JP2000145012A - 建物ユニットの壁材 - Google Patents

建物ユニットの壁材

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JP2000145012A
JP2000145012A JP10317178A JP31717898A JP2000145012A JP 2000145012 A JP2000145012 A JP 2000145012A JP 10317178 A JP10317178 A JP 10317178A JP 31717898 A JP31717898 A JP 31717898A JP 2000145012 A JP2000145012 A JP 2000145012A
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JP
Japan
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wall
frame
building unit
wall material
unit
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JP10317178A
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English (en)
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Naoteru Komoto
直輝 甲本
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物ユニットの製造効率を高めることができ
る壁材を提供する。 【解決手段】 建物ユニット11の壁材12は、枠材24を挟
んで一方の片面側に外装面材25が張られ、他方の片面側
に内装面材26が張られて構成されている。壁材本体28の
内装面材26側の上下の端部には、壁材12がユニットフレ
ーム13の上下の梁16,18間に取り付けられる段差部29が
形成されている。壁材本体28には、建物ユニット11のユ
ニットフレーム13への取付け部材が設けられている。外
装面材25はサイディングボードであり、内装面材26は石
膏ボードである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物ユニットの壁
材に関する。
【0002】
【背景技術】近年、工場で建物の居室等を建物ユニット
として作製しておき、これらの建物ユニットを現場に輸
送し、基礎上に設置して建築するようにしたユニット式
建物が施工されている。前記建物ユニットは、ユニット
フレームと、このユニットフレームに設けられた床面
材、天井面材、壁材、等を有して構成されている。ユニ
ットフレームは、四角形の四隅に立設された柱、隣合う
柱の上端間に掛け渡された天井梁、隣合う柱の下端間に
掛け渡された床梁、等を備えている。
【0003】従来、内壁面材は、天井パネルと床パネル
に固定された受け部材を介して取り付けられていたた
め、建物ユニット内のスペースを広く取ろうとしても、
この内壁面材の受け部材によって制限を受けていた。こ
のような問題を解決するため、外壁パネルの裏面に凹凸
部を設けておき、この凹凸部に内壁パネルの芯材を係止
させることにより、内壁面材の受け部材を不要として建
物ユニット内のスペースを広くした内壁パネルの施工方
法が提案されている(特開平6-33545号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平6-33545号
公報に係る発明によれば、建物ユニット内のスペースを
広くすることはできるようになったが、建物ユニット作
製の際、前記外壁パネルをユニットフレームの外側に取
り付けた後、外壁パネルの凹凸部に内壁パネルの芯材が
係止されるようにして内壁パネルを取り付けていた。従
って、外壁パネルと内壁パネルとは、それぞれ別個の取
付け作業により取り付けていたため、建物ユニットを作
製する際の工数が多くなって、製造効率を落としてい
た。
【0005】そこで、本発明は、建物ユニットの製造効
率を高めることができる壁材を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】図面を参照して説明する
と、本発明の第1発明に係る建物ユニット11の壁材12
は、壁材本体28の一方の片面側に外装面材25が設けられ
ていると共に、他方の片面側に内装面材26が設けられて
いることを特徴とする。
【0007】前記壁材本体は、外装面材と内装面材を一
体に含んで構成されている。この壁材本体は、外装面材
と内装面材を一体に含んでいれば、両者が直接一体に設
けられていても、枠材等を介して設けられていてもよ
い。本発明によれば、建物ユニットの壁材が外装面材と
内装面材を一体に含んだものであるため、この壁材を設
置すると同時に、外装面材と内装面材も設置されること
になる。従って、両面材を別個に取り付ける必要がなく
なるので、建物ユニットの製造効率を高めることができ
る。
