JPH043073Y2 - - Google Patents

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JPH043073Y2
JPH043073Y2 JP1987049136U JP4913687U JPH043073Y2 JP H043073 Y2 JPH043073 Y2 JP H043073Y2 JP 1987049136 U JP1987049136 U JP 1987049136U JP 4913687 U JP4913687 U JP 4913687U JP H043073 Y2 JPH043073 Y2 JP H043073Y2
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JP
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wall panel
panel
wall
flange
slit
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JP1987049136U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はユニツトバスルーム等のユニツトルー
ムに好適に適用される壁パネルの立設構造に関す
るものである。
[従来の技術] 例えばユニツトバスルームでは、防水パンの側
縁部に壁パネルが立設されている。この種の従来
構造を第7図及び第8図を参照して説明する。第
7図において符号1は防水パンであり、その床面
2から下段壁3が立上げられ、この下段壁の上端
から外方へ棚部4が延出されている。そして、こ
の棚部4の外側端からは上段壁5が立上げられ、
棚部4の上に壁パネル6が立設されている。この
壁パネル6は表面側が金属パネル7よりなり、裏
面が石膏ボード、FRPや発泡ウレタン等の発泡
樹脂などよりなる裏打材8で裏打されている。金
属パネル7はその側周が折曲されてフランジ7a
とされており、このフランジ7aと棚部4とがビ
ス9により固着されている。
第8図は特にタイル壁の立設構造としてしばし
ば用いられる構造であり、表面側にタイル10a
を有するプレート11がフレーム12に固着され
て壁パネル10が構成されている。このフレーム
12には小プレート13が固着され、この小プレ
ート13にクランク状断面形状のブラケツト14
がビス15で固着され、該ブラケツト14が上段
壁5に上側から被さるようにして係合され、これ
によつて壁パネル10が防水パン1と連結されて
いる。
[考案が解決しようとする問題点] 上記の如くビス9やブラケツト14を用いて壁
パネル6,10を防水パン1と連結することによ
り、壁パネルの立設構造が安定したものとなるの
であるが、従来においてはいずれも壁パネルの立
設を行なうに際しビス9やビス15を締込む作業
が必要であり、それだけ現場の作業工数が増え組
立てコストが嵩む原因となつていた。
[問題点を解決するための手段] 本考案の壁パネルの立設構造は、床パネルの床
面から立ち上げられた下段壁;該下段壁の上端か
ら外方へ延出された棚部;及び、該棚部の外側端
から立ち上げられた上段壁;を有する床パネルの
該棚部上に壁パネルを立設させた構造であり、該
壁パネルは表面が金属パネルよりなり、該金属パ
ネルの周縁は折曲されたフランジとされている壁
パネルの立設構造において、前記上段壁への係止
部及び前記フランジの受入れ用のスリツトを有す
る支持ピースが該棚部上に配置され、且つ該支持
ピースの係止部が上段壁に係止され、前記壁パネ
ルのフランジが該スリツトに係合されている壁パ
ネルの立設構造であつて、該フランジは、該壁パ
ネルの前面と垂直な片部及び該片部の先端から該
壁パネルの前面と平行にかつ該壁パネルの中央側
に折り立てられた片部を有したL字形断面形状で
あり、前記支持ピースのスリツトは、該L字形と
同形状となるように水平部及び垂直部を有したL
字形状のものであり、該スリツトの水平部は前記
支持ピースの底部近傍に配置されていることを特
徴とする。
[作用] 本考案の壁パネルの立設構造においては、支持
ピースのスリツトを壁パネルのフランジに嵌め合
わせる如くして支持ピースを壁パネルに取付け、
次いでこの支持ピースの係止部が上段壁に係合す
るように壁パネルを棚部上に載置するだけで壁パ
ネルの立設を行なうことができる。そのため、従
来の如くビス止め作業が立設作業に際して不要と
なる。本考案では、支持ピースの底面が棚部上に
着座するように配置されるため、支持ピースが安
定し、立設された壁パネルも安定したものとな
る。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例構造を示す縦断面図、
第2図及び第3図は支持ピースの形状説明図であ
る。符号1で示す床パネルは床面2から立上がる
下段壁3と、この下段壁3の上端から外方へ延出
する棚部4及び該棚部4の外側端から立上げられ
た上段壁5を有する。壁パネル6は表面側が金属
パネル7よりなり、その裏面側が裏打材8にて裏
打されている。そして金属パネル7の周縁部はL
字形断面形状となるように折曲されたフランジ7
aとされている。
符号16は支持ピースを示し、上段壁への係合
部17と、フランジ7aを受入れるL字形のスリ
ツト18を有している。第4図に示す如く壁パネ
ル6のフランジ7aは一部が切欠かれており、支
持ピース16はそのスリツト18をこの切欠き1
9を通して壁パネル6と係合されている。即ち、
スリツトの水平部18aをまずフランジ7aの底
