JP2880069B2 - カーテンレール用ブラケット - Google Patents

カーテンレール用ブラケット

Info

Publication number
JP2880069B2
JP2880069B2 JP8197194A JP8197194A JP2880069B2 JP 2880069 B2 JP2880069 B2 JP 2880069B2 JP 8197194 A JP8197194 A JP 8197194A JP 8197194 A JP8197194 A JP 8197194A JP 2880069 B2 JP2880069 B2 JP 2880069B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
rail
curtain
curtain rail
wall surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8197194A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07289415A (ja
Inventor
晃 斉藤
修明 岩田
和芳 三上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukubi Kagaku Kogyo KK
Original Assignee
Fukubi Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukubi Kagaku Kogyo KK filed Critical Fukubi Kagaku Kogyo KK
Priority to JP8197194A priority Critical patent/JP2880069B2/ja
Publication of JPH07289415A publication Critical patent/JPH07289415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2880069B2 publication Critical patent/JP2880069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カーテンを開閉可能
に吊持するカーテンレールを支持するカーテンレール用
ブラケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、カーテンは、窓の上方
に、幅方向へ亘って水平に支持されたカーテンレールに
吊持されている。最近では、このカーテンを吊持するカ
ーテンレールとして、図7に示すように、外観の良好な
円筒型のレール1を用いたものが使われつつある。この
カーテンレールは、レール1を、ブラケット2によって
窓の上方における壁面へレール1を水平に支持したもの
で、このレール1に、複数の環状のコマ3を通し、これ
らコマ3に形成された係止部3aにフック4を介してカ
ーテン5を取り付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のカー
テンレールを取り付ける場合、まず、一つのブラケット
2を壁面へ位置決めして取り付け、その後、このブラケ
ット2に形成された環状の支持部2aへ横方向からレー
ル1を挿通させ、次に、二つ目のブラケット2の支持部
2aをレール1へ通してこのブラケット2を壁面へ位置
決めして取り付けていたが、壁面の幅が狭い場合、つま
り、壁面の両側部に壁がある場合、壁面へ取り付けたブ
ラケット2の支持部2aへレール1を横方向から挿通さ
せることができないため、それぞれのブラケット2を、
その支持部2aへレール1を通してからそれぞれ壁面へ
位置決めしながら取り付けなければならず、作業性が極
めて悪いという問題があった。しかも、この種のカーテ
ンレールにあっては、カーテン5同士の間に、ブラケッ
ト2の支持部2aによって隙間が生じてしまい(図7参
照)、カーテン5同士を完全に閉ざすことができないと
いう問題があった。
【0004】また、図8及び図9に示すものは、S字状
に屈曲させたベース板6を壁面へ取り付け、このベース
板6へブラケット2によって円筒形のレール1を取り付
けるととともに、コマ8が移動可能に設けられた断面角
型のレール7をブラケット9によって取り付けたカーテ
ンレールである。このカーテンレールによれば、例え
ば、レール1に厚手のカーテン5aを吊持させ、角型の
レール7にレース等の薄手のカーテン5bを吊持させる
ことができる反面、壁面へ固定したベース板6へ、レー
ル1及びレール7を、それぞれブラケット2、9によっ
てベース板6へ固定しなければならず、したがって、カ
ーテンレールの壁面への取り付け作業がさらに煩雑とな
ってしまう。また、レール1に対してレール7の高さ位
置がずれてしまうため、フック4の取り付け位置が異な
