JP2525052Y2 - 連段窓の取付装置 - Google Patents

連段窓の取付装置

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JP2525052Y2 JP7355190U JP7355190U JP2525052Y2 JP 2525052 Y2 JP2525052 Y2 JP 2525052Y2 JP 7355190 U JP7355190 U JP 7355190U JP 7355190 U JP7355190 U JP 7355190U JP 2525052 Y2 JP2525052 Y2 JP 2525052Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、リップミゾ型鋼を横骨とする建物の窓取
付部に縦列状態に取付ける連段窓の取付装置に関する。
〔従来の技術〕
建物の窓取付部に取付ける窓として、窓を左右に連続
して取付ける連窓と、窓を上下に連続して取付ける連段
窓が知られている。その内、連段窓は2組の窓をそのま
ま上下に連続して構成されていた。(例えば実開昭51−
102943号公報) 一方、窓枠に下枠材と平行する無目を設け、上下に解
放口を形成し、両開放口にガラスを嵌殺しに取付けた
り、障子やドアを開閉可能に設けたりする複合窓も知ら
れている。
〔考案が解決しようとする課題〕
近年、カーテンウォールに取付ける窓として、窓を三
階以上に縦列することも試みられているが、その取付手
段の多くは、上枠材と下枠材を窓取付部の横部材に固定
し、縦枠材を竪部材に固定していたため、窓の取付けに
手数がかかる問題点があると共に、窓連結部の雨仕舞が
不完全になる問題点もあった。特に高層建物にあって
は、階高さが例えば1、2階で3420cm、3〜6階で3000
cm、7、8階で3300cmの如く異なるため、連段窓の構成
とその取付けが困難になる問題点があった。
本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされてものであり、その目的とする所は、連段窓の
構成を簡略にすると共に、強力にしかも簡単に取付け得
るようにした連段窓の取付装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本案における連段窓の取
付装置は、建物の縦柱間に平行して取付けるリップミゾ
型鋼を横骨とする窓取付部に対し、これに取付ける窓縦
枠材の室内側に室内向きに開口する袋溝を設け、窓枠の
固定金具を横骨の二面に跨がって係止する鉤脚と、鉤脚
の室外側より縦枠材に沿って屈曲する外垂片とより成る
状にし、金具外垂片を縦枠材の袋溝に挿入して離脱不
能となる滑子と、滑子に螺入するナットにて固定するも
のである。
〔作用〕
窓枠は左右の縦枠材間に上枠材と無目を取付けた上位
枠、左右の縦枠材間に下枠材と無目を取付けた下位枠、
左右の縦枠材間に無目を取付けた中間位枠にて、三階以
上の連段窓を自由に構成するものである。縦枠材の袋溝
に挿入した滑子は摺動可能となり、窓枠固定金具の鉤脚
は横骨の二面に跨がって係止し、固定金具の外垂片は縦
枠材の袋溝に挿入した滑子と、その滑子に螺入するナッ
トにて強力に固定される。
〔実施例〕
以下、本案による連段窓の取付装置を実施例の第1図
と第2図に基づき説明すると、建物の縦柱間にリップミ
ゾ型鋼の横骨7を平行して取付け、その横骨7にて窓取
付部を構成するもので、窓取付部の最上部に取付ける横
骨7の開口部17を上向きに、最下部に取付ける横骨7の
開口部17を下向きにし、窓取付部の中間部に取付ける横
骨7の開口部17を上向き、又は下向きにする。
上記横骨7を利用して窓取付部の室外側に取付ける窓
枠1は、第1図乃至第4図の如く上枠材1Aと下枠材1B、
左右縦枠材1D,1E、及び下枠材1Bと平行に取付ける無目1
Cより構成され、三つ以上の開放口A,A1,A2…を上下方向
に形成している。
この窓枠1を構成する上枠材1Aの取付壁1aと、下枠材
1Bの取付壁1b、及び無目1Cの取付壁1cを、横骨厚さTよ
り長く形成するものである。
又窓枠1を構成する左縦枠材1Dは、中空部d2を有する
角筒体d1の室内側に、室内向きに開口する袋溝2を設
け、角筒体d1の室内側より外周に向けて取付壁1dを突設
するものであり、右縦枠材1Eは左縦枠材1Dと対称形状を
成すものである。
窓枠1の構成手段としては、縦枠材1D,1Eを左右に相
対し、その上端部間に上枠材1Aを水平に、或いは建物の
屋根に合わせて傾斜状態に取付け、縦枠材1D,1Eの下部
