JP2822115B2 - 方立連結部のシール構造 - Google Patents

方立連結部のシール構造

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JP2822115B2 JP4271425A JP27142592A JP2822115B2 JP 2822115 B2 JP2822115 B2 JP 2822115B2 JP 4271425 A JP4271425 A JP 4271425A JP 27142592 A JP27142592 A JP 27142592A JP 2822115 B2 JP2822115 B2 JP 2822115B2
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誠 布川
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、方立式カーテンウォー
ルの方立連結部のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】方立式カーテンウォールの方立連結部を
シールする構造としては、例えば特開平4−20305
0号公報に示すものが知られている。すなわち、方立を
室内側中央部と室外側凹部を有する断面形状の長尺材と
し、上下に隣接する方立の室内側中空部間に亘ってジョ
イントスリーブを嵌合すると共に、このジョイントスリ
ーブと室内側中空部との間に不定形シール材を装着して
シールし、上下に隣接する方立の室外側凹部間に亘って
ジョイントパッキンを嵌合して装着することでシールし
てある。
【0003】かかる方立連結部のシール構造であれば、
方立の室内側中空部間を不定形シール材でシールできる
し、方立の室外側凹部間をジョイントパッキンでシール
できるが、上下に隣接する方立間にジョイントスリーブ
とジョイントパッキンを嵌合するから上下に隣接する方
立の連結作業が大変面倒となるし、ジョイントパッキン
はシール機能を有するためにゴム等の柔軟材より成って
方立連結部の連結強度部材とならず、上下に隣接する方
立の連結強度は室内側中空部に嵌合される剛性大なるジ
ョイントスリーブのみによって保持されるから方立の連
結強度が弱いものとなる。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした方立連結部のシール構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】室内側中空部14と、こ
の室内側中空部14の面外方向室外寄りに一体的に設け
たパネル装着用の一対の面内方向外向凹部18,18を
有する断面形状で、長手方向上端寄りに前記室内側中空
部14を一対の面内方向外向凹部18,18に連通する
一対の縦溝32,32を有する下方の方立1と、前記下
方の方立1と同一断面形状で長手方向下端寄りに室内側
中空部14を一対の面内方向外向凹部18,18に連通
する一対の縦溝31,31を有する上方の方立1と、前
記方立1の室内側中空部14に嵌合する室内側本体25
と、この室内側本体25の面外方向室外側寄りに一体的
に設けられた前記縦溝31,32に嵌まり込む一対の連
結縦板26,26と、この各連結縦板26に一体的に設
けられ前記方立1の面内方向外向凹部18に嵌合し、か
つ面内方向外向凹部18の内面とほぼ同一形状の一対の
室外側縦材27,27より成るジョイントスリーブ20
を備え、前記ジョイントスリーブ20の下端部と上端部
とに下方の方立1と上方の方立1をそれぞれ嵌合して下
方の方立1と上方の方立を連結し、前記室内側中空部1
4の内面と室内側本体25の外面の間及び、縦溝31,
32と連結縦板26との間並びに、面内方向外向凹部1
8の内面と室外側縦板27の外面との間に不定形シール
材をそれぞれ連続して装着したことを特徴とする方立連
結部のシール構造。
【0006】
【作 用】ジョイントスリーブ20の室内側本体25が
下方、上方の方立1の室内側中空部14にそれぞれ嵌合
し、ジョイントスリーブ20の一対の室外側縦材27,
27が下方、上方の方立1の一対の面内方向外向凹部1
8,18に嵌合するので、1つのジョイントスリーブ2
0と下方・上方の方立1を嵌合すれば良いし、方立1の
室内側中空部14と面内方向外向凹部18にジョイント
スリーブ20が嵌合して連結強度が大となるから、上下
の方立を簡単にしかも強固に連結できる。また、室内側
中空部14と室内側本体25の間、縦溝31,32と連
