JPH11310981A - カーテンウォールユニットの取付構造 - Google Patents
カーテンウォールユニットの取付構造Info
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- JPH11310981A JPH11310981A JP11807498A JP11807498A JPH11310981A JP H11310981 A JPH11310981 A JP H11310981A JP 11807498 A JP11807498 A JP 11807498A JP 11807498 A JP11807498 A JP 11807498A JP H11310981 A JPH11310981 A JP H11310981A
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- Japan
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- frame
- fastener
- curtain wall
- vertical
- upper frame
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カーテンウォールユニットの縦枠と上枠の連
結部分に負担がかからずに隙間が生じないようにする。 【解決手段】 カーテンウォールユニット1の枠体6を
形成する縦枠3に連結部材40の縦枠取付部41を取付
け、この連結部材40の上枠取付部42を上枠4に取付
け、その連結部材40のファスナー取付部43をファス
ナー30に取付けてカーテンウォールユニット1を建物
躯体1に取付ける。これによって、上枠4にかかる荷重
が連結部材40、ファスナー30を介して建物躯体1で
支持され、その荷重が縦枠3と上枠4の連結部分にかか
らないので、その連結部分に負担がかからずに隙間が生
じない。
結部分に負担がかからずに隙間が生じないようにする。 【解決手段】 カーテンウォールユニット1の枠体6を
形成する縦枠3に連結部材40の縦枠取付部41を取付
け、この連結部材40の上枠取付部42を上枠4に取付
け、その連結部材40のファスナー取付部43をファス
ナー30に取付けてカーテンウォールユニット1を建物
躯体1に取付ける。これによって、上枠4にかかる荷重
が連結部材40、ファスナー30を介して建物躯体1で
支持され、その荷重が縦枠3と上枠4の連結部分にかか
らないので、その連結部分に負担がかからずに隙間が生
じない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット式カーテ
ンウォールのカーテンウォールユニットを建物躯体に取
付ける構造に関する。
ンウォールのカーテンウォールユニットを建物躯体に取
付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニット式カーテンウォールは、左右の
縦枠と上枠と下枠を方形状に枠組みした枠体にガラス、
障子等のパネルを取付けてカーテンウォールユニットと
し、このカーテンウォールユニットを建物躯体に上下方
向、左右方向に連続して取付けたものである。
縦枠と上枠と下枠を方形状に枠組みした枠体にガラス、
障子等のパネルを取付けてカーテンウォールユニットと
し、このカーテンウォールユニットを建物躯体に上下方
向、左右方向に連続して取付けたものである。
【0003】前述のカーテンウォールユニットを建物躯
体に取付ける構造としては、例えば特開平8−2185
26号公報に示すように枠体の縦枠に連結部材を取付
け、この連結部材を建物躯体に取付けたファスナーに取
付けた連結構造が知られている。
体に取付ける構造としては、例えば特開平8−2185
26号公報に示すように枠体の縦枠に連結部材を取付
け、この連結部材を建物躯体に取付けたファスナーに取
付けた連結構造が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の取付構造である
と縦枠にかかる荷重を連結部材、ファスナーを介して建
物躯体で支持できるが、上枠にかかる荷重は縦枠と上枠
の連結部分を介して縦枠で支持される。このために、縦
枠と上枠の連結部分に大きな負担が掛かり、縦枠と上枠
の連結部分に隙間が生じ、その隙間に雨水が浸入する恐
れがある。
と縦枠にかかる荷重を連結部材、ファスナーを介して建
物躯体で支持できるが、上枠にかかる荷重は縦枠と上枠
の連結部分を介して縦枠で支持される。このために、縦
