JP2000273952A - 建築用構造材の接続装置 - Google Patents

建築用構造材の接続装置

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JP2000273952A
JP2000273952A JP11116954A JP11695499A JP2000273952A JP 2000273952 A JP2000273952 A JP 2000273952A JP 11116954 A JP11116954 A JP 11116954A JP 11695499 A JP11695499 A JP 11695499A JP 2000273952 A JP2000273952 A JP 2000273952A
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Yukio Adachi
幸男 足立
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各構造材を直接的に連結接続することがで
き、各構造材の軸組み施工を簡単かつ容易に行うことが
できるとともに、その連結接続部位における強度を十分
に高めることができる。 【解決手段】 建築用構造材における縦材を差し込み嵌
合する中空部を有する筒状本体と、この筒状本体に対し
て水平状に延出されかつ建築用構造材における横材を嵌
め込み支持する受承部体とを備えた接続装置であって、
受承部体が筒状本体を隅角とするほぼ直角状の二方向に
それぞれ延出形成されている第1の接続装置1と、受承
部体が筒状本体を中心とするほぼT字状の三方向にそれ
ぞれ延出形成されている第2の接続装置1Aと、受承部
体が筒状本体を中心とするほぼ十字状の四方向にそれぞ
れ延出形成されている第3の接続装置1Bと、受承部体
が筒状本体を中心とする両側方に同一線上にそれぞれ延
出形成されている第4の接続装置1Cとを、前記縦材及
び横材により軸組みするに際し、それぞれ単独或いは二
種以上組合わせて該縦材及び横材を一体的に接続して軸
組み構造とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、木造建
築物における土台材、柱、間柱、胴差し、梁、桁等の建
築用構造材を軸組み構造として枠組みするための接続装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の木造建築物における土台
材、柱、間柱、胴差し、梁、桁等の建築用構造材を軸組
み構造として枠組みするためには、各構造材に対し所定
のほぞ、ほぞ孔等の仕口加工や継ぎ手加工が施され、こ
れらの仕口や継ぎ手を介して各構造材を連結接続して軸
組み構造(在来工法)として施工されていた。また、各
構造材を連結接続部位には、補強用としての金属製の接
続金具が多く採用されているのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た軸組み構造(在来工法)にあっては、各構造材に対し
て仕口加工や継ぎ手加工が必要となり、その加工の手間
や組付けの手間等に多大の労力を必要とし、耐震性の面
でも十分に満足するには至らなかった。このため、金属
製の接続金具を必要とされていたが、依然として補強用
としての機能を満足するにとどまるものであった。そし
て、近時、構造材として集成材が多く採用されており、
この集成材に対しては前記仕口加工や継ぎ手加工が好ま
しくできない等の事情等から各構造材を本格的に接続す
る製品が強く希求されていた。そこで、本発明は、上記
した問題点に鑑み、各構造材を直接的に連結接続するこ
とができ、もって、各構造材の軸組み施工を簡単かつ容
易に行うことができるとともに、各構造材の連結接続部
位における強度を十分に高めることができる建築用構造
材の接続装置を提供することを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明の請求項1の発明は、建築用構造材にお
ける縦材を差し込み嵌合する中空部を有する筒状本体
と、この筒状本体に対して水平状に延出されかつ建築用
構造材における横材を嵌め込み支持する受承部体とを備
えた接続装置であって、受承部体が筒状本体を隅角とす
るほぼ直角状の二方向にそれぞれ延出形成されている第
1の接続装置と、受承部体が筒状本体を中心とするほぼ
T字状の三方向にそれぞれ延出形成されている第2の接
