JPH0328117Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0328117Y2
JPH0328117Y2 JP9418684U JP9418684U JPH0328117Y2 JP H0328117 Y2 JPH0328117 Y2 JP H0328117Y2 JP 9418684 U JP9418684 U JP 9418684U JP 9418684 U JP9418684 U JP 9418684U JP H0328117 Y2 JPH0328117 Y2 JP H0328117Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
frame
wall
ceiling
ceiling wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP9418684U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS619401U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9418684U priority Critical patent/JPS619401U/ja
Publication of JPS619401U publication Critical patent/JPS619401U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0328117Y2 publication Critical patent/JPH0328117Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はトイレユニツト、バスユニツト等の大
型ユニツトルームに関するものである。
(従来技術) 従来、ユニツトルームにおいて照明器、換気器
等は天井壁に設置されている(実開昭54−148348
号公報)。
(考案が解決しようとする課題) ところで、天井壁に照明器、換気器等を設置す
る為、その天井壁が撓み変形することがある。
ことにユニツトルームが平面視3m以上とする
大型である場合には天井壁が広く且つ設置する器
具も増えることからより撓み変形し易くなり、耐
久性の劣化が早急になつてしまう。
また、平面視で3m以上にもなる大型ユニツト
ルームの場合、無論床パンも大型化する。
斯様な大型な床パンは成形型をその都度新規に
製作しなければならず、製作コストが高騰するば
かりか、搬送が面倒になる。
本考案は上記従来事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とする処は天井壁裏に、スプリンク
ラー、火災報知機、埋込照明器具、スピーカー、
空調機等、比較的嵩張る器具を安心して設置でき
るようにすると共に、平面視3m以上とする大型
ユニツトルームでありながら、床パンを用いずに
製作することにある。
(課題を解決する為の手段) 上記目的を達成する為に講じた技術的手段は上
面を壁載せ面とする所望長さの見切縁を連結し且
つ床面に固定した所望大きさのベースフレームの
その壁載せ面に、ドア枠、側壁パネルを立設して
側壁を構成し、上記各側壁パネル及びドア枠上部
を上部フレームで接続し、該上部フレームを構成
する杆材上面間に架設した数本の補強材に吊持金
具を介して天井壁を吊下げてなり、前記上部フレ
ームを構成する各杆材の上面を、補強材下面と、
天井壁裏面との間にスプリンクラー、火災報知
機、埋込照明器具、スピーカー、空調機等の比較
的嵩張る器具の設置用空間を確保する高さに位置
させていることを要旨とする。
(作用) 上記技術的手段によれば、施工現場で見切縁を
連結して床面に固定することで囲繞された壁載せ
面上にドア枠、側壁パネルを立設して側壁を構成
し、更に各側壁パネル及びドア枠上部を上部フレ
ームで接続すると共に、その上部フレームを構成
する杆材上面間に架設する数本の補強材に、吊持
金具を介して天井壁を吊下げることで大型ユニツ
トルームが構築される。各側壁パネル上部を接続
した上部フレームを構成する杆材上面間に補強材
を数本架設し、この数本の補強材に上端を連結し
た吊持金具で天井壁が吊下げられていることか
ら、スプリンクラー、火災報知機、埋込照明器
具、スピーカー、空調機等の器具の重みによつて
は撓み変形しない程度の強度を天井壁に付与す
る。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、下記の利
点がある。
各側壁パネル上部を接続した上部フレームを
構成する杆材上面間に数本の補強材を架設し、
その補強材に上端を連結した吊持金具で天井壁
を吊下げていることから、その天井壁裏に、ス
プリンクラー、火災報知機、埋込照明器具、ス
ピーカー、空調機等の比較的嵩張る器具を顧客
の要望によつて設置してもその天井壁が撓み変
形し難く、天井壁裏を有効利用でき、天井壁の
耐久性の劣化も招かない。
広さごとに新設した成形型でその都度床パン
を成形せずとも、所望長さの見切縁を連結して
床面に固定することで壁載せ面を形成でき、経
済的であり、大型ユニツトルームの低廉化に寄
与する。
所望長さの見切縁は、束ねることでコンパク
ト化するから、施工現場への搬送作業も頗る簡
単である。
吊持金具の長さを変えることにより、設置用