結縦板26の間、面内方向外向凹部18と室外側縦板2
7の間には不定形シール材が連続して装着してあるか
ら、ジョイントスリーブ20の方立1の嵌合部は不定形
シール材でシールされて連結部のシール性が向上する。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、方立1は建物躯体に
左右方向に間隔を置いて複数連結され、左右に隣接する
方立1,1間に無目2が横架されて複数の方形枠部3を
形成し、この各方形枠部3に障子、ガラス等のパネル4
をそれぞれ装着して方立式のカーテンウォールを構成し
ている。
【0008】次に、上下に隣接する方立1,1の連結部
5の詳細を説明する。前記方立1は図2に示すように、
面内方向一側縦板10と面内方向外側縦板11と面内方
向室内側縦板12と面内方向中間縦板13によって室内
側中空部14と室内側凹部15を有し、前記面内方向一
側縦板10、他側縦板11の面外方向室外側と面外方向
中間部には面外方向室外側外向縦板16と面外方向中間
外向縦板17が一体的に設けられて面内方向外向凹部1
8を有している。
【0009】前記上下に隣接する方立1,1を連結する
ジョイントスリーブ20は、図2に示すように面内方向
一側縦板21と面内方向方向他側板22と面外方向室内
側縦板23と面外方向室外側縦板24によって矩形断面
中空形状の室内側本体25と、この室内側本体25の面
外方向室外側縦板24に一体的に設けた面内方向一対の
連結縦板26,26と、この連結縦板26に一体的に設
けた面内方向一対の室外側縦材27,27より成り、こ
の室外側縦材27は面外方向に向う縦板28と、この縦
板28の面外方向両側に一体的に設けた一対の面内方向
外側に向う外向縦板29,29によってコ字状となり、
この室外側縦材27は室内側本体25の面内方向一側、
縦板21他側縦板22より面内方向外側に位置し、前記
各縦板の外面には突出片21a,22a,23a,24
a,28a,29aがそれぞれ一体的に設けてある。
【0010】図3に示すように、前記ジョイントスリー
ブ20の一対の連結縦板26,26と一対の室外側縦材
27,27の下端部は切欠き30され、前記各突出片2
1a,22a,23a,24a,28a,29aにおけ
る前記切欠き30より若干上方寄り位置は切除されてジ
ョイントスリーブ20の上下中間部外面は凹凸のない平
坦面となっている。前記上方の方立1の面内方向一側、
他側縦板10,11における面外方向中間部下方にはス
リット状の縦溝31が下端面に開口して形成され、下方
の方立1の面内方向一側、他側縦板10,11における
面外方向中間部上方にはスリット状の縦溝32が上端面
に開口して形成されており、これら縦溝31,32は前
記ジョイントスリーブ20における連結縦板26と対向
している。
【0011】前記ジョイントスリーブ20の下端部は下
方の方立1に嵌合される。つまり、図4と図5に示すよ
うにジョイントスリーブ20の室内側本体25が方立1
の室内側中空部14に嵌合し、ジョイントスリーブ20
の一対の連結縦板26,26は下方の方立1の縦溝32
に嵌まり込んで一対の室外側縦材27,27が室内側中
空部14より面内方向両側に突出し、その一対の室外側
縦材27,27が方立1の面内方向外向凹部18の内面
に嵌合して取付けられる。そして、下方の方立1とジョ
イントスリーブ20とがビス33で連結され、その両者
間に不定形シール材34を装着して下方の方立1とジョ
イントスリーブ20下端部との嵌合部をシールする。
【0012】図4、図5に示すようにジョイントスリー
ブ20の下方の方立1より上方に突出した部分に上方の
方立1を図6、図7に示すように嵌合して連結する。つ
まり、上方の方立1の室内側中空部14をジョイントス
リーブ20の室内側本体25に嵌合する。これによって
上方の方立1の縦溝31がジョイントスリーブ20の一
対の連結縦板26,26に嵌まり込んで一対の室外側縦
材27,27が室内側中空部14より面内方向両側に突
出し、その一対の室外側縦材27,27に上方の方立1
の一対の面内方向外向凹部18の内面に嵌合して下方の
方立1と上方の方立1がジョイントスリーブ20を介し
て間隔を置いて連結される。
【0013】ジョイントスリーブ20の上下中間部外面
と下方の方立1の上端面と上方の方立1の下端面との間
に不定形のジョイントシール材35を装着する。このジ
ョイントシール材35は下方の方立1とジョインストリ
ーブ20の下端部との間に装着した不定形シール材34
に接すると共に、上方の方立1とジョインストリーブ2
0の上端部との間にも入り込む。