続装置と、受承部体が筒状本体を中心とするほぼ十字状
の四方向にそれぞれ延出形成されている第3の接続装置
と、受承部体が筒状本体を中心とする両側方に同一線上
にそれぞれ延出形成されている第4の接続装置とを、前
記縦材及び横材により軸組みするに際し、それぞれ単独
或いは二種以上組合わせて該縦材及び横材を一体的に接
続して軸組み構造とすることを特徴としたものである。
この構成によれば、筒状本体に縦材を差し込んで嵌合固
定し、受承部体に横材を嵌め込んで支持固定するもので
あり、縦材と横材との直接的な接続固定が簡易になされ
るものである。そして、第1〜第4の接続装置のうち、
それぞれ単独或いはこれらを二種以上組合わせて縦材及
び横材を一体的に接続して軸組み構造とするものであ
り、その軸組み構造として各構造材の連結接続部位にお
ける強度を十分に高めることができるものである。な
お、本発明の説明にあって明細書における縦材とは、
柱、間柱等のように、軸組み構造における縦方向(垂直
方向)に配設される構造材を総称し、また、横材とは、
同様に基礎上に配設される土台材、胴差し、梁、桁等の
横方向(水平方向)に配設される構造材を総称していう
ものであり、縦材及び横材を含めて構造材ともいう。
【0005】また、本発明の請求項2の発明は、請求項
1記載の接続装置であって、筒状本体を、縦方向に2分
割して少なくとも縦材の3面に対応する側板を有する枠
部材と該縦材の他の一面に対応する側板を有する枠部材
とからなり、この両枠部材により前記縦材を嵌合する中
空部を形成したことを特徴とするものである。この構成
によれば、上記説明に加え、筒状部体を縦方向に2分割
して構成することによって、例えば、二階建ての木造建
築部においては、一階と二階とを貫く通し柱を使用した
軸組み構造の施工に簡単かつ容易に対応することができ
るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図にしたがって説明する。まず、図1(A)(B)
に示す本実施の形態における第1の接続装置について詳
述する。図1(A)は第1の接続装置の斜視図で、
(B)は同第1の接続装置を反転して示す斜視図であ
る。第1の接続装置1は、該接続装置1の主体となす平
面形状がほぼ正方形の所定の長さの中空部を有する筒状
本体2と、該筒状本体2の一方側端部(下側端部)に同
筒状本体2を隅角とする直角状の二方向(L字状)に所
定の長さそれぞれ水平方向に延出形成された受承部体
3,3とから構成されており、鉄製或いは比較的剛性の
高い軽量合金製より一体状に形成されている。
【0007】前記第1の接続装置1における筒状本体2
の中空部の内寸法は通常使用される柱や間柱等(本明細
書における横材に相当する。)に対応しかつ該柱(間
柱)が隙間なく差し込み嵌合し得る寸法に任意に設定さ
れ、さらに、その長さ(高さ方向の長さ)は少なくとも
該第1の接続装置1全体を取付けた際に、差し込み嵌合
された該柱(間柱)が抜脱して転倒しない寸法に設定す
ることが望ましい。
【0008】また、第1の接続装置1における受承部体
3,3は所定幅の受承開口部を有する横断面がほぼ門形
状に形成されており、その受承開口部の内寸法は通常使
用される土台材、梁、桁等(本明細書における横材に相
当する。)に対応しかつ該土台材、梁、桁等が隙間なく
嵌め込み支持し得る寸法に設定されている。
【0009】そして、筒状本体2には差し込み嵌合され
る柱(間柱)を固定するための通しボルトBを挿通する
第1の取付け孔4,5が対向する二箇所に上下(高さ方
向)の位相差をもって貫設され、また、受承部体3,3
には同じく土台材、梁、桁等を固定するための通しボル
トBを挿通する第2の取付け孔6,7が対向する二箇所
に左右(水平方向)の位相差をもって貫設されている。
【0010】次に、図2(A)(B)に示す本実施の形
態における第2の接続装置について詳述する。図2
(A)は第2の接続装置の斜視図で、(B)は同第2の
接続装置を反転して示す斜視図である。第2の接続装置
1Aは、前記第1の接続装置1における筒状本体2と同
様に構成された筒状本体2Aと、該筒状本体2Aの一方
側端部(下側端部)に対し、同筒状本体2Aを中心部と
するT字状の三方向に所定の長さそれぞれ水平方向に延
出形成されかつ前記第1の接続装置1における受承部体
3,3と同様に構成された受承部体3A,3A,3Aと
から一体状に形成されている。なお、その余の詳細な構
