JPH11311033A - 自由サイズのユニットバス - Google Patents

自由サイズのユニットバス

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JPH11311033A
JPH11311033A JP10132603A JP13260398A JPH11311033A JP H11311033 A JPH11311033 A JP H11311033A JP 10132603 A JP10132603 A JP 10132603A JP 13260398 A JP13260398 A JP 13260398A JP H11311033 A JPH11311033 A JP H11311033A
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JP
Japan
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panel
bracket
wall panel
lower wall
horizontal
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JP10132603A
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Toshibumi Tsukagoshi
俊文 塚越
Yoshiyuki Wada
可幸 和田
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Inax Corp
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この出願発明は、ブラケットを利用して水平
パネルと壁パネルを組み合わせることにより、形状や大
きさ等の異なるユニットバスを提供することを目的とす
る。 【解決手段】 この出願発明は、防水パンの一辺の端か
ら立ち上がる下壁パネルと、下壁パネルの上端から背面
方向に張り出す下地板と奥行き方向のフレームを有する
水平パネルと、その水平パネルの他端の上壁パネルとか
らなり、ブラケットは奥行き方向のフレームに固定され
るユニットバスに関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この出願発明は、自由サイ
ズのユニットバスに関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、既存の防水パン型のないサイズ
のユニットバスを施工する場合には、その都度、新たに
型を製作し、製作した型によって防水パンを作製して対
応していた。さらに、新たに型の製作を行うと、作図、
型製作、検査等で製品出荷までの時間がかなり必要とな
るため、現場の状況によっては納期に間に合わないケー
スもあるという問題があった。一方、予め防水パンを用
意しておくためには、多種の防水パンが必要となり、そ
の製造のための型の製作、製造した防水パンの保管等で
コストがかかるという問題があった。また、現場で防水
パンを製作する方法もあるが、防水パン型は非常に高額
なものであり、現場での型製作はコストがかかるために
現在はほとんど行われなくなっている。ステーパイプを
利用すると、位置合わせ、レベル調整等の作業が大変で
あり、また、ステーパイプをスラブに載置するための空
間が必要であるという問題があった。ところで、最近は
いろいろな大きさの浴室あるいはいろいろな形状の浴室
が作られており、また、配管等のスペース、その他の構
造物によるスペースを確保する必要があるために、それ
ぞれの浴室の大きさ、形状に合わせてユニットバスを予
め作製することはコストの面から問題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 この出願発明者は、
いろいろ検討した結果、ブラケットを利用して水平パネ
ルと壁パネルを組み合わせることによりこれらの問題を
解決することに成功した。
【0004】
【課題を解決するための手段】 この出願発明は、防水
パンの一辺の端から立ち上がる下壁パネルと、下壁パネ
ルの上端から背面方向に張り出す下地板と奥行き方向の
フレームを有する水平パネルと、その水平パネルの他端
の上壁パネルとからなり、ブラケットは奥行き方向のフ
レームに固定されるユニットバスに関する。
【0005】
【発明の実施の形態】 この出願発明のユニットバス
は、壁パネルが下地板の裏に上下方向にフレームを有
し、表面材に化粧材を有することが好ましい。
【0006】この出願発明のユニットバスは、水平パネ
ルの底側と下壁パネルの裏側をブラケットにより固着す
るものであり、ブラケットは固着できる形状であればよ
いが、水平パネルの底側と下壁パネルの裏側のコーナー
に直角三角形のブラケットを設けたものであることが好
ましい。
【0007】この出願発明のユニットバスは、水栓が下
壁パネルに取り付けられていることが好ましい。
【0008】水平面はタイルで化粧したパネルでもよい
し、カウンターを載置してもよい。
【0009】ブラケットは直角三角形がとくに好まし
く、取り付ける数は、カウンター、ユニットバスの大き
さ等により異なり、2〜6個取り付ければよいが、3〜
5個取り付けることが好ましい。
【0010】以下、図面によって、この出願発明を説明
する。図1は、この出願発明のブラケットを利用したユ
ニットバスのカウンター部分の斜視図、図2はこの出願
発明の図1の室外側からみたユニットバスのカウンター
部分の斜視図、図3はブラケット、図4は2個を組み合
わせたブラケット、図5はこの出願発明のブラケットを
下壁に水栓が配置されているユニットバスの側面図、図
6はこの出願発明のブラケットを利用した天井梁欠き対
応のユニットバスの側面図そして図7は従来の出窓仕様
の斜視図をそれぞれ示す。
【0011】この出願発明のブラケットを利用したユニ
ットバスは、図1および図2に示すように、既存の防水
パン6の一辺の端から立ち上がる下壁パネル3に設けら
れた下壁パネル補強フレーム7にブラケット1によって
固着されており、このブラケット1の上には、下地板と
奥行き方向のフレームからなる水平パネル2の奥行き方
向に設けられた水平パネル補強フレーム8が固着されて
いる。さらに、この水平パネル2の端部の上には上壁パ
ネル4が載置されている。
【0012】ブラケット1は、図3に示すように、通常
は単独で使用されるが、配管その他のユニットバスの外
側に配置されている器具等を避けて固着するなどの作業
の面から、あるいは、さらに強度を上げるために図4に
示すように2つのブラケットを一緒に使用することもで
きる。
【0013】ユニットバスルームは、下壁に水栓が設け
られる場合には、図5に示すように水栓の裏側に配置さ
