JPH0716392Y2 - ピクチャーレール付きカーテンレールボックス - Google Patents

ピクチャーレール付きカーテンレールボックス

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JPH0716392Y2
JPH0716392Y2 JP963693U JP963693U JPH0716392Y2 JP H0716392 Y2 JPH0716392 Y2 JP H0716392Y2 JP 963693 U JP963693 U JP 963693U JP 963693 U JP963693 U JP 963693U JP H0716392 Y2 JPH0716392 Y2 JP H0716392Y2
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curtain
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box
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実 池田
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株式会社ツヅキ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、絵画やパネル状展示物
を懸吊するためのピクチャーレールの改良に係り、殊に
窓の内側に懸吊するカーテンやブラインドの面にパネル
状展示物を懸吊することができるピクチャーレール付き
カーテンボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】美術館や博物館等の文化施設、或はホテ
ルのロビーや展示ルームにパネル状展示物を掲示する手
段として、従来より図4に示すようなピクチャーレール
50が使用されている。即ち、溝状断面を有する本体5
1から張り出した取り付けリブ52を壁面wにビス等に
よって固設し、水平に支持すると共に、本体51の溝縁
53にフック金具54の基部を摺動自在に係着する構造
になっており、該フック金具54の位置を掲示する展示
物aの幅に合わせて摺動移動して懸吊する構造になって
いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記従来の構成
では、例えばショーウインドゥ等のように、カーテンや
ブラインドの外側にパネル状展示物を掲示しようとする
場合、カーテンを懸吊するためのカーテンレールの外ま
たは内側にピクチャーレールを並設しなければならない
ため、構造が顕出して見苦しいものであった。殊にカー
テンレールをボックス内に収容した構造にしたときはピ
クチャーレールを固設するスペースがなくなる問題を有
していた。
【0004】本考案は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、ピクチャーレールをカーテンボックス内に隠蔽し
て通常の視野から視認できないようにした新規構造のピ
クチャーレール付きカーテンボックスを提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るピクチャー
レール付きカーテンボックスは、カーテンレールやブラ
インド吊金具を溝内の長手方向に一体または一体的に設
けてなる逆溝型のカーテンレールボックスにおいて、上
記カーテンレールボックスの上壁または/及び側壁に、
溝型断面の内面に向かって長手方向に延びる一または複
数の小溝を形成し、該溝縁に、溝方向に延びる係止縁を
一体的に成形したピクチャーレール部を構成してなるカ
ーテンボックス本体と、先端にフック等の掛吊構造を形
成し、その基部に、前記ピクチャーレール部の係止縁と
溝方向摺動自在に係着する摺動基部を構成した一または
複数個のハンガー部材とから構成したことを要旨とする
ものである。
【0006】また、上記ハンガー部材の摺動基部には、
ピクチャーレール部の係止縁との摺動を阻止して固定す
る緊締釈放構造を構成することが好ましい。
【0007】
【作用】上記ピクチャーレールは、カーテンボックスに
一体的に構成してあるため、天井面にカーテンボックス
を施工することによって、該カーテンボックスの溝内の
隠れた位置にピクチャーレールがカーテンレールの長さ
一杯に構成されることになる。従って、該カーテンボッ
クスのピクチャーレール部に予め複数個のハンガー部材
を枢着しておくことにより、後施工することなくパネル
状展示物の懸吊位置及び幅に合わせてハンガー部材を移
動し、該カーテンボックスに懸吊したカーテンまたはブ
ラインド等の表面に展示物を掲示することができる。
【0008】
【実施例】以下、本考案に係るピクチャーレール付きカ
ーテンボックスの実施例を図面に従って説明する。図1
及び図2は第一の実施例を示すものであり、符号1はア
ルミニウム引物で構成したカーテンボックス本体であ
る。該カーテンボックス本体1は、上壁2の両側に下向
きに垂れた側壁3,3を構成した逆溝状を呈しており、
該側壁3,3の下端にはそれぞれ外側に屈折した受縁4
(天井板sや縁材pを受ける構造になっている。)を一
体に成形してなる。また、上壁2の中央部状面には、該
カーテンボックス本体1を吊込むためのボックス吊金具
5の係着リブ6が長手方向に成形してあり、上壁2,側
壁3及び肩部に長手方向に延びる補強兼用ビスポート
7,7…を構成してなる。
【0009】符号8は、上壁2の中央にビス9によって
固設したブラインドレールであり、ランナー10に懸吊
したブラインドbを摺動溝11に沿って摺動自在に懸吊
支承してなる。該ブラインドレール8は、カーテンを取
り付ける場合にはカーテンレール(図示せず)と変更し
て施工することができる。
【0010】符号12,12は、それぞれ上壁2の両側
壁3,3に近い位置に、開口面がカーテンボックス本体
1の溝内に臨むように、長手方向に延びる形態で形成し
た小溝であり、該各小溝12,12の両側の溝縁に係止