【0008】本発明の第2発明に係る建物ユニット11の
壁材12は、第1発明において、前記壁材本体28の内装面
材26側の上下の端部に段差部29が形成されていることを
特徴とする。本発明によれば、壁材に前記段差部が形成
されているため、この段差部を介して壁材をユニットフ
レームの上下の梁間に取り付けることができる。
【0009】本発明の第3発明に係る建物ユニット11の
壁材12は、第1又は第2発明において、前記壁材本体28
には、建物ユニット11のユニットフレーム13への取付け
部材31が設けられていることを特徴とする。壁材本体に
前記壁材の取付け部材を予め設けておくことにより、こ
の壁材をユニットフレームに容易に固定することができ
る。
【0010】本発明の第4発明に係る建物ユニット11の
壁材12は、第1〜第3発明のいずれかにおいて、前記壁
材本体28は、枠材24を挟んで一方の片面側に外装面材25
が張られ、他方の片面側に内装面材26が張られて構成さ
れていることを特徴とする。本発明に係る壁材本体は、
枠材を介して外装面材と内装面材が一体に設けられてい
るため、この枠材によって壁材本体の幅を任意に調節で
きるようになる。
【0011】本発明の第5発明に係る建物ユニット11の
壁材12は、第1〜第4発明のいずれかにおいて、前記外
装面材25はサイディングボードであり、前記内装面材26
は石膏ボードであることを特徴とする。前記外装面材と
内装面材の具体例は、それぞれサイディングボード、石
膏ボードとすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜3を参照して本発明の一実
施形態に係る建物ユニット11の壁材12を説明する。図
1、3に示すように、本実施形態の建物ユニット11は、
ユニットフレーム13と、このユニットフレーム13に設け
られた壁材12及び床面材14、天井面材15を有して構成さ
れている。
【0013】前記ユニットフレーム13は、基本構造とし
て、4本の床梁16が四角形に組まれた床フレーム17と、
4本の天井梁18が四角に組まれた天井フレーム19と、床
フレーム17と天井フレーム19の四隅間にそれぞれ立設さ
れた4本の柱21とを備えている。また、床フレーム17の
長辺の床梁16間には、複数の根太22が掛け渡されてい
る。一方、天井フレーム19の長辺の天井梁18間には、複
数の天井小梁23が掛け渡されている。このユニットフレ
ームの一側面には、本実施形態の壁材12が2枚連続して
設けられている。
【0014】図1、2に示すように、この壁材12は、枠
材24と、この枠材24の一方の片面側に張られた外装面材
25と、この枠材24の他方の片面側に張られた内装面材26
とを備えて構成されている。前記枠材24は、上下2本の
枠部材27A,27Bと左右2本の枠部材27C,27Dとが四角形に
組まれ、上下の枠部材27A,27Bの中間に補強用の枠部材2
7Eが掛け渡されたものである。この枠材24の大きさは、
上下方向の長さが前記ユニットフレーム13の天井梁18と
床梁16間に丁度嵌合される長さ、また左右方向の長さが
前記ユニットフレーム13の長辺梁を挟んだ柱21間の丁度
半分の長さとなっている。各枠部材27A〜27Eは、角パイ
プよりなる。
【0015】前記外装面材25は、天井梁18の上端と床梁
16の下端間に及ぶ長さを有している。この外装面材25の
具体例は、サイディングボードである。前記内装面材26
は、枠材24の上枠部材27Aの上端と下枠部材27Bの下端間
に及ぶ長さを有している。この内装面材26の具体例は、
石膏ボードである。これらの枠材24、外装面材25及び内
装面材26で壁材本体28が構成されている。壁材本体28の
外装面材25の上端又は下端に対して、1段下がった又は
上がった枠材24と内装面材26の上端又は下端がこの壁材
本体28の段差部29となっている。
【0016】図3に示すように、前記外装面材25の裏面
側の上方及び下方には、それぞれ前記ユニットフレーム
13への取付け部材31が設けられている。この取付け部材
31は、外装面材25の裏面側に固定された金具32、及びこ
の金具32を上下の枠部材27A,27Bに固定するブラケット3
4を一体に有して構成されている。第1の金具32は、断
面皿形であり、中央の窪んだ部分にボルト33の挿通用の
孔部(図示せず)が形成され、この孔部の裏面側にナッ
ト36が固着されている。ブラケット34は、断面L字形で
あり、垂直部分34Aにボルト33の挿通用の孔部が形成さ
れている。 このブラケット34は、その水平部分34Bが上
下の枠部材27A,27Bの下面部又は上面部に固着されてい
る。
【0017】上下の枠部材27A,27Bの下面部及び上面部
には、ボルト33の挿通用の孔部が形成されている。そし
て、枠部材27A,27Bの孔部が形成された部分の裏面側に
は、ナット36が溶接されている。一方、建物ユニット11
の床面材14と天井面材15及び床梁16と天井梁18における
前記枠部材27A,27Bの孔部に対応する部分には、ボルト3
3の挿通用の孔部(図示せず)が形成されている。
【0018】工場における建物ユニット11の作製におい
て、上記壁材12を使用して次のようにユニットフレーム
