JPH0412884Y2 - - Google Patents

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JPH0412884Y2
JPH0412884Y2 JP10541187U JP10541187U JPH0412884Y2 JP H0412884 Y2 JPH0412884 Y2 JP H0412884Y2 JP 10541187 U JP10541187 U JP 10541187U JP 10541187 U JP10541187 U JP 10541187U JP H0412884 Y2 JPH0412884 Y2 JP H0412884Y2
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vertical
curtain wall
indoor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数のカーテンウオールユニツトを
上下及び左右に隣接して取付けるようにしたカー
テンウオールにおける左右に隣接したカーテンウ
オールユニツト間の雨仕舞装置に関する。
〔従来の技術〕
カーテンウオールにおける左右に隣接したカー
テンウオールユニツト間の雨仕舞装置としては、
例えば実公昭58−56252号公報に示すものが知ら
れている。
つまり、左右に隣接するカーテンウオールユニ
ツト間に室内側シール部材と室外側シール部材と
を配設して両者間に縦空間を形成し、この縦空間
を室外側シール部材側に形成した外気導入口で外
気に開口させて縦空間を外気と等圧とした雨仕舞
装置である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
かかる雨仕舞装置であると、縦空間を外気に開
口する外気導入口が室外側シール部材の取付片に
形成されたり、重ね合うように相対向して一体形
成した複数のフイン間に形成したりしているの
で、その外気導入口が外気に直接開口しているか
ら外気導入口より雨滴が縦空間に浸入することが
あつて好ましくない。
そこで、本考案は左右に隣接したカーテンウオ
ールユニツト間に外気と等圧の縦空間を形成でき
ると共に、その縦空間に雨滴が浸入しないように
したカーテンウオールの雨仕舞装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
左右に隣接するカーテンウオールユニツト1の
相対向する端面における室内側間を室内側縦シー
ル材9でシールすると共に、前記相対向する端面
における室外側間に中空形状の仕切材20を長手
方向に亘つて配設し、この仕切材20の左右両端
部に装着した縦機密材21を前記相対向する端面
にそれぞれ圧接して前記相対向する端面と前記室
内側縦シール材9と仕切材20との間に縦空間3
5を形成し、前記仕切材20の下部室外側に外気
導入口36を形成し、前記仕切材20の上部室内
側に透孔37を形成して前記縦空間35を仕切材
20の中空部20′を通して外気に開口し、前記
上下・左右に隣接するカーテンウオールユニツト
1のコーナー部における前記室内側縦シール材9
より室外側寄りにジヨイントパツキン22を配設
し、前記仕切材20の上部と下部を前記ジヨイン
トパツキン22でそれぞれ支持して、縦空間を外
気と等圧にできると共に、外気導入口より浸入し
た雨滴が縦空間に浸入しないようにしたものであ
る。
〔実施例〕
カーテンウオールは第5図に示すように、カー
テンウオールユニツト1を上下及び左右に隣接し
て図示しない建物躯体に取付けたものであり、そ
のカーテンウオールユニツト1は第1図、第2図
に示すようにパネル2の外面に表面板3を取付け
ると共に、この表面板3の周壁室内側面に左右一
対の縦縁枠4,4と下縁枠5を取着して成るパネ
ルユニツトとなつている。
前記縦縁枠4は室内外側方向に向う連結板6の
室内側に縦溝7を形成し、かつ室外側に取付片8
を形成したものであり、その縦溝7に室内側縦シ
ール材9が装着されていると共に、連結板6は表
面板3の側部折曲片3aより内方に位置してい
る。
前記下縁枠5は横板10と縦板11とで略L型
となり、その縦板11の下部が表面板3の下部折
曲片3bにビス止めされ、横板10の室内側には
下向溝12が形成されていると共に、表面板3の
上部は傾斜片3cと立上り片3dと鉤片3eとに
より略鉤形に折曲し、かつ立上り片3dは上方の
