JP2000080729A - ユニット建物とその施工方法 - Google Patents
ユニット建物とその施工方法Info
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Abstract
で上階の建物ユニットの床梁を取り付けていても、建物
ユニットの天井梁や床梁を簡単に連結することのできる
ユニット建物とその施工方法を提供することである。 【解決手段】 締結部材4の下側プレート42を第一建
物ユニット2−1の天井梁23の下面と第二建物ユニッ
ト2−2の天井梁23の下面とに差し渡して当接させ、
棒状体41を第三建物ユニット2−3の床梁22と第四
建物ユニット2−4の床梁22との間を通過させ、この
先端部を床梁22の間から突出させ、更に、第三建物ユ
ニット2−3の床梁22の上面と第四建物ユニット2−
4の床梁22の上面とに差し渡した上側プレート5に設
けられた通孔52を通過させ、この先端にナット55を
螺着させる。
Description
の施工方法に関する。
さの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニ
ットを、予め、工場で製造し、この建物ユニットの複数
個を施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて建物とな
すものであって、現場施工期間が短く、且つ、寸法精度
の良い標準化された建物となる特徴があることから、近
年、広く採用されている。
は、種々あるが、最も多く使用されている建物ユニット
の骨格は、特公昭61−42061号公報に記載されて
いるように、方形の四隅に配置した4本の鋼製の四角筒
の柱と、この4本の柱の上端部を方形の辺に沿って連結
した4本の鋼製の断面コ字形の天井梁と、この4本の柱
の下端部を方形の辺に沿って連結した4本の鋼製の断面
コ字形の床梁とからなるものである。そして、この相対
する天井梁に天井野縁を差し渡し、この天井野縁の下面
に天井材を取り付けて天井とし、相対する床梁に床小梁
を差し渡し、この上に床根太を取り付け、この床根太の
上に床材を取り付けて床とし、天井梁と床梁との間に間
柱を取り付け、この間柱に壁パネルを取り付けて壁とし
て、建物ユニットとなすのである。
めには、建物ユニットの複数個を上下方向や水平方向に
据え付け、天井梁、床梁等の構造材同士を相互に連結す
る。この建物ユニットの連結構造としては種々知られて
いる。例えば、特公平6−15785号公報には、第一
建物ユニットと第二建物ユニットを隣接して据え付け、
この第一建物ユニットの断面コ字形の天井梁の上側フラ
ンジと第二建物ユニットの断面コ字形の天井梁の上側フ
ランジとの上にスペーサーを架け渡して取り付けた後、
第一建物ユニットの上に第三建物ユニットを、又、第二
建物ユニットの上に第四建物ユニットをそれぞれ前記ス
ペーサーを挟んで据え付け、この第三建物ユニットの断
面コ字形の床梁の上側フランジの上と第四建物ユニット
の断面コ字形の床梁の上側フランジの上とに連結プレー
トを架け渡し、連結プレートと第三建物ユニットの上側
フランジとをボルト・ナットで連結し、連結プレートと
第四建物ユニットの上側フランジとをボルト・ナットで
連結することが記載されている。
ンジと第二建物ユニットの天井梁の下側フランジとの間
に連結プレートを差し渡し、連結プレートと第一建物ユ
ニットの下側フランジとをボルト・ナットで連結し、連
結プレートと第二建物ユニットの下側フランジとをボル
ト・ナットで連結することも記載されている。
建物ユニットの上に上階の建物ユニットを据え付けた後
に、上階の第三建物ユニットの床梁や第四建物ユニット
の床梁に連結プレートをボルト・ナットで連結するため
には、上方に床材が取り付けられていると施工できな
い。従って、従来は、工場等で、この連結プレートを連
結する床梁の上方部分には床材を取り付けずに施工現場
に運搬し、施工現場でボルト・ナットで床梁と連結プレ
ートとを連結した後に床梁の上方部分に床材を取り付け
ていたが、現場施工工数が多くなり、現場施工期間が短
いというユニット建物の特徴を発揮するためにも、この
施工現場での床材の取付作業を省くことが要望されてい
た。
二建物ユニットの天井梁とを連結するためには、据え付
けられた建物ユニットの上から腰を屈めて第三建物ユニ
ットや第四建物ユニットの床梁の下方にある第一建物ユ
ニットや第二建物ユニットの天井梁の下面に連結プレー
トを差し渡し、連結プレートと天井梁とをボルト・ナッ
トで連結する作業を行う必要があり、極めて作業し難
い。尚、この天井梁の下面に連結プレートを連結する作
業を下方から行うためには、第一建物ユニットと第二建
物ユニットの天井材が取り付けられていては作業できな
い。従って、工場でこの部分の天井材を取り付けないで
いて、施工現場で天井材を取り付ける必要があり、更に
現場施工工数が増加する。このように従来の建物ユニッ
トの連結作業は、現場施工工数と困難な作業が多く不便
であった。
を容易に連結できるし、工場等で上階の建物ユニットの
床材を取り付けていても、建物ユニットの天井梁や床梁
を簡単に連結することのできるユニット建物を提供する
ことである。
するためになしたものであって、請求項1記載の発明
は、第一建物ユニットと第二建物ユニットが隣接して据
え付けられ、相互に連結されたユニット建物であって、
下側プレートの表面に棒状体を立設させた締結部材の下
側プレートが第一建物ユニットの天井梁の下面と第二建
物ユニットの天井梁の下面とに差し渡された状態に当接
され、この締結部材の棒状体が第一建物ユニットの天井
梁と第二建物ユニットの天井梁との隙間を通過して両方
の天井梁の間から上方に突出し、第一建物ユニットの天
井梁の上面と第二建物ユニットの天井梁の上面とに上側
プレートが架け渡され、この上側プレートに設けられた
通孔を、突出した棒状体の先端部が貫通し、この棒状体
の先端部に設けられた雄ネジにナットが螺着され、この
上側プレートと下側プレートによって第一建物ユニット
の天井梁と第二建物ユニットの天井梁とが挟まれ連結さ
れているものである。
と第二建物ユニットが隣接して据え付けられ、この第一
建物ユニットの上に第三建物ユニットが、又、第二建物
ユニットの上に第四建物ユニットがそれぞれ据え付けら
れ、相互に連結されたユニット建物であって、下側プレ
ートの表面に棒状体を立設させた締結部材の下側プレー
トが第一建物ユニットの天井梁の下面と第二建物ユニッ
トの天井梁の下面とに差し渡された状態に当接され、こ
の締結部材の棒状体が第一建物ユニットの天井梁と第二
建物ユニットの天井梁との隙間を通過し、この棒状体の
