JPH02167941A - 建物ユニットの連結構造 - Google Patents

建物ユニットの連結構造

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JPH02167941A
JPH02167941A JP32299788A JP32299788A JPH02167941A JP H02167941 A JPH02167941 A JP H02167941A JP 32299788 A JP32299788 A JP 32299788A JP 32299788 A JP32299788 A JP 32299788A JP H02167941 A JPH02167941 A JP H02167941A
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Naoki Shimada
直樹 島田
Kenichi Maeda
謙一 前田
Hirotaka Miyazaki
寛孝 宮崎
Junji Yamamoto
潤児 山本
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は建物ユニットの連結構造に関する。
[従来の技術] 従来、特公昭61−3943号公報に記載の如く、各4
本の床梁、天井梁及び柱を箱形に枠組して建物ユニット
を構成し、その複数個を互いに接合して構築した建物が
ある。
この建物にあっては、相接合される建物ユニットと建物
ユニットとをそれらの柱が相互に対応配置するように接
合され、両速物ユニット間での荷重の伝達を柱まわりに
て行なうようにしている。
これは、建物の一面に作用する水平荷重(風圧力、地震
力)を、各建物ユニットにおいて最も強度及び剛度の高
い上記柱まわりを介してそれらユニット間に伝達し、ひ
いては建物全体に分散することにて、建物の一部に局部
的な集中荷重やこれによる変形が生ずることを防止する
ものである。
この時、上記従来の建物にあっては、相接合される両方
の建物ユニットにおける、相対応する柱上端部にそれぞ
れ枠組形成のために接合されて互いに相接する天井梁の
付根部同士を、連結板を用いて連結している。即ち、連
結板の一端を一方の天井梁の付根部にボルト結合にて固
定し、連結板の他端を他方の天井梁の付根部にボルト結
合にて固定するものであり、結果として両建物ユニット
を強固に連結することとしている。
然るに、建物の外観、機能等の多様化を推進するに際し
、相接合される建物ユニットと建物ユニットとをそれら
の柱が相互に対応配置するものでなく、それらの柱を相
互に相当の間隔をもってIl!11隔配置することにて
建物を構築する要請が生じた。この建物にあっては、相
接合される一方の建物ユニットを構成する天井梁の中間
部に、他方の建物ユニットを構成する柱上端部を対応配
置することになる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記の如く一方の建物ユニットの天井梁の中
間部と他方の建物ユニットの柱上端部とを対応配置して
構築される建物にあっては、上記の両建物ユニットを互
いに連結する連結板の両端をともに、両建物ユニットそ
れぞれの柱上端部に枠組形成のために接合されて相接す
る両天井梁の付根部に固定することができない。即ち、
連結板の一端は一方の天井梁の中間部に固定する必要が
あり、他端のみを他方の天井梁の柱上端部に近接する付
根部に固定できるにすぎない。
ここで、連結板の端部な上記の如くの天井梁の付根部に
固定する場合には、該付根部まわりの剛性が高いこと、
特に該付根部が柱上端部に設けられる連結片と2重構造
になっている連結構造下では該付根部まわりの剛性が特
に高いことにより、両者を強固に結合できる。
然しながら、連結板の端部を天井梁の中間部に固定する
場合には、剛性の比較的低い上記中間部に集中荷重やそ
れに伴う変形を生ずる恐れがあり、両者を強固に結合す
るのに困難かある。特に、両者を結合するためのボルト
孔を上記中間部に穿設する場合には、その切欠効果によ
り該中間部の剛性をより低減することになり妥当でない
本発明は、建物の外観、機能等の多様化のために、相接
合される一方の建物ユニットを構成する天井梁の中間部
に、他方の建物ユニットを構成する柱上端部を対応配置
させるに際し、両建物ユニットを強固に連結することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、各4本の床梁、天井梁及び柱を箱形に枠組し
て構成される複数個の建物ユニットを接合するに際し、
相接合される一方の建物ユニットを構成する天井梁の中
間部に、他方の建物ユニットを構成する柱上端部を対応
配置させる、建物ユニットの連結構造であって、上記一
方の建物ユニットを構成する上記天井梁の少なくとも中
間部に、この天井梁を補強する補強部材を結合するとと
もに、この補強部材に接続部を設け、上記他方の建物ユ
ニットを構成する上記柱上端部に枠組形成のために接合
されている天井梁の付根部と、上記補強部材に設けた接
続部とを、連結板を用いて連結するようにしたものであ
る。
[作用コ 本発明にあっては、相接合される一方の建物ユニットを
構成する天井梁の中間部に、他方の建物ユニットを構成
する柱上端部を対応配置させることにて、建物の一部が
形成される。この時、一方の建物ユニットの天井梁の中
間部は補強部材により補強される。又、両建物ユニット
は、上記一方)建物ユニットに結合される補強部材に設
けた接続部と、他方の建物ユニットの柱上端部に接合さ
れる天井梁の付根部とに連結される連結板により、連結
される。
ここで、一方の建物ユニットの天井梁の中間部は、■補