る専用のカーテンを用いなければならないという問題が
あった。
【0005】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて容易に壁面へ位置決めしてカーテンレール
を取り付けることができ、かつ良好な外観を得ることが
可能なカーテンレール用ブラケットを提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のカーテンレール用ブラケットは、窓
の上部における壁面に水平に支持され、窓の上部からカ
ーテンを吊り下げるカーテンレール用ブラケットであっ
て、カーテンに取り付けられたフックが係合される複数
のコマが移動可能に設けられたレールが挿通される環状
の支持部を有するとともにこの支持部と一体に設けられ
た筒状の連結部を有するブラケット本体と、前記壁面へ
固定される固定板と、該固定板に形成されたねじ孔へね
じ込むことにより、前記壁面から突出された状態に固定
される連結部材とを具備してなり、前記壁面へ固定され
た固定板へねじ込んだ連結部材を、予め前記支持部へレ
ールを挿通した前記ブラケット本体の前記連結部へ挿通
させて固定させることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載のカーテンレール用ブ
ラケットは、請求項1記載のカーテンレール用ブラケッ
トにおいて、前記レールの下方側に、長手方向へ亘って
溝部が形成され、該溝部には、前記コマが、その一部を
下方へ突出させた状態に、移動可能に設けられてなり、
前記ブラケット本体は、前記支持部の下方側に、前記コ
マが通過可能な切り欠き部が形成されてなることを特徴
としている。
【0008】さらに、請求項3記載のカーテンレール用
ブラケットは、請求項1または請求項2記載のカーテン
レール用ブラケットにおいて、前記ブラケット本体の連
結部に、その中間部における下方側に、前記レールが挿
通可能な支持凹部が形成されてなり、該ブラケット本体
には、前記支持部及び前記支持凹部にそれぞれ前記レー
ルが支持されてなることを特徴としている。
【0009】また、請求項4記載のカーテンレール用ブ
ラケットは、請求項1、請求項2または請求項3記載の
カーテンレール用ブラケットにおいて、前記固定板と前
記連結部材とが一体に成形されてなることを特徴として
いる。さらに、請求項5記載のカーテンレール用ブラケ
ットは、請求項1、請求項2、請求項3または請求項4
記載のカーテンレール用ブラケットにおいて、前記壁面
に固定された固定板に、その外周を覆うカバーが取り付
けられることを特徴としている。
【0010】
【作用】そして、請求項1記載のカーテンレール用ブラ
ケットによれば、壁面へ固定板を固定し、この固定板へ
連結部材を螺合させ、この連結部材に、予め支持部へレ
ールを挿通させたブラケット本体の連結部を嵌合させて
固定することにより、カーテンのフックを係止するコマ
が移動可能に設けられたレールが、窓の上方にて水平に
支持される。また、請求項2記載のカーテンレール用ブ
ラケットによれば、下方側に形成された溝部にコマが移
動可能に設けられているとともに、ブラケット本体の支
持部の下方側に切り欠き部が形成されているので、カー
テンを開閉させた際に、ブラケット本体による支持箇所
にて、コマが通過される。
【0011】さらに、請求項3記載のカーテンレール用
ブラケットによれば、ブラケットの支持部及び連結部に
形成された支持凹部へそれぞれレールを挿通させること
により、窓の上部にて二つのレールが支持され、これら
レールによって2組のカーテンの吊持が可能となる。請
求項4記載のカーテンレール用ブラケットによれば、固
定板を壁面へ固定することにより、連結部材が壁面から
突出した状態に配置される。そして、この突出された連
結部材にブラケット本体の連結部を嵌合させて固定する
ことにより、窓の上部にてレールが支持される。また、
請求項5記載のカーテンレール用ブラケットによれば、
壁面に固定された固定板がカバーによって覆われている
ので、例えば、この固定板をビス等によって固定した際
に、この固定箇所がカバーによって隠され、良好な外観
が確保される。
【0012】
【実施例】以下、本発明のカーテンレール用ブラケット
の実施例を図によって説明する。 (第1実施例)図1及び図2において、符号11は、カ
ーテンレールである。このカーテンレール11は、円筒
形のレール12と、このレール12を窓の上方における
壁面に支持させるブラケット13とから構成されてい
る。
【0013】カーテン5を吊持するレール12には、長
手方向へ沿って溝部14が形成されており、この溝部1
4には、回動可能な車輪15を有する複数のコマ16が
設けられている。これらコマ16は、その車輪15が、
溝部14に設けられたレール部12a上に転動可能に配
置されており、これらコマ16の下方側に形成された係
止部16aに、カーテン5の上端近傍における裏面に取