に無目1Cを水平に取付けた 、又は 状の上位枠F1と、
縦枠材1D,1Eを左右に相対し、その下端部間に下枠材1B
を取付け、上部に下枠材1Bと平行する無目1Cを取付た
、又は 状の下位枠F2、及び縦枠材1D,1Eを左右に相
対し、その間に無目1Cを1つ以上水平に取付けた 、又
は梯子状の中間位枠F3を構成しておき、低階層の建物に
取付ける窓枠1にあっては、下位枠F2の縦枠材1D,1Eを
横骨7に固定した後、その上端部に連結具5を用いて上
位枠F1を連結し、上位枠F1の縦枠材1D,1Eを横骨7に固
定する。
高階層の建物に取付ける窓枠1にあっては、下位枠F2
を取付けた後、その上端部に連結具5を用いて中間位枠
F3を連結し、中間位枠F3の縦枠材1D,1Eを横骨7に取付
け、1組以上の中間位枠F3を連続した後、中間位枠F3の
上端部に連結具5を用いて上位枠F1を連結し、その上位
枠F1を横骨7に取付ける。その際、上枠材1Aと無目1Cを
横骨7と一致する位置に取付け、下枠材1Bを横骨7と一
致する位置か、それより下方に延長した左右縦枠材1D,1
Eの間に取付けるものである。
上位枠F1と下位枠F2、及び中間位枠F3の連結手段とし
は、例えば上縦枠材1Dと下縦枠材1D′を少し離して対峙
し、上縦枠材中空部d2と下縦枠材1D′の中空部d2に連結
具5を跨がって挿入し、連結具5と上下縦枠材1D,1D′
をビスSで止めると共に、上縦枠材取付壁1dと下縦枠材
取付壁1d′に跨がって裏板15を着設し、取付壁1d,1d′
と角筒体d1,d1′の連結部にコーキング材C等で防水加
工を施すものである。
連結に用いる連結具5は、縦枠材角筒体d1の中空部d2
に挿入可能となる大きさで横断面が#桁状を成し、少な
くとも上下縦枠材1D,1D′に夫々40mm以上挿入する長さ
が望ましい。
6は縦枠材1Dの袋溝2に挿入する滑子で、滑子6は袋
溝2に挿入し離脱不能となる滑板6aの中央部より室内に
向けて雄ネジ16を突設し、袋溝2に沿って上下に摺動可
能となる。
3は窓枠1を横骨7に取付ける固定金具で、固定金具
3は横骨7の水平壁7aと室内壁7bの二面に跨がって係止
するL字状鉤脚4の室外側に、縦枠材1Dに沿って屈曲す
る外垂片13を設け、軽Z型の 状を成すもので、鉤脚4
は横骨全幅Hと同一長さか、それより少し広めの水平片
4aと、水平片4aの室内側より外垂片13と反対方向に突出
する内垂片4bから形成され、外垂片13に滑子6の雄ネジ
16より大きい貫通孔14を穿設し、該貫通孔14に縦枠材袋
溝2,12に挿入した滑子6の雄ネジ16を入れ、外垂片13よ
り露出した雄ネジ16にナット10を螺入し、縦枠材1D,1E
に固定するものである。
固定金具3の取付手段としては、例えば縦枠材1D,1E
の袋溝2,12に滑子6を予め挿入しておき、袋溝2,12より
突出する滑子雄ネジ16を持って横骨7の配置位置までス
ライドした後、滑子雄ネジ16に固定金具3の外垂片貫通
孔14を嵌挿し、雄ネジ16にナット10を螺合して固定金具
3を仮止めする。
次でその固定金具3を縦枠材1D,1Eに沿ってスライド
し、鉤脚4を横骨7に係止した後、ナット10を締付けて
固定金具3を縦枠材1D,1Eに強力に固定するか、固定金
具3の外垂片貫通孔14に滑子6の雄ネジ16を少し螺入
し、固定金具3と滑子6を仮止めした後、その固定金具
3の外垂片13を縦枠材1Dの室内側に対面し、固定金具3
に仮止めした滑子6の滑板6aを縦枠材1D,1Eの袋溝2,12
に挿入し、前記と同様に固定金具3を縦枠材1D,1Eに沿
ってスライドし、鉤脚4を横骨7に係止し、ナット10を
締付けて縦枠材1D,1Eに固定するものである。
8は二組の窓枠1,1′を左右に連結する方立で、方立
8は内側壁8aと外側壁8bの間に連結壁8cを設け、横断面
がI字状を成すもので、内側壁8aの中央部に凹溝18を縦
方向に設け、外側壁8bの両側端に室内向きに折返す外向
片9a,9bを、又外向片9a,9bの外側に縦枠材1D,1Eの内向
鉤片2d、2eと係止する外向鉤片9c,9dを設け、内側壁8a
の室内側に左右縦枠材1D,1Eの取付壁1d、1eをビスS止
めし、その取付部にコーキング材C等で防水加工を施す
ものである。
図中、Dは窓枠1の開放口A,A1,A2…に設ける障子
で、障子Dは外倒し式、片開き式、両開き式、突き出し
式等に設ける。
Gは窓枠1の開放口A,A1,A2…に嵌殺式に取付けるガ
ラスである。
第16図(ロ)の固定金具3は、鉤脚4の水平片4aに抜
孔3aを穿設し、該抜孔3aより横骨7にビスSを螺入し
て、鉤脚4を横骨7に取付け得るようにしたものであ
る。
尚、固定金具3の構造と取付手段、窓枠1の構造と構
