JPH0337290Y2 - - Google Patents
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- JPH0337290Y2 JPH0337290Y2 JP1986200361U JP20036186U JPH0337290Y2 JP H0337290 Y2 JPH0337290 Y2 JP H0337290Y2 JP 1986200361 U JP1986200361 U JP 1986200361U JP 20036186 U JP20036186 U JP 20036186U JP H0337290 Y2 JPH0337290 Y2 JP H0337290Y2
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Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はパネル状のユニツト類を建付けて構成
されるプレフアブルームの間仕切り壁に関し、特
にトイレ用ユニツト類を組合せて構成されるシス
テムトイレとしてのプレフアブルームの間仕切り
壁に関する。
されるプレフアブルームの間仕切り壁に関し、特
にトイレ用ユニツト類を組合せて構成されるシス
テムトイレとしてのプレフアブルームの間仕切り
壁に関する。
(従来の技術)
近年、ビルジングの躯体建設後、屋内工事を行
うに際し、その水廻り空間、例えば、便器と洗面
台が浴槽に併設されるバスルームや男子用及び女
子用の便器と洗面台が複数並置されるトイレ等の
スペースは、工事内容が多岐に亘る為、事前に一
括して工事等で製作されたパネル状のユニツト類
を建物の中に搬入し、これらを建付けて所謂プレ
フアブ方式のインナールームを新たに設けること
により行い、以つて施工の簡略化を図る傾向に在
る。
うに際し、その水廻り空間、例えば、便器と洗面
台が浴槽に併設されるバスルームや男子用及び女
子用の便器と洗面台が複数並置されるトイレ等の
スペースは、工事内容が多岐に亘る為、事前に一
括して工事等で製作されたパネル状のユニツト類
を建物の中に搬入し、これらを建付けて所謂プレ
フアブ方式のインナールームを新たに設けること
により行い、以つて施工の簡略化を図る傾向に在
る。
斯うしたプレフアブルームに間仕切り壁を設け
る場合、そこに使用されるユニツト類は片面のみ
を見せるルーム側壁部とは異なり両面を人目に曝
さざるを得ない為、従来、両面に壁装仕上げが施
こされた専用のパネルユニツトを建付けて施工し
ていた。
る場合、そこに使用されるユニツト類は片面のみ
を見せるルーム側壁部とは異なり両面を人目に曝
さざるを得ない為、従来、両面に壁装仕上げが施
こされた専用のパネルユニツトを建付けて施工し
ていた。
(考案が解決しようとする問題点)
だが、斯かる従来のプレフアブルームの間仕切
り壁は、専用のユニツトを必要とすることからル
ームスペースの増大や多様化に伴つてユニツトの
種類が増し、プレフアブ方式本来の一括生産によ
るコストダウンという目的から一歩後退する結果
とならざるを得ず、特に、トイレ用ユニツト類を
組合せて構成されるシステムトイレとしてのプレ
フアブルームにおいては、間仕切り壁の片側若し
くは両側が小便用或るいは洗面用の場所として利
用されることが多くこの為小便器や洗面器を片側
のみ或いは両側に備えたユニツトを逐一用意する
必要が生じて、更に不利な結果を生む傾向にあつ
た。又単一ユニツトである為、遮音性が低く、ト
イレ用としては具合が悪かつた。
り壁は、専用のユニツトを必要とすることからル
ームスペースの増大や多様化に伴つてユニツトの
種類が増し、プレフアブ方式本来の一括生産によ
るコストダウンという目的から一歩後退する結果
とならざるを得ず、特に、トイレ用ユニツト類を
組合せて構成されるシステムトイレとしてのプレ
フアブルームにおいては、間仕切り壁の片側若し
くは両側が小便用或るいは洗面用の場所として利
用されることが多くこの為小便器や洗面器を片側