り付けられたフック4が係止されている。即ち、カーテ
ン5を水平方向へ引っ張ることにより、このカーテン5
を吊持しているコマ16がレール12の長手方向へ移動
するようになっている。
【0014】ブラケット13は、環状に形成された支持
部17とこの支持部17に一体に形成された筒状の連結
部18とからなるブラケット本体19と、壁面にビス2
1等により固定される固定板22と、この固定板22に
固定されて、前記ブラケット本体19を固定板22に連
結する連結部材23と、前記固定板22の周囲を覆うよ
うに取り付けられるカバー24とから構成されている。
前記固定板22には、その略中心にねじ孔22aが形成
されており、このねじ孔22aには、前記連結部材23
の基端部に形成されたおねじ部23aがねじ込まれて、
この連結部材23が固定板22に対して垂直に固定され
るようになっている。
【0015】そして、この連結部材23は、その先端部
側が、前記ブラケット本体19の筒状に形成された連結
部18に挿通されて装着されるようになっている。ブラ
ケット本体19の連結部18には、その上方にねじ孔1
8aが形成されており、このねじ孔18aには、固定ビ
ス25がねじ込まれるようになっている。そして、この
固定ビス25をねじ孔18aへねじ込むことにより、こ
の固定ビス25の先端部が、連結部材23の先端部近傍
に円周方向へ形成された環状の溝部26へ嵌合し、これ
により、ブラケット本体18と連結部材23とが挿通方
向へ位置決めされた状態に一体化されるようになってい
る。
【0016】前記カバー24には、その中心に、前記連
結部材23のおねじ部23aが挿通可能な孔部24aが
形成されており、また、この孔部24aの周囲には、前
記ブラケット本体19の連結部18が嵌合可能な段部2
4bが形成されている。そして、このカバー24の孔部
24aへ連結部材23のおねじ部23aを挿通させ、こ
の状態にて固定部材23を固定板22へねじ込むことに
より、連結部材23の基端側に形成された段部23bに
よって段部24bが係止されるようになっている。
【0017】ブラケット本体19の先端部に形成された
環状の支持部17には、その下方側に切り欠き部17a
が形成されており、この切り欠き部17aを、前記レー
ル12に設けられたコマ16が通過するようになってい
る。また、ブラケット本体19の支持部17には、その
上方にねじ孔17bが形成されており、このねじ孔17
bには、固定ビス27がねじ込まれるようになってい
る。そして、この固定ビス27によって支持部17にレ
ール12が固定されるようになっている。
【0018】次に、上記構造のカーテンレール11を壁
面へ取り付ける場合について説明する。まず、所定の位
置に固定板22をビス止めし、さらに、この固定板22
のねじ孔22aに、おねじ部23aにカバー24の孔部
24aを挿通させた連結部材23をねじ込む。このよう
にすると、固定板22に連結部材23が垂直に取り付け
られるとともに、カバー24が固定板22を覆った状態
に取り付けられる。次いで、支持部17へレール12を
挿通させて固定ビス27によって固定したブラケット本
体19の連結部18へ連結部材23を挿通させ、連結部
18の上部のねじ孔18aへ固定ビス25をねじ込む。
このようにすると、固定ビス25の先端部が、連結部材
23の溝部26へ嵌合することにより、ブラケット本体
19が、連結部材23との嵌合方向に位置決めされた状
態に装着される。
【0019】このように、上記第1実施例のカーテンレ
ール用ブラケットによれば、予めレール11をブラケッ
ト本体19の支持部17へ装着した状態にて、このブラ
ケット本体19を、予め位置決めして壁面へ固定した固
定板22にねじ込んだ連結部材23へ装着するだけで、
極めて容易に、窓の上方にて、その幅方向へ沿ってレー
ル12を支持させることができる。即ち、壁面の幅が狭
い場合であっても、所定位置に位置決めして固定した固
定板22へ、連結部材23をねじ込んでこの連結部材2
3にレール17を装着したブラケット本体19を取り付
けるものであるから、従来のように、レール1を装着し
たブラケット2を壁面へ位置決めしながら固定しなけれ
ばならないものと比較して、その作業性を極めて良好に
することができ、これにより、カーテンレールの装着作
業にかかる労力を大幅に低減させることができる。
【0020】また、支持部17の下方側にコマ16が通
過下方な切り欠き部17aが形成されているので、ブラ
ケット19の支持部17によるコマ16の移動の規制を
なくすことができる。即ち、従来のように、単なる丸棒
からなるレール1にリング状のコマ3を挿通させたもの
のように、ブラケット2によってカーテン5同士の間に
隙間が生じてしまうようなことなく、図3に示すよう
に、カーテン5同士を隙間なく閉じることができる。ま
た、壁面に固定される固定板22をカバー24によって
覆うものであるので、固定板22を壁面へ固定するビス
