JPH028036Y2 - - Google Patents

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JPH028036Y2
JPH028036Y2 JP13011884U JP13011884U JPH028036Y2 JP H028036 Y2 JPH028036 Y2 JP H028036Y2 JP 13011884 U JP13011884 U JP 13011884U JP 13011884 U JP13011884 U JP 13011884U JP H028036 Y2 JPH028036 Y2 JP H028036Y2
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JP
Japan
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frame
base frame
wall panel
wall
precast concrete
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JP13011884U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の目的〉 (産業上の利用分野) 本考案は洗面機能とトイレ機能等の数種の機能
を備える大型ユニツトルームに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、ユニツトルームを形成するには、一般的
に脚部を有する床パンの上に壁パネルを立設して
形成するのが主流である。したがつて、平面形状
で一辺が3m以上とする大型ユニツトの場合には、
その床パンも大型となる。しかし、このような大
型の床パンは常時製造することがないため成形型
をその都度、新規に製作しなければならず不経済
であるばかりでなく、出来上つた床パンは大型で
ある為搬送しにくく、しかも施工性も悪い不具合
を伴う。
これを防止する為に本願出願人は実開昭60−
177203号を出願中である。この出願中のものは、
第14図及び第15図に示すように、所望長さを
有する見切縁Aを連結して床スラブB上にベース
フレームCを囲繞形成すると共に、そのベースフ
レームC上にコーナーポストDを起立状に支持固
定し、各コーナーポストDを上部フレームEで接
続すると共に、各上部フレームE間にコーナーポ
ストDの撓みを阻止するブレースFを架設し、こ
のブレースFを介して天板(図示せず)を吊下げ
ると共に、コーナーポストD間に壁パネルHを組
込んだもので、いわゆる床パンを使用せずにベー
スフレームを床スラブ上に載置して適宜寸法大き
さのユニツトルームを形成するものである。
ところが、この出願中のものは床スラブBが荒
床である場合、その荒床の凹凸面によつてベース
フレームCを水平に固定できない場合がある。ベ
ースルームを水平に荒床に固定させるにはいちい
ちアジヤスターボルトにより微調整を行なわなけ
ればならない。
(本考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点はアジヤスタ
ー手段を用いずとも安定良く床面に固定させるこ
とにある。
(問題点を解決する為の手段) 本考案が講じた技術手段は、階上と階下とを仕
切るプレキヤストコンクリート板と、上面を水平
な壁載せ面とし且つ下端にその壁載せ面と平行な
取付片を有する所望長さの見切り縁端部同志を連
結して枠組され、取付片を上記プレキヤストコン
クリート板に固定したベースフレームと、そのベ
ースフレームのコーナーに立設したポストと、そ
のポスト相互に亘り横架した上部フレームと、隣
接する上部フレーム間に架設したブレースと、前
記ポスト間に組込んだ壁パネルとを備えたことで
ある。
(作用) 本考案の技術的手段の作用は、プレキヤストコ
ンクリート板の上面における平滑面を利用して壁
パネルを載承するベースフレーム全体を安定良く
固定させる。
(実施例) 見切縁Aは側壁を載置させる機能と、巾木的機
能とを有し上面を水平な壁載せ面aとし且つ下端
をその壁載せ面aと平行な取付片a′とする断面〓
形状を呈し、ユニツトの下端を形成すべく合成樹
脂や金属材で所望の長さに切截形成したもので、
この見切縁Aを適宜数(図面では4本)端部同志
を連結して枠組し、更にその取付片a′をプレキヤ
ストコンクリート板B上面にビス15で固定して
ベースフレームCを形成する。尚a1は止ピンで
適宜間隔をおいて突出形成する。
プレキヤストコンクリート板Bは、周知の如く
工場で予め定形に成形し、クレーン等の搬送手段
で吊上げてマンシヨン、ホテル等の建物の階上
と、階下との仕切壁として構築され、上面、下面
共に平滑面としたものである(第5図)。
ベースフレームCは、上記のように見切縁Aを
夫々連結することによりプレキヤストコンクリー
ト板B上に形成されたもので、コーナーに、ユニ
ツトの高さに等しい長さのコーナーポストDを立
設する。コーナーポストDは第4図に示すように
ポスト内面側のコーナーにスリツトを形成した、
断面〓形状を呈し、ベースフレームCコーナーの
外面に固定したL形の取付板cに下端をビス1止
めして各コーナーに固定する。隣接するコーナー
ポストDの上部に上部フレームEを横架せしめ
る。
上部フレームEは隣接するコーナーポストDの
上端を接続する機能と、天板Gを吊下げるブレー
スFを架設する機能を有するもので、断面〓形状
の金属製や合成樹脂製の枠材を平面矩形に枠組し
たもので、各コーナーポストDの上端にビス2止
めすることにより囲繞状に設けてなり、内面に側
壁を形成する壁パネルH上端との接続用アングル
材3を適宜間拡或いは全長にわたつて固定する。
壁パネルHは基板4の表面にタイル5を全面に
わたり貼着したり、シート状の化粧装飾板を一体
に取付けて形成し、その基板4の裏面周端及び中
途部に、背面にスリツト6を有する裏打枠7を固
定すると共に、隣接するパネルとの関係において
同一辺側の裏打枠7背面に適宜間隔をおいて弾性
掛合片8を取付けたものである。
弾性掛合片8は隣接する壁パネルHを連結接続
するもので、隣接する壁パネルHを直線状に連結
接続するものと、直角状に連結接続するものとの
二種類があり、その双方共に組込んだ状態におい
て隣接する裏打枠7背面に当接し且つそのスリツ
ト6に弾性的に係合する山形状に掛止片部18を
備えている。