のみ或いは両側に備えたユニツトを逐一用意する
必要が生じて、更に不利な結果を生む傾向にあつ
た。又単一ユニツトである為、遮音性が低く、ト
イレ用としては具合が悪かつた。
本考案は、斯かる従来のプレフアブルームの間
仕切り壁における問題点を有効に解決すべく為さ
れたもので、その目的とする処は、ユニツトの種
類を可及的に低減でき、特に、システムトイレ等
にあつては大幅なコストダウンが可能なばかりか
遮音効果にも優れたプレフアブルームの間仕切り
壁を提供するにある。
仕切り壁における問題点を有効に解決すべく為さ
れたもので、その目的とする処は、ユニツトの種
類を可及的に低減でき、特に、システムトイレ等
にあつては大幅なコストダウンが可能なばかりか
遮音効果にも優れたプレフアブルームの間仕切り
壁を提供するにある。
(問題点を解決するための手段)
上記問題点を解決する為の手段として、本考案
は、前面に表面材を張り付け、裏面を補強フレー
ムで補強してなる壁パネルの2枚を背中合せに立
設し、これら壁パネルの縁部に位置する補強フレ
ームに飾り縁の弾性フランジ部を嵌着すること
で、壁パネル縁部を飾り縁で覆つたことを特徴と
する。
は、前面に表面材を張り付け、裏面を補強フレー
ムで補強してなる壁パネルの2枚を背中合せに立
設し、これら壁パネルの縁部に位置する補強フレ
ームに飾り縁の弾性フランジ部を嵌着すること
で、壁パネル縁部を飾り縁で覆つたことを特徴と
する。
(作用)
上記手段によれば、片面のみに壁装仕上げを施
した共用のユニツトパネルでプレフアブルームの
間仕切り壁を構成することができ、しかも背中合
せのユニツト間に比較的幅のある中空領域が画成
される為遮音効果にも優れている。
した共用のユニツトパネルでプレフアブルームの
間仕切り壁を構成することができ、しかも背中合
せのユニツト間に比較的幅のある中空領域が画成
される為遮音効果にも優れている。
(実施例)
以下、本考案の一実施例に係る間仕切り壁及び
それが適用されたプレフアブルームに付き、添付
図面を参照して説明を行う。
それが適用されたプレフアブルームに付き、添付
図面を参照して説明を行う。
第1図は間仕切り壁の要部横断面図、第2図は
間仕切り壁の壁パネルの正面図、第3図は第2図
−線に沿つた壁パネルの要部拡大断面図、第
4図は間仕切り壁端部飾り縁の表側から見た斜視
図、第5図は飾り縁下部の裏側から見た斜視図で
ある。
間仕切り壁の壁パネルの正面図、第3図は第2図
−線に沿つた壁パネルの要部拡大断面図、第
4図は間仕切り壁端部飾り縁の表側から見た斜視
図、第5図は飾り縁下部の裏側から見た斜視図で
ある。
図中、参照符号Bは間仕切り壁を表わし、間仕
切り壁Bは汎用又は所定の工事において共用され
る幾種類かの壁パネル1,1′,11,11′を背
中合せに対して或いは適宜組合せて建付けて行く
ことにより構成され、壁終端部B1において飾り
縁Rが高さ方向の略全体に亘り嵌着されている。
切り壁Bは汎用又は所定の工事において共用され
る幾種類かの壁パネル1,1′,11,11′を背
中合せに対して或いは適宜組合せて建付けて行く
ことにより構成され、壁終端部B1において飾り
縁Rが高さ方向の略全体に亘り嵌着されている。
第1図中、左側の壁パネル1の概略の構造を述
べると、石綿セメント硅酸カルシウム等でできた
下地層としての板上の芯材2と、この芯材2の裏
面沿いに着設された亜鉛メツキ鋼板製の下地枠と
しての補強フレーム3と、芯材2の表面に張り付
けられたタイル等の仕上材としての表面材4とに
より構成されたパネル状のユニツトとなつてい
る。
べると、石綿セメント硅酸カルシウム等でできた
下地層としての板上の芯材2と、この芯材2の裏
面沿いに着設された亜鉛メツキ鋼板製の下地枠と
しての補強フレーム3と、芯材2の表面に張り付
けられたタイル等の仕上材としての表面材4とに
より構成されたパネル状のユニツトとなつてい
る。
補強フレーム3は、第2図及び第3図に示され
る様に、芯材2の裏面に沿つて組み上げられた支