13に取り付けることができる。即ち、図1に示すよう
に、壁材12を、その段差部29がユニットフレーム13の天
井梁18と床梁16の間に係止されるようにしてユニットフ
レーム13に取り付ける。次に、図3に示すように、ボル
ト33を床梁16と天井梁18の孔部から床面材14と天井面材
15の孔部を通して前記壁材12の上下の枠部材27A,27Bの
ナット36に螺合させることにより、壁材12をユニットフ
レーム13に固定する。これをユニットフレーム13の一側
面に対して、壁材12が2枚連続して取り付けられるよう
にして行う。
【0019】本実施形態によれば、建物ユニット11の壁
材12が外装面材25と内装面材26を一体に含んだものであ
るため、この壁材12をユニットフレーム13に対して設置
すると同時に、外装面材25と内装面材26も設置されるこ
とになる。従って、両面材25,26を別個に取り付ける必
要がなくなるので、建物ユニット11の製造効率を高める
ことができる。
【0020】また、壁材12に前記段差部29が形成されて
いるため、この段差部29を介して壁材12をユニットフレ
ーム13の天井梁18と床梁16の間に簡単に取り付けること
ができる。また、壁材本体28には、前記壁材12の取付け
部材31が予め設けられているため、この取付け部材31を
介して壁材12をユニットフレーム13に容易に固定するこ
とができる。
【0021】更に、壁材本体28は、枠材24を介して外装
面材25と内装面材26が一体に設けられているため、この
枠材24によって壁材12の幅を任意に調節できる。なお、
上記実施形態では、ユニットフレーム13の一側面に2枚
の壁材12を連続して設けたが、枚数は任意であり、例え
ば1枚又は3枚で一側面の壁材を構成してもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、建物ユニットの壁材が
外装面材と内装面材を一体に含んだものであるため、建
物ユニットの製造効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る建物ユニットと壁材
を示す斜視図である。
【図2】同実施形態に係る壁材の分解斜視図である。
【図3】同実施形態に係る建物ユニットと壁材を示す断
面図である。
【符号の説明】
11 建物ユニット 12 壁材 13 ユニットフレーム 16 床梁 18 天井梁 24 枠材 25 外装面材 26 内装面材 28 壁材本体 29 段差部 31 取付け部 33 ボルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁材本体の一方の片面側に外装面材が設
    けられていると共に、他方の片面側に内装面材が設けら
    れていることを特徴とする建物ユニットの壁材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の建物ユニットの壁材に
    おいて、 前記壁材本体の内装面材側の上下の端部に段差部が形成
    されていることを特徴とする建物ユニットの壁材。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の建物ユニットの
    壁材において、 前記壁材本体には、建物ユニットのユニットフレームへ
    の取付け部材が設けられていることを特徴とする建物ユ
    ニットの壁材。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の建物ユ
    ニットの壁材において、 前記壁材本体は、枠材を挟んで一方の片面側に外装面材
    が張られ、他方の片面側に内装面材が張られて構成され
    ていることを特徴とする建物ユニットの壁材。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の建物ユ
    ニットの壁材において、 前記外装面材はサイディングボードであり、前記内装面
    材は石膏ボードであることを特徴とする建物ユニットの
    壁材。
JP10317178A 1998-11-09 1998-11-09 建物ユニットの壁材 Withdrawn JP2000145012A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006045858A (ja) * 2004-08-03 2006-02-16 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニット
JP2011202439A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Toyota Home Kk 建物ユニット
JP2015200139A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 トヨタホーム株式会社 アルコーブ構造を備えた建物

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Effective date: 20060110