JPH0642053Y2 - ユニツトル−ム用壁パネル - Google Patents

ユニツトル−ム用壁パネル

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JPH0642053Y2
JPH0642053Y2 JP1987049137U JP4913787U JPH0642053Y2 JP H0642053 Y2 JPH0642053 Y2 JP H0642053Y2 JP 1987049137 U JP1987049137 U JP 1987049137U JP 4913787 U JP4913787 U JP 4913787U JP H0642053 Y2 JPH0642053 Y2 JP H0642053Y2
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JP
Japan
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wall panel
flange
wall
vertical piece
unit room
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JP1987049137U
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JPS63156328U (ja
Inventor
清 古橋
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はユニットバスルーム等のユニットルームに用い
られる壁パネルに関するものである。
[従来の技術] 例えばユニットバスルームにおいては、防水パンの周縁
に壁パネル立設用の段部(棚部)が設けられ、壁パネル
はこの段部に置かれるようにして立設される。また、こ
の壁パネルを支承するための支柱を立設する場合には、
この支柱を該段部上に立設させる。
壁パネルの一種として、第4図の如く表面が金属板1で
あり、該金属板1の裏面を石膏ボード、FRP、発泡ウレ
タンなどの発泡樹脂等で裏打ちし、かつ金属板の縁部を
折曲してフランジ3を形成したものがある。この場合、
フランジ3がL字形断面となるように金属板1の縁部を
2段階に折曲し、壁パネル板面に略垂直な垂直片部4
と、該垂直片部の先端が板央側に折曲された折返し片部
5を有するものがある。
このような壁パネル6は、例えば第5図に示す如く防水
パン7の棚部8上に載置される如くして立設される。な
お第5図において符号9は防水パンの周縁から立ち上げ
られた側壁部を示し、符号10は棚部8の先端側が上方に
立ち上げられた立ち上げ壁を示す。
上記従来の壁パネルにおいて、壁パネルと共に支柱を防
水パン7の棚部8上に立設する場合、支柱11の下端がフ
ランジ3の折返し片部5に当り、壁パネル6を円滑に棚
部8上に立設することができない。そこで、従来は支柱
11の背面側に爪状の突起12を設け、この突起12を立ち上
げ壁10の上面に係止させて、支柱11の下端を前記棚部8
面から所要程度浮かせるようにすることが行なわれてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、爪状突起を支柱11に設ける場合には、こ
の突起が運搬時の邪魔となり、運搬体積を増大させた
り、あるいは運搬、組み立て作業時に突起が作業員を引
っかき、作業員が思わぬけがをする恐れがあった。
また、現場にて爪をたてるようにすると、運搬時の支障
はないものの、現場における組立て作業工数が多くな
り、それだけ組み立て作業が煩雑となる。
[問題点を解決するための手段] 本考案のユニットルーム用の壁パネルは、表面が金属板
であり表面が金属板であり、該金属板の周縁が裏面側に
折曲されてフランジが形成された壁パネルであって、該
フランジは少なくとも壁パネル板面に略垂直な垂直片部
と、該垂直片部の先端が板央側に折曲された折返し片部
とを有するユニットルーム用壁パネルにおいて、該垂直
片部の壁パネル板面と垂直方向の長さは、この壁パネル
が立設される防水パンの側壁部上縁の棚部の奥行きに等
しくなっており、該壁パネルコーナ部のフランジの少な
くとも前記折返し片部を切り欠いて、支柱下端の受入用
切欠を設けたことを特徴とするものである。
[作用] 本考案のユニットルーム用壁パネルにおいては、垂直片
部の壁パネル板面と垂直方向の長さ(以下、単に「垂直
片部の長さ」ということがある。)と防水パンの棚部の
奥行きとが等しくなっているので、壁パネルを該防水パ
ン上に立設するときに、該壁パネルの位置決めが容易に
なるとともに、前記棚部上に該壁パネルが安定して立設
される。また、該壁パネルの下縁に支柱下端を受け入れ
る切欠が設けられているので、支柱と壁パネルとを防水
パン上に立設するに際しフランジの折返し片部が支柱に
当ることがない。さらに、支柱にも爪状突起等の突起を
設ける必要がない。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係るユニットルーム用壁パネ