持枠部5と芯材2より高い位置に置かれた係止枠
部6とから成る。支持枠部5は補強フレーム3の
下端より上端まで延伸する左右の縦框5a,5b
と、これら縦框5a,5bの各下端間をつなぐ下
框5c及び複数本の横桟5d…と、これら横桟5
d間に入れられた組子5e…とから成り、係止枠
部6は両縦框5a,5bの上端をつなぐ上框6a
と、この上框6aと支持枠部5の最上段の横桟5
dとの間に組み込まれた中央組子6b及びその両
側の後方へのオフセツト組子6cとから成る。
る様に、芯材2の裏面に沿つて組み上げられた支
持枠部5と芯材2より高い位置に置かれた係止枠
部6とから成る。支持枠部5は補強フレーム3の
下端より上端まで延伸する左右の縦框5a,5b
と、これら縦框5a,5bの各下端間をつなぐ下
框5c及び複数本の横桟5d…と、これら横桟5
d間に入れられた組子5e…とから成り、係止枠
部6は両縦框5a,5bの上端をつなぐ上框6a
と、この上框6aと支持枠部5の最上段の横桟5
dとの間に組み込まれた中央組子6b及びその両
側の後方へのオフセツト組子6cとから成る。
上記構成から成る壁パネル1の左右上下の各框
5a,5b,5c,6aや各横桟5d、組子5
e,6b,6c等はいずれもチヤンネル形状を有
し、特に両縦框5a,5bと上框6aはチヤンネ
ル両側部の一方の端縁を内方に折り込んで7の字
状となすことにより形成した略々G字状の断面を
有していて、壁終端部B1側の縦框5bは外側方
へ、反対側の縦框5aは後方へ、そして上框6a
は上方へと夫々開いている。
5a,5b,5c,6aや各横桟5d、組子5
e,6b,6c等はいずれもチヤンネル形状を有
し、特に両縦框5a,5bと上框6aはチヤンネ
ル両側部の一方の端縁を内方に折り込んで7の字
状となすことにより形成した略々G字状の断面を
有していて、壁終端部B1側の縦框5bは外側方
へ、反対側の縦框5aは後方へ、そして上框6a
は上方へと夫々開いている。
第1図左側の他の壁パネル1′も上記壁パネル
1と同様な構成を有するが、その各縦框5a′がい
づれも後方に開放した略G字状断面のチヤンネル
となつている。隣接する縦框5a,5a′同士はそ
のG字断面の底辺を互いに突合わせ、後方よりク
リツプ材7を上下方向数箇所に嵌着することによ
り連結し、表側には目地8が打たれている。
1と同様な構成を有するが、その各縦框5a′がい
づれも後方に開放した略G字状断面のチヤンネル
となつている。隣接する縦框5a,5a′同士はそ
のG字断面の底辺を互いに突合わせ、後方よりク
リツプ材7を上下方向数箇所に嵌着することによ
り連結し、表側には目地8が打たれている。
また、第1図右側の壁パネル11は、両縦框1
5a,15bを含め左側パネル1の補強フレーム
3と同様な構成及び接続方式の補強フレーム13
と、この補強フレーム13により支持される硅酸
カルシウム板下地にダイノツクシートを貼設した
壁装部材14とから成り、この壁パネル11に連
なる他の壁パネル11′も類似の構成となつてい
る。但し、壁パネル11の壁装部材14はその両
端縁部14a,14bの内の一方14aのみが隣
接パネル11′の壁装部材14′と欠継ぎされてい
るが、他の壁パネル11′の壁装部材14′は各端
縁部14a′のいづれもが欠継ぎとなつている。
5a,15bを含め左側パネル1の補強フレーム
3と同様な構成及び接続方式の補強フレーム13
と、この補強フレーム13により支持される硅酸
カルシウム板下地にダイノツクシートを貼設した
壁装部材14とから成り、この壁パネル11に連
なる他の壁パネル11′も類似の構成となつてい
る。但し、壁パネル11の壁装部材14はその両
端縁部14a,14bの内の一方14aのみが隣
接パネル11′の壁装部材14′と欠継ぎされてい
るが、他の壁パネル11′の壁装部材14′は各端
縁部14a′のいづれもが欠継ぎとなつている。
一方、飾り縁Rはアルミ材を押出成形した後に
焼付塗装を施したもので、第4図及び第5図に示
す様にやゝひしやげたC字断面状のレール部材か