空間を器具の大きさによつて変更可能である。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中、符号Aは見切縁であり、この見切縁Aは
側壁パネルHを載置させる機能と、幅木的機能と
を有し上面をフラツトな壁載せ面aとする断面形
状を呈し、ユニツトルームの下端を形成すべく合
成樹脂や金属材で所望の長さに切截形成したもの
で、この見切縁Aを適宜数(図面では4本)連結
すると共に、床面B(詳細には床スラグ)に囲繞
状に載置固定してベースフレームCを形成する。
尚a1は止ピンで適宜間隔をおいて突出形成する。
ベースフレームCは、上記のように見切縁Aを
夫々連結することにより任意広さをもつて床面B
上に形成されたもので、この見切縁A同士が連結
されるコーナー部分に、ユニツトルームの略全高
に等しい長さのコーナーポストDを立設してい
る。コーナーポストDは第4図に示すようにユニ
ツトルーム内に面するコーナー部全長にスリツト
を開孔した平面断面〓形状を呈し、ベースフレー
ムCコーナーの外面に固定したL形の取付板cに
下端をビス1止めして各コーナーに立設してな
り、この各コーナーポストD上端に上部フレーム
Eを接続している。
上部フレームEは、断面〓形状の金属製や合成
樹脂製の杆材を平面視矩形状に枠組してなり、各
コーナーポストDの上端にビス2止めして囲繞状
に設け、側壁H′を構成する側壁パネルH及びド
ア枠15上端に対応する内面部分には、接続用ア
ングル材3を適宜間隔をおいて固定している。
また、上部フレームEには第3図に示すよう
に、長辺側の杆材e,e上面間に数本の補強材F
を平行に架設している。
この補強材Fは第11図、第12図に示すよう
に断面 形の金属製の杆材を所定長さに切截して
なり、前記のように、上部フレームEにおける長
辺側の杆材e,e上面間に複数本平行に架設し、
構築されるユニツトルームが大型であるが故に発
生し易い挟み変形を防止している。
また、この補強材Fは上端を連結する吊持金具
fを介して天井壁Gを吊持している。
吊持金具fは天井壁G裏面に固着した受け金具
20と、螺子棒21、ナツト部材22、吊下板2
3とからなつている。
受け金具20は形状を呈し、その両側面上端
を逆U字状に折曲してある。螺子棒21は、前記
補強材Fの底板部を貫通する上端部に、螺着する
ナツト部材22,22で上記補強材Fの底板部を
挟着すると共に下端部に螺着するナツト部材2
2,22で吊下板23を挟着してなり、該吊下板
23を前記受け金具20の逆U字状折曲部20′
に引つ掛けて天井壁Gを吊持している(第3図)。
また、天井壁G裏面と、補強材F下面との間に
は機器の設置用空間Iが形成してある(第3図)。
この空間Iには、天井壁G裏にスプリンクラ
ー、スピーカー、埋込照明器具、火災報知機、空
調機等比較的嵩張る器具4が設置される。
また、この空間Iの高さは30cm〜50cm程度等と
する。この高さは上部フレームEを構成する杆材
eとして全高が高いものを使用することで、上部
フレームEを構成する杆材e上面間に架設してい
る補強材Fの底板部下面と、天井壁G裏面との間
に確保している。
側壁パネルHは基板5の表面に、タイル6や薄
板状の化粧装飾板又は壁紙等を貼り付けてなり、
その基板5の裏面周端及び中途部に、背面にスリ
ツト7を有し内部を中空とする裏打枠8を固定す
ると共に、裏面両側の裏打枠8において隣接する
側壁パネルH側のスリツト7開口縁に枠内方向に
向かい且つそのスリツト7を挟める方向に傾斜す
る折曲片7aを形成し、更に隣接する側壁パネル
H…との関係において同一辺側の裏打枠8背面に
適宜間隔をおいて弾性掛合片9を取付けている。
弾性掛合片9は隣接する側壁パネルHを連結接
続するもので、隣接する側壁パネルHを直線状に
連結接続するものと、直角状に連結接続するもの
との二種類があり、その双方共に組込んだ状態に
おいて隣接する裏打枠8背面に当接し且つスリツ
ト7開口縁に形成してある折曲片7aに弾性的に
掛合する山形状の掛止片部19を備えている(第
4図)。
而して、ベースフレームCの止ピンa1に下端の
裏打枠8に開孔した小孔8′を嵌合して側壁パネ
ルHを壁載せ面aに立設し、一方の側壁パネルH
の一側の裏打枠8に設けてある弾性掛合片9の掛
止片部19を、隣接する側壁パネルHの裏打枠8
に形成しているスリツト7開口縁の折曲片7a
に、弾性的に掛合して側壁H′を構成し、更に各
側壁パネルHにおいて、上側の裏打枠8を前記接
続用アングル材3にビス2止めして上部フレーム
Eに接続すると共に吊持金具fを介して天井壁G
を数本の補強材Fに吊持する(第3図、第4図)。
符号10は、側壁パネルHの裏面に固定した補
強用杆材である。
尚12,13はベースフレームC内の床を形成
する下地材及びその上に貼接するタイル付パネル
であるが、直接ジユータンを敷いて床としても任
意である。
この床上には洗面器14や便器、浴槽等を配設
固定する。
またドア枠15部分の組込み及び上部ルームE
への接続は第1図に示すように隣接する側壁パネ
ルHと同様に行なう。
尚、側壁パネルH及びドア枠15の組込み方式
はあえて図示するものに限定されず、コーナーポ
ストDを用いずに側壁パネルを接続するもの、又
間柱と、隅柱との併用で行なうのも任意である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案大型ユニツトルームの実施例を示
し、第1図は平面図で一部切欠する、第2図は斜
視図で一部切欠する、第3図は部分拡大縦断面
図、第4図は部分拡大横断平面図、第5図はコー