成は前述した第1の接続装置1と同様であり、また、同
一構成の部位については図中同符号の後にAを付してそ
の説明を省略する。
【0011】次いで、図3(A)(B)に示す本実施の
形態における第3の接続装置について詳述する。図3
(A)は第3の接続装置の斜視図で、(B)は同第3の
接続装置を反転して示す斜視図である。第3の接続装置
1Bは、前記第1の接続装置1における筒状本体2と同
様に構成された筒状本体2Bと、該筒状本体2Bの一方
側端部(下側端部)に対し、同筒状本体2Bを中心部と
する十字状の四方向に所定の長さそれぞれ水平方向に延
出形成されかつ前記第1の接続装置1における受承部体
3,3と同様に構成された受承部体3B,3B,3B,
3Bとから一体状に形成されている。なお、その余の詳
細な構成は前述した第1の接続装置1と同様であり、ま
た、同一構成の部位については図中同符号の後にBを付
してその説明を省略する。
【0012】また、図4(A)(B)に示す本実施の形
態における第4の接続装置について詳述する。図4
(A)は第4の接続装置の斜視図で、(B)は同第4の
接続装置を反転して示す斜視図である。第4の接続装置
1Cは、前記第1の接続装置1における筒状本体2と同
様に構成された筒状本体2Cと、該筒状本体2Cの一方
側端部(下側端部)に対し、同筒状本体2Cを中心部と
する両側方に同一線上で所定の長さそれぞれ水平方向に
延出形成されかつ前記第1の接続装置1における受承部
体3,3と同様に構成された受承部体3C,3Cとから
一体状に形成されている。なお、その余の詳細な構成は
前述した第1の接続装置1と同様であり、また、同一構
成の部位については図中同符号の後にCを付してその説
明を省略する。
【0013】続いて、上述した第1の接続装置1〜第4
の接続装置1Cを使用した建築物における軸組み構造に
ついて、図5及び図6にしたがって説明する。さて、建
築物の立地に沿ってほぼ方形状に打設されたコンクリー
ト基礎11上それぞれ土台材12,12(本明細書にお
ける横材に相当する。)が配置され、この土台材12,
12は該コンクリート基礎11上に適宜の間隔で立設さ
れたアンカーボルトBAにより固定されるものである。
【0014】そして、該土台材12,12の隅部、すな
わち、軸組み構造における隅部(コーナー部)において
第1の接続装置1が使用される。すなわち、図6に示す
ように、両土台材12,12に対して第1の接続装置1
の受承部体3,3を上方から嵌め込むようにして支持す
る。この場合、前記アンカーボルトBAがそれぞれ受承
部体3,3に貫設した一方の第2の取付け孔6に挿通位
置するように設定することが好ましく、該第2の取付け
孔6を貫通したアンカーボルトBAに対してナットNに
より締付け固定するとともに、他方の第2の取付け孔7
からこれに対応して土台材12,12に予め貫設された
ボルト通し孔12aに通しボルトBを挿通して該通しボ
ルトBとナットNによりそれぞれ締付け固定する。
【0015】この状態において、第1の接続装置1にお
ける筒状本体2が上向きで該隅部に位置されるものであ
り、該筒状本体2内に隅部の柱13(本明細書における
縦材に相当する。)を差し込み嵌合したのち、該筒状本
体2に貫設した第1の取付け孔4,5からこれに対応し
て柱13に予め貫設されたボルト通し孔に通しボルト
B,Bを挿通して該通しボルトB,Bとナットによりそ
れぞれ締付け固定するものである。
【0016】これによって、軸組み構造における直角状
の隅部(コーナー部)の柱13と土台材12,12の三
者の接続連結ができる。そして、軸組み構造における直
角状の各隅部(コーナー部)における各柱が組付けられ
るものである。
【0017】次に、図5に示すように、前記土台材12
上の軸組み構造における通常に設定される間隔(例え
ば、1800cm)に柱13を組付ける場合には、第2
の接続装置1Aが使用されるものである。すなわち、土
台材12上に対して該第2の接続装置1Aの筒状本体2
Aが前記所定位置に合致しかつ一つの受承部体3Aが軸
組み構造から見て内側に位置するように、他の同一線上
に位置する二つの受承部体3A,3Aを上方から嵌め込
むようにして支持する。この場合も前述したように、前
記アンカーボルトBAがそれぞれ受承部体3A,3Aに
貫設した一方の第2の取付け孔6Aに挿通位置するよう
に設定することが好ましく、該第2の取付け孔6Aを貫
通したアンカーボルトBAに対してナットNにより締付