先端部が第三建物ユニットの床梁と第四建物ユニットの
床梁との間から上方に突出し、第三建物ユニットの床梁
の上面と第四建物ユニットの床梁の上面とに上側プレー
トが架け渡され、この上側プレートに設けられた通孔
を、突出した棒状体の先端部が貫通し、この棒状体の先
端部に設けられた雄ネジにナットが螺着され、この上側
プレートと下側プレートによって第一建物ユニットの天
井梁、第二建物ユニットの天井梁、第三建物ユニットの
床梁および第四建物ユニットの床梁が挟まれ連結されて
いるものである。
明に係り、前記第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユ
ニットの天井梁とからなる下階の天井梁と、第三建物ユ
ニットの床梁と第四建物ユニットの床梁とからなる上階
の床梁との間に防振材が設けられ、この防振材には第一
建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との
隙間に沿った長孔が設けられ、この長孔の中を前記棒状
体が通過しているものである。
とは弾性を有する材料で、上階の建物ユニットの天井梁
と下階の建物ユニットの床梁との間に取り付けると、上
階の建物ユニットの振動を吸収して下階の建物ユニット
に伝えないものであって、種々なものがある。例えば、
天然ゴムや合成ゴム等のゴム製のシートや、軟質の合成
樹脂製のシートや、天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂等を
発泡させた発泡体等がある。
記載の発明に係り、前記上側プレートが両側縁部に立ち
上げられた立上片を有するU字形の短尺体であるもので
ある。この請求項4記載の発明に使用する上側プレート
は両側縁部に立上片を有することにより機械的強度が大
きくなり好ましいのであるが、更に、この上側プレート
をステンレス鋼板で製造すると、機械的強度が大きくな
ると同時に錆難くなるので好ましい。
記載の発明に係り、前記下側プレートの上面に粘着剤が
設けられているものである。この請求項5記載の発明に
おいては、下側プレートの上面に粘着剤が設けられてい
るが、かかる構造にするには、下側プレートに直接粘着
剤を設けてもよいし、下側プレートに両面粘着テープを
貼り付けてもよい。特に、アクリル系粘着テープはこれ
自体粘着性能を有し、しかも、粘着力が大きいので、こ
のアクリル系粘着テープを下側プレートの上面に貼り付
けるとよい。
の天井梁の側面に、下側プレートの表面に棒状体を立設
させた締結部材の棒状体を、下側プレートを天井梁の下
側に沿わせた状態にして、仮固定し、この隣に第二建物
ユニットを据え付けて、締結部材の棒状体を第一建物ユ
ニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との隙間を
通過させて上方に突出させ、第一建物ユニットの天井梁
の上面と第二建物ユニットの天井梁の上面とに、また
は、第一建物ユニットの上に据え付けた第三建物ユニッ
トの床梁の上面と第二建物ユニットの上に据え付けた第
四建物ユニットの床梁の上面とに、上側プレートを架け
渡し、この上側プレートに設けられた通孔に突出した棒
状体の先端部を通過させ、この棒状体の先端部に設けら
れた雄ネジにナットを螺入して、この上側プレートと下
側プレートによって第一建物ユニットの天井梁と第二建
物ユニットの天井梁を、又は、第一建物ユニットの天井
梁、第二建物ユニットの天井梁、第三建物ユニットの床
梁および第四建物ユニットの床梁を連結するものであ
る。
面に締結部材の棒状体を仮固定しているが、この仮固定
する手段としては適宜でよい。例えば、粘着テープで貼
り付けてもよいし、接着剤で接着してもよいし、簡単に
剥がせるように部分的に溶接してもよい。
ートに棒状体をほぼ直角に立設させたものであるが、こ
の棒状体の先端に設けられた雄ネジにナットを螺着させ
るときに、棒状体が回転しない方がナットを螺入させ易
いので好ましい。このように棒状体を回転しないように
する手段としては種々ある。例えば、下側プレート20
0に棒状体300を回転不能に立設させ、図8(イ)に
示すように、締結部材100の下側プレート200の表
面に爪201を設け、図8(ロ)に示すように、下側プ
レート200の爪201を下階の建物ユニットの天井梁
500の縁部に係止させるようにしてもよいし、又、請
求項5記載のように下側プレートの上面に粘着剤を設け
て、この下側プレートを下階の天井梁の下面に貼り付け
てもよい。
回転不能に立設させる手段としては、棒状体300の下
端部の表面を多角形にし、下側プレート200に多角形
の通孔を設け、この通孔の中に棒状体300の下端部を
挿入してもよいし、図9(イ)に示すように、棒状体3
00の下端部に雄ネジを設け、下側プレート200にネ
ジ孔を設け、この棒状体300の下端部の雄ネジを下側
プレート200のネジ孔に螺着させ、図9(ロ)に示す
ように、下側を溶接900して一体にしてもよいし、
又、図10に示すように、棒状体300の下端部の雄ネ
ジを下側プレート200のネジ孔に螺着した後、この先
端からナット305を強固に巻き締めてもよい。
下側プレートが第一建物ユニットの天井梁の下面と第二
建物ユニットの下面とに差し渡された状態に当接され、
この締結部材の棒状体が第一建物ユニットの天井梁と第
二建物ユニットの天井梁との隙間を通過して両方の天井
梁の間から上方に突出しているし、又、請求項2記載の
発明では、締結部材の下側プレートが第一建物ユニット
の天井梁の下面と第二建物ユニットの天井梁の下面とに
差し渡された状態に当接され、この締結部材の棒状体が
第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁
との隙間を通過し、この棒状体の先端部が第三建物ユニ
ットの床梁と第四建物ユニットの床梁との間から上方に
突出している。
ットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁の隙間に天井
梁の下側から締結部材の棒状体を挿入し、この棒状体の
先端部を第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニット
の天井梁との間から突出させたり、第三建物ユニットの
床梁と第四建物ユニットの床梁との間から突出させても
よい。
ート200に棒状体300を垂直方向に回転自在に取り
付けた締結部材100を使用して、図11(ロ)に示す
ように、第三建物ユニットの床梁401と第四建物ユニ
ットの床梁402との間(または第一建物ユニットの天
井梁と第二建物ユニットの天井梁との間)から下側プレ
ート200を斜めにした状態にして第一建物ユニットの
