JPH017792Y2 - - Google Patents

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JPH017792Y2
JPH017792Y2 JP8215183U JP8215183U JPH017792Y2 JP H017792 Y2 JPH017792 Y2 JP H017792Y2 JP 8215183 U JP8215183 U JP 8215183U JP 8215183 U JP8215183 U JP 8215183U JP H017792 Y2 JPH017792 Y2 JP H017792Y2
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JP
Japan
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wall
floor slab
parting edge
exit
space
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JP8215183U
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JPS59186310U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はトイレユニツト、バスユニツト等の衛
生設備室に関するものである。
[従来技術及びその問題点] 従来、衛生設備室は第10図に示すように建築
躯体内の据付空間100に、脚部101′を有す
る床パン101を設置し、この床パン101周縁
に側壁用の壁体やドア102を立設させることに
よつて構成されている。
この先行技術では据付空間100の床スラブE
から一段高い位置に出入り部が形成されることか
ら、出入り時の踏み込み高さを低くする為に隣室
の床スラブE上に床仕上面E′を一段高い位置に形
成して対処している。
しかし、隣室の床仕上面E′を一段高い位置に形
成すると自ずと施工面でコストの高騰が避けられ
ず、その床仕上面E′と床パン101との間の踏み
込み高さを完全に無くすこともできない為、出入
りが面倒である問題がある。
[技術的課題] 本考案の技術的課題は踏み込み高さを完全に無
くすことにある。
[技術的手段] 上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手
段は、上面に壁載せ面を有する見切縁を、床スラ
ブに固定し、該見切縁は出入り用の幅寸法の空間
d1をその床スラブ上に確保するように一部が開放
され、該見切縁の壁載せ面に側壁を立設したこと
である。
[作用] 本考案の技術的手段による作用は次の通りであ
る。
見切縁の一部を開放して出入り用の空間d1を床
スラブ上に形成したことから、衛生設備室外の床
スラブレベルから踏み込み姿勢をとらせずに室
(衛生設備室)内へ出入り可能とする。
[考案の効果] 本考案は以上のように構成したので、下記の利
点がある。
室(衛生設備室)への出入り用の空間d1が床ス
ラブに直接臨み、先行技術のように床スラブから
一段高い位置に配設されないから、踏み込み高さ
を低くする為に隣室の床スラブ上に床仕上面を形
成して対処せずとも踏み込み高さを完全になくす
ことができ、出入りが簡単であるばかりか、施工
コストも低廉で済む。
床パンを用いずに、見切縁を、床スラブ上に空
間を一部確保するように固定することによつて側
壁の載置部を形成するようにしており、この見切
縁を分割し且つその各辺の長さを種々用意してお
くことによつて様々の大きさ、形状の衛生設備室
に対応させることができ、便利である。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
見切縁Aは、側壁Bを載置させる機能と、巾木
的機能とを有するもので、合成樹脂や金属材に
て、上面に前記側壁Bを載置する面すなわち壁載
せ面A′を有する形状に形成したもので、この見
切縁Aを床スラブE上に出入り用の幅寸法の空間
d1を確保するように載置固定し、その壁載せ面
A′の上面に側壁Bを起立固定せしめる。
側壁Bは、鋼板等よりなる主体1の左右両側を
裏側に折曲せしめて挾入片2を形成し、主体1の
表面にタイル3や化粧用シートを貼着した壁パネ
ルB1を、見切縁Aの壁載せ面A′上に間柱4、隅
柱5を介して多数枚載置して連結接続して衛生設
備室の周縁に上記空間d1真上の側壁間スペースd2
を除いて起立形成された壁であり、この側壁B上
部に天井板Cを取付ける。天井板Cは、石膏ボー
ド等よりなる主体に鋼板等の化粧板を貼着したも
ので、廻し縁(図示せず)を介して又は直接止め
ネジを介して側壁B上部に取付け固定する。尚、
この天井板Cは建築躯体の壁面を利用しても良
く、その場合にはこの天井板Cがなりかわりに建
築躯体の天井面が衛生設備室の天井になる。出入
り部Dは、見切縁Aで床スラブE上に形成される
前記空間d1と、側壁間スペースd2とからなり、ド
アやカーテンなどの開閉自在な出入り用仕切体6
を取付ける。図示の如くドアを取付ける場合には
下縁のない縁取りを施したドア枠7を壁パネル
B1,B1間に固定し、この枠にドア6′を開閉自在
に取付ける。
衛生設備室内の床スラブE上には所定の部材を
介して浴槽、便器、洗面器などの必要器具11類
を配置固定すると共に下地材8を介するか又は直
接ジユータン9′、タイル等の床仕上材9を敷設
してバスユニツト、トイレユニツト等として使用
する。
尚、側壁Bを囲繞するに際して図面では隅柱5
や間柱4の内部に被挾持片5′,4′を設け、この
被挾持片4′,5′に壁パネルB1の挾入片2を弾
性的に挾入させることにより形成しているけれど
も、あえてこの構造を採用せずとも、壁パネル
B1,B1同志を直接ビス止めする方法等好みの構
造を採用することは任意である。
また、13,14は、見切縁Aに取付けられた
取付座15に設けたアジヤスターボルト、埋込ボ
ルトであり、見切縁Aを所定高さに位置決め後床
スラブE上に固定する機能を有する。第7図乃至
第9図は、見切縁Aをレジンコンクリート等の部
材で形成して出入り部D以外に囲繞したものであ
り、この見切縁A上に隅柱5や間柱4を用いて壁
パネルB1を取付けて側壁Bを設け、この側壁B
上部に天井板Cを取付ける。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案衛生設備室の実施例を示し、第1
図乃至第6図は第1実施例を、第7図乃至第9図
は第2実施例を夫々示す、第1図は横断平面図、
第2図は第1図における2−2部分の拡大断面
図、第3図は見切縁部分の拡大断面図、第4図は
見切縁の斜視図で一部切欠する、第5図及び第6
図は側壁の取付状態を示す平面図及び斜視図で一
部切欠する、第7図は出入り部分の拡大断面図、
第8図は見切縁部分の拡大断面図、第9図は見切
縁の斜視図で一部切欠し、第10図は従来の衛生
設備室における出入り部分の拡大断面図である。 尚、図中、D:出入り部、A:見切縁、E:床
スラブ、B:側壁、A′:壁載せ面、6:出入り
用仕切体、d1:空間、d2:側壁間スペース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面に壁載せ面を有する見切縁を、床スラブに
    固定し、該見切縁は出入り用の幅寸法の空間d1
    その床スラブ上に確保するように一部が開放さ
    れ、該見切縁の壁載せ面に側壁を立設したことを
    特徴とする衛生設備室。
JP8215183U 1983-05-31 1983-05-31 衛生設備室 Granted JPS59186310U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8215183U JPS59186310U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 衛生設備室

Applications Claiming Priority (1)

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JP8215183U JPS59186310U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 衛生設備室

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59186310U JPS59186310U (ja) 1984-12-11
JPH017792Y2 true JPH017792Y2 (ja) 1989-03-01

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ID=30212103

Family Applications (1)

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JP8215183U Granted JPS59186310U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 衛生設備室

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH053636Y2 (ja) * 1988-01-29 1993-01-28
JPH0810607Y2 (ja) * 1990-03-10 1996-03-29 株式会社淀川製鋼所 柱と壁パネルとの接続構造
JP2882523B2 (ja) * 1997-06-19 1999-04-12 東陶機器株式会社 プレファブルームの壁パネル建て付け構造

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Publication number Publication date
JPS59186310U (ja) 1984-12-11

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