カーテンウオールユニツト1の下縁枠5における
縦板11と間隔を置いて対向し、かつ傾斜片3c
が表面板3の下部折曲片3bと対向していると共
に、鉤片3eにシール材取付枠13がビス止めさ
れ、このシール材取付枠13の上向溝13aに室
内側上横シール材14が装着されていると共に、
前記下向溝12に室内側下横シール材15が装着
されている。
前記室内側縦シール材9と室内側上、下横シー
ル材14,15は四周連続して第6図に示すよう
に上下、左右に隣接するカーテンウオールユニツ
ト1の相対向するシール材が圧接して隣接するカ
ーテンウオール1,1の室内側間をシールしてい
る。
前記左右に隣接するカーテンウオールユニツト
1,1の室外側間に跨つて仕切材20が縦方向に
連続して配設され、この仕切板20は室内側板2
0aと室外側板20bと両側板20c,20cで
矩形断面の中空形状となり、その両側板20c,
20cに縦気密材21がそれぞれ装着され、この
縦気密材21は前記縦縁枠4の連結板6の外面に
圧着し、かつ下縁枠5の横板10より下方に突出
している。
前記上下及び左右のカーテンウオールユニツト
1のコーナー部にはジヨイントパツキン22が装
着され、前記シール材取付材13には第1水密材
23が室外側に向けて左右方向に連続して装着し
てあると共に、前記下縁枠5の縦板11に第2水
密材24が室内側に向けて左右方向に連続して装
着してあり、その第1水密材23は下向きに折曲
して水切り部23aを形成し、かつ第2水密材2
4は第1水密材23の水切り部23aに圧接して
上下に隣接するカーテンウオールユニツト1,1
の下部と上部との間をシールして室内側上下横シ
ール材14,15との間に横空間25を形成して
いると共に、下方のカーテンウオールユニツト1
の上部、つまり外表板3の傾斜片3c、立上り片
3dとの間に横空間26を形成し、この横空間2
6と前記横空間25とは第2水密材24に形成し
た外気導入口27で連通していると共に、前記横
空間26は下方のカーテンウオールユニツト1の
傾斜片3cと上方のカーテンウオールユニツト1
の外表板3の下部折曲片3bとの間の狭いスリツ
ト状の入口部28で外気に開口して、その横空間
26は減圧作用をする横空間26となつている。
前記ジヨイントパツキン22は第3図に示すよ
うに、角柱形状の本体30の上下方向中間前部に
突出片31を一体形成し、かつこの突出片31の
突出端に垂下片32を一体形成するとともに、本
体30の上部にヒレ条33を室内側に向けて一体
形成し、さらに突出片31と本体30の両側面と
に亘つて溝34をそれぞれ形成した形状となり、
その溝34が外表板3の傾斜片3cの端面に嵌合
し、本体30の室内側面30aが左右に隣接する
カーテンウオールユニツト1,1の室内側上部、
つまり立上り片3dに跨つて圧接し、かつ室外側
面30bが仕切材20の室内側板20aに圧接し
ていると共に、本体30の両側面30c,30c
に前記第1水密材23の端面が圧接し、かつその
第1水密材23が仕切材20の室内側板20aと
縦気密材21とに圧接して左右に隣接するカーテ
ンウオールユニツト1,1間に室内側縦シール材
9と仕切材20と縦気密材21とで縦空間35を
形成し、この縦空間35の上下はジヨイントパツ
キン22で閉塞されていると共に、前記仕切材2
0の上部はジヨイントパツキン22の突出片31
の下部と垂下片32とに圧接し、下部は突出片3
1の上部に圧接して仕切材20を上下方向に支持
していると共に、外表材3の側部折曲片3a、下
部折曲片3bが仕切材20の室外側板20bに当
接して仕切材20をジヨイントパツキン22を介
してカーテンウオールユニツト1の室内側に押し
つけて室内外側方向に支持している。
前記仕切材20の一方の側板20cの下部には
外気に開口した外気導入口36が形成され、かつ
室内側板20aの上下中間には透光37が形成さ
れて仕切材20の中間部20′を通して前記縦空
間35を外気に開口し、ジヨイントパツキン22
のヒレ条33が室内側上下横シール材14,15
の圧接部に圧着してコーナー隙間38を閉塞して
いる。さらに、このヒレ条33の略中間位置に前
記コーナー隙間38に嵌合する突起を室内側に向
けて一体形成しても良い。
また、縦気密材21と第2水密材24の端面と
が接して前記横空間25の左右両端を閉塞してい
る。
以上の実施例ではカーテンウオールユニツト1
がパネルユニツトの場合について述べたが、窓ユ