天井梁403と第二建物ユニットの天井梁404の下方
まで挿入し、図11(ハ)に示すように、ほぼ1/4回
転させて、締結部材100を引き上げ、下側プレート2
00を第一建物ユニットの天井梁403の下面と第二建
物ユニットの天井梁404の下面とに差し渡した状態に
当接させると同時に棒状体300を下側プレート200
に立設させてもよい。
300の下端にほぼ水平な横材301を取り付け、この
横材301を下側プレート200の溝202の中に入れ
て垂直方向に回転自在に取り付けた締結部材100を使
用し、図12(ロ)に示すように、第三建物ユニットの
床梁401と第四建物ユニットの床梁402との間(ま
たは第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天
井梁との間)から下側プレート200を立てた状態にし
て第一建物ユニットの天井梁403と第二建物ユニット
の天井梁404の下方まで挿入し、図12(ハ)に示す
ように、ほぼ1/4回転させて、締結部材100を引き
上げ、下側プレート200を第一建物ユニットの天井梁
403の下面と第二建物ユニットの天井梁404の下面
とに差し渡した状態に当接させると同時に棒状体300
を下側プレート200に立設させてもよい。
一建物ユニットの天井梁の側面に締結部材の棒状体を、
下側プレートを天井梁の下側に沿わせた状態にして、仮
固定し、この隣に第二建物ユニットを据え付けて、締結
部材の棒状体を第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユ
ニットの天井梁との隙間を通過した状態にして上方に突
出させてもよい。このようにすると簡単に且つ確実に締
結部材を取り付けて請求項1記載の構造や請求項2記載
の構造になすことができる。
工方法を説明しながら、作用について説明する。請求項
1記載の発明では、下側プレートの表面に棒状体を立設
させた締結部材の下側プレートが第一建物ユニットの天
井梁の下面と第二建物ユニットの天井梁の下面とに差し
渡された状態に当接され、この締結部材の棒状体が第一
建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との
隙間を通過して両方の天井梁の間から上方に突出した構
造をしている。
うに、第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの
天井梁の隙間に天井梁の下側から締結部材の棒状体を挿
入し、この棒状体の先端部を第一建物ユニットの天井梁
と第二建物ユニットの天井梁との間から突出させればよ
い。尚、この作業は、天井材が第一建物ユニットや第二
建物ユニットに取り付けられていても、第一建物ユニッ
トと第二建物ユニットの間に棒状体を挿入するだけであ
るので支障なくできる。
ニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との間から
下側プレート200を斜めにした状態にして挿入し、下
側プレート200を第一建物ユニットの天井梁403の
下面と第二建物ユニットの天井梁404の下面とに差し
渡した状態に当接させると同時に棒状体300を下側プ
レート200に立設させてもよい。
ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との間か
ら下側プレート200を立てた状態にして挿入し、下側
プレート200を第一建物ユニットの天井梁403の下
面と第二建物ユニットの天井梁404の下面とに差し渡
した状態に当接させると同時に棒状体300を下側プレ
ート200に立設させてもよい。
て、天井梁の側面に第一建物ユニットの天井梁の側面に
締結部材の棒状体を、下側プレートを天井梁の下側に沿
わせた状態にして、仮固定し、この隣に第二建物ユニッ
トを据え付けてもよい。このようにすると、従来のよう
に腰を屈めて下側プレートを天井梁の下側フランジに沿
わせてボルト・ナットで連結する作業がないので、作業
が容易である。
第二建物ユニットの天井梁の上面とに上側プレートが架
け渡され、この上側プレートに設けられた通孔を、突出
した棒状体の先端部が貫通し、この棒状体の先端部に設
けられた雄ネジにナットが螺着され、この上側プレート
と下側プレートによって第一建物ユニットの天井梁と第
二建物ユニットの天井梁とが挟まれ連結された構造をし
ている。
して棒状体が天井梁の間から上方に突出させた棒状体に
上側プレートの通孔を通しながら、上側プレートを第一
建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁とに
架け渡し、棒状体の先端部に設けられている雄ネジにナ
ットを螺入すればよく、簡単に施工できる。すると、こ
の上側プレートと下側プレートによって第一建物ユニッ
トの天井梁と第二建物ユニットの天井梁とが挟まれ連結
される。
表面に棒状体を立設させた締結部材の下側プレートが第
一建物ユニットの天井梁の下面と第二建物ユニットの天
井梁の下面とに差し渡された状態に当接され、この締結
部材の棒状体が第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユ
ニットの天井梁との隙間を通過し、この棒状体の先端部
が第三建物ユニットの床梁と第四建物ユニットの床梁と
の間から突出した構造をしてる。
に、第一建物ユニットと第二建物ユニットを隣接して据
え付け、この第一建物ユニットの上に第三建物ユニット
を据え付け、第二建物ユニットの上に第四建物ユニット
を据え付けた後に、この第一建物ユニットと第二建物ユ
ニットの隙間に天井梁の下側から締結部材の棒状体を挿
入し、この締結部材の下側プレートを第一建物ユニット
の天井梁の下面と第二建物ユニットの天井梁の下面とに
差し渡した状態に当接させると同時に、棒状体の先端部
を第三建物ユニットの床梁と第四建物ユニットの床梁の
間から突出させるとよい。尚、この作業は、天井材が第
一建物ユニットや第二建物ユニットに取り付けられてい
ても、第一建物ユニットと第二建物ユニットの間に棒状
体を挿入するだけであるので支障なくできる。
ニットの床梁と第四建物ユニットの床梁との間から下側
プレート200を斜めにした状態にして挿入し、下側プ
レート200を第一建物ユニットの天井梁403の下面
と第二建物ユニットの天井梁404の下面とに差し渡し
た状態に当接させると同時に棒状体300を下側プレー
ト200に立設させてもよい。
ユニットの床梁と第四建物ユニットの床梁との間から下
側プレート200を立てた状態にして挿入し、下側プレ
ート200を第一建物ユニットの天井梁403の下面と
第二建物ユニットの天井梁404の下面とに差し渡した