成手順、縦枠材1D,1Eの上下連結手段、窓枠1の左右連
結手段等は、前記例に限定されるものではなく、本案の
要旨に反しない限り適宜変更可能である。
〔考案の効果〕
本案連段窓の取付装置は、上記のとおり構成されてい
るので、次に記載する効果を奏する。
窓枠は上位枠と下位枠を連続して構成するか、上位枠
と下位枠の間に中間位枠を一組以上連続して構成するも
のであるから、四階以上の連段窓も自由に組立て構成し
得るし、その上下連結も至って簡単容易であるは勿論、
強力にしかも水密状態に連続し得る。
又窓縦枠材の室内側に袋溝を設け、この袋溝に滑子を
摺動可能に、且つ離脱不能に挿入する一方、固定金具を
横骨の二面に跨がって係止する鉤脚と、鉤脚の室外側に
おいて屈曲する外垂片より成る軽Z型の 状にし、固定
金具の鉤脚を横骨に係止し外垂片を縦枠材の袋溝に挿入
した滑子と、滑子の雄ネジに螺入するナットにて固定す
るものであるから、階高さに左右されることなく連段窓
を任意位置で強力に固定し得る。しかも固定金具の鉤脚
は横骨の二面に跨がって係止するので、固定金具と横骨
のボルト止めを省略して、固定金具の取付を著しく簡素
にし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案連段窓の上下部における取付け例を示す縦
断面図、第2図(イ)(ロ)は連段窓の中間部と下部の
取付け例を示す縦断面図、第3図は本案連段窓の取付け
例を示す要部横断面図、第4図は窓枠の横断面図、第5
図は方立の平面図、第6図(イ)(ロ)は窓枠の左右連
結例を示す要部横断面図と連結部の平面図、第7図と第
8図は固定金具の使用例を示す要部横断面図、第9図
(イ)(ロ)は上位枠の形状例を示す正面図、第10図
(イ)(ロ)は下位枠の形状例を示す正面図、第11図
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は中間位枠の形状例を示す正
面図、第12図(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は窓枠の構成例
を示す正面図、第13図(イ)(ロ)は縦枠材の上下連結
例を示す斜視図、第14図(イ)(ロ)は縦枠材連結部の
要部正面図と横断面図、第15図(イ)(ロ)は固定金具
の使用例を示す要部縦断面図、第16図(イ)(ロ)は固
定金具の斜視図である。 1,1′……窓枠、1A……上枠材、1B……下枠材、1C……
無目、1D,1E……縦枠材、2,12……袋溝、3……固定金
具、4……鉤脚、5……連結具、4a……水平片、14……
貫通孔、6……滑子、6a……滑板、7……横骨、7c……
横骨リップ、8……方立、10……ナット、13……外垂
片、15……裏板、16……雄ネジ、W……窓、A,A1,A2…
…開放口、C……コーキング材、D……障子、F1……上
位枠、F2……下位枠、F3……中間位枠、G……ガラス、
S……ビス、H……横骨全幅、T……横骨厚さ、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 正義 東京都千代田区大手町2丁目6番3号 新日本製鐵株式會社内 (72)考案者 津川 英昭 富山県高岡市早川550番地 立山アルミ ニウム工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−153147(JP,A) 実開 平3−73321(JP,U) 実開 昭60−108621(JP,U) 実開 昭60−40609(JP,U) 実開 昭51−102943(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リップミゾ型鋼を横骨(7)とする建物の
    窓取付部において、これに取付ける窓枠(1)を少なく
    とも上枠材(1A)と下枠材(1B)、及び左右縦枠材(1
    D,1E)より構成し、且つ左右縦枠材(1D,1E)の室内側
    に、室内向きに開口する袋溝(2,12)を夫々設け、窓枠
    (1)の固定金具(3)を横骨(7)の二面に跨がって
    係止する鉤脚(4)と、鉤脚(4)の室外側において屈
    曲する外垂片(13)より成る軽Z型の 状にし、金具外
    垂片(13)を縦枠材(1D,1E)の袋溝(2,12)に挿入し
    て離脱不能となる滑子(6)と、滑子(6)の雄ネジ
    (16)に螺入するナット(10)にて固定する連段窓の取
    付装置。
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