枠と上枠の連結部分に大きな負担が掛かり、縦枠と上枠
の連結部分に隙間が生じ、その隙間に雨水が浸入する恐
れがある。
【0005】また、縦枠と上枠を強固に連結して上枠に
かかる荷重で連結部分に隙間が生じないようにすると、
縦枠に大きな曲げ力が作用して縦枠が変形する恐れがあ
る。
かかる荷重で連結部分に隙間が生じないようにすると、
縦枠に大きな曲げ力が作用して縦枠が変形する恐れがあ
る。
【0006】ユニット式カーテンウォールにおいては枠
体を形成する上枠にゴンドラガイド部を形成し、このゴ
ンドラガイド部にゴンドラのゴンドラガイドを接し、ゴ
ンドラを左右方向に移動可能としたものが知られてい
る。
体を形成する上枠にゴンドラガイド部を形成し、このゴ
ンドラガイド部にゴンドラのゴンドラガイドを接し、ゴ
ンドラを左右方向に移動可能としたものが知られてい
る。
【0007】このようなユニット式カーテンウォールに
おいては上枠にゴンドラの荷重がかかるので、前述の縦
枠と上枠の連結部分に隙間が生じること、縦枠が変形す
ることが起り易い。
おいては上枠にゴンドラの荷重がかかるので、前述の縦
枠と上枠の連結部分に隙間が生じること、縦枠が変形す
ることが起り易い。
【0008】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウォールユニットの取付構造を提供
することを目的とする。
ようにしたカーテンウォールユニットの取付構造を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、左右の縦
枠と上枠と下枠を方形状に枠組みした枠体にパネルを装
着してカーテンウォールユニットを形成し、このカーテ
ンウォールユニットを連結部材で建物躯体に取付けられ
たファスナーに取付けるカーテンウォールユニットの取
付構造であって、前記連結部材は、縦枠に取付けられる
縦枠取付部と、上枠に取付けられる上枠取付部と、ファ
スナーに取付けられるファスナー取付部を有することを
特徴とするカーテンウォールユニットの取付構造であ
る。
枠と上枠と下枠を方形状に枠組みした枠体にパネルを装
着してカーテンウォールユニットを形成し、このカーテ
ンウォールユニットを連結部材で建物躯体に取付けられ
たファスナーに取付けるカーテンウォールユニットの取
付構造であって、前記連結部材は、縦枠に取付けられる
縦枠取付部と、上枠に取付けられる上枠取付部と、ファ
スナーに取付けられるファスナー取付部を有することを
特徴とするカーテンウォールユニットの取付構造であ
る。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、枠体
を形成する上枠にゴンドラガイド部が設けられて上枠に
沿ってゴンドラが移動可能としたカーテンウォールユニ
ットの取付構造である。
を形成する上枠にゴンドラガイド部が設けられて上枠に
沿ってゴンドラが移動可能としたカーテンウォールユニ
ットの取付構造である。
【0011】第3の発明は、第1の発明において、連結
部材のファスナー取付部の取付面が、左右方向に室内外
方向に向けて円弧状に弯曲した曲面形状であるカーテン
ウォールユニットの取付構造である。
部材のファスナー取付部の取付面が、左右方向に室内外
方向に向けて円弧状に弯曲した曲面形状であるカーテン
ウォールユニットの取付構造である。
【0012】
【作 用】第1の発明によれば、カーテンウォールユ
ニットの枠体を形成する縦枠は連結部材の縦枠取付部と
ファスナー取付部でファスナーを介して建物躯体に取付
けられるし、上枠は連結部材の上枠取付部とファスナー
取付部でファスナーを介して建物躯体に取付けられる。
これにより、縦枠にかかる荷重、上枠にかかる荷重は連
結部材、ファスナーを介して建物躯体でそれぞれ独立し
て支持され、縦枠と上枠の連結部分に上枠にかかる荷重
による負担がかからないので、その連結部分に隙間が生
じて雨水等が連結部分に浸入することがないし、縦枠が
変形することがない。
ニットの枠体を形成する縦枠は連結部材の縦枠取付部と
ファスナー取付部でファスナーを介して建物躯体に取付
けられるし、上枠は連結部材の上枠取付部とファスナー
取付部でファスナーを介して建物躯体に取付けられる。
これにより、縦枠にかかる荷重、上枠にかかる荷重は連
結部材、ファスナーを介して建物躯体でそれぞれ独立し
て支持され、縦枠と上枠の連結部分に上枠にかかる荷重
による負担がかからないので、その連結部分に隙間が生
じて雨水等が連結部分に浸入することがないし、縦枠が
変形することがない。
【0013】また、1つの連結部材で縦枠、上枠がファ