状態に当接させると同時に棒状体300を下側プレート
200に立設させてもよい。
て、第一建物ユニットの天井梁の側面に締結部材の棒状
体を、下側プレートを天井梁の下側に沿わせた状態にし
て、仮固定し、この隣に第二建物ユニットを据え付け、
この第一建物ユニットの上に第三建物ユニットを、又、
第二建物ユニットの上に第四建物ユニットを据え付けて
もよい。
二建物ユニットの間の下方から締結部材を挿入し、両方
の天井梁の間に棒状体を挿入したり、第三建物ユニット
の床梁と第四建物ユニットの床梁の間の上方から第一建
物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との間
に締結部材を挿入したり、第一建物ユニットの天井梁に
締結部材の棒状体を取り付けた後に第二建物ユニット、
第三建物ユニット、第四建物ユニットを据え付けるだけ
で、締結部材を支障なく取り付けることができる。換言
すると、この締結部材を取り付ける際に、従来のように
腰を屈め下側プレートを天井梁の下側フランジに沿わせ
ボルト・ナットで連結する必要がないので作業が容易で
ある。
ートの上面に粘着剤が設けられていると、この下側プレ
ートを第一建物ユニットの床梁の下面と第二建物ユニッ
トの床梁の下面とに貼り付けることができるので、締結
部材から手を離すことができる。従って、この人が次の
工程、例えば、締結部材の取付作業の次の工程の作業を
することができ、この建物ユニットの連結を一人ででき
るようになる。
の上面と第四建物ユニットの床梁の上面とに上側プレー
トが架け渡され、この上側プレートに設けられた通孔
を、突出した棒状体の先端部が貫通した構造をしてい
る。
れている上側プレートを第三建物ユニットの床梁の上方
に取り付けられている床材と第四建物ユニットの床梁の
上方に取り付けられている床材の間から差し入れ、上側
プレートの通孔の中に棒状体の先端部を入れながら、こ
の上側プレートを第三建物ユニットの床梁の上面と第四
建物の床梁の上面とに架け渡せばよい。このように上階
の建物ユニットの床材の間から上側プレートを挿入する
だけであり、従来のように、床材の上に上側プレートを
載せた後に床材と上側プレートをボルトナットで連結し
ないので、床梁の上方に床材が取り付けられていても、
支障なく上側プレートを締結部材の棒状体に取り付ける
ことができる。従って、工場等で床材を取り付けること
によって現場施工工数を少なくすることができる。
れた雄ネジにナットが螺着されて、上側プレートと下側
プレートとで第一建物ユニットの天井梁、第二建物ユニ
ットの天井梁、第三建物ユニットの床梁および第四建物
ユニットの床梁が挟まれ連結されている。
して、第三建物ユニットの床梁と第四建物ユニットの床
梁との間から突出している棒状体の先端を上側プレート
の通孔に通し、この棒状体の先端部にナットを螺着させ
ればよい。このようにすることにより、第三建物ユニッ
トの床梁と第四建物ユニットの床梁の上に架け渡され取
り付けた上側プレートと、第一建物ユニットの天井梁の
下面と第二建物ユニットの天井梁の下面とに当接してい
る下側プレートとで、第一建物ユニットの天井梁、第二
建物ユニットの天井梁、第三建物ユニットの床梁および
第四建物ユニットの床梁を挟んで連結することができ
る。
ートが両側縁部に立ち上げられた立上片を有するU字形
の短尺体であると、機械的強度が大きくなるので、上側
プレートの幅を小さくすることができ、その結果、第三
建物ユニットの床材と第四建物ユニットの床材との間が
狭くとも、第三建物ユニットと第四建物ユニットの間か
ら上側プレートを挿入し易くなる。
トの天井梁と第二建物ユニットの天井梁からなる下階の
天井梁と、第三建物ユニットの床梁と第四建物ユニット
の床梁からなる上階の床梁との間に防振材が設けられて
いるので、上階の第三建物ユニットや第四建物ユニット
で発生した振動が下階の第一建物ユニットや第二建物ユ
ニットに伝わり難く、従って、居住性のよい建物とな
る。
天井梁と第二建物ユニットの天井梁との隙間に沿った長
孔が設けられているので、締結部材の棒状体が第一建物
ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との間を
通過する際の棒状体の通過の邪魔にならないし、第一建
物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との間
に下方からこの棒状体を挿入する位置が多少移動して
も、長孔となっているので、この天井梁の間に棒状体を
挿入する際に、防振材の長孔の中を通過させることがで
きる。
上面に粘着剤が設けられているので、締結部材を第一建
物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁とに取
り付ける際に、この下側プレートを天井梁に押圧するだ
けで取り付けることができるので、締結部材が固定され
るまで保持する必要がない。又、棒状体にナットを螺子
する際に下側プレートと棒状体が回転しないので、施工
し易い。
トの天井梁の側面に下側プレートの表面に棒状体を立設
させた締結部材の棒状体を、下側プレートを天井梁の下
側に沿わさせた状態にして、仮固定し、この隣に第二建
物ユニットを据え付けて、締結部材の棒状体を第一建物
ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との隙間
を通過させて上方に突出させ、第一建物ユニットの天井
梁の上面と第二建物ユニットの天井梁の上面とに、また
は、第一建物ユニットの上に据え付けた第三建物ユニッ
トの床梁の上面と第二建物ユニットの上に据え付けた第
四建物ユニットの床梁の上面とに、上側プレートを架け
渡し、この上側プレートに設けられた通孔に突出した棒
状体の先端部を通過させ、この棒状体の先端部に設けら
れた雄ネジにナットを螺入して、この上側プレートと下
側プレートによって第一建物ユニットの天井梁と第二建
物ユニットの天井梁を、又は、第一建物ユニットの天井
梁、第二建物ユニットの天井梁、第三建物ユニットの床
梁および第四建物ユニットの床梁を連結するから、第一
建物ユニットと第二建物ユニットとを、又は、第一建物
ユニット、第二建物ユニット、第三建物ユニットおよび
第四建物ユニットを据え付けた後で、締結部材の棒状体
を第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井
梁との間に挿入する必要がなく、極めて簡単に締結部材
を取り付けることができる。
で、図1(イ)は第一建物ユニットの天井梁、第二建物
ユニットの天井梁、第三建物ユニットの床梁および第四