21等のねじ頭の露出をなくすことができ、極めて良好
な外観を得ることができる。
【0021】(第2実施例)次に、図4から図6によっ
て、例えば、厚手のカーテン及び薄手のカーテンをそれ
ぞれ2重に吊持させることが可能な2連のカーテンレー
ルを、第2実施例として説明する。図において、符号3
1は、カーテンレールである。このカーテンレール31
を構成するブラケット19には、その中間部における下
方側に円弧状に形成された支持凹部32が形成されてお
り、この支持凹部32には、前記レール12よりも小径
のレール33が挿通されて支持されている。このレール
33にも、その下方側に長手方向へ沿って溝部34が形
成されており、この溝部34の内部にコマ16が設けら
れている。そして、これらコマ16も、その車輪15
が、溝部34に設けられたレール部33a上に転動可能
に配置されており、これらコマ16の下方側に形成され
た係止部16aに、カーテン5に取り付けられたフック
4が係止されている。
【0022】即ち、このレール33に吊持されたカーテ
ン5を水平方向へ引っ張ることにより、このカーテン5
を吊持しているコマ16がレール33の長手方向へ移動
するようになっている。また、壁面へビス21等によっ
て固定される固定板35には、連結部材36が一体に形
成されており、この連結部材36が前記ブラケット本体
19へ挿通されるようになっている。連結部材36は、
その上方側に係合部37が形成されており、前記ブラケ
ット本体19の連結部18へ挿通させた際に、支持凹部
32の上方の隙間へ係合部37が入り込むようになって
いる。
【0023】また、この連結部材36の係合部37に
は、支持凹部32の上方位置にねじ孔37aが形成され
ており、ブラケット本体19の連結部18の上部に形成
された長孔18bから挿通された固定ビス25がねじ込
まれるようになっている。そして、このねじ孔37aへ
ねじ込まれた固定ビス25は、その先端部が支持凹部3
2に形成された孔部32aを介して、支持凹部32内に
挿通されたレール33に当接されるようになっている。
なお、前記カバー24の孔部24aは、前記連結部材3
6が挿通可能な径に形成されている。
【0024】次に、上記構造のカーテンレール31を壁
面へ取り付ける場合について説明する。まず、固定板3
5を、連結部材36の係合部37が上方に位置するよう
に位置決めして、ビス21等によって壁面へ固定する。
次いで、カバー24を、その孔部24aを連結部材36
へ挿通させて固定板35に被せるように取り付ける。さ
らに、予め支持部17及び支持凹部32へレール12、
33を挿通させ、固定ビス27によって支持部17にレ
ール12を固定したブラケット本体19の連結部18
へ、連結部材36を挿通させる。このようにすると、連
結部材36の係合部37が支持凹部32の上方側に形成
された隙間へ入り込む。この状態において、ブラケット
本体19の連結部18の上部に形成された長孔18bか
ら係合部37のねじ部37aへ固定ビス25をねじ込
む。これにより、この固定ビス25によって、ブラケッ
ト本体19及びレール33が連結部材37へ固定され
る。
【0025】このように、上記第2実施例のカーテンレ
ール用ブラケットによれば、上記第1実施例と同様な効
果が得られるだけでなく、2重にカーテンを吊持するこ
とができる2連のカーテンレールであるにもかかわら
ず、その取り付けの作業性が良好であり、したがって、
このカーテンレール31の取り付け作業にかかる労力を
大幅に低減させることができる。また、それぞれのレー
ル12、33を略同一高さに支持することができるの
で、カーテン5のフック4が係合されるコマ16の係止
部16aの高さを略同一位置とすることができ、これに
より、従来のように、フック4の取り付け位置が特殊で
ある専用のカーテンを不要とすることができる。また、
固定板35と連結部材36とを一体化させたものである
ので、部品点数及び組み立て作業工数の削減を図ること
ができる。なお、上記実施例のカーテンレール用ブラケ
ットのそれぞれの壁面への取り付け手順は、実施例に限
定されることはない。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカーテ
ンレール用ブラケットによれば、下記の効果を得ること
ができる。請求項1記載のカーテンレール用ブラケット
によれば、予めレールをブラケット本体の支持部へ装着
した状態にて、このブラケット本体を、予め壁面へ位置
決めして固定した固定板にねじ込まれた連結部材へ装着
するだけで、極めて容易に、窓の上方にて、その幅方向
へ沿ってレールを支持させることができる。即ち、壁面
の幅が狭い場合であっても、所定位置に位置決めして固
定した固定板へ、連結部材をねじ込んでこの連結部材に
レールを装着したブラケット本体を取り付けるものであ
るから、従来のように、レールを装着したブラケットを
壁面へ位置決めしながら固定しなければならないものと