ら成り、前部R1は断面の曲率半径が比較的大き
な弧状をなすが、その幅方向両端R2,R2には小
さな曲率半径で丸味が付けられ、この丸味に連な
る形でやゝ開き加減に後方に折曲された側部R3,
R3が両側に形成されている。そして、両側部R3,
R3の内方へ廻り込んだ各後部R4,R4には、後方
やゝ相寄る方向に折曲され次いで互いに離間する
方向に湾曲する弾性フランジ部R5,R5が飾り縁
Rの上端から下方へと連続的に形成され、各フラ
ンジ部R5は下端から所定の高さhのところまで
切除されている。
焼付塗装を施したもので、第4図及び第5図に示
す様にやゝひしやげたC字断面状のレール部材か
ら成り、前部R1は断面の曲率半径が比較的大き
な弧状をなすが、その幅方向両端R2,R2には小
さな曲率半径で丸味が付けられ、この丸味に連な
る形でやゝ開き加減に後方に折曲された側部R3,
R3が両側に形成されている。そして、両側部R3,
R3の内方へ廻り込んだ各後部R4,R4には、後方
やゝ相寄る方向に折曲され次いで互いに離間する
方向に湾曲する弾性フランジ部R5,R5が飾り縁
Rの上端から下方へと連続的に形成され、各フラ
ンジ部R5は下端から所定の高さhのところまで
切除されている。
また、間仕切り壁Bの終端部B1には、第1図
に示す様な外向きチヤンネル状の支柱9が立設さ
れていて、その両側部9a,9aに前記壁パネル
1,11の各一方側の縦框5b,15bの側面が
夫々止着され、これらの縦框5b,15bに飾り
縁Rのフランジ部R5,R5が外方より夫々挿入係
止されており、飾り縁Rの両後部R4,R4と各壁
パネル1,11との間には夫々シリコンシーリン
グ10,10が施されている。
に示す様な外向きチヤンネル状の支柱9が立設さ
れていて、その両側部9a,9aに前記壁パネル
1,11の各一方側の縦框5b,15bの側面が
夫々止着され、これらの縦框5b,15bに飾り
縁Rのフランジ部R5,R5が外方より夫々挿入係
止されており、飾り縁Rの両後部R4,R4と各壁
パネル1,11との間には夫々シリコンシーリン
グ10,10が施されている。
こうして背中合せとなつた壁パネル1,1′と
11,11′との間には保温及び遮音性の良好な
中空Sが画成されている。尚、第1図中、符号2
0,30は後述のパネル下枠を示し、Tは床面の
沓摺を示している。
11,11′との間には保温及び遮音性の良好な
中空Sが画成されている。尚、第1図中、符号2
0,30は後述のパネル下枠を示し、Tは床面の
沓摺を示している。
ここで、第6図を参照して間仕切り壁Bの壁パ
ネル1,11の建付け構造に付き説明する。尚、
その他の壁パネル1′,11′の建付け構造に付い
ては、同様な構成であることから説明を省略す
る。
ネル1,11の建付け構造に付き説明する。尚、
その他の壁パネル1′,11′の建付け構造に付い
ては、同様な構成であることから説明を省略す
る。
第6図は間仕切り壁の終端飾り縁を取除き第1
図矢視方向から見た端面拡大図で、要部を切欠
して示したものである。
図矢視方向から見た端面拡大図で、要部を切欠
して示したものである。
間仕切り壁Bの背中合せの壁パネル1,11や
1′,11′等の下方及び上方には夫々対応して向
い合せとなつた床フレームとしての左右のパネル
下枠20,30及び天井つなぎ材としての左右の
パネル上枠40,50が通されていて、本実施例
においては、下枠20,30同士及び上枠40,
50同士は夫々同じものが一対になつている。
1′,11′等の下方及び上方には夫々対応して向
い合せとなつた床フレームとしての左右のパネル
下枠20,30及び天井つなぎ材としての左右の
パネル上枠40,50が通されていて、本実施例
においては、下枠20,30同士及び上枠40,
50同士は夫々同じものが一対になつている。
下枠20,30は、夫々、壁パネル1,11が
着座する外向きL字状断面の座部20a,30a
と、アンカーボルト21,31及びナツト21
a,31aにより建物躯体の床スラブF上に飼物
22,32を介して固設された内向きL字状断面
の脚部20b,30bとを有する一体の成形材か
ら成り、脚部20b,30bの各基片20c,3
0cの内端同士が板材Pにより連結されている。
着座する外向きL字状断面の座部20a,30a
と、アンカーボルト21,31及びナツト21
a,31aにより建物躯体の床スラブF上に飼物
22,32を介して固設された内向きL字状断面
の脚部20b,30bとを有する一体の成形材か
ら成り、脚部20b,30bの各基片20c,3
0cの内端同士が板材Pにより連結されている。
また下枠20,30には外側から断面略逆L字
状のステンレス鋼製幅木23,33が被冠されて
いて、幅木23,33は夫々下枠脚部20b,3
0bの各垂直部20d,30dに沿つた起立片2
3a,33aと下枠座部20a,30aの各水平
部20e,30eを覆う内方への折曲片23b,
33bとを有しており、一方の幅木起立片23a
と下枠脚部20bの垂直部20dとの間には壁パ
ネル1側の床スラブF上に不図示の下側接着層で
下面が接着され更に床表面材としての磁器タイル
24に上側接着層25を介して上面が接着された
防水シート26の周辺部26aが立上げられ、他
方の幅木起立片33aと下枠脚部30bの垂直部
30dとの間には壁パネル11側の床スラブF上
にタイルカーペツト34と共に積層貼設された防
水層の周辺部36aが立上げられている。
状のステンレス鋼製幅木23,33が被冠されて
いて、幅木23,33は夫々下枠脚部20b,3
0bの各垂直部20d,30dに沿つた起立片2
3a,33aと下枠座部20a,30aの各水平
部20e,30eを覆う内方への折曲片23b,
33bとを有しており、一方の幅木起立片23a
と下枠脚部20bの垂直部20dとの間には壁パ
ネル1側の床スラブF上に不図示の下側接着層で
下面が接着され更に床表面材としての磁器タイル
24に上側接着層25を介して上面が接着された
防水シート26の周辺部26aが立上げられ、他
方の幅木起立片33aと下枠脚部30bの垂直部
30dとの間には壁パネル11側の床スラブF上
にタイルカーペツト34と共に積層貼設された防
水層の周辺部36aが立上げられている。
そして下枠座部20a,30aの各水平部20
e,30eには、夫々、接着層27,37を介し
てその上面に接着された幅木折曲片23b,33
bの上方から、だぼ28,38がビス29,39
によりカラー29a,39aを介して止着され、
以つて対応する壁パネル1,11の各下向きチヤ
ンネル状下框5c,15cに下方よりだぼ28,
38を遊嵌させてパネル下部1a,11aの位置
決めを行うと共に各下框5c,15cの後面と下
枠座部20a,30aの内方端起立片20f,3
0fとの間に前記間仕切り壁終端部B1の支柱9
の両側部9a,9b下端を係入接着して支柱下部
9cを着設せしめている。尚、支柱9は、この着
設の際に下枠座部20a,30aの起立片20
f,30fと衝合させないようにする為、その両
側部9a,9bを除く幅方向中央部9dの下端全
体が切除されている。また各壁パネル1,11の
下部1a,11aと幅木23,33の折曲部23
c,33cとの間には夫々シリコンコーキング1
b,11bが施されている。
e,30eには、夫々、接着層27,37を介し
てその上面に接着された幅木折曲片23b,33
bの上方から、だぼ28,38がビス29,39
によりカラー29a,39aを介して止着され、
以つて対応する壁パネル1,11の各下向きチヤ
ンネル状下框5c,15cに下方よりだぼ28,
38を遊嵌させてパネル下部1a,11aの位置
決めを行うと共に各下框5c,15cの後面と下
枠座部20a,30aの内方端起立片20f,3
0fとの間に前記間仕切り壁終端部B1の支柱9
の両側部9a,9b下端を係入接着して支柱下部
9cを着設せしめている。尚、支柱9は、この着
設の際に下枠座部20a,30aの起立片20
f,30fと衝合させないようにする為、その両
側部9a,9bを除く幅方向中央部9dの下端全