面部(水平部)7Aに差込み、しかる後支持ピー
ス16を壁パネル6に沿つて側方向にスライドさ
せ、スリツトの垂直部18bをフランジの垂直部
7Bに係合させるのである。
このように支持ピース16が壁パネル6に連結
された後、係止部17が上段壁5に上から被さる
ように壁パネル6を棚部4上に載置する。そうす
ると、床パネル1はその上段壁5が支持ピース1
6を介して壁パネルを係止し、床パネル1と係止
部6が連結されたパネル立設構造となる。
しかして、この立設構造においては従来の如き
ビス止め作業が一切不要であり、立設作業を極め
て容易かつ迅速に行なうことができる。
なお、前述の如く、支持ピース16を壁パネル
6のフランジ7aに係合させるに際しては、まず
スリツト水平部18aをフランジ7aの水平部に
差込むのであるが、この差込みを容易とするため
に第5図に示す如くスリツト開口部に面取り19
を施すのが好適である。また、スリツト水平部1
8aをフランジ7aの水平部7Aに差込んだ後は
スリツト垂直部18bがフランジ7aの垂直部7
Bに係合するように支持ピース16をスライドさ
せるのであるが、切欠き19の端面19aがスリ
ツト水平部18a及びスリツト垂直部18bに滑
らかに入り込むようにするために、支持ピース1
6側面のスリツト開口縁部にも面取り19を設け
るのが好適である。
更に、支持ピース16は一旦フランジ7aと係
合させた後は、壁パネル6の側方向に簡単には動
かないように止まつていることが好ましい。そこ
で、第5図に示す如くスリツト18に突起20を
設け、支持ピース16の滑り止めをなすのが好適
である。
なお、特に限定されるものではないが、本考案
において支持ピース16としては適宜材質の合成
樹脂とするのが好適である。また、第1図に示す
如く、壁パネルと床パネル等との間隙部分にはシ
リコン等のコーキング21を施すのが好適であ
る。
上記実施例では、フランジ7aは水平部7Aと
垂直部7Bを有するL字形であるが、垂直部7B
の先端がさらに折曲されたJ字もしくはそれに類
似した形状のものであつても良い。
[効果] 以上の通り、本考案の壁パネルの立設構造にお
いては、壁パネルを床パネル上に立設するに際し
ビス止め作業が不要であり、立設作業が極めて容
易かつ迅速に行えるようになる。そのため、ユニ
ツトルーム等の組立コストの低廉化が図れる。ま
た、本考案では支持ピースが棚部上に安定に設置
され、立設された壁パネルもきわめて安定したも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例構造を示す縦断面図、
第2図は支持ピースの側面図、第3図は支持ピー
スの背面図、第4図は壁パネル6の裏面斜視図、
第5図は異なる実施例に係る支持ピース16の要
部側面図、第6図は第5図の−線に沿う断面
図、第7図及び第8図は従来例を示す断面図であ
る。 1……床パネル、2……床面、3……下段壁、
4……棚部、5……上段壁、6……壁パネル、7
……金属パネル、8……裏打材、16……支持ピ
ース、17……係止部、18……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 床パネルの床面から立ち上げられた下段壁;該
    下段壁の上端から外方へ延出された棚部;及び、
    該棚部の外側端から立ち上げられ上段壁;を有す
    る床パネルの該棚部上に壁パネルを立設させた構
    造であり、 該壁パネルは表面が金属パネルよりなり、該金
    属パネルの周縁は折曲されたフランジとされてい
    る壁パネルの立設構造において、 前記上段壁への係止部及び前記フランジの受入
    れ用のスリツトを有する支持ピースが該棚部上に
    配置され、且つ該支持ピースの係止部が上段壁に
    係止され、前記壁パネルのフランジが該スリツト
    に係合されている壁パネルの立設構造であつて、 該フランジは、該壁パネルの前面と垂直な片部
    及び該片部の先端から該壁パネルの前面と平行に
    かつ該壁パネルの中央側に折り立てられた片部を
    有したL字形断面形状であり、 前記支持ピース
    のスリツトは、該L字形と同形状となるように水
    平部及び垂直部を有したL字形状のものであり、 該スリツトの水平部は前記支持ピースの底部近
    傍に配置されていることを特徴とする壁パネルの
    立設構造。
JP1987049136U 1987-04-01 1987-04-01 Expired JPH043073Y2 (ja)

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JP1987049136U JPH043073Y2 (ja) 1987-04-01 1987-04-01

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JPS63156362U JPS63156362U (ja) 1988-10-13
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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5237167U (ja) * 1975-09-09 1977-03-16
JPS532262A (en) * 1976-06-25 1978-01-11 Kubota Ltd Thresher

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