比較して、その作業性を極めて良好にすることができ、
これにより、カーテンレールの装着作業にかかる労力を
大幅に低減させることができる。
【0027】請求項2記載のカーテンレール用ブラケッ
トによれば、ブラケットの支持部に、その下方側にコマ
が通過可能な切り欠き部が形成されているので、ブラケ
ットの支持部によるコマの移動の規制をなくすことがで
きる。即ち、従来のように、単なる丸棒からなるレール
にリング状のコマを挿通させたもののように、ブラケッ
トによってカーテン同士の間に隙間が生じてしまうよう
なことなく、カーテン同士を隙間なく閉じることができ
る。
【0028】請求項3記載のカーテンレール用ブラケッ
トによれば、ブラケット本体の支持部と支持凹部へそれ
ぞれレールを挿通させてこのブラケット本体を、窓の上
部における壁面へ固定した固定板に取り付けた連結部材
へ装着することにより、2重にカーテンを吊持させる2
連のカーテンレールであるにもかかわらず、極めて容易
に、窓の上方に支持させることができる。また、それぞ
れのレールを略同一高さに支持することができるので、
カーテンのフックが係合されるコマの係止部の高さを略
同一位置とすることができ、これにより、従来のよう
に、フックの取り付け位置が特殊である専用のカーテン
を不要とすることができる。
【0029】請求項4記載のカーテンレール用ブラケッ
トによれば、固定板と連結部材とを一体化させたもので
あるので、部品点数及び組み立て作業工数の削減を図る
ことができる。請求項5記載のカーテンレール用ブラケ
ットによれば、壁面に固定する固定板をカバーによって
覆うことができるので、固定板を壁面へ固定するために
ビス等のねじ頭の露出をなくすことができ、良好な外観
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のカーテンレール用ブラケ
ットの構成及び構造を説明する壁面に取り付けられたカ
ーテンレールの断面図である。
【図2】本発明の第1実施例のカーテンレール用ブラケ
ットの構成及び構造を説明するカーテンレールの分解斜
視図である。
【図3】本発明の第1実施例のカーテンレール用ブラケ
ットによって吊持されたカーテンの開閉状態を説明する
カーテンレール及びカーテンの正面図である。
【図4】本発明の第2実施例のカーテンレール用ブラケ
ットの構成及び構造を説明する壁面に取り付けられたカ
ーテンレールの断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のカーテンレール用ブラケ
ットの構成及び構造を説明するカーテンレールの分解斜
視図である。
【図6】本発明の第2実施例のカーテンレール用ブラケ
ットの構成及び構造を説明する壁面に取り付けられたカ
ーテンレールの平面図である。
【図7】従来のカーテンレールによって吊持されたカー
テンの開閉状態を説明するカーテンレール及びカーテン
の正面図である。
【図8】従来の2連のカーテンレールの構成及び構造を
説明する壁面に取り付けられたカーテンレールの断面図
である。
【図9】従来の2連のカーテンレールの構成及び構造を
説明するカーテンレールの分解斜視図である。
【符号の説明】
4 フック 5 カーテン 11、31 カーテンレール 12、33 レール 13 ブラケット 14、34 溝部 16 コマ 17 支持部 17a 切り欠き部 18 連結部 19 ブラケット本体 22 固定板 22a ねじ孔 23 連結部材 24 カバー 32 支持凹部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓の上部における壁面に水平に支持さ
    れ、窓の上部からカーテンを吊り下げるカーテンレール
    用ブラケットであって、 カーテンに取り付けられたフックが係合される複数のコ
    マが移動可能に設けられたレールが挿通される環状の支
    持部を有するとともにこの支持部と一体に設けられた筒
    状の連結部を有するブラケット本体と、前記壁面へ固定
    される固定板と、該固定板に形成されたねじ孔へねじ込
    むことにより、前記壁面から突出された状態に固定され
    る連結部材とを具備してなり、 前記壁面へ固定された固定板へねじ込んだ連結部材を、
    予め前記支持部へレールを挿通した前記ブラケット本体
    の前記連結部へ挿通させて固定させることを特徴とする
    カーテンレール用ブラケット。
  2. 【請求項2】 前記レールには、その下方側に、長手方
    向へ亘って溝部が形成され、該溝部には、前記コマが、
    その一部を下方へ突出させた状態に、移動可能に設けら
    れてなり、前記ブラケット本体は、前記支持部の下方側
    に、前記コマが通過可能な切り欠き部が形成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載のカーテンレール用ブラ
    ケット。