体が切除されている。また各壁パネル1,11の
下部1a,11aと幅木23,33の折曲部23
c,33cとの間には夫々シリコンコーキング1
b,11bが施されている。
一方、パネル上枠40,50は不図示の支柱上
部間に平行に架け渡された略Z字状断面の一対の
成形材で構成され、夫々、外方に向けられた上片
部40a,50aと、内方を向いた下片部40
b,50bと、その間を上下に結ぶ帯状本体部4
0c,50cとから成つている。そして本体部4
0c,50cには、壁パネル1,11の上部1
c,11cが、パネル補強フレーム3,13の係
止枠部6,16に設けられたオフセツト組子6
C,16cを外方からビス41,51で縫い付け
ることにより、夫々止着され、その際、上枠上片
部40a,50aの下面に壁パネル1,11の上
框6a,16aが望み、下片部40b,50bの
下面には支柱9の上部9eが望んでいる。斯かる
配置関係において、上枠40,50や他の不図示
の天井つなぎ材上に架設した横梁60等のビーム
やブレース材の適宜箇所からフツク61及び中間
保持枠62を介して吊設された天井63の対応す
る縁部63a,63bが各壁パネル上部1c,1
1cの壁装材外面に望み、その間には廻り縁4
2,52が介装され、この廻り縁42,52の基
部42a,52aがビス43,53により壁パネ
ル1,11に外方から止着されている。
部間に平行に架け渡された略Z字状断面の一対の
成形材で構成され、夫々、外方に向けられた上片
部40a,50aと、内方を向いた下片部40
b,50bと、その間を上下に結ぶ帯状本体部4
0c,50cとから成つている。そして本体部4
0c,50cには、壁パネル1,11の上部1
c,11cが、パネル補強フレーム3,13の係
止枠部6,16に設けられたオフセツト組子6
C,16cを外方からビス41,51で縫い付け
ることにより、夫々止着され、その際、上枠上片
部40a,50aの下面に壁パネル1,11の上
框6a,16aが望み、下片部40b,50bの
下面には支柱9の上部9eが望んでいる。斯かる
配置関係において、上枠40,50や他の不図示
の天井つなぎ材上に架設した横梁60等のビーム
やブレース材の適宜箇所からフツク61及び中間
保持枠62を介して吊設された天井63の対応す
る縁部63a,63bが各壁パネル上部1c,1
1cの壁装材外面に望み、その間には廻り縁4
2,52が介装され、この廻り縁42,52の基
部42a,52aがビス43,53により壁パネ
ル1,11に外方から止着されている。
斯うしたパネル建付け施工の後、間仕切り壁B
の終端部B1側の端面を見ると、パネル上枠40,
50の下方に両壁パネル1,11と支柱9が立ち
並び、それらをパネル下枠20,30が下から支
えた格好になつており、本実施例においては、各
壁パネル1,11の縦框5b,15bの手前側の
面5e,15eが第1図に示す様に下枠20,3
0の各端面20g,30gと略面一になつてい
る。斯かる間仕切り壁終端部B1の施工面に対し
第4図の飾り縁Rが、その両側フランジ部R5,
R5を縦框5b,15bに手前側より係入弾着せ
しめることにより、外方から冠着され、その際、
各フランジ部R5,R5の下端部が下枠20,30
の腰高に接着層27,37と幅木折曲片23b,
33bとの夫々の厚味を加えた値より多少高く設
定される前記高さhの分だけ切除されている為、
飾り縁Rの後部R4,R4を夫々対応する側の下枠
20,30の端面20g,30gと縦框5b,1
5bの手前側面5e,15eとにぴつたりとフイ
ツトさせることができる。
の終端部B1側の端面を見ると、パネル上枠40,
50の下方に両壁パネル1,11と支柱9が立ち
並び、それらをパネル下枠20,30が下から支
えた格好になつており、本実施例においては、各
壁パネル1,11の縦框5b,15bの手前側の
面5e,15eが第1図に示す様に下枠20,3
0の各端面20g,30gと略面一になつてい
る。斯かる間仕切り壁終端部B1の施工面に対し