け固定するとともに、他方の第2の取付け孔7Aからこ
れに対応して土台材12,12に予め貫設されたボルト
通し孔12aに通しボルトBを挿通して該通しボルトB
とナットNによりそれぞれ締付け固定する。
【0018】この状態において、前述したように、第2
の接続装置1Aにおける筒状本体2Aが上向きに位置さ
れるものであり、該筒状本体2A内に柱13を差し込み
嵌合したのち、該筒状本体2Aに貫設した第1の取付け
孔4A,5Aからこれに対応して柱13に予め貫設され
たボルト通し孔に通しボルトを挿通して該通しボルトと
ナットによりそれぞれ締付け固定するものである。
【0019】これによって、軸組み構造における通常に
設定される間隔の部位の柱13と土台材12,12の三
者の接続連結ができる。そして、軸組み構造における各
間隔毎に各柱が組付けられるものである。
【0020】次いで、図5に示すように、軸組み構造に
おける内側に位置される大引き14及び根太15等(本
明細書における横材に相当する。)が十字状に交差する
部位に柱13を組付ける場合には、第3の接続装置1B
が使用されるものである。すなわち、大引き14及び根
太15等に対してその交差部位に該第3の接続装置1B
の筒状本体2Bが位置するように、それぞれの受承部体
3B,3B,3B,3Bを上方から嵌め込むようにして
支持する。
【0021】そして、前述のように、それぞれの受承部
体3B,3B,3B,3Bに貫設した第2の取付け孔6
B,7Bからこれに対応して大引き14及び根太15等
に予め貫設されたボルト通し孔に通しボルトを挿通して
該通しボルトとナットによりそれぞれ締付け固定する。
【0022】この状態において、前述したように、第3
の接続装置1Bにおける筒状本体2Bが上向きに位置さ
れるものであり、該筒状本体2B内に柱13を差し込み
嵌合したのち、該筒状本体2Bに貫設した第1の取付け
孔4B,5Bからこれに対応して柱13に予め貫設され
たボルト通し孔に通しボルトを挿通して該通しボルトと
ナットによりそれぞれ締付け固定するものである。
【0023】これによって、軸組み構造における大引き
14及び根太15等の交差部位の柱13と該大引き14
及び根太15等の三者の接続連結ができる。そして、軸
組み構造における各交差部位に各柱が組付けられるもの
である。
【0024】また、前述した柱13と柱13との間に間
柱13を組み付ける場合には、第4の接続装置1Cが使
用され、この第4の接続装置1Cはその受承部体3C,
3Cが前述した第2の接続装置1Aの場合と同様にして
土台材12に締付け固定されるとともに、その筒状本体
2Cに間柱13が締付け固定されるものである。これに
よって、軸組み構造における各間柱と土台材12の両者
の接続連結ができる。
【0025】そして、上述のようにして土台材12、大
引き14及び根太15等の交差部位等の各部位に組付け
られた各柱13の上端部には各々の部位に対応して第1
〜第4の接続装置1〜1Cが反転された状態で、それぞ
れ下向き状態の筒状本体2〜2Cを嵌合するものであ
り、この筒状本体2〜2Cと各柱13とが上述と同様に
通しボルト及びナットにより締付け固定されるものであ
る。なお、筒状本体2〜2Cに対する各柱13の嵌合状
態は、後述する受承部体における胴差し、梁、桁等の嵌
合状態を阻害しない位置に予め設定されるものである。
【0026】この状態において、各隅部(コーナー部)
の柱13に固定された第1の接続装置1と各間隔毎の柱
13に固定された第2の接続装置1Aと若しくは間柱に
固定された第4の接続装置1Cのそれぞれの受承部体
3,3A,3A,3C,3Cとが同一線上に位置される
ことになり、この受承部体3,3A,3A,3C,3C
にわたって胴差し、梁、桁17等(本明細書における横
材に相当する。)が嵌め込まれ、その受承部体3,3
A,3A,3C,3Cにおける第2の取付け孔6,7,
6A,7A,6C,7Cを利用して前述と同様にしてボ
ルト、ナットにより締付け固定するものである。
【0027】また、大引き14及び根太15等の交差部
位等の各部位の柱13の上端部には第3の接続装置1B
が反転させた状態で、その下向き状態の筒状本体2Bを
嵌合して上述と同様に通しボルト及びナットにより締付
け固定し、この第3の接続装置1Bと前記第2の接続装
置1Aのそれぞれの受承部体3B,3B,3B,3B,
3A,3Aとが同一線上に対向位置されることになり、
この受承部体3B,3B,3B,3B,3A,3Aに