ニツトの場合でも良いことは勿論である。
つまり、左右に隣接するカーテンウオールユニ
ツト1,1の対向端面間に室内側縦シール9,9
及び縦気密材21を備えた仕切材20を配設して
縦空間35を形成し、この縦空間35を仕切材2
0の中空部20′を通して外気に開口させれば良
く、この場合カーテンウオールユニツト1の側部
室外側を側部室内側より側方に突出して仕切材2
0と縦気密材21を側部室外側で閉塞できるよう
にすることが好ましい。
〔考案の効果〕
左右に隣接するカーテンウオールユニツト1,
1の対向する端面間に形成した縦空間35を仕切
材20の中空部20′を通して外気に開口したの
で、その縦空間35を外気と等圧として等圧理論
を利用した優れた雨仕舞装置になると共に、外気
導入口36は仕切材20の下部室外側に形成さ
れ、透孔37は上部室内側に形成したので、外気
導入口36より仕切材20の中空部20′に浸入
した雨滴が透孔37より縦空間35に浸入するこ
とがない。
また、中空形状の仕切材20の中空部に外気を
流通しているから、仕切材20の左右端部と左右
に隣接するカーテンウオールユニツト1,1の対
向する端面との間をシールすれば良く、左右2つ
の縦気密材21を用いれば良いので縦気密材21
の数が少なくコストが安くなるばかりか、シール
部分が2箇所となつてシールの信頼性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図及び第2
図は第6図のI−I線及び−線断面図、第3
図はジヨイントパツキン取付部の斜視図、第4図
は仕切材取付部の斜視図、第5図はカーテンウオ
ールの概略正面図、第6図は第5図の部拡大一
部破断正面図である。 1はカーテンウオールユニツト、9は室内側縦
シール材、20は仕切材、20′は中空部、21
は縦気密材、35は縦空間、36は外気導入口、
37は透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右に隣接するカーテンウオールユニツト1の
    相対向する端面における室内側間を室内側縦シー
    ル材9でシールすると共に、前記相対向する端面
    における室外側間に中空形状の仕切材20を長手
    方向に亘つて配設し、この仕切材20の左右両端
    部に装着した縦気密材21を前記相対向する端面
    にそれぞれ圧接して前記相対向する端面と前記室
    内側縦シール材9と仕切材20との間に縦空間3
    5を形成し、前記仕切材20の下部室外側に外気
    導入口36を形成し、前記仕切材20の上部室内
    側に透孔37を形成して前記縦空間35を仕切材
    20の中空部20′を通して外気に開口し、前記
    上下・左右に隣接するカーテンウオールユニツト
    1のコーナー部における前記室内側縦シール材9
    より室外側寄りにジヨイントパツキン22を配設
    し、前記仕切材20の上部と下部を前記ジヨイン
    トパツキン22でそれぞれ支持したことを特徴と
    するカーテンウオールの雨仕舞装置。
JP10541187U 1987-07-10 1987-07-10 Expired JPH0412884Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10541187U JPH0412884Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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JP10541187U JPH0412884Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6411212U JPS6411212U (ja) 1989-01-20
JPH0412884Y2 true JPH0412884Y2 (ja) 1992-03-26

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JP10541187U Expired JPH0412884Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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