第4図の飾り縁Rが、その両側フランジ部R5,
R5を縦框5b,15bに手前側より係入弾着せ
しめることにより、外方から冠着され、その際、
各フランジ部R5,R5の下端部が下枠20,30
の腰高に接着層27,37と幅木折曲片23b,
33bとの夫々の厚味を加えた値より多少高く設
定される前記高さhの分だけ切除されている為、
飾り縁Rの後部R4,R4を夫々対応する側の下枠
20,30の端面20g,30gと縦框5b,1
5bの手前側面5e,15eとにぴつたりとフイ
ツトさせることができる。
ここで、以上の構成に係る間仕切り壁Bをプレ
フアブルームに適用する場合に付き、第7図を参
照して説明を行う。
フアブルームに適用する場合に付き、第7図を参
照して説明を行う。
第7図はプレフアブルームの横断平面図であ
る。
る。
図中、参照符号Pはプレフアブルームの全体を
示す。プレフアブルームPは建物躯体の床F上に
構築されていて、三連の大便器70…を備えた大
便器ユニツト71及び三連の洗面器72…を備え
た洗面器ユニツト73から成る女子便所Wと、二
連の大便器74…を備えた大便器ユニツト75、
二連の小便器76…を備えた小便器ユニツト7
7、三連の洗面器78…を備えた洗面器ユニツト
79、及び掃除流しユニツト80から成る男子便
所Mとによりシステムトイレとして構成され、間
仕切り壁Bの他にも壁パネル1,1′,11,1
1′がプレフアブルームPの側壁沿いに使用され
る。
示す。プレフアブルームPは建物躯体の床F上に
構築されていて、三連の大便器70…を備えた大
便器ユニツト71及び三連の洗面器72…を備え
た洗面器ユニツト73から成る女子便所Wと、二
連の大便器74…を備えた大便器ユニツト75、
二連の小便器76…を備えた小便器ユニツト7
7、三連の洗面器78…を備えた洗面器ユニツト
79、及び掃除流しユニツト80から成る男子便
所Mとによりシステムトイレとして構成され、間
仕切り壁Bの他にも壁パネル1,1′,11,1
1′がプレフアブルームPの側壁沿いに使用され
る。
(考案の効果)
以上の説明により明らかな如く、本考案によれ
ば、壁パネルを背中合せにして建付ける為、片面
のみに壁装仕上げを施した共用のユニツトパネル
でプレフアブルームの間仕切り壁を構成すること
ができ、この為ユニツトの種類を可及的に低減で
き、特に、システムトイレ等にあつては大幅なコ
ストダウンが可能なばかりか、背中合せのパネル
間に中空部が画成される為遮音効果にも優れたプ
レフアブルームの間仕切り壁が得られる。
ば、壁パネルを背中合せにして建付ける為、片面
のみに壁装仕上げを施した共用のユニツトパネル
でプレフアブルームの間仕切り壁を構成すること
ができ、この為ユニツトの種類を可及的に低減で
き、特に、システムトイレ等にあつては大幅なコ
ストダウンが可能なばかりか、背中合せのパネル
間に中空部が画成される為遮音効果にも優れたプ
レフアブルームの間仕切り壁が得られる。
そして、本考案の間仕切り壁は、その縁部を飾
り縁で覆てなり、且つ飾り縁は、その弾性フラン
ジを壁パネルの補強フレームに嵌合するだけで取
付け工事が完了する。よつて、飾り縁をつける為
に格別の部材を必要とせず、且つその施工は簡単
である。
り縁で覆てなり、且つ飾り縁は、その弾性フラン
ジを壁パネルの補強フレームに嵌合するだけで取
付け工事が完了する。よつて、飾り縁をつける為
に格別の部材を必要とせず、且つその施工は簡単
である。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は間仕切り壁の要部横断面図、第2図は間仕
切り壁の壁パネルの正面図、第3図は第2図−
線に沿つた壁パネルの要部拡大断面図、第4図
は間仕切り壁端部飾り縁の表側から見た斜視図、
第5図は飾り縁下部の裏側から見た斜視図、第6
図は間仕切り壁の終端飾り縁を取除き第1図矢視
方向から見た端面拡大図で、要部を切欠いて示
したもの、そして第7図は第1図の間仕切り壁が
適用されたプレフアブルームの横断平面図であ