梁、小ばり、根太等(本明細書における横材に相当す
る。)が嵌め込まれ、その受承部体3B,3B,3B,
3B,3A,3Aにおける第2の取付け孔6B,7B,
6A,7Aを利用して前述と同様にしてボルト、ナット
により締付け固定するものである。なお、この場合も筒
状本体2Bに対する柱13の嵌合状態は、受承部体3
B,3B,3B,3B,3A,3Aにおける梁、小ば
り、根太等の嵌合状態を阻害しない位置に予め設定され
るものである。
【0028】このようにして、軸組み構造の一階におけ
る部位の各構造材が組付けられるものであり、一階建て
(平屋)の場合はその軸組み構造上に屋根組み構造が組
付けられ、また、二階建ての場合は前述した各柱13の
組付けられた各梁、胴差し等が該二階部位の基礎とな
り、前述と同様に各部位に第1〜第4の接続装置1〜1
Cが固定されて各々対応する柱が接続連結されるもので
ある。
【0029】この場合、一階部位の上部に使用される第
1〜第4の接続装置1〜1Cとこれに対応して同上に位
置される二階部位の下部の第1〜第4の接続装置1〜1
Cにおいては、受承部体3,3〜3C,3Cは各梁、胴
差し等に対して第2の取付け孔6を利用して通しボルト
Bより同時に一体的に締付け固定されるものである。
(図6参照)
【0030】しかして、本実施の形態にあつては、上述
したように各第1〜第4の接続装置1〜1Cを使用して
組付けられた軸組み構造にあっては、それぞれの構造材
どおしの接続連結が各第1〜第4の接続装置1〜1Cに
よって一層強固となり、その組付け精度の向上並びに施
工時の作業性の向上を大幅に高めることができるもので
ある。
【0031】なお、上述した軸組み構造の組付け手順等
については上記の説明に限定するものではない。
【0032】上述した各第1〜第4の接続装置1〜1C
にあっては、その筒状本体2〜2Cを図示のように、平
面形状がほぼ正方形の中空部を有する一体の角筒から構
成したが、これに限定するものではなく、例えば、図7
に示す(図では第1の接続装置1のみを示す)ように、
筒状本体2を少なくとも柱13の3面に対応する側板部
を有する平面形状がコ字状の基の枠部材2aと、この枠
部材2aの外側面に嵌合されかつ該枠部材2aの側面開
口部を覆蓋する少なくとも柱13の1面に対応する側板
部を有する平面形状がコ字状の覆蓋となる枠部材2bと
から別体に形成し、これを嵌合組付けして平面形状がほ
ぼ正方形の中空部を有する一体の筒状本体2〜2Cとし
て構成してもよい。
【0033】そして、この場合、両部材2a,2bの組
付けにあっては多数本の固定ねじ2c〜2cにより前述
した各構造材に組付ける前に予め行うこともできるが、
二階建ての木造建築物に対応して一階と二階とを貫く通
し柱13を使用する場合には、該通し柱13に対して予
め二階に対応する位置にボルト通し孔を貫設しておき、
この位置に各第1〜第4の接続装置1〜1Cにおける筒
状本体2〜2Cをその分割構成を利用してそれぞれ組付
けて多数本の固定ねじ2c〜2cによって結合すること
により対応するものである。したがって、この場合は、
前記一階と二階とを貫く通し柱13の使用を確保できる
とともに、その通し柱13を使用した軸組み構造の施工
に簡単かつ容易に対応することができるものである。
(図7仮想線参照)
【0034】また、各第1〜第4の接続装置1〜1Cに
あっては、図8に示す(図では第1の接続装置1のみを
示す)ように、筒状本体2〜2Cの一面と受承部体3,
3〜3C,3Cの一面とにわたって筋かいを取付けるた
めの筋かい取付け部20を固定ねじ2d〜2dを介して
一体的に取付けてもよい。
【0035】さらには、各第1〜第4の接続装置1〜1
Cにあって、図9に示す(図では第1の接続装置1のみ
を示す)ように、筒状本体2〜2Cの軸組み構造から見
て内面側に位置された角部を上端から所定の長さ開口切
り欠き部21を形成してもよく、この場合は、該筒状本
体2〜2C差し込まれて固定される柱13の角部を含む
一部が軸組み構造から見て内面側に露出することにな
り、例えば、間取りにおける柱の一部が露出して形成さ
れる和室仕様に簡単に対応することができる。すなわ
ち、軸組み構造から見て内面側に面する筒状本体2〜2
Cの下部が畳等の敷設によって隠蔽されるとともに、筒
状本体2〜2Cの側面が壁等によって隠蔽されることに
なり、その結果、柱13の一部を図示のように露出して
和室仕様に対応することができる。
【0036】なお、上述した各第1〜第4の接続装置1