ルを示す要部斜視図(一部断面図)である。符号1は金
属板であり、その裏面側が石膏ボード、FRP、発泡ウレ
タン等の発泡樹脂などの裏打ち材で裏打ちされている。
フランジ3は壁パネルの板面と略垂直な垂直片部4と、
この垂直片部4の先端側が壁パネル板央側に折曲された
折返し片部5を有している。該垂直片部4の長さは、こ
の壁パネル6が立設される防水パン7の棚部8の奥行き
と等しいものとなっている。なお壁パネル6の側縁部分
のフランジ3では、この折返し片部5の先端がさらに内
側に折曲されて折返し部13とされている。
しかして、壁パネルのコーナ部においては、フランジ3
の折返し片部5が切り欠かれ、さらに垂直片部4の一部
も切り欠かれて支柱下端受入用の切欠14が形成されてい
る。
このように構成された壁パネルは、第2図の如く防水パ
ン7の棚部8上に立設されるが、この壁パネル6と共に
支柱11を立設するに際しては、切欠14が設けられている
から支柱11が折返し片部5に当ることがなく、支柱11に
従来の如く爪状突起などを設けることなくフランジ3を
スムーズに支柱11の下方に入り込ませることができる。
なお、施工に際しては、例えばまず支柱11を、棚部8上
に立設しておき、ついで壁パネル6をユニットルーム内
側から棚部8上に載せるようにして立設させる。この
際、壁パネル6の垂直片部4の長さと棚部8の奥行きが
等しいので、該壁パネル6の位置決めが容易であるとと
もに、該壁パネル6と棚部8との当接面積が大きく取れ
るので、該壁パネル6が棚部8上に安定して立設され
る。また、この壁パネル6には切欠14があるから、支柱
11を浮かせる等の作業が全く不要であり、壁パネルの立
設作業が極めて容易かつ迅速に行なえる。
なお、第2図において符号9は防水パンの側壁部10は立
ち上げ壁を示す。
上記実施例においては、壁パネル6の底辺部分のフラン
ジ3では、垂直片部4と折返し片部5のみが設けられて
いるが、第3図に示す如く折返し片部5の先端をさらに
内側に折曲して折返し部13を設けたタイプの壁パネル6
についても本考案を適用することができる。この場合に
は、第3図に示す如くこの折返し部13を含めて切欠14を
形成すれば良い。
なお、特に限定されるものではないが本考案において金
属板1としては亜鉛メッキを施した塩ビ鋼板等が好適で
ある。また、鋼板の表面にタイルを貼着したタイルパネ
ルについても本考案を適用できる。
[効果] 以上の通り、本考案のユニットルーム用壁パネルにおい
ては、フランジの垂直片部の長さが防水パンの棚部の奥
行きと等しくなっているので、該壁パネルの位置決めが
容易になるとともに、前記防水パン上に壁パネルが安定
して立設される。また、フランジの一部を切り欠いて支
柱下端受け入れ用の部分が設けられているから、支柱に
爪状突起等の突起物を形成する必要がなく、支柱の運搬
が容易となり、また組み立て時に作業員がけがをする恐
れ等もない。また、現場にて爪を立てる如き作業が不要
であり、組み立て作業工数が増大することもない。
従って、本考案によればユニットルームの資材の運搬コ
ストや組み立てコストが低減され、また組み立ても極め
て容易かつ迅速に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るユニットルーム用壁パネ
ルを示す要部斜視図、第2図は同壁パネルの施工構造を
示す縦断面図、第3図は別の実施例に係る壁パネルの要
部縦断面図、第4図及び第5図は従来例を示す断面図で
ある。 1……金属板、2……裏打ち材、 3……フランジ、4……垂直片部、 5……折返し片部、6……壁パネル、 7……防水パン、11……支柱、 14……切欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面が金属板であり、該金属板の周縁が裏
    面側に折曲されてフランジが形成された壁パネルであっ
    て、 該フランジは少なくとも壁パネル板面に略垂直な垂直片
    部と、該垂直片部の先端が板央側に折曲された折返し片
    部とを有するユニットルーム用壁パネルにおいて、 該垂直片部の壁パネル板面と垂直方向の長さは、この壁
    パネルが立設される防水パンの側壁部上縁の棚部の奥行
    きに等しくなっており、 該壁パネルコーナ部のフランジの少なくとも前記折返し
    片部を切り欠いて、支柱下端の受入用切欠を設けたこと
    を特徴とするユニットルーム用壁パネル。
JP1987049137U 1987-04-01 1987-04-01 ユニツトル−ム用壁パネル Expired - Lifetime JPH0642053Y2 (ja)

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JPS63156328U JPS63156328U (ja) 1988-10-13
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