建物ユニットの床梁が連結された連結構造を示す側面
図、(ロ)は(イ)のB−B線における断面図、(ハ)
は(イ)のC−C線における断面図、図2はユニット建
物を示す説明図、図3は建物ユニットの骨格を示す説明
図、図4(イ)は締結部材を分解して示す説明図、
(ロ)は下側プレートの平面図、図5(イ)は上側プレ
ートの平面図、(ロ)は(イ)の側面図、図6(イ)は
防振材の平面図、(ロ)は(イ)の正面図、(ハ)は
(イ)の側面図、図7は締結部材で第一建物ユニットの
天井梁、第二建物ユニットの天井梁、第三建物ユニット
の床梁および第四建物ユニットの床梁を連結している状
態を示すもので、(イ)は締結部材の棒状体を第一建物
ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁の間に挿
入している状態を示す説明図、(ロ)は締結部材を天井
梁間に挿入した状態を示す底面図、(ハ)は棒状体の先
端部の雄ネジにナットを螺着させている状態を示す説明
図である。
ット建物であり、このユニット建物1は、図2に示すよ
うに、基礎9の上に1階の建物ユニット2を据え付け、
この1階の建物ユニット2の上に2階の建物ユニット2
を据え付け、1階の建物ユニットの天井梁と2階の建物
ユニットの床梁とを連結し、最上階の建物ユニット2の
上に屋根パネル3を取り付けたものである。この実施例
では、上記ユニット建物1の2個の1階の建物ユニット
2の上にそれぞれ2階の建物ユニット2を据え付けた場
所(図2のA部分)の連結構造を主として説明する。
る建物ユニット2の一方を第一建物ユニット2−1と
し、他方を第二建物ユニット2−2とし、第一建物ユニ
ット2の上に据え付けられた2階の建物ユニット2を第
三建物ユニット2−3とし、第二建物ユニットの上に据
え付けられた2階の建物ユニット2を第四建物ユニット
2−4として説明する。
に、矩形の四隅に立設された4本の角筒状の鋼製の柱2
1、21、21、21と、この4本の柱21の下端部を
方形の辺に沿って連結された4本の断面コ字形長尺体の
鋼製の床梁22、22、22、22と、この4本の柱2
1の上端部を方形の辺に沿って連結された断面コ字形長
尺体の鋼製の天井梁23、23、23、23とからな
る。
の鋼製の床小梁24が差し渡され、図1に示すように、
この床小梁24の先端に取り付けられたコ字形の取付片
241が床梁22に溶接されて、取り付けられ、この床
小梁24の上に木製の床根太25が取り付けられ、この
床根太25の上に床材26が取り付けられて床が形成さ
れる。又、相対する天井梁23、23に木製の天井野縁
27が差し渡され、この天井野縁27の下面に天井材2
8が取り付けられて天井が形成される。
梁23との間に複数本の断面コ字形の鋼製の間柱29が
立設され、この間柱29の内側に内壁パネルが取り付け
られ、間柱29の外側に外壁パネルが取り付けられ、こ
の内壁パネルと外壁パネルとの間に断熱材が取り付けら
れて壁が形成される。4は締結部材であり、この締結部
材4は、図4に示すように、棒状体41と下側プレート
42とからなる。
ぼ392mmの棒であり、上端部に長さほぼ21mmの
雄ネジ411が、又、下端部に長さほぼ11mmの雄ネ
ジ412が設けられている。又、下側プレート42は、
幅ほぼ45mm、長さほぼ70mm、厚みほぼ9mmの
板であり、ほぼ中央に直径ほぼ10mmの通孔421が
設けられ、左右の表面にアクリル系粘着シート422が
貼り付けられている。そして、この締結部材4は下側プ
レート42の通孔421の中に棒状体41の下端部が挿
入され、先端から突出した棒状体の下端部に設けられた
雄ネジ412にワッシャー414を介してナット413
が螺着されて、棒状体41が下側プレート42に回転し
ないように立設されている。
ト5は、図5に示すように、両側縁部にほぼ16.5m
mの高さに立設された立上片51を有する長さがほぼ7
0mm、幅がほぼ45mmのU字形の短尺体であり、中
央部に直径ほぼ10.5mmの通孔が設けられている。
に示すように、幅ほぼ120mm、長さほぼ200m
m、厚さほぼ12mmの金属プレートであり、中央部
に、幅ほぼ20mm、長さほぼ150mmの長孔61が
設けられている。尚、この防振材6としては、上記金属
プレートの他に、硬度70以上の合成ゴムや、合成樹
脂、石膏ボード等でもよい。更に、金属プレートを中間
層とし、上層と下層に合成ゴムや合成樹脂製の層を設け
た3層構造のものでもよいし、更に、この上に金属プレ
ートや合成ゴムや合成樹脂層を設けた5層構造にしたも
のでも使用できる。
いて説明する。工場で建物ユニット2、屋根パネル3等
を製造し、この建物ユニット2、屋根パネル3等を施工
現場に運搬する。施工現場では、予め設けられている基
礎9の上に1階の建物ユニット2を据え付け、この1階
の建物ユニット2の上に2階の建物ユニット2を据え付
け、これ等の建物ユニット2の床梁22や天井梁23を
相互に連結した後、最上階の建物ユニット2の上に屋根
パネル3を取り付けてユニット建物1を完成させる。
ト2の天井梁23と2階の建物ユニット2の床梁22と
を相互に連結する方法について説明する。先ず、第一建
物ユニット2−1と第二建物ユニット2−2とを基礎の
上に隣接させて据え付ける。次に、この第一建物ユニッ
ト2−1の天井梁23と第二建物ユニット2−2の天井
梁2−2の天井梁23の上に防振材6を架け渡して取り
付ける。
3と第三建物ユニット2−3の床梁22との間に防振材
6を挟むようにして、第一建物ユニット2−1の上に第
三建物ユニット2−3を据え付ける。又、第二建物ユニ
ット2−2の天井梁23と第四建物ユニット2−4の床
梁22との間に防振材6を挟むようにして、第二建物ユ
ニット2−2の上に第四建物ユニット2−4を据え付け
る。
23と第二建物ユニット2−2の天井梁23とからなる
下階の天井梁と、第三建物ユニット2−3の床梁22と
第四建物ユニット2−4の床梁22とからなる上階の床
梁との間に防振材6が挟まれるので、上階の第三建物ユ
ニット2−3や第四建物ユニット2−4で発生した振動
が下階の第一建物ユニット2−1や第二建物ユニット2
−2に伝わり難く、居住性のよい建物となる。
物ユニット2−1の天井梁23と第二建物ユニット2−
2の天井梁23の隙間に天井梁23の下側から締結部材
4の棒状体41を挿入し、下側プレート42の上面を第
一建物ユニット2−1の天井梁23の下面と第二建物ユ
ニット2−2の天井梁23の下面に押し付け、棒状体4
1の先端部を第三建物ユニット2−3の床梁22と第四
建物ユニット2−4の床梁22の間から突出させる。こ
の作業は第一建物ユニットと第二建物ユニットの間に棒
状体41を挿入するだけであるので、第一建物ユニット