スナーを介して建物躯体に取付けてあるから、カーテン
ウォールユニットが建物躯体に対して変位した時に縦
枠、上枠が同じ動きとなり、縦枠と上枠の連結部分に無
理な力がかかることがない。
スナーを介して建物躯体に取付けてあるから、カーテン
ウォールユニットが建物躯体に対して変位した時に縦
枠、上枠が同じ動きとなり、縦枠と上枠の連結部分に無
理な力がかかることがない。
【0014】第2の発明によれば、上枠に沿ってゴンド
ラを移動できるし、その上枠にかかるゴンドラの荷重は
連結部材とファスナーを介して建物躯体で支持されて縦
枠にかかることがない。これによって、ゴンドラの荷重
で縦枠と上枠の連結部分に隙間が生じたり、縦枠が変形
することがない。
ラを移動できるし、その上枠にかかるゴンドラの荷重は
連結部材とファスナーを介して建物躯体で支持されて縦
枠にかかることがない。これによって、ゴンドラの荷重
で縦枠と上枠の連結部分に隙間が生じたり、縦枠が変形
することがない。
【0015】第3の発明によれば、ファスナーとファス
ナー取付部の取付角度が変化しても強固に取付けできる
から、カーテンウォールユニットのファスナーへの取付
角度を任意に設定でき、曲面形状のユニット式カーテン
ウォールを構成できる。
ナー取付部の取付角度が変化しても強固に取付けできる
から、カーテンウォールユニットのファスナーへの取付
角度を任意に設定でき、曲面形状のユニット式カーテン
ウォールを構成できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1に示すように、カーテンウォ
ールユニット1を建物躯体2に上下方向、左右方向に連
続して取付けてユニット式カーテンウォールを形成して
いる。前記カーテンウォールユニット1は左右の縦枠3
と上枠4と下枠5を方形状に枠組みして枠体6とし、そ
の枠体6にガラス、障子等のパネル7を装着してある。
ールユニット1を建物躯体2に上下方向、左右方向に連
続して取付けてユニット式カーテンウォールを形成して
いる。前記カーテンウォールユニット1は左右の縦枠3
と上枠4と下枠5を方形状に枠組みして枠体6とし、そ
の枠体6にガラス、障子等のパネル7を装着してある。
【0017】各枠体6の左右の縦枠3と上枠4の両端寄
りが建物躯体それぞれに取付けられ、上の枠体6の下枠
5と下の枠体6の上枠4が連結されている。
りが建物躯体それぞれに取付けられ、上の枠体6の下枠
5と下の枠体6の上枠4が連結されている。
【0018】図2,図3,図4に示すように、上枠4と
縦枠3は室外寄りに内向凹溝10をそれぞれ有し、縦枠
3の内面3aに上枠4の端面4aを突き当ててビス等で
連結してあり、その各凹向凹溝10が連続してパネル7
の縦縁部、上縁部が装着してある。下枠5も同様であ
る。
縦枠3は室外寄りに内向凹溝10をそれぞれ有し、縦枠
3の内面3aに上枠4の端面4aを突き当ててビス等で
連結してあり、その各凹向凹溝10が連続してパネル7
の縦縁部、上縁部が装着してある。下枠5も同様であ
る。
【0019】前記上枠4は図2に示すように上板11と
下板12と室外縦板13と室内縦板14で中空形状で、
その上板11の室外寄りに上向きコ字状のゴンドラガイ
ド部15を有し、室内縦板14に室内側に開口した凹条
溝16が長手方向に連続して形成してある。上枠4の下
板12には下向片17が一体的に設けてあり、この下向
片17に押え片18をビス固着し、その押え片18と下
向片17で断熱材19の上縁部を支持している。この断
熱材19の縦縁部は図3に示すように縦枠3の内面3a
にビスで取付けた縦アタッチメント20と、その縦アタ
ッチメント20にビス止めした押え片21で支持してあ
る。
下板12と室外縦板13と室内縦板14で中空形状で、
その上板11の室外寄りに上向きコ字状のゴンドラガイ
ド部15を有し、室内縦板14に室内側に開口した凹条
溝16が長手方向に連続して形成してある。上枠4の下
板12には下向片17が一体的に設けてあり、この下向
片17に押え片18をビス固着し、その押え片18と下
向片17で断熱材19の上縁部を支持している。この断
熱材19の縦縁部は図3に示すように縦枠3の内面3a
にビスで取付けた縦アタッチメント20と、その縦アタ
ッチメント20にビス止めした押え片21で支持してあ
る。
【0020】前記建物躯体2にはファスナー30が取付
けてある。このファスナー30はファスナーベース31
とユニットファスナー32を備え、そのユニットファス
ナー32の横片33がファスナーベース31にボルト3
4で取付けてある。ファスナーベース31の縦片35の