る。 尚、図面中、1,1′,11,11′は壁パネ
ル、3,13は補強フレーム、4,14は表面
材、Rは飾り縁、R5は弾性フランジ部、Bは間
仕切り壁、Pはプレフアブルームを示している。
1図は間仕切り壁の要部横断面図、第2図は間仕
切り壁の壁パネルの正面図、第3図は第2図−
線に沿つた壁パネルの要部拡大断面図、第4図
は間仕切り壁端部飾り縁の表側から見た斜視図、
第5図は飾り縁下部の裏側から見た斜視図、第6
図は間仕切り壁の終端飾り縁を取除き第1図矢視
方向から見た端面拡大図で、要部を切欠いて示
したもの、そして第7図は第1図の間仕切り壁が
適用されたプレフアブルームの横断平面図であ
る。 尚、図面中、1,1′,11,11′は壁パネ
ル、3,13は補強フレーム、4,14は表面
材、Rは飾り縁、R5は弾性フランジ部、Bは間
仕切り壁、Pはプレフアブルームを示している。
Claims (1)
- 前面に表面材を張り付け、裏面を補強フレーム
で補強してなる壁パネルの2枚を背中合せに立設
し、これら壁パネルの縁部に位置する補強フレー
ムに飾り縁の弾性フランジ部を嵌着することで、
壁パネル縁部を飾り縁で覆つたことを特徴とする
プレフアブルームの間仕切り壁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986200361U JPH0337290Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986200361U JPH0337290Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63106812U JPS63106812U (ja) | 1988-07-11 |
JPH0337290Y2 true JPH0337290Y2 (ja) | 1991-08-07 |
Family
ID=31162799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986200361U Expired JPH0337290Y2 (ja) | 1986-12-27 | 1986-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337290Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH082255Y2 (ja) * | 1989-02-22 | 1996-01-24 | 東陶機器株式会社 | 二重壁の倹鈍式見切構造 |
JPH082254Y2 (ja) * | 1989-02-22 | 1996-01-24 | 東陶機器株式会社 | 二重壁の見切構造 |
JPH082256Y2 (ja) * | 1989-03-30 | 1996-01-24 | 株式会社イナックス | 衛生設備室の間仕切壁構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58210228A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-07 | 松下電工株式会社 | 壁パネルの結合構造 |
-
1986
- 1986-12-27 JP JP1986200361U patent/JPH0337290Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58210228A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-07 | 松下電工株式会社 | 壁パネルの結合構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63106812U (ja) | 1988-07-11 |
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