而して、ベースフレームCの止ピンa1に下端
の裏打枠7に開孔した小孔7′を嵌合して壁パネ
ルHを所定個所に載置し、一方の壁パネルHの一
側の裏打枠7に設けてある弾性掛合片8の掛止片
部18を隣接する壁パネルHの裏打枠7に形成し
ているスリツト6に弾性的に掛止し、上側の裏打
枠7を前記接続用アングル材3にビス2止めして
壁パネルHを組込む。9は壁パネルHの裏面に固
定した補強用枠材である。
ブレースFは所望金属製の型材を切截形成した
もので、第12図や第13図に示すように夫々隣
接する上部フレームE,E上面間に斜め状に架設
固定して、形成されるユニツトの平面形状を定形
に保持し、大型であるが故に発生し易い変形を防
止するもので、壁パネルH組込前に架設固定す
る。
天板Gは上記ブレースFに吊持金具10を介し
て上部開口を開口する。この場合、天板Gは一枚
板であつても良いが、側壁と同様に壁パネル数枚
で形成されるものであつてもさしつかえない。
尚、11はベースフレームC内の床を形成する
下地材、12は下地材11の上に貼着するタイル
であるが、下地材11やタイル12を設けずに、
直接ジユータンを敷いて床としても任意である。
この床上には洗面器13が便器、浴槽等を配設
固定する。
また、ドア枠14は、全周の枠体14′を、背
面にスリツト6を有する枠材で形成し、隣接する
壁パネルHとの関係において同一辺側に枠体1
4′背面に適宜間隔をおいて弾性係合片8を取付
けたものであり、前記壁パネルHの組込時に一緒
に組込む。
尚、壁パネルH及びドア枠14の組込み方式は
あえて図示するものに限定されず、一般の間柱
と、隅柱との併用で行なうのも任意である。
(考案の効果) 本考案は以上のようにベースフレームの固定面
を建物の階上と階下を仕切るプレキヤストコンク
リート板としたので、床スラブ上に固定するもの
のようにその床スラブ上面に存在する凹凸を皆無
とする為のアジヤスター作業を必要とせずに精度
が良い大型ユニツトルームを形成できる。
更に、所望長さの見切縁端部同志を連結して枠
組したベースフレームと、そのコーナーに立設す
るコーナーポストと、その各コーナーポストを接
続する上部フレームと、各上部フレーム間に架設
したブレースとで構成したので、乾式工法を採用
して形成できるばかりでなく、あえてタイル業界
やその他の専門業界の専門の職人をその都度呼び
寄せて対処する必要をなし、ユニツト業界の専門
職人のみで組立施工ができ、組立作業の簡略化及
び組立施工の短縮化が図り得る。
依つて、所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案大型ユニツトルームの実施例を示
し、第1図は平面図で一部切欠する、第2図は斜
視図で一部切欠する、第3図は部分拡大縦断面
図、第4図は部分拡大横断平面図、第5図はプレ
キヤストコンクリート板の建築状態を示す斜視
図、第6図はコーナーポストを起立状に支持固定
した状態を示す部分拡大断面図、第7図は同状態
の斜視図、第8図は上部フレームを囲繞状に接続
した状態を示す部分拡大断面図、第9図は同状態
の斜視図で一部切欠する、第10図はブレースを
上部フレーム間に架設した状態を示す部分拡大断
面図、第11図は同状態の斜視図で一部切欠す
る、第12図は壁パネルを組込んだ状態を示す部
分拡大断面図、第13図は同斜視図で一部切欠す
る、第14図は従来例の斜視図で一部切欠する。
第15図は同従来例の要部の部分拡大断面図であ
る。 尚図中、A……見切縁、B……プレキヤストコ
ンクリート板、C……ベースフレーム、D……コ
ーナーポスト、E……上部フレーム、F……ブレ
ース、G……天板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 階上と階下とを仕切るプレキヤストコンクリー
    ト板と、上面を水平な壁載せ面とし且つ下端にそ
    の壁載せ面と平行な取付片を有する所望長さの見
    切縁端部同志を連結して枠組され、取付片を上記
    プレキヤストコンクリート板に固定したベースフ
    レームと、そのベースフレームのコーナーに立設
    したポストと、そのポスト相互に亘り横架した上
    部フレームと、隣接する上部フレーム間に架設し
    たブレースと、前記ポスト間に組込んだ壁パネル
    とを備えていることを特徴とする大型ユニツトル
    ーム。
JP13011884U 1984-08-27 1984-08-27 大型ユニツトル−ム Granted JPS6145547U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13011884U JPS6145547U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 大型ユニツトル−ム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13011884U JPS6145547U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 大型ユニツトル−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6145547U JPS6145547U (ja) 1986-03-26
JPH028036Y2 true JPH028036Y2 (ja) 1990-02-26

Family

ID=30688728

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13011884U Granted JPS6145547U (ja) 1984-08-27 1984-08-27 大型ユニツトル−ム

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KR100396117B1 (ko) * 2001-02-15 2003-09-03 아주렌탈 주식회사 조립식 수세식 간이 화장실

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Publication number Publication date
JPS6145547U (ja) 1986-03-26

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