強部材により補強され、又■連結板の接続のためのボル
ト孔等を該中間部自体に価えてその剛性を脆弱化するも
のでない。即ち、連結板の一端は、一方の建物ユニット
において補強部材により補強されて剛性の向上した天井
梁の中間部に該補強部材に設けた接続部を介して間接的
に固定され、連結板の他端は、他方の建物ユニットにお
いて柱上端部に近接していて本来的に剛性の高い天井梁
の付根部に固定されることになり、結果として両建物ユ
ニットをこの連結板の仲介により強固に連結できる。
[実施例] 第1図は本発明の第1実施例を示す斜視図、第2図は本
発明の第2実施例を示す斜視図、第3図は第1図の要部
側面図、第4図は第1図の要部正面図、第5図は第2図
の要部側面図、第6図は第2図の要部正面図、第7図は
第1図の補強部材を示す構造図、第8図は第2図の補強
部材を示す構造図、第9図は建物のユニット配置状態を
示す模式図、第10図は建物ユニットを示す斜視図であ
る。
建物10は、第9図に示す如く、居室ユニット11と階
段ユニット12を互いに接合して構築されるものである
ここで、居室ユニット11は、第10図に示す如く、4
本の角鋼管製柱13を4隅に配置し、基柱13の下端部
に設けた溝形状鋼板製連結片14の内側に重ね合わされ
る如くに嵌合される全4本の溝形鋼製床梁15の各端部
を溶接するとともに、基柱13の上端部に設けた溝形状
鋼板製連結片16の内側に重ね合わされる如くに嵌合さ
れる全4本の溝形鋼製天井梁17の各端部を溶接するこ
とにて、箱形に枠組して構成される。尚、長辺側の相対
する床梁15には床小梁18が溶接され、この床小梁1
8の上部に固定される不図示の床根太上に床面材が設け
られる。又、長辺上の相対する天井梁17には天井根太
19が固定され、この天井根太19に天井材が設けられ
る。
又、階段ユニット12は、床小梁18、天井根太19を
備えない以外は居室ユニット11と基本的に同様てあり
、4本の柱20.各柱20の下端部及び上端部のそれぞ
れに設けられる連結片21.22、基柱20の下端部に
連結片21を介して接合される4本の床梁23、及び基
柱20の上端部に連結片22を介して接合される4本の
天井梁24により、箱形枠組を構成している。
ところで、建物10は、第1図、第9図に示す如く、相
接合される居室ユニット11を構成する中天井梁17A
の中間部に、階段ユニット12を構成する柱20の上端
部を対応配置させ、所望の外観、機能を得ることとして
いる。
又、建物10は、第2図、第9図に示す如く、相接合さ
れる階段ユニット12を構成する中天井梁24Aの中間
部に、居室ユニット11を構成する柱13の上端部を対
応配置させている。
然るに、建物10は、居室ユニット11と階段ユニット
12とが、下記(A)  (B)の連結構造により連結
されている。
(A)居室ユニット11の中天井梁17Aの中間部と階
段ユニット12の柱20上端部に近接する天井梁24の
付根部とが第1図、第3図、第4図に示す如くに連結さ
れる。
即ち、中天井ml 7Aの中間部に、この中天井梁17
Aを補強する補強部材30が溶接される。
補強部材30は、第7図に示す如く、中天井梁17Aの
上下のフランジ内面に嵌合して溶接される取着板30A
、取着板30Aの裏面に溶接されるナツト30B、取着
板30Aの表面中央部に溶接される仮置き金具30C1
取着板30Aの表面下部に溶接される接続金具30Dに
て構成される。
然して、上記補強部材30の接続金具30Dは、居室ユ
ニット11と階段ユニット12を連結する連結板31を
接続するために機能する。即ち、連結板31の一端は、
階段ユニット12の柱20上端部に箱形形成のために接
合されている連結片22及びこの連結片22の内面に重
ね合わされて嵌合されている天井梁24の付根部にボル
ト32により固定され、連結板31の他端は、上記補強
部材30の接続金具30Dにボルト33により固定され
る。接続金具30Dと連結板31の間には、階段ユニッ
ト12の側の連結片22の厚みに相当する座金34が介
装される。
尚、上記居室ユニット■1は、階段ユニット12との間
に作用する水平荷重を強固に支持するに足る強度及び剛
度を確保するため、第9図に示す如く、上記中天井fi
17AをT字状の補強構造体35により補強している。
補強構造体35は、角鋼管製の主縦なぎ部36と中継な
ぎ部37とから構成され、主縦なぎ部36の両端部を両
側の天井梁17に固定した不図示の取着部材に固定し、
中継なぎ部37の自由端部を第1図、第3図、第4図に
示す如く、中天井ml 7Aに固定した上記補強部材3
0の取着板30Aに対しボルト38とナツト30Bによ
り固定している。仮置き金具30Cは上記補強構造体3
5の取着作業時に、中継なぎ部37の自由端部な仮置き
するためのものである。
(It)階段ユニット12の中天井梁24Aの中間部と
居室ユニット11の柱13上端部に近接する天井梁17
の付根部とが第2図、第5図、第6図に示す如くに連結
される。
即ち、中天片栗24Aの中間部に、この中天片栗24A
を補強する補強部材40か溶接される。
補強部材40は、第8図に示す如く、中天片栗24Aの
上下のフランジ内面に嵌合して溶接される取着板40A
、取着板40Aの両側部に溶接される側板40B、取着
板40Aの表面下部に溶接される接続金具40Cにて構
成される。
然して、上記補強部材40の接続金具40Cは、居室ユ
ニット11と階段ユニット12を連結する連結板41を
接続するために機能する。即ち、連結板41の一端は、
居室ユニット11の柱13上端部に箱形形成のために接
合されている連結片16及びこの連結片16の内面に重
ね合わされて嵌合されている天井梁17の付根部にボル