や第二建物ユニットに天井材が取り付けられていても支
障がなく行うことができる。
付けられている防振材6には長孔61が設けられている
ので、第一建物ユニット2−1の天井梁23と第二建物
ユニット2−2の天井梁23との間に棒状体41を通過
させるときに、この防振材6が邪魔にならないし、防振
材6には長孔61が設けられているのでこの棒状体41
の位置が第一建物ユニット2−1の天井梁23と第二建
物ユニット2−2の天井梁23との隙間に沿って多少移
動しても、長孔であるので棒状体41を長孔61に通す
ことができる。
422が設けられているので、この下側プレート42を
第一建物ユニット2−1の天井梁23の下面と第二建物
ユニット2−2の天井梁の下面に押し付けると、締結部
材4を天井梁23に貼り付けることができ、手を離すこ
とができる。従って、この締結部材4を作業者が保持す
る必要がなく、この作業者が次の工程を行うことがで
き、この建物ユニットの連結を一人でできるようにな
る。
22と第四建物ユニット2−4の床梁22との間から突
出した締結部材4の棒状体41の先端部を上側プレート
5に設けられた通孔52に通しながら、上側プレート5
を第三建物ユニット2−3の床梁22と第四建物ユニッ
ト2−4の床梁22の上に架け渡す。
ち上げられた立上片51を有するU字形の短尺体であ
り、機械的強度が大きいので、上側プレート5の幅を小
さくすることができる。そのために、図1に示すよう
に、第三建物ユニット2−3の床材26と第四建物ユニ
ット2−4の床材26との間が狭くとも、第三建物ユニ
ット2−3の床材26と第四建物ユニット2−4の間か
ら上側プレート5を挿入し、第三建物ユニット2−3の
床梁22と第四建物ユニット2−4の床梁22とに架け
渡すことができる。
り付けられていても、支障なく上側プレート5を締結部
材4の棒状体41に取り付けることができるので、工場
等で床材26を取り付けることができ、現場施工工数を
少なくすることができる。次に、図7(ハ)に示すよう
に、棒状体41の先端からワッシャー56を通し、この
締結部材4の棒状体41の先端部に設けられている雄ネ
ジ411にナット55を螺着させる。
ット2−1の天井梁23と第二建物ユニット2−2の天
井梁23とに粘着剤422で貼り付けられているし、棒
状体41が下側プレート42に回転しないように立設さ
れているので、ナットを螺着させるときに棒状体41が
回転しない。従って、この棒状体41にナット55を螺
入し易い。このようにすると、第一建物ユニット2−1
の天井梁23、第二建物ユニット2−2の天井梁23、
第三建物ユニット2−3の床梁22および第四建物ユニ
ット2−4の床梁22が、上側プレート5と下側プレー
ト42で挟まれて、強固に連結される。
の発明の要旨を逸脱しない範囲で変更等があってもよ
い。例えば、この実施例に使用する締結部材4に替え
て、図11(イ)に示すように、下側プレート200に
棒状体300を回転自在に取り付けた締結部材100を
使用してもよいし、図12(イ)に示すように、棒状体
300の下端にほぼ水平な横材301を取り付け、この
横材301を下側プレート200の溝202の中に入れ
て回転自在に取り付けた締結部材100を使用してもよ
い。
に雄ネジ412を設け、下側プレート42に通孔421
を設け、棒状体41を下端部を下側プレート42の通孔
421に挿入し、この棒状体41の雄ネジ412にナッ
ト413を螺着させて、下側プレートに棒状体を回転し
ないようにしているが、この下側プレートに棒状体を回
転しないように取り付ける手段としては、図9(イ)に
示すように、棒状体300の下端部に雄ネジを設け、下
側プレートにネジ孔を設け、この棒状体300の下端部
の雄ネジを下側プレート200のネジ孔に螺着させ、図
9(ロ)に示すように、下側を溶接して一体にしてもよ
いし、接着剤や粘着テープで固定してもよい。又、図1
0に示すように、棒状体300の下端部の雄ネジを下側
プレート200のネジ孔に螺着した後、この先端からナ
ット305を強固に巻き締めてもよい。又、棒状体の先
端を多角形にし、下側プレートに多角形の通孔を設け、
この通孔の中に棒状体を挿入してもよい。
建物ユニット2−1の天井梁23に回転しないように取
り付ける手段として下側プレート42の上面に粘着剤4
22を設けているが、この粘着剤422に替えて、図8
(イ)に示すように、締結部材100の下側プレート2
00の表面に爪201を設け、下側プレート200に棒
状体300を回転不能に取り付けていて、図8(ロ)に
示すように、下側プレート200の爪201を下階の建
物ユニットの天井梁500の縁部に係止させて、棒状体
を回転しなくしてもよい。
の他の実施例を示すもので、図13は第一建物ユニット
の天井梁、第二建物ユニットの天井梁、第三建物ユニッ
トの床梁および第四建物ユニットの床梁とを連結させて
いる状態を天井梁と床梁だけで示したもので、(イ)は
第一建物ユニットの天井梁の側面に締結部材の棒状体を
仮固定し、第二建物ユニットを据え付けている状態を示
す正面図、(ロ)は第一建物ユニットの上に第三建物ユ
ニットを、又、第二建物ユニットの上に第四建物ユニッ
トを据え付けている状態を示す正面図、(ハ)は締結部
材に上側プレートを取り付けている状態を示す正面図、
図14は締結部材を示す正面図である。
〜図7に示す実施例1と比較すると、第一建物ユニット
2a−1の天井梁23a、第二建物ユニット2a−2の
天井梁23a、第三建物ユニット2a−3の床梁22a
および第四建物ユニット2a−4の床梁22aの連結方
法および連結構造と締結部材4aの構造が異なる。従っ
て、この締結部材4aと、天井梁23aと床梁22aの
連結方法および連結構造について説明する。
状体41aと下側プレート42aとからなる。棒状体4
1aは、実施例1と同様に、直径ほぼ10mm、長さほ
ぼ392mmの棒であり、上端部に長さ21mmの雄ネ
ジ411aが、又、下端部に長さほぼ11mmの雄ネジ
が設けられている。又、下側プレート42aは幅ほぼ4
5mm、長さほぼ70mm、厚みほぼ9mmの矩形状の
板であり、ほぼ中央に直径ほぼ10mmの通孔が設けら
れている。
42aの通孔の中に棒状体41aの下端部が挿入され、
先端から突出した棒状体の下端部に設けられている雄ネ
ジにナット413aが螺着され、下側プレート42aと
ナット413aとに粘着テープ45aが貼り付けられ
て、下側プレート42aに棒状体41aが回転しないよ
うに立設されている。
よび連結構造は、先ず、第一建物ユニット2a−1の断
面コ字形の天井梁23aの側面(ウエッブ面)に締結部
材4aの棒状体41aを、図13(イ)に示すように、
下側プレート42aを天井梁23aの下側(下側のフラ