室外側面35aは上下方向に室内外方向に向けて円孤状
に弯曲していると共に、その縦片35の上部には支持片
36が室内側に向けて一体的に設けてある。このファス
ナー30は左右に隣接したカーテンウォールユニット1
の各縦枠3の室内側に位置している。
けてある。このファスナー30はファスナーベース31
とユニットファスナー32を備え、そのユニットファス
ナー32の横片33がファスナーベース31にボルト3
4で取付けてある。ファスナーベース31の縦片35の
室外側面35aは上下方向に室内外方向に向けて円孤状
に弯曲していると共に、その縦片35の上部には支持片
36が室内側に向けて一体的に設けてある。このファス
ナー30は左右に隣接したカーテンウォールユニット1
の各縦枠3の室内側に位置している。
【0021】連結部材40は縦枠取付部41と上枠取付
部42とファスナー取付部43と高さ調整部44を有し
ている。具体的には図5に示すように室外寄り部45a
よりも室内寄り部45bが上方に突出した縦板状の本体
45を有し、その室外寄り部45aに上下一対の面内方
向に向う透孔46が形成されて縦枠取付部41としてあ
る。本体45の室内寄り部45bの一側面に段部45c
が形成されて位置決め部としてある。
部42とファスナー取付部43と高さ調整部44を有し
ている。具体的には図5に示すように室外寄り部45a
よりも室内寄り部45bが上方に突出した縦板状の本体
45を有し、その室外寄り部45aに上下一対の面内方
向に向う透孔46が形成されて縦枠取付部41としてあ
る。本体45の室内寄り部45bの一側面に段部45c
が形成されて位置決め部としてある。
【0022】前記上枠取付部42は本体45の室内寄り
部45bの上部寄りにほぼ直角に一体的に設けた板状
で、その室外側面42aは左右方向に室内外方向に向け
て円孤状に突出した曲面で、その上枠取付部42には面
外方向に向う透孔47が形成してある。
部45bの上部寄りにほぼ直角に一体的に設けた板状
で、その室外側面42aは左右方向に室内外方向に向け
て円孤状に突出した曲面で、その上枠取付部42には面
外方向に向う透孔47が形成してある。
【0023】前記ファスナー取付部43は本体45の室
内寄り部45bの室内側端部の下部寄りにほぼ直角に一
体的に設けた板状で、その室内側面43aは左右方向に
室内外方向に向けて円孤状に突出した曲面で、そのファ
スナー取付部43には面外方向に向う透孔48が形成し
てある。
内寄り部45bの室内側端部の下部寄りにほぼ直角に一
体的に設けた板状で、その室内側面43aは左右方向に
室内外方向に向けて円孤状に突出した曲面で、そのファ
スナー取付部43には面外方向に向う透孔48が形成し
てある。
【0024】前記高さ調整部44は本体45の室内寄り
部45bの室内側端部の上部寄りに突出片49を介して
縦ボルト挿通部50を一体的に設けてある。
部45bの室内側端部の上部寄りに突出片49を介して
縦ボルト挿通部50を一体的に設けてある。
【0025】縦枠取付部41の一側面が縦枠3の内面3
aに接すると共に、段部45cを室内側端面3bに当接
し、かつ透孔46を挿通したボルト51で縦枠3に取付
けてあり、その縦枠取付部41の上端面が上枠4の下板
12に接し、かつ上枠取付部42が上枠4の室内側縦板
14と対向すると共に、ファスナー取付部43がファス
ナー30の縦片35と対向する。
aに接すると共に、段部45cを室内側端面3bに当接
し、かつ透孔46を挿通したボルト51で縦枠3に取付
けてあり、その縦枠取付部41の上端面が上枠4の下板
12に接し、かつ上枠取付部42が上枠4の室内側縦板
14と対向すると共に、ファスナー取付部43がファス
ナー30の縦片35と対向する。
【0026】上枠4の室内側縦板14に形成した凹条溝
16にボルト52の頭部が長手方向から挿入して取付け
てあり、そのボルト52のネジ部に上枠取付部42の透
孔47を挿通してナット53を螺合することで上枠取付
部42を上枠4の室内寄り部に取付ける。
16にボルト52の頭部が長手方向から挿入して取付け
てあり、そのボルト52のネジ部に上枠取付部42の透
孔47を挿通してナット53を螺合することで上枠取付
部42を上枠4の室内寄り部に取付ける。
【0027】ファスナー取付部43の透孔48とファス
ナー30の縦片35の透孔37にボルト54に挿通し、
回り止め55に設けたナット56に螺合してファスナー
取付部43をファスナー30の縦片35に取付ける。
ナー30の縦片35の透孔37にボルト54に挿通し、
回り止め55に設けたナット56に螺合してファスナー
取付部43をファスナー30の縦片35に取付ける。