ナーポストを立設した状態を示す部分拡大断面
図、第6図は同状態の斜視図、第7図は上部フレ
ームを囲繞状に接続した状態を示す部分拡大断面
図、第8図は同状態の斜視図で一部切欠する、第
9図は補強材を上部フレーム間に架設した状態を
示す部分拡大断面図、第10図は同状態の斜視図
で一部切欠する、第11図は壁パネルを組込んだ
状態を示す部分拡大断面図、第12図は同斜視図
で一部切欠する。 尚図中、A:見切縁、B:床面、C:ベースフ
レーム、D:コーナーポスト、E:上部フレー
ム、F:補強材、G:天井壁、H:側壁パネル、
H′:側壁、I:設置用空間、a:壁載せ面、
e:上部フレームを構成する杆材、f:吊持金
具、15:ドア枠、4:器具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面を壁載せ面とする所望長さの見切縁を連結
    し且つ床面に固定した所望大きさのベースフレー
    ムのその壁載せ面に、ドア枠、側壁パネルを立設
    して側壁を構成し、上記各側壁パネル及びドア枠
    上部を上部フレームで接続し、該上部フレームを
    構成する杆材上面間に架設した数本の補強材に、
    吊持金具を介して天井壁を吊下げてなり、前記上
    部フレームを構成する各杆材の上面を、補強材下
    面と、天井壁裏面との間にスプリンクラー、火災
    報知機、埋込照明器具、スピーカー、空調機等の
    比較的嵩張る器具の設置用空間を確保する高さに
    位置させていることを特徴とする大型ユニツトル
    ーム。
JP9418684U 1984-06-22 1984-06-22 大型ユニツトル−ム Granted JPS619401U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9418684U JPS619401U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 大型ユニツトル−ム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9418684U JPS619401U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 大型ユニツトル−ム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS619401U JPS619401U (ja) 1986-01-20
JPH0328117Y2 true JPH0328117Y2 (ja) 1991-06-18

Family

ID=30652522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9418684U Granted JPS619401U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 大型ユニツトル−ム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS619401U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0652011B2 (ja) * 1986-12-08 1994-07-06 東陶機器株式会社 プレフアブル−ムの組立方法及び構造
JPH048141Y2 (ja) * 1988-03-16 1992-03-02
JP6392695B2 (ja) * 2015-03-31 2018-09-19 株式会社Lixil 衛生設備ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS619401U (ja) 1986-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4744188A (en) Suspended island ceiling system
US3417530A (en) Suspended ceiling system
JPH10234493A (ja) キッチンルームの構造
JPH0328117Y2 (ja)
JPH0328116Y2 (ja)
JPS5918842A (ja) 建物に使用される天井構造
JPS6019181Y2 (ja) シヤワ−ル−ムの据付け構造
JPH085205Y2 (ja) 玄関ドア付パネル
JP2987027B2 (ja) 空調設備用室内機の取付け構造
JP2563754Y2 (ja) 衛生設備室の組み込み枠
US3011601A (en) Building construction
JPS6113806B2 (ja)
JPH028036Y2 (ja)
JPH0144691Y2 (ja)
JPH082256Y2 (ja) 衛生設備室の間仕切壁構造
JPS6241008B2 (ja)
JP2628813B2 (ja) ユニットルームの天井構造
JPH061658Y2 (ja) 壁掛形洋風便器の設置構造
US20220170257A1 (en) Construction system
JP2580749Y2 (ja) 壁パネル
JPH0125136Y2 (ja)
JPH0640760Y2 (ja) 壁パネル
JPH0341032Y2 (ja)
JPH1037311A (ja) 建築ユニットの構造
JP3966980B2 (ja) パネル連結式の壁の構造