ト42により固定され、連結板41の他端は、上記補強
部材40の接続金具40Cにボルト43により固定され
る。接続金具40Cと連結板41の間には、居室ユニッ
ト11の側の連結片16の厚みに相当する座金44が介
装される。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例にあっては、相接合される居室ユニット11
を構成する天井梁17の中間部に、階段ユニット12を
構成する柱20の上端部を対応配置させることにて、建
物10の一部が形成される。この時、居室ユニット11
(又は階段ユニット12)の中天片栗17A(又は24
A)の中間部は補強部材30(又は40)により補強さ
れる。又、両建物ユニット11.12は、居室ユニット
17(又は階段ユニット12)に結合される補強部材3
0(又は40)に設けた接続金具30D (又は40C
)と、階段ユニット12(又は居室ユニット11)の柱
20(又は13)上端部に接合される天井梁24(又は
17)の付根部とに連結される連結板31(又は41)
により、連結される。
ここで、居室ユニット11(又は階段ユニット12)の
中天片栗17A(又は24A)の中間部は、■補強部材
30(又は40)により補強され、又■連結板31(又
は41)の接続のためのボルト孔等を該中間部自体に備
えてその剛性を脆弱化するものでない、即ち、連結板3
1(又は41)の一端は、居室ユニット11(又は階段
ユニット12)において補強部材30(又は40)によ
り補強されて剛性の向上した中天井m 17 A(又は
24A)の中間部に該補強部材30(又は40)に設け
た接続金具30D(又は40C)を介して間接的に固定
され、連結板31(又は41〉の他端は、階段ユニット
12(又は居室ユニット11)において柱20(又は1
3)上端部に近接していて本来的に剛性の高い天井梁2
4(又は17)の付根部に固定されることになり、結果
として両建物ユニット11.12をこの連結板31(又
は41)の仲介により強固に連結できる。
尚、本発明の実施において、接続部を備える補強部材は
、これが結合される天井梁の全長にわたって延設される
ものであっても良い。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、建物の外観、機能等の多
様化のために、相接合される一方の建物ユニットを構成
する天井梁の中間部に、他方の建物ユニットを構成する
柱上端部を対応配置させるに際し、両廷物ユニットを強
固に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す斜視図、第2図は本
発明の第2実施例を示す斜視図、第3図は第1図の要部
側面図、第4図は第1図の要部正面図、第5図は第2図
の要部側面図、第6図は第2図の要部正面図、第7図は
第1図の補強部材を示す構造図、第8図は第2図の補強
部材を示す構造図、第9図は建物のユニット配置状態を
示す模式図、第10図は建物ユニットを示ず斜視図であ
る。 11・・・居室ユニット、 12・・・階段ユニット、 13・・・柱、 15・・・床梁、 17・・・天井梁、 20・・・柱、 23・・・床梁、 24・・・天井梁、 30.40・・・補強部材、 30D、40C・・・接続金具(接続部)、31.41
・・・連結板。 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者  廣1)馨 第3図 第4図 第6図 第7図 第8図 (A) (B) 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各4本の床梁、天井梁及び柱を箱形に枠組して構
    成される複数個の建物ユニットを接合するに際し、相接
    合される一方の建物ユニットを構成する天井梁の中間部
    に、他方の建物ユニットを構成する柱上端部を対応配置
    させる、建物ユニットの連結構造であって、上記一方の
    建物ユニットを構成する上記天井梁の少なくとも中間部
    に、この天井梁を補強する補強部材を結合するとともに
    、この補強部材に接続部を設け、上記他方の建物ユニッ
    トを構成する上記柱上端部に枠組形成のために接合され
    ている天井梁の付根部と、上記補強部材に設けた接続部
    とを、連結板を用いて連結する建物ユニットの連結構造
JP32299788A 1988-12-20 1988-12-20 建物ユニットの連結構造 Expired - Lifetime JPH0781322B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05106280A (ja) * 1991-08-21 1993-04-27 Misawa Homes Co Ltd 住宅ユニツトのフレームの補強構造
JP2008291489A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニットの補強構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05106280A (ja) * 1991-08-21 1993-04-27 Misawa Homes Co Ltd 住宅ユニツトのフレームの補強構造
JP2008291489A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Sekisui Chem Co Ltd 建物ユニットの補強構造

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