ンジ面)に沿わせた状態にして、粘着テープ7aで仮固
定する。尚、この仮固定は第二建物ユニット2a−2を
据え付ける以前であればいつでもよい。例えば、工場で
仮固定してもよいし、第一建物ユニット2a−1を据え
付けた後で仮固定してもよい。
物ユニット2a−1に隣接させて据え付ける。すると、
第一建物ユニット2a−1の天井梁23aの側面に仮固
定されている締結部材4aの棒状体41aは、第一建物
ユニット2a−1の天井梁23aと第二建物ユニット2
a−2の天井梁23aとの間に挿入された状態に取り付
けられる。
23aの上に防振材6aを、棒状体41aを防振材6a
の長孔を通しながら、取り付け、第一建物ユニット2a
−1の天井梁23aの上に第三建物ユニット2a−3の
床梁22aが、又、第二建物ユニット2a−2の天井梁
23aの上に第四建物ユニット22aが載るように、第
一建物ユニット2a−1の上に第三建物ユニット2a−
3を、又、第二建物ユニット2a−2の上に第四建物ユ
ニット2a−4を据え付ける。すると、第三建物ユニッ
ト2a−3の床梁22aと第四建物ユニット2a−床梁
22aとの間から締結部材4aの棒状体41aの先端部
が上方に突出した状態になる。
棒状体41aの先端部を上側プレート5aに設けられた
通孔に通しながら、上側プレート5aを第三建物ユニッ
ト2a−3の床梁22aと第四建物ユニット2a−4の
床梁22aに架け渡す。次に、棒状体41aの先端から
ワッシャー56aを通し、棒状体41aに設けられた雄
ネジ411aにナット55aを螺着させる。すると、棒
状体41aと第一建物ユニット2a−1の天井梁23a
とは粘着テープ7aで取り付けられていて回転しない
し、又、下側プレート42aに棒状体41aが粘着テー
プ45aで回転しないように立設されているので、この
棒状体41aにナット55aを螺入し易い。
3aに締結部材4aが仮固定されているから、第一建物
ユニット2a−1、第二建物ユニット2a−2、第三建
物ユニット2a−3および第四建物ユニット2a−4を
据え付けた後に締結部材4aを取り付ける必要がなく極
めて施工し易いし、又、第三建物ユニット2a−3や第
四建物ユニット2a−4に床材が取り付けられていて
も、又、第一建物ユニット2a−1や第二建物ユニット
2a−2に天井材が取り付けられていても支障なく天井
梁23aと床梁22aを連結させることができる。
−1の天井梁23a、第二建物ユニット2a−2の天井
梁23a、第三建物ユニット2a−3の床梁22aおよ
び第四建物ユニット2a−4の床梁22aが上側プレー
ト5aと下側プレート42aで挟まれて、強固に連結さ
れる。
の実施例を示すもので、図15はユニット建物を示す説
明図、図16は図15のD部分の建物ユニットの天井梁
を連結させている状態を天井梁だけで示したもので、
(イ)は第一建物ユニットの天井梁の側面に締結部材の
棒状体を仮固定し、第二建物ユニットを据え付けている
状態を示す正面図、(ロ)は締結部材に上側プレートを
取り付けている状態を示す正面図、(ハ)は第一建物ユ
ニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁とを連結し
た状態を示す正面図、図17は締結部材を示す正面図で
ある。
よび図14に示す実施例2と比較すると、図15に示す
建物ユニットUbのD部分、即ち、第一建物ユニット2
b−1と第二建物ユニット2bの2の上に上階の建物ユ
ニットがない部分の第一建物ユニット2b−1の天井梁
23bと第二建物ユニット2b−2の天井梁23bを連
結する連結方法および連結構造であること、締結部材4
bと上側プレート5bの構造が異なる。
5bと、天井梁23bの連結方法および連結構造につい
て説明する。締結部材4bは、図17に示すように、棒
状体41bと下側プレート42bとからなる。棒状体4
1bを実施例2と比較すると長さが異なる。即ち、棒状
体41bは、直径ほぼ10mm、長さほぼ230mmの
棒であり、上端部に長さ21mmの雄ネジ411bが、
又、下端部に長さほぼ11mmの雄ネジが設けられてい
る。又、下側プレート42bは幅ほぼ45mm、長さほ
ぼ70mm、厚みほぼ9mmの矩形状の板であり、ほぼ
中央に直径ほぼ10mmの通孔が設けられている。
42bの通孔の中に棒状体41bの下端部が挿入され、
先端から突出した棒状体の下端部に設けられている雄ネ
ジにナット413bが螺着され、下側プレート42bと
ナット413bとに粘着テープ45bが貼り付けられ
て、下側プレート42bに棒状体41bが回転しないよ
うに立設されている。上側プレート5bは長さほぼ70
mm、幅ほぼ16.5mm、厚みほぼ12mmの矩形状
の板であり、中央部に直径ほぼ10.5mmの通孔が設
けられている。
は、先ず、第一建物ユニット2b−1の断面コ字形の天
井梁23bの側面(ウエッブ面)に締結部材4bの棒状
体41bを、図16(イ)に示すように、下側プレート
42bを天井梁23bの下側(下側のフランジ面)に沿
わせ、粘着テープ7bで仮固定する。尚、この仮固定は
第二建物ユニット2b−2を据え付ける以前であればい
つでもよい。例えば、工場で仮固定してもよいし、第一
建物ユニット2b−1を据え付けた後に仮固定してもよ
い。
物ユニット2b−1に隣接させて据え付ける。すると、
第一建物ユニット2b−1の天井梁23bの側面に仮固
定されている締結部材4bの棒状体41bは、第一建物
ユニット2b−1の天井梁23bと第二建物ユニット2
b−2の天井梁23bとの間に挿入され、先端部が上方
に突出した状態に取り付けられる。
方に突出した締結部材4bの棒状体41bの先端部を上
側プレート5bに設けられた通孔に通しながら、上側プ
レート5bを第一建物ユニット2b−1の天井梁23b
と第二建物ユニット2b−2の天井梁23bに架け渡
す。次に、棒状体41bに設けられた雄ネジ411bに
ナット55bを螺着させる。すると、棒状体41bと第
一建物ユニット2b−1の天井梁23bとは粘着テープ
7bで取り付けられていて回転しないし、又、下側プレ
ート42bに棒状体41bが粘着テープ45bで回転し
ないように立設されているので、この棒状体41bにナ
ット55bを螺着させ易い。
3bに締結部材4bが仮固定されているから、第一建物
ユニット2b−1と第二建物ユニット2b−2を据え付
けた後に締結部材4bを取り付ける必要がなく極めて施
工し易いし、又、第一建物ユニット2b−1や第二建物
ユニット2b−2に天井材が取り付けられていても、支
障なく天井梁23bを連結させることができる。このよ
うにすると、図16(ハ)に示すように、第一建物ユニ
ット2b−1の天井梁23bと第二建物ユニット2b−
2の天井梁23bが上側プレート5bと下側プレート4