【0028】高さ調整部44の縦ボルト挿通部50に高
さ調整ボルト57を挿通してロックナット58で上下方
向に動かないようにロックし、その高さ調整ボルト57
をファスナー30の支持片36に当接する。これによっ
てロックナット58を弛めて高さ調整ボルト57を上下
に移動することでカーテンウォールユニットの取付け高
さを調整できる。
さ調整ボルト57を挿通してロックナット58で上下方
向に動かないようにロックし、その高さ調整ボルト57
をファスナー30の支持片36に当接する。これによっ
てロックナット58を弛めて高さ調整ボルト57を上下
に移動することでカーテンウォールユニットの取付け高
さを調整できる。
【0029】図3,図4に示すように、左右に隣接する
カーテンウォールユニット1は平行状態に対して若干傾
斜して取付けてある。この取付角度を変えてもファスナ
ー取付部43の室内側面43a(つまり、取付面)が左
右方向に室内外方向に向けて弯曲した曲面形状であるか
ら、ファスナー取付部43をファスナー30の縦片35
に強固に取付けできる。
カーテンウォールユニット1は平行状態に対して若干傾
斜して取付けてある。この取付角度を変えてもファスナ
ー取付部43の室内側面43a(つまり、取付面)が左
右方向に室内外方向に向けて弯曲した曲面形状であるか
ら、ファスナー取付部43をファスナー30の縦片35
に強固に取付けできる。
【0030】また、上枠取付部42の室外側面42a
(つまり、取付面)が左右方向に室内外方向に向けて弯
曲した曲面形状であるから、上枠4と上枠取付部42の
取付角度を若干変更できる。
(つまり、取付面)が左右方向に室内外方向に向けて弯
曲した曲面形状であるから、上枠4と上枠取付部42の
取付角度を若干変更できる。
【0031】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、カーテン
ウォールユニットの枠体を形成する縦枠は連結部材の縦
枠取付部とファスナー取付部でファスナーを介して建物
躯体に取付けられるし、上枠は連結部材の上枠取付部と
ファスナー取付部でファスナーを介して建物躯体に取付
けられる。これにより、縦枠にかかる荷重、上枠にかか
る荷重は連結部材、ファスナーを介して建物躯体でそれ
ぞれ独立して支持され、縦枠と上枠の連結部分に上枠に
かかる荷重による負担がかからないので、その連結部分
に隙間が生じて雨水等が連結部分に浸入することがない
し、縦枠が変形することがない。
ウォールユニットの枠体を形成する縦枠は連結部材の縦
枠取付部とファスナー取付部でファスナーを介して建物
躯体に取付けられるし、上枠は連結部材の上枠取付部と
ファスナー取付部でファスナーを介して建物躯体に取付
けられる。これにより、縦枠にかかる荷重、上枠にかか
る荷重は連結部材、ファスナーを介して建物躯体でそれ
ぞれ独立して支持され、縦枠と上枠の連結部分に上枠に
かかる荷重による負担がかからないので、その連結部分
に隙間が生じて雨水等が連結部分に浸入することがない
し、縦枠が変形することがない。
【0032】また、1つの連結部材で縦枠、上枠がファ
スナーを介して建物躯体に取付けてあるから、カーテン
ウォールユニットが建物躯体に対して変位した時に縦
枠、上枠が同じ動きとなり、縦枠と上枠の連結部分に無
理な力がかかることがない。
スナーを介して建物躯体に取付けてあるから、カーテン
ウォールユニットが建物躯体に対して変位した時に縦
枠、上枠が同じ動きとなり、縦枠と上枠の連結部分に無
理な力がかかることがない。
【0033】請求項2に係る発明によれば、上枠に沿っ
てゴンドラを移動できるし、その上枠にかかるゴンドラ
の荷重は連結部材とファスナーを介して建物躯体で支持
されて縦枠にかかることがない。これによって、ゴンド
ラの荷重で縦枠と上枠の連結部分に隙間が生じたり、縦
枠が変形することがない。
てゴンドラを移動できるし、その上枠にかかるゴンドラ
の荷重は連結部材とファスナーを介して建物躯体で支持
されて縦枠にかかることがない。これによって、ゴンド
ラの荷重で縦枠と上枠の連結部分に隙間が生じたり、縦
枠が変形することがない。
【0034】請求項3に係る発明によれば、ファスナー
とファスナー取付部の取付角度が変化しても強固に取付
けできるから、カーテンウォールユニットのファスナー
への取付角度を任意に設定でき、曲面形状のユニット式
カーテンウォールを構成できる。
とファスナー取付部の取付角度が変化しても強固に取付
けできるから、カーテンウォールユニットのファスナー
への取付角度を任意に設定でき、曲面形状のユニット式
カーテンウォールを構成できる。