れている配管の上部のデッドスペースを有効に利用する
ことができる。また、あるいは、天井の梁がユニットバ
スルーム内に突出している場合には、図6に示すように
梁の部分以外のスペースを広げてユニットバスルームを
広くすることもできる。
【0014】水平パネル2は化粧材であるタイルのまま
でもよいが、図1、2に示すように、水平パネル全体を
覆うように天板5を載置することがとくに好ましい。
【0015】水平パネルは、どのような高さに設けても
よいが、浴室を広く使用する点からは図1に示すように
低い位置に設けることが好ましいし、また、水平パネル
あるいは天板の上に石鹸、シャンプー等を置く点からは
図5に示すような位置に設けることが好ましい。天板を
載置することにより意匠的にも優れたものとすることが
できる。
【0016】つぎに、施工方法について具体的に説明す
る。図1および図2に示すように、既存の防水パン6の
一辺の端に下壁パネル3を載置し、この下壁パネル補強
フレーム7にブラケット1を固着する。
【0017】ついで、このブラケット1の上に、下地板
と奥行き方向のフレームからなる水平パネル2の奥行き
方向に設けられた水平パネル補強フレーム8を固着す
る。さらに、この水平パネル2の端部の上に上壁パネル
4を載置する。
【0018】必要に応じて水平パネルの上に、図1およ
び図2に示すように天板を取り付ける。下壁パネル、水
平パネル、上壁パネルをブラケットで一体化する作業は
とくに限定されないが、工場で予め組み立てておき、現
場に運んでもよい。
【0019】
【発明の効果】 この出願発明は、壁パネルを突出さ
せ、建築スペースを最大限に利用しているので、ユニッ
トバスの空間を広げることができる。また、防水パンの
型をおこさずに特注サイズのユニットバスを提供できる
ため、コストを大幅に下げることができ、建築スペース
を最大限に利用しmm単位でユニットバスサイズの対応
ができる。水平パネルでできているので各部分の大きさ
を変更することにより、建築スペースに合わせられると
共に、天井梁があるときも壁天井パネルを短くすること
により梁に対応することができる。また、水平パネルは
下地板とフレームから構成されているのでいろいろなサ
イズが製作できるとくに、この出願発明の水平パネルの
補強フレームは、奥行き方向に設けられているので、ブ
ラケットは補強フレームに固定すれば奥行き幅のフレー
ムに固定することができ、フレームの奥行きに合わせな
くてもよいので、いろいろなサイズのブラケットを用意
する必要がない。フレーム板が下地板となっているので
大きさが調節できる。ブラケットを利用するので、水平
パネルの設置作業が楽になり、ステーパイプ使用時より
も低コストで対応でき、水平パネルのサイズが変わって
も同じブラケットが使用でき、現場ごとにブラケットの
サイズを変える必要はないので、ブラケットを大量生産
でき、コストをさらに下げることができる。また、下側
に水栓等のための配管等のスペースが必要であっても、
配管の上にブラケットを利用して上部の空間を有効に利
用できるので、ステーパイプに比べ大きさ、重量的にも
扱いやすくなり、コスト、輸送効率等にもメリットがあ
り、また、集荷作業や現場搬入等でも作業が楽になると
いう優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この出願発明のブラケットを利用したユニッ
トバスのカウンター部分の斜視図
【図2】 図1の室外側からみたユニットバスのカウン
ター部分の斜視図
【図3】 ブラケット
【図4】 2個を組み合わせたブラケット
【図5】 この出願発明のブラケットを利用した水栓が
配置されているユニットバスの側面図
【図6】 この出願発明のブラケットを利用した天井梁
欠き対応のユニットバスの側面図
【図7】 従来の出窓仕様の斜視図
【符号の説明】
1 ブラケット 2 水平パネル 3 下壁パネル 4 上壁パネル 5 天板 6 防水パン 7 下壁補強フレーム 8 水平パネル補強フレーム 9 梁 10 水栓 11 配管 12 ステーパイプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水パンの一辺の端から立ち上がる下壁
    パネルと、下壁パネルの上端から背面方向に張り出す下
    地板と奥行き方向のフレームを有する水平パネルと、そ
    の水平パネルの他端の上壁パネルとからなり、ブラケッ
    トは奥行き方向のフレームに固定されることを特徴とす
    るユニットバス。
  2. 【請求項2】 壁パネルは下地板の裏に上下方向のフレ
    ームを有し、表面材に化粧材を有することを特徴とする
    請求項1に記載のユニットバス。
  3. 【請求項3】 水平パネルの底側と下壁パネルの裏側の
    コーナーに直角三角形のブラケットを設けたことを特徴
    とする請求項1または2に記載のユニットバス。
JP13260398A 1998-04-28 1998-04-28 自由サイズのユニットバス Expired - Lifetime JP3391435B2 (ja)

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JPH11311033A true JPH11311033A (ja) 1999-11-09
JP3391435B2 JP3391435B2 (ja) 2003-03-31

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004254873A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Matsushita Electric Works Ltd カウンターの支持構造
JP2007016564A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Toto Ltd 浴室ユニットの壁構造
JP2009203646A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd ユニットルームの持出し支持構造

Cited By (4)

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JP4730003B2 (ja) * 2005-07-11 2011-07-20 Toto株式会社 浴室ユニットの壁構造
JP2009203646A (ja) * 2008-02-26 2009-09-10 Panasonic Electric Works Bath & Life Co Ltd ユニットルームの持出し支持構造

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