JPH0762844A - 縦貫通配管梁 - Google Patents

縦貫通配管梁

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JPH0762844A
JPH0762844A JP21196693A JP21196693A JPH0762844A JP H0762844 A JPH0762844 A JP H0762844A JP 21196693 A JP21196693 A JP 21196693A JP 21196693 A JP21196693 A JP 21196693A JP H0762844 A JPH0762844 A JP H0762844A
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pipe
holes
hole
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beam sections
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JP21196693A
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Yasuhide Mochida
泰秀 持田
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプスペースを可能な限り小さくすること
ができ、しかも、充分な強度を持った縦貫通配管梁を提
供することを目的とする。 【構成】 柱部分2と、この柱部分2に接続された梁部
分3とを備え、前記梁部分3には梁部分3を上下に貫通
する貫通孔4が形成され、この貫通孔4の内面には配管
Hが挿通される管体5が配置され、前記貫通孔4に対応
する梁部分3の両側面にはそれぞれ板体6が配置され、
これらの板体6は連結部材8,9を介して相互に連結さ
れている。貫通孔4が梁部分3の長さ方向に沿って所定
距離離間して複数個形成され、これらの貫通孔4の内面
に管体5がそれぞれ配置されていることが好ましい。さ
らに、柱部分2の幅と梁部分3の幅とが略同一となって
いることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、柱部分とこの柱部分に
接続された梁部分を有し、例えば建築物の工業化工法に
使用される縦貫通配管梁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物においては、その上下の階
にわたって設備用の配管を設置する場合には、柱及び梁
に連設された床や天井に貫通孔を形成し、この貫通孔内
に配管を通すようにしている。この場合では、配管は柱
に沿って配置されることになるが、室内の美観を保持す
るために、これら配管を包囲して壁を設けるようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おける配管の設置構造では、配管が柱の外周に沿って配
置されるので、これらを壁により取り囲んだ場合に柱近
傍にかなり大きなパイプスペースが必要となり、この分
室内が狭くなってしまうといった問題がある。
【0004】なお、この問題は、配管を通す貫通孔を梁
に形成することにより解決されるが、梁に貫通孔を形成
することは、強度的に不安が残るので現在は採用されて
いない。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、パイプスペースを可能な限り小さくすることがで
き、しかも、充分な強度を持った縦貫通配管梁を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の縦貫通配管梁
は、柱部分と、この柱部分に接続された梁部分とを備
え、前記梁部分には梁部分を上下に貫通する貫通孔が形
成され、この貫通孔の内面には配管が挿通される管体が
配置され、前記貫通孔に対応する梁部分の両側面にはそ
れぞれ板体が配置され、これらの板体は連結部材を介し
て相互に連結されていることを特徴とする。
【0007】また、前記貫通孔が前記梁部分の長さ方向
に沿って所定距離離間して複数個形成され、これらの貫
通孔の内面には前記管体がそれぞれ配置されていること
が好ましい。さらに、柱部分の幅と梁部分の幅とが略同
一となっていることが好ましい。
【0008】
【作用】本発明の縦貫通配管梁によれば、梁部分を上下
に貫通する貫通孔内に配置された管体内に配管を挿通さ
せることにより、配管の室内へのはみ出し量を小さくす
ることができる。しかも、貫通孔に対応する梁部分の両
側面には、連結部材を介して相互に連結された板体が配
置されているので、梁部分に貫通孔を形成したことによ
る当該部分の強度低下を補完することができる。
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明の一実施例
の縦貫通配管梁について説明する。なお、この縦貫通配
管梁は、工場で予め所定の形状に製造され、建築現場で
組み立てることにより、建築物を構築する際に使用され
るものである。
【0010】図1又は図2に示すように、縦貫通配管梁
1は、柱部分2と、この柱部分2に接続された梁部分3
とを備える。なお、柱部分2の幅と梁部分3の幅とは同
じ寸法となっている。
【0011】図3又は図4に示すように、前記梁部分3
には梁部分3を上下に貫通する貫通孔4が形成され、こ
の貫通孔4の内面には配管Hが挿通される補強用の管体
5が配置されている。前記貫通孔4に対応する梁部分3
の両側面6にはそれぞれ補強用の板体7が配置され、こ
れらの板体7は通しボルト8、ナット9(連結部材に相
当)を介して相互に連結されている。なお、貫通孔4、
板体7は、梁部分3の長さ方向に沿って複数(図では3
個)所定間隔離間して配置されている。また、図中11
は、梁部分3に埋設された主筋である。
【0012】本実施例の縦貫通配管梁1によれば、貫通
孔4が梁部分3に形成されて当該部分の強度が低下する
が、補強用の管体5及び通しボルト8とナット9とによ
り相互に連結された板体7を設けているので、強度低下
を補完することができる。また、配管Hは梁部分3を貫
通する貫通孔4内に配置された管体5内に挿通されるの
で、配管Hの室内へのはみ出し量を小さくすることがで
きる。したがって、従来の縦貫通配管梁を用いた場合に
は、図1中で点線で示したようなパイプスペースが必要
であったが、本実施例では、図1中で実線で示すように
壁10により囲まれたパイプスペースがあればよく、従
来と比べてパイプスペースが小さくすることができ、こ
の分室内を広くすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の縦貫通配
管梁によれば、柱部分と、この柱部分に接続された梁部
分とを備え、前記梁部分には梁部分を上下に貫通する貫
通孔が形成され、この貫通孔の内面には配管が挿通され
る管体が配置され、前記貫通孔に対応する梁部分の両側
面にはそれぞれ板体が配置され、これらの板体は連結部
材を介して相互に連結されているので、パイプスペース
を可能な限り小さくすることができ、しかも、充分な強
度を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦貫通配管梁の平面図であ
る。
【図2】図1の縦貫通配管梁の断面図である。
【図3】図1の縦貫通配管梁の部分拡大図である。
【図4】図3の側面図である。
【符号の説明】
1 縦貫通配管梁 2 柱部分 3 梁部分 4 貫通孔 5 管体 7 板体 8 通しボルト(連結部材) 9 ナット(連結部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱部分と、この柱部分に接続された梁部
    分とを備え、前記梁部分には梁部分を上下に貫通する貫
    通孔が形成され、この貫通孔の内面には配管が挿通され
    る管体が配置され、前記貫通孔に対応する梁部分の両側
    面にはそれぞれ板体が配置され、これらの板体は連結部
    材を介して相互に連結されていることを特徴とする縦貫
    通配管梁。
  2. 【請求項2】 前記貫通孔が前記梁部分の長さ方向に沿
    って所定距離離間して複数個形成され、これらの貫通孔
    の内面には前記管体がそれぞれ配置されていることを特
    徴とする請求項1記載の縦貫通配管梁。
  3. 【請求項3】 柱部分の幅と梁部分の幅とが略同一とな
    っていることを特徴とする請求項1又は2記載の縦貫通
    配管梁。
JP21196693A 1993-08-26 1993-08-26 縦貫通配管梁 Expired - Fee Related JP3350766B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297837A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Okumura Corp 鉄筋コンクリート製梁部材
JP2015021254A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 株式会社竹中工務店 柱梁構造

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JP2007297837A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Okumura Corp 鉄筋コンクリート製梁部材
JP2015021254A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 株式会社竹中工務店 柱梁構造

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