【0014】
【発明の効果】ジョイントスリーブ20の室内側本体2
5が下方、上方の方立1の室内側中空部14にそれぞれ
嵌合し、ジョイントスリーブ20の一対の室外側縦材2
7,27が下方、上方の方立1の一対の面内方向外向凹
部18,18に嵌合するので、1つのジョイントスリー
ブ20と下方・上方の方立1を嵌合すれば良いし、方立
1の室内側中空部14と面内方向外向凹部18にジョイ
ントスリーブ20が嵌合して連結強度が大となるから、
上下の方立を簡単にしかも強固に連結できる。また、室
内側中空部14と室内側本体25の間、縦溝31,32
と連結縦板26の間、面内方向外向凹部18と室外側縦
板27の間には不定形シール材が連続して装着してある
から、ジョイントスリーブ20の方立1の嵌合部は不定
形シール材でシールされて連結部のシール性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】方立式カーテンウォールの一部正面図である。
【図2】方立連結部の横断面図である。
【図3】方立連結部の分解斜視図である。
【図4】ジョイントスリーブを下方の方立に連結した状
態の正面図である。
【図5】ジョイントスリーブを下方の方立に連結した状
態の斜視図である。
【図6】方立連結部の斜視図である。
【図7】図6のA−A断面図である。
【符号の説明】
1…方立、14…室内側中空部、15…室外側凹部、1
8…面内方向外向凹部、20…ジョイントスリーブ、2
5…室内側中空部、26…連結縦板、27…室外側外向
凹部、31…縦溝、32…縦溝。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側中空部14と、この室内側中空部
    14の面外方向室外寄りに一体的に設けたパネル装着用
    の一対の面内方向外向凹部18,18を有する断面形状
    で、長手方向上端寄りに前記室内側中空部14を一対の
    面内方向外向凹部18,18に連通する一対の縦溝3
    2,32を有する下方の方立1と、前記下方の方立1と
    同一断面形状で長手方向下端寄りに室内側中空部14を
    一対の面内方向外向凹部18,18に連通する一対の縦
    溝31,31を有する上方の方立1と、 前記方立1の室内側中空部14に嵌合する室内側本体2
    5と、この室内側本体25の面外方向室外側寄りに一体
    的に設けられた前記縦溝31,32に嵌まり込む一対の
    連結縦板26,26と、この各連結縦板26に一体的に
    設けられ前記方立1の面内方向外向凹部18に嵌合し、
    かつ面内方向外向凹部18の内面とほぼ同一形状の一対
    の室外側縦材27,27より成るジョイントスリーブ2
    0を備え、 前記ジョイントスリーブ20の下端部と上端部とに下方
    の方立1と上方の方立1をそれぞれ嵌合して下方の方立
    1と上方の方立を連結し、前記室内側中空部14の内面
    と室内側本体25の外面の間及び、縦溝31,32と連
    結縦板26との間並びに、面内方向外向凹部18の内面
    と室外側縦板27の外面との間に不定形シール材をそれ
    ぞれ連続して装着したことを特徴とする方立連結部のシ
    ール構造。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE9801210L (sv) * 1998-04-07 1999-01-11 Nordiska Balco Ab Ramkonstruktion för montering mellan två över varandra belägna balkongplattor
US7832180B2 (en) 2008-10-06 2010-11-16 Alcoa Inc. Joining structure
US20150368955A1 (en) * 2014-06-20 2015-12-24 Royal Group, Inc. Reinforced Window Profile

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JP2516839B2 (ja) * 1990-11-30 1996-07-24 ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 方立式カ―テンウォ―ルのシ―ル構造

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