従つて、シール材6と
面板3或いはシール材6と補助方立7との間には
シール材6に対する剪断力が生じない。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の説明により明らかなように、簡
単な構成でシール材に剪断力が生じないようにし
ながら風圧力に対しては充分に対応支持できるも
のであるから、ガラス等の面板と補助方立とをシ
ール材により接合する工法の建物にあつては該シ
ール材が切れたり、或いは補助方立又は面板の接
合面で剥離する虞が全くなく、層間変位に対する
信頼性と耐久性が格段に向上する等の極めて優れ
た顕著な実用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の構成を示すサツシ上
枠側の縦断面図、第2図は同サツシ下枠側の縦断
面図、第3図は同横断面図、第4図は同ジヨイン
ト結合部を示す縦断面図、第5図は雌ジヨイント
の構成を示す斜視図、第6図は雄ジヨイントの構
成を示す斜視図、第7図は従来の構成の一例を示
す横断面図、第8図は同サツシ下枠側の要部斜視
図である。 1……サツシ上枠、2……サツシ下枠、3……
ガラス等の面板、4……ボルト等の固定金具、5
……主方立、6……シール材、7……補助方立、
14……雌ジヨイント、18……雄ジヨイント、
a……建物躯体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物躯体aにサツシ上下枠1,2を予め平行に
    取付け支持し、該上下枠1,2間にガラス等の面
    板3を嵌込んだ所謂横方向に窓部が連続する横連
    窓又はカーテンウオールに於て、前記上下枠1,
    2にボルト等の固定金具4により固定される主方
    立5と、前記面板3とシール材6で接合される補
    助方立7と、前記主方立5と補助方立7との適宜
    個所に取付けて水平方向に滑動可能に結合される
    ジヨイント14,18とから成る横連窓又はカー
    テンウオールに於ける方立。
JP19926887U 1987-12-28 1987-12-28 Expired - Lifetime JPH0540224Y2 (ja)

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JP19926887U JPH0540224Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

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Publication Number Publication Date
JPH01102387U JPH01102387U (ja) 1989-07-11
JPH0540224Y2 true JPH0540224Y2 (ja) 1993-10-13

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