縁13,13を形成してピクチャーレール部14を構成
してなる。
【0011】また符号15は、上記ピクチャーレール部
14に取り付けるハンガー部材であり、先端が鈎状のフ
ック16を構成すると共に、基部には端盤17を固設
し、螺子軸18に押え盤19と一体になった締結ナット
20を螺合した構造になり、上記ピクチャーレール部1
4の両係止縁13,13を端盤17と押え盤19との間
で挟持するように嵌合して、溝方向摺動自在になると共
に、螺子軸18に対して締結ナット20を回動して締結
し、または釈放する構造になっている。
【0012】上記構成のピクチャーレール付きカーテン
ボックスは、カーテンボックス本体1にピクチャーレー
ル部14が一体的に構成してあるため、天井面sにカー
テンボックス本体1を施工することによって、ピクチャ
ーレール部14がカーテンレール本体1の長さ一杯に構
成される。
【0013】このピクチャーレール部14にパネル状展
示物aを懸吊する場合は、予め複数個のハンガー部材1
5を組み付けておき、パネル状展示物aの懸吊位置及び
幅に合わせてハンガー部材15を摺動移動し、締結ナッ
ト20を回動して適正位置に固定することができる。
【0014】次に図3は本考案に係るピクチャーレル付
きカーテンボックスの他の実施例を示すものであり、前
記第一の実施例と異なる部分の構造について説明する。
本実施例では、ピクチャーレール部14をカーテンボッ
クス本体1の側壁3,3側に構成したものであり、両側
壁3,3の上壁2に近い位置に、開口面がカーテンボッ
クス本体1の溝内に臨むように、長手方向に延びる形態
で小溝12,12を形成し、該各小溝12,12の両側
の溝縁に係止縁13,13を形成してなる。
【0015】また上記実施例に用いるハンガー部材15
は、基部の取り付け方向が異なるため、基部が90度屈
曲した構成になっている。そして、この実施例では、基
部に離間固設した二枚の端盤17,17間に、上記ピク
チャーレール部14の両係止縁13,13を摺動自在に
嵌合して、溝方向摺動自在になるように構成したもので
ある。
【0016】尚、前記実施例の説明では、ハンガー部材
15を取り付けるためのピクチャーレール部14を、カ
ーテンボックス本体1の上壁2または側壁3に構成する
構造について説明したが、上壁2と側壁3の両方に構成
する構造であっても同様に実施することができることは
いうまでもない。
【0017】
【考案の効果】以上述べたように本考案に係るピクチャ
ーレール付きカーテンボックスの構造によれば、カーテ
ンボックス本体にピクチャーレール部が一体的に構成し
てあるため、天井面にカーテンボックス本体を施工する
ことによって、ピクチャーレール部をカーテンレール本
体の長さ一杯に施工することができる。
【0018】従って、該カーテンボックスのピクチャー
レール部に予め複数個のハンガー部材を枢着しておくこ
とにより、後施工することなくパネル状展示物の懸吊位
置及び幅に合わせてハンガー部材を移動し、該カーテン
ボックスに懸吊したカーテンまたはブラインド等の表面
に展示物を掲示することができるもので、ピクチャーレ
ールがカーテンボックス内に隠蔽されて通常の視野から
視認できない構造になるため、壁際の構造がスマートに
なる等の特徴を有するものであり、本考案実施後の実用
的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るピクチャーレール付きカーテンボ
ックスの第一の実施例を示す切欠した斜視図である。
【図2】同要部の拡大断面図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】従来のピクチャーレールを示す切欠した斜視図
である。
【符号の説明】
1 カーテンボックス本体 8 ブラインドレール 12 小溝 13 係止縁 14 ピクチャーレール部 15 ハンガー部材 16 フック 17 端盤 18 螺子軸 19 押え盤 20 締結ナット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーテンレールやブラインド吊金具を溝
    内の長手方向に一体または一体的に設けてなる逆溝型の
    カーテンレールボックスにおいて、 前記カーテンレールボックスの上壁または/及び側壁
    に、溝型断面の内面に向かって長手方向に延びる一また
    は複数の小溝を形成し、該溝縁に、溝方向に延びる係止
    縁を一体的に成形したピクチャーレール部を構成してな
    るカーテンボックス本体と、 先端にフック等の掛吊構造を形成し、その基部に、前記
    ピクチャーレール部の係止縁と溝方向摺動自在に係着す
    る摺動基部を構成した一または複数個のハンガー部材、 とからなるピクチャーレール付きカーテンボックス。
  2. 【請求項2】 前記ハンガー部材の摺動基部に、ピクチ
    ャーレール部の係止縁との摺動を阻止して固定する緊締
    釈放構造を構成したことを特徴とする請求項1記載のピ
    クチャーレール付きカーテンボックス。
JP963693U 1993-02-12 1993-02-12 ピクチャーレール付きカーテンレールボックス Expired - Fee Related JPH0716392Y2 (ja)

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JPH0661186U JPH0661186U (ja) 1994-08-30
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CN113198071B (zh) * 2021-05-10 2023-01-24 黑龙江省医院 呼吸内科用可异地转移便携带的雾化器

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JPH0661186U (ja) 1994-08-30

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