JPH0320412Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320412Y2 JPH0320412Y2 JP93286U JP93286U JPH0320412Y2 JP H0320412 Y2 JPH0320412 Y2 JP H0320412Y2 JP 93286 U JP93286 U JP 93286U JP 93286 U JP93286 U JP 93286U JP H0320412 Y2 JPH0320412 Y2 JP H0320412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- horizontal
- reinforcing frame
- exterior wall
- opening
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 21
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 7
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000010953 base metal Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
本考案は、鉄骨系プレハブ住宅において外壁に
窓等の開口を形成する場合の構造に関する。
窓等の開口を形成する場合の構造に関する。
従来の鉄骨系プレハブ住宅において外壁に窓等
の開口を形成する場合には、その部分に特別な外
壁パネルを取り付けていた。即ち、外壁パネルの
製造工場で初めから外壁パネルに開口を設けて窓
枠を取り付けたものを現場へ搬入していた。従つ
て、施主の多様な注文（窓の位置や大きさ、窓枠
の種類など）に応じるためには多種類の外壁パネ
ルを用意する必要があり、実際上多様な注文には
応じきれなかつた。
の開口を形成する場合には、その部分に特別な外
壁パネルを取り付けていた。即ち、外壁パネルの
製造工場で初めから外壁パネルに開口を設けて窓
枠を取り付けたものを現場へ搬入していた。従つ
て、施主の多様な注文（窓の位置や大きさ、窓枠
の種類など）に応じるためには多種類の外壁パネ
ルを用意する必要があり、実際上多様な注文には
応じきれなかつた。
本考案は叙上のような技術的背景に鑑みて為さ
れたものであり、その目的とするところは施主の
注文に応じて現場で多様な窓等の開口を形成でき
るようにすると共に施工を簡単に行えるようにす
ることにある。
れたものであり、その目的とするところは施主の
注文に応じて現場で多様な窓等の開口を形成でき
るようにすると共に施工を簡単に行えるようにす
ることにある。
本考案外壁の構造は、Ｈ形鋼の縦枠５の側面の
凹溝８内に上下に複数の水平支持片９を設け、縦
枠５間に水平支持片９を介して横枠６を架設して
補強枠４を組み立て、上下に間隔を隔てて水平に
配設された梁１間に外壁パネル２を立て、左右の
外壁パネル２間に開口部３を形成し、この開口部
３において上下の梁１間に補強枠４を取着して成
ることを特徴とするものである。しかして、この
補強枠４に窓枠等を取り付けたり、外装材を張つ
たりすることにより適宜施主の注文に応じた窓等
の開口を作ることができ、しかも窓枠等の支持強
度も簡単に得られ、施工を容易に行うことができ
るのである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。補強枠４は第２図に示すような構造を有して
おりこの実施例ではＨ形鋼の一対の縦枠５間は二
本の横枠６を架設したものである。横枠６は第３
図に示すように両端に組立用片７を有しており、
この組立用片７を縦枠５側面の凹溝８内に設けら
れた水平支持片９にボルトとナツトのようなねじ
具１０で連結して補強枠４が組み立てられてお
り、現場で組み立てることも可能である。この横
枠６は二本に限られるものでなく、また縦枠５に
水平支持片６９を余分に設けておけば横枠６の高
さ調整も可能である。又、横枠６の数を変えるこ
とで開口部３の面積と区画数を自由に選択できる
ものである。更に、縦枠５の上面及び下面には
夫々略Ｌ字状の固定用片１１ａと平板状の固定用
片１１ｂとが突設されている。 上記補強枠４は外壁パネル２とほぼ同程度の寸
法を有しており、上下の梁１に外壁パネル２の上
端部及び下端部を適宜手段で固定することにより
梁１間には外壁パネル２が取り付けられている
が、窓等の開口を形成する位置には外壁パネル２
は取り付けられておらず、第１図に示すように左
右の外壁パネル２間に開口部３が形成されてい
る。そして、この開口部３において上下の梁１間
に上記補強枠４が立てられている。上の梁１は下
フランジ１２の両端から夫々垂下片１３が垂下さ
れていて下フランジ１２の下面に溝状の凹部１４
を有しており、補強枠４の上方の固定用片１１ａ
は第４図に示すようにこの凹溝１４内に挿入され
て梁１の下フランジ１２とボルトとナツトのよう
なねじ具１５により固定されている。一方、下の
梁１の上面に固定されていて内装パネル（図示せ
ず）の下面を受ける土台金具１６は第５図のよう
な構造をしていて両端に連結片１７が立設されて
おり、補強枠４の下端の固定用片１１ｂはこの連
結片１７とボルト結合されている。こうして、上
下の梁１間に補強枠４が強固に固定される。更に
図示例では二本の横枠６間に窓が形成される場合
について示してあるので、横枠６間には第９図に
示すように窓枠１８（第９図では嵌め殺しの窓を
示してあるが、可動式の障子のはまるものでも良
い。）が嵌め込むようにして取り付けられ、上の
横枠６の上方及び下の横枠６に下方には夫々ブレ
ース（図示せず）を十文字状に張つてその屋外側
に外壁パネル２と同材質（図示例ではコンクリー
ト系）の外壁材１９が取着され、外壁材１９の表
面と外壁パネル２の表面とは面一に構成される。
外壁材１９は適宜手段で補強枠４に取り付けるこ
とができるが、第４図に示す実施例では上のコン
クリート系の外壁材１９については下端にインサ
ートされた下金具２０に取り付けられたフツク２
１を横枠６に引つ掛けると共に上端にインサート
された第６図のような上金具２２に連結された第
７図のようなハンガー２３を上の梁１の上面に引
つ掛けてボルト２４で固定してあり、下のコンク
リート系の外壁材１９については下金具２０のフ
ツク２１を下の梁１の上面部分に取り付けられた
Ｌ金物２５に引つ掛けると共に上端に直接インサ
ートされたハンガー２３ａを下の横枠６に係止し
て固定してある。フツク２１は、第４図に示すよ
うに２枚の鉄板を段違い状に溶接して上部に長孔
２７を穿孔したものであり、下金具２０に突設さ
れたボルト２８を長孔２７に挿通させてナツト２
６で締着してある。従つて、長孔２７によりフツ
ク２１の位置は上下に高さ調整可能となつてい
る。第８図に示すものは下金具２０の先端にフツ
ク２１を一体に折曲形成したものであり、このよ
うなものを用いることも可能である。
凹溝８内に上下に複数の水平支持片９を設け、縦
枠５間に水平支持片９を介して横枠６を架設して
補強枠４を組み立て、上下に間隔を隔てて水平に
配設された梁１間に外壁パネル２を立て、左右の
外壁パネル２間に開口部３を形成し、この開口部
３において上下の梁１間に補強枠４を取着して成
ることを特徴とするものである。しかして、この
補強枠４に窓枠等を取り付けたり、外装材を張つ
たりすることにより適宜施主の注文に応じた窓等
の開口を作ることができ、しかも窓枠等の支持強
度も簡単に得られ、施工を容易に行うことができ
るのである。 以下本考案の実施例を添付図に基いて詳述す
る。補強枠４は第２図に示すような構造を有して
おりこの実施例ではＨ形鋼の一対の縦枠５間は二
本の横枠６を架設したものである。横枠６は第３
図に示すように両端に組立用片７を有しており、
この組立用片７を縦枠５側面の凹溝８内に設けら
れた水平支持片９にボルトとナツトのようなねじ
具１０で連結して補強枠４が組み立てられてお
り、現場で組み立てることも可能である。この横
枠６は二本に限られるものでなく、また縦枠５に
水平支持片６９を余分に設けておけば横枠６の高
さ調整も可能である。又、横枠６の数を変えるこ
とで開口部３の面積と区画数を自由に選択できる
ものである。更に、縦枠５の上面及び下面には
夫々略Ｌ字状の固定用片１１ａと平板状の固定用
片１１ｂとが突設されている。 上記補強枠４は外壁パネル２とほぼ同程度の寸
法を有しており、上下の梁１に外壁パネル２の上
端部及び下端部を適宜手段で固定することにより
梁１間には外壁パネル２が取り付けられている
が、窓等の開口を形成する位置には外壁パネル２
は取り付けられておらず、第１図に示すように左
右の外壁パネル２間に開口部３が形成されてい
る。そして、この開口部３において上下の梁１間
に上記補強枠４が立てられている。上の梁１は下
フランジ１２の両端から夫々垂下片１３が垂下さ
れていて下フランジ１２の下面に溝状の凹部１４
を有しており、補強枠４の上方の固定用片１１ａ
は第４図に示すようにこの凹溝１４内に挿入され
て梁１の下フランジ１２とボルトとナツトのよう
なねじ具１５により固定されている。一方、下の
梁１の上面に固定されていて内装パネル（図示せ
ず）の下面を受ける土台金具１６は第５図のよう
な構造をしていて両端に連結片１７が立設されて
おり、補強枠４の下端の固定用片１１ｂはこの連
結片１７とボルト結合されている。こうして、上
下の梁１間に補強枠４が強固に固定される。更に
図示例では二本の横枠６間に窓が形成される場合
について示してあるので、横枠６間には第９図に
示すように窓枠１８（第９図では嵌め殺しの窓を
示してあるが、可動式の障子のはまるものでも良
い。）が嵌め込むようにして取り付けられ、上の
横枠６の上方及び下の横枠６に下方には夫々ブレ
ース（図示せず）を十文字状に張つてその屋外側
に外壁パネル２と同材質（図示例ではコンクリー
ト系）の外壁材１９が取着され、外壁材１９の表
面と外壁パネル２の表面とは面一に構成される。
外壁材１９は適宜手段で補強枠４に取り付けるこ
とができるが、第４図に示す実施例では上のコン
クリート系の外壁材１９については下端にインサ
ートされた下金具２０に取り付けられたフツク２
１を横枠６に引つ掛けると共に上端にインサート
された第６図のような上金具２２に連結された第
７図のようなハンガー２３を上の梁１の上面に引
つ掛けてボルト２４で固定してあり、下のコンク
リート系の外壁材１９については下金具２０のフ
ツク２１を下の梁１の上面部分に取り付けられた
Ｌ金物２５に引つ掛けると共に上端に直接インサ
ートされたハンガー２３ａを下の横枠６に係止し
て固定してある。フツク２１は、第４図に示すよ
うに２枚の鉄板を段違い状に溶接して上部に長孔
２７を穿孔したものであり、下金具２０に突設さ
れたボルト２８を長孔２７に挿通させてナツト２
６で締着してある。従つて、長孔２７によりフツ
ク２１の位置は上下に高さ調整可能となつてい
る。第８図に示すものは下金具２０の先端にフツ
ク２１を一体に折曲形成したものであり、このよ
うなものを用いることも可能である。
本考案は、叙述のごとく上下に間隔を隔てて水
平に配設された梁間に外壁パネルを立て、左右の
外壁パネル間に開口部を形成し、この開口部にお
いて上下の梁間に補強枠を取着してあるから、こ
の補強枠に窓枠等を取り付けたり、外装材を張つ
たりすることにより適宜施主の注文に応じた開口
部を作ることができ、しかも窓枠等の支持強度も
簡単に得られ、施工を簡単かつ迅速に行うことが
できるという利点がある。更に、縦枠間に水平支
持片を介して横枠を架設して補強枠を組み立てて
いるので、架設する横枠の数を変えることで開口
部の面積と区画数を自由に選択できるものであ
り、しかも縦枠の凹溝内に水平支持片を設けてい
るので、水平支持片が縦枠から突出することがな
く、使用しない水平支持片により窓枠等の取り付
け施工に支障を来すことがない。
平に配設された梁間に外壁パネルを立て、左右の
外壁パネル間に開口部を形成し、この開口部にお
いて上下の梁間に補強枠を取着してあるから、こ
の補強枠に窓枠等を取り付けたり、外装材を張つ
たりすることにより適宜施主の注文に応じた開口
部を作ることができ、しかも窓枠等の支持強度も
簡単に得られ、施工を簡単かつ迅速に行うことが
できるという利点がある。更に、縦枠間に水平支
持片を介して横枠を架設して補強枠を組み立てて
いるので、架設する横枠の数を変えることで開口
部の面積と区画数を自由に選択できるものであ
り、しかも縦枠の凹溝内に水平支持片を設けてい
るので、水平支持片が縦枠から突出することがな
く、使用しない水平支持片により窓枠等の取り付
け施工に支障を来すことがない。
第１図は本考案の一実施例を示す正面図、第２
図は同上の補強枠の斜視図、第３図は同上の横枠
を示す斜視図、第４図は同上の補強枠を梁間に立
てて外壁材を取り付けた状態の断面図、第５図は
土台金具の斜視図、第６図は上金具の斜視図、第
７図はハンガーの斜視図、第８図は下金具の他例
を示す斜視図、第９図は補強枠に窓枠を取り付け
た状態の断面図であり、１は梁、２は外壁パネ
ル、３は開口部、４は補強枠、５は縦枠、６は横
枠、８は凹溝、９は水平支持片である。
図は同上の補強枠の斜視図、第３図は同上の横枠
を示す斜視図、第４図は同上の補強枠を梁間に立
てて外壁材を取り付けた状態の断面図、第５図は
土台金具の斜視図、第６図は上金具の斜視図、第
７図はハンガーの斜視図、第８図は下金具の他例
を示す斜視図、第９図は補強枠に窓枠を取り付け
た状態の断面図であり、１は梁、２は外壁パネ
ル、３は開口部、４は補強枠、５は縦枠、６は横
枠、８は凹溝、９は水平支持片である。
Claims (1)
- Ｈ形鋼の縦枠５の側面の凹溝８内に上下に複数
の水平支持片９を設け、縦枠５間に水平支持片９
を介して横枠６を架設して補強枠４を組み立て、
上下に間隔を隔てて水平に配設された梁１間に外
壁パネル２を立て、左右の外壁パネル２間に開口
部３を形成し、この開口部３において上下の梁１
間に補強枠４を取着して成る外壁の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP93286U JPH0320412Y2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP93286U JPH0320412Y2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62113206U JPS62113206U (ja) | 1987-07-18 |
| JPH0320412Y2 true JPH0320412Y2 (ja) | 1991-05-01 |
Family
ID=30778362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP93286U Expired JPH0320412Y2 (ja) | 1986-01-08 | 1986-01-08 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0320412Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018003351A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 泰久 志築 | 建築物補強体 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2502611Y2 (ja) * | 1989-05-13 | 1996-06-26 | ナショナル住宅産業株式会社 | 家屋の壁構造 |
-
1986
- 1986-01-08 JP JP93286U patent/JPH0320412Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018003351A (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-11 | 泰久 志築 | 建築物補強体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62113206U (ja) | 1987-07-18 |
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