【図1】ユニット式カーテンウォールの一部外観図であ
る。
る。
【図2】カーテンウォールユニット取付部の縦断面図で
ある。
ある。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】連結部材の斜視図である。
1…カーテンウォールユニット 2…建物躯体 3…縦枠 4…上枠 5…下枠 6…枠体 7…パネル 15…ゴンドラガイド部 30…ファスナー 40…連結部材 41…縦枠取付部 42…上枠取付部 43…ファスナー取付部 43a…室内側面(取付面)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 千春 東京都墨田区本所3−14−9
Claims (3)
- 【請求項1】 左右の縦枠と上枠と下枠を方形状に枠組
みした枠体にパネルを装着してカーテンウォールユニッ
トを形成し、このカーテンウォールユニットを連結部材
で建物躯体に取付けられたファスナーに取付けるカーテ
ンウォールユニットの取付構造であって、 前記連結部材は、縦枠に取付けられる縦枠取付部と、上
枠に取付けられる上枠取付部と、ファスナーに取付けら
れるファスナー取付部を有することを特徴とするカーテ
ンウォールユニットの取付構造。 - 【請求項2】 枠体を形成する上枠にゴンドラガイド部
が設けられて上枠に沿ってゴンドラが移動可能とした請
求項1記載のカーテンウォールユニットの取付構造。 - 【請求項3】 連結部材のファスナー取付部の取付面
が、左右方向に室内外方向に向けて円孤状に弯曲した曲
面形状である請求項1記載のカーテンウォールユニット
の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11807498A JP3539202B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | カーテンウォールユニットの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11807498A JP3539202B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | カーテンウォールユニットの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11310981A true JPH11310981A (ja) | 1999-11-09 |
JP3539202B2 JP3539202B2 (ja) | 2004-07-07 |
Family
ID=14727366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11807498A Expired - Fee Related JP3539202B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | カーテンウォールユニットの取付構造 |
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JP (1) | JP3539202B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103306408A (zh) * | 2012-03-07 | 2013-09-18 | 沈阳远大铝业工程有限公司 | 一种用于解决较大的土建结构正负偏差的连接构件 |
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1998
- 1998-04-28 JP JP11807498A patent/JP3539202B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103306408A (zh) * | 2012-03-07 | 2013-09-18 | 沈阳远大铝业工程有限公司 | 一种用于解决较大的土建结构正负偏差的连接构件 |
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Publication number | Publication date |
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JP3539202B2 (ja) | 2004-07-07 |
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