  3. 【請求項3】 前記ブラケット本体の連結部には、その
    中間部における下方側に、前記レールが挿通可能な支持
    凹部が形成されてなり、該ブラケット本体には、前記支
    持部及び前記支持凹部にそれぞれ前記レールが支持され
    てなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    カーテンレール用ブラケット。
  4. 【請求項4】 前記固定板と前記連結部材とが一体に成
    形されてなることを特徴とする請求項1、請求項2また
    は請求項3記載のカーテンレール用ブラケット。
  5. 【請求項5】 前記壁面に固定された固定板には、その
    外周を覆うカバーが取り付けられることを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3または請求項4記載のカー
    テンレール用ブラケット。
JP8197194A 1994-04-20 1994-04-20 カーテンレール用ブラケット Expired - Fee Related JP2880069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8197194A JP2880069B2 (ja) 1994-04-20 1994-04-20 カーテンレール用ブラケット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8197194A JP2880069B2 (ja) 1994-04-20 1994-04-20 カーテンレール用ブラケット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07289415A JPH07289415A (ja) 1995-11-07
JP2880069B2 true JP2880069B2 (ja) 1999-04-05

Family

ID=13761387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8197194A Expired - Fee Related JP2880069B2 (ja) 1994-04-20 1994-04-20 カーテンレール用ブラケット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2880069B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011200734A (ja) * 2011-07-19 2011-10-13 Tachikawa Blind Mfg Co Ltd カーテンレール及びカーテンレール取付ブラケット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07289415A (ja) 1995-11-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101558129B1 (ko) 미닫이용 도어프레임
JP2880069B2 (ja) カーテンレール用ブラケット
JP2743885B2 (ja) 陳列装置
JPH0354308Y2 (ja)
JP2755687B2 (ja) 可動間仕切の吊下構造
JPH0328154Y2 (ja)
JPH064783Y2 (ja) カーテンレールの側壁用ブラケット
KR200190934Y1 (ko) 커튼 레일용 커버
JPH0334133Y2 (ja)
KR930005430Y1 (ko) 조립차양용 벽고정대
JPH0510719Y2 (ja)
US1819379A (en) Hanger for draperies
JP3208375B2 (ja) 手 摺
JPH0111864Y2 (ja)
JPH0716392Y2 (ja) ピクチャーレール付きカーテンレールボックス
JPH0729160Y2 (ja) 換気用ドアにおける網戸の取付構造
JPH0732867Y2 (ja) 組合せ型ブラインド
JPH057426Y2 (ja)
JPH0650050A (ja) 扉体支持具
KR0125975Y1 (ko) 연결식 칸막이
JPH07184765A (ja) カーテンレール構造
JP3252097B2 (ja) バランスブラケット
JPH0328706Y2 (ja)
JP2557775B2 (ja) ビルトイン型厨房器具の取付キャビネット
JPS61140099U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981222

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120129

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees