JP2547898B2 - 建物ユニットの庇取付構造 - Google Patents

建物ユニットの庇取付構造

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JP2547898B2 JP2335019A JP33501990A JP2547898B2 JP 2547898 B2 JP2547898 B2 JP 2547898B2 JP 2335019 A JP2335019 A JP 2335019A JP 33501990 A JP33501990 A JP 33501990A JP 2547898 B2 JP2547898 B2 JP 2547898B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、建物ユニットの庇取付構造に関する。
[従来の技術] 従来、ユニット建物に庇を取付ける構造は、特開昭62
−280447号公報に記載の如く、庇構造体を建物ユニット
の天井大梁に接合することとしている。
[発明が解決しようとする課題] 然しながら、上述従来技術では、床構造体の全重量を
天井大梁のみによって片持ち支持するものであるから、
天井大梁にねじり変形を生じさせることのないように、
床構造体の重量を一定の範囲内に収める必要がある。こ
のため、建物ユニットから張り出る庇長さを比較的短く
せざるを得ないという不都合がある。
本発明は、建物ユニットに庇を取付けるに際し、庇長
さを比較的長く設定し得るようにすることを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、柱と床大梁と天井大梁とを枠組して構成さ
れる建物ユニットの庇取付構造において、庇構造体に主
取付アームと副取付アームとを予め設け、主取付アーム
を建物ユニットの柱上端部に接合し、副取付アームを建
物ユニットの天井大梁に接合するようにしたものであ
る。
[作用] 本発明によれば、庇構造体は建物ユニットの柱と天井
大梁の両方に接合される。従って、庇構造体の全重量を
柱と天井大梁にて片持ち支持することとなり、天井大梁
のねじり変形等を伴うことなく、大重量の庇構造体を支
持できる。これにより、建物ユニットから張り出る庇長
さを長く設定することができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例に係る庇取付構造の取付過
程を示す斜視図、第2図はユニット建物を示す模式図、
第3図は建物ユニットを示す模式図である。
第2図に示すユニット建物10は、基礎11の上部に複数
の下階建物ユニット12を隣接配置し、それら下階建物ユ
ニット12の上部に複数の上階建物ユニット13を隣接配置
して構成される。
ここで、建物ユニット12、13は、第3図に示す如くの
軸組式からなり、4本の角鋼管製柱15を4隅に配置し、
各柱15の下端部に設けた溝形状鋼板製連結片16の床構造
体17の4隅を接合するとともに、各柱15の上端部に設け
た溝形状鋼板製連結片18に天井構造体19の4隅を接合す
ることにて、箱形をなす如くに構成されている。
床構造体17は、4本の溝形鋼製床大梁20を上記連結片
16の内側に重ね合わせる如くに嵌合、溶接して外枠を形
成している。また、床構造体17は、複数の相互に並列配
置される床小梁21のそれぞれを相対する床大梁20、20の
それぞれに溶接している。更に、床構造体17は、複数の
相互に並列配置される木製床根太23のそれぞれを各床小
梁21に直交配置し、各床根太23をそれら床小梁21の上部
に接着剤又は釘打ちにて固定し、各床根太23の上部に床
板を接着剤又は釘打ちにて固定している。
天井構造体19は、4本の溝形鋼製天井大梁25を上記連
結片18の内側に重ね合わせる如くに嵌合、溶接して外枠
を形成している。また、天井構造体19は、複数の相互に
並列配置される木製天井根太26のそれぞれを、天井大梁
25の下フランジに接着剤又は釘打ちにて固定している。
更に、天井構造体19は、各天井根太26の下部に天井板を
接着剤又は釘打ちにて固定している。
然るに、ユニット建物10にあっては、下階建物ユニッ
ト12、上階建物ユニット13のそれぞれに、庇30A、30Bを
取付けている。
以下、庇30A、30Bの取付構造について説明する。尚、
下階建物ユニット12に対する庇30Aの取付構造も、上階
建物ユニット13に対する庇30Bの取付構造も実質的に同
一であるので、下階建物ユニット12に対する庇30Aの取
付構造を代表例として説明する。
庇30Aは、第1図に示す如く、庇構造体31を構成する
連結梁32の背面の両端2位置に主取付アーム33を予め一
体に備えるととも、連結梁32の背面の中間2位置に副取
付アーム34を予め一体に備える。
尚、庇構造体31は、連結梁32の正面の複数位置に固定
される各支持アーム35の先端側にパラペット36を備え、
各支持アーム35の下面側に軒天井板37を備えて構成され
る。
そして、庇30Aは、クレーン等のフック38にて吊り上
げられ、各主取付アーム33を、ボルト39、ナット40によ
り、下階建物ユニット12の柱15上端部に接合され、各副
取付アーム34を、ボルト41、ナット42により、下階建物
ユニット12の天井大梁25に接合される。
次に、上記実施例の作用について説明する。
上記実施例によれば、庇30A、30Bを構成する庇構造体
31は建物ユニット12、13の柱15と天井大梁25の両方に接
合される。従って、床構造体31の全重量を柱15と天井大
梁25にて片持ち支持することとなり、天井大梁25のねじ
り変形等を伴うことなく、大重量の庇構造体31を支持で
きる。これにより、建物ユニット12、13から張り出る庇
長さLを長く設定することができる。
尚、本実施例における庇30A、30Bの庇長さLは750mm
である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、建物ユニットに庇を取
付けるに際し、庇長さを比較的長く設定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る庇取付構造の取付過程
を示す斜視図、第2図はユニット建物を示す模式図、第
3図は建物ユニットを示す模式図である。 12、13……建物ユニット、 15……柱、 20……床大梁、 25……天井大梁、 30A、30B……庇、 31……床構造体、 33……主取付アーム、 34……副取付アーム。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱と床大梁と天井大梁とを枠組して構成さ
    れる建物ユニットの庇取付構造において、庇構造体に主
    取付アームと副取付アームとを予め設け、主取付アーム
    を建物ユニットの柱上端部に接合し、副取付アームを建
    物ユニットの天井大梁に接合することを特徴とする建物
    ユニットの庇取付構造。
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