〜1Cにおいて、筒状本体2〜2Cと受承部体3,3〜
3C,3Cと、各構造材との接続連結を一本若しくは二
本の通しボルトB及びナットNにより行うようにした
が、この本数は図示のものに限定するものではなく、ま
た、通しボルトB及びナットNに変えて片面側より多数
本の比較的深いねじ込みが確保された固定ねじを使用し
てもよい。
【0037】そして、各第1〜第4の接続装置1〜1C
の筒状本体2〜2Cの中空部の内寸法及び受承部体3,
3〜3C,3Cの受承開口部の内寸法は通常使用される
柱(間柱)、土台材、梁、桁、胴差し、等に対応して種
々設定されるものである。
【0038】
【発明の効果】請求項1の発明は、縦材と横材とを直接
的に接続固定することができ、第1〜第4の接続装置の
うち、それぞれ単独或いはこれらを二種以上組合わせて
縦材及び横材を一体的に接続して軸組み構造とするもの
であり、その施工を簡単かつ容易に行うことができ、作
業性の向上並びに施工精度の向上を大幅に高めることが
できとともに、その軸組み構造として各構造材の連結接
続部位における強度を十分に高めることができるもので
ある。
【0039】請求項2の発明は、上記請求項1の効果に
加え、筒状部体を縦方向に2分割して構成することによ
って、例えば、二階建ての木造建築部においては、一階
と二階とを貫く通し柱を使用した軸組み構造の施工に簡
単かつ容易に対応することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1の接続装置を示す斜視図であり、
(B)は第1の接続装置を反転して示す斜視図である。
【図2】(A)は第2の接続装置を示す斜視図であり、
(B)は第2の接続装置を反転して示す斜視図である。
【図3】(A)は第3の接続装置を示す斜視図であり、
(B)は第3の接続装置を反転して示す斜視図である。
【図4】(A)は第4の接続装置を示す斜視図であり、
(B)は第4の接続装置を反転して示す斜視図である。
【図5】第1の接続装置〜第4の接続装置を使用した軸
組み構造の一部を示す説明図である。
【図6】軸組み構造における一隅部の組付け状態を示す
一部破断を含む斜視図である。
【図7】第1の接続装置の別例を示す分解斜視図であ
る。
【図8】第1の接続装置に筋かい取付け部を取付けた状
態を示す斜視図である。
【図9】第1の接続装置の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の接続装置 1A 第2の接続装置 1B 第3の接続装置 1C 第4の接続装置 2,2A,2B,2C 筒状本体 3,3A,3B,3C 受承部体 12 土台材 13 柱 14 大引き 15 根太 17 胴差し、梁、桁 2a 枠部材 2b 枠部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築用構造材における縦材を差し込み嵌
    合する中空部を有する筒状本体と、この筒状本体に対し
    て水平状に延出されかつ建築用構造材における横材を嵌
    め込み支持する受承部体とを備えた接続装置であって、
    受承部体が筒状本体を隅角とするほぼ直角状の二方向に
    それぞれ延出形成されている第1の接続装置と、受承部
    体が筒状本体を中心とするほぼT字状の三方向にそれぞ
    れ延出形成されている第2の接続装置と、受承部体が筒
    状本体を中心とするほぼ十字状の四方向にそれぞれ延出
    形成されている第3の接続装置と、受承部体が筒状本体
    を中心とする両側方に同一線上にそれぞれ延出形成され
    ている第4の接続装置とを、前記縦材及び横材により軸
    組みするに際し、それぞれ単独或いは二種以上組合わせ
    て該縦材及び横材を一体的に接続して軸組み構造とする
    ことを特徴とした建築用構造材の接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の接続装置であって、筒状
    本体を、縦方向に2分割して少なくとも縦材の3面に対
    応する側板を有する枠部材と該縦材の他の一面に対応す
    る側板を有する枠部材とからなり、この両枠部材により
    前記縦材を嵌合する中空部を形成したことを特徴とする
    建築用構造材の接続装置。
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