2bで挟まれて、強固に連結される。
表面に棒状体を立設させた締結部材の下側プレートが第
一建物ユニットの天井梁の下面と第二建物ユニットの天
井梁の下面とに差し渡された状態に当接され、この締結
部材の棒状体が第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユ
ニットの天井梁との隙間を通過して両方の天井梁の間か
ら上方に突出し、第一建物ユニットの天井梁の上面と第
二建物ユニットの天井梁の上面とに上側プレートが架け
渡され、この上側プレートに設けられた通孔を、突出し
た棒状体の先端部が貫通しているから、従来のように腰
を屈めて下側プレートを天井梁の下側フランジに沿わせ
ボルト・ナットで連結する必要がなく施工が簡単であ
る。
状体の先端部に設けられた雄ネジにナットが螺着され
て、上側プレートと下側プレートによって第一建物ユニ
ットの天井梁、第二建物ユニットの天井梁が挟まれ連結
されているから、上側プレートと下側プレートとで、第
一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁と
を強固に連結させることができる。
面に棒状体を立設させた締結部材の下側プレートが第一
建物ユニットの天井梁の下面と第二建物ユニットの天井
梁の下面とに差し渡された状態に当接され、この締結部
材の棒状体が第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニ
ットの天井梁との隙間を通過し、この棒状体の先端部が
第三建物ユニットの床梁と第四建物ユニットの床梁との
間から突出し、第三建物ユニットの床梁の上面と第四建
物ユニットの床梁の上面とに上側プレートが架け渡さ
れ、この上側プレートに設けられた通孔を、突出した棒
状体の先端が貫通しているいるから、工場等の設備の整
った場所で第三建物ユニットや第四建物ユニットの床梁
の上方に床材が取り付けられいても、第一建物ユニット
と第二建物ユニットの間に締結部材の棒状体を挿入し、
この棒状体の先端部に上側プレートを取り付けることが
できる。
の先端部に設けられた雄ネジにナットが螺着されて、こ
の上側プレートと下側プレートとによって第一建物ユニ
ットの天井梁、第二建物ユニットの天井梁、第三建物ユ
ニットの床梁および第四建物ユニットの床梁が挟まれ連
結されているから、上側プレートと下側プレートとで、
第一建物ユニットの天井梁、第二建物ユニットの天井
梁、第三建物ユニットの床梁および第四建物ユニットの
床梁を強固に連結させることができる。
の天井梁および第二建物ユニットの天井梁からなる下階
の天井梁と、第三建物ユニットの床梁および第四建物ユ
ニットの床梁からなる上階の床梁との間に防振材が設け
られているから、上階である第三建物ユニットや第四建
物ユニットで発生した振動が防振材に吸収され下階であ
る第一建物ユニットや第二建物ユニットに伝わり難く、
従って、居住性のよい建物となる。
天井梁と第二建物ユニットの天井梁との隙間に沿った長
孔が設けられているから、第一建物ユニットの天井梁と
第二建物ユニットの天井梁との間を通過して第三建物ユ
ニットの床梁と第四建物ユニットの床梁との間から上方
に突出する棒状体の邪魔にならないし、この棒状体の位
置が第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天
井梁との隙間に沿って多少移動しても支障がない。
側縁部に立ち上げられた立上片を有するU字形の短尺体
であるから、この上側プレートの機械的強度が大きくな
る。従って、上側プレートの幅を小さくすることがで
き、その結果、第三建物ユニットの床材と第四建物ユニ
ットの床材との間が狭くとも挿入し易い。
トの上面に粘着剤が設けられているので、この下側プレ
ートを第一建物ユニットの床梁の下面と第二建物ユニッ
トの床梁の下面とに貼り付けることができ、この建物ユ
ニットの連結を一人でできるようになる。
の天井梁の側面に、下側プレートの表面に棒状体を立設
させた締結部材の棒状体を、下側プレートの天井梁の下
側に沿わせた状態にして、仮固定し、この隣に第二建物
ユニットを据え付けて、締結部材の棒状体を第一建物ユ
ニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との隙間を
通過させて上方に突出させ、第一建物ユニットの天井梁
の上面と第二建物ユニットの天井梁の上面とに、また
は、第一建物ユニットの上に据え付けた第三建物ユニッ
トの床面と第二建物ユニットの上に据え付けた第四建物
ユニットの床梁の上面とに、上側プレートを架け渡し、
この上側プレートに設けられた通孔に突出した棒状体の
先端部を通過させ、この棒状体の先端部に設けられ雄ネ
ジにナットを螺入して、この上側プレートと下側プレー
トによって第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニッ
トの天井梁を、又は、第一建物ユニットの天井梁、第二
建物ユニットの天井梁、第三建物ユニットの床梁および
第四建物ユニットの床梁を連結するから、請求項1記載
の発明の構造や請求項2記載の発明の構造となる。
三建物ユニット、第四建物ユニット)が据え付けられる
前に仮固定されているので、後からこの締結部材を第一
建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との
間に挿入する必要がなく、極めて施工し易い。
建物ユニットの天井梁、第二建物ユニットの天井梁、第
三建物ユニットの床梁および第四建物ユニットの床梁が
連結された連結構造を示す側面図、(ロ)は(イ)のB
−B線における断面図、(ハ)は(イ)のC−C線にお
ける断面図である。
(ロ)は下側プレートの平面図である。
(イ)の側面図である。
面図、(ハ)は(イ)の側面図である。
物ユニットの天井梁、第三建物ユニットの床梁および第
四建物ユニットの床梁を連結している状態を示すもので
(イ)は締結部材の棒状体を第一建物ユニットの天井梁
と第二建物ユニットの天井梁の間に挿入している状態を
示す説明図、(ロ)は締結部材を天井梁間に挿入した状
態を示す下面図、(ハ)は棒状体の先端部の雄ネジにナ
ットを螺着させている状態を示す説明図である。
は締結部材が回転しない状態を示す説明図である。
れた取付構造の他の例を示すもので、(イ)は棒状体を
下側プレートに取り付けている状態を示す説明図、
(ロ)は棒状体と下側プレートとを溶接して取り付けた
状態を示す説明図である。
られた取付構造を示す別の例を示すもので、棒状体にナ
ットを螺入している状態を示す説明図である。
結部材を示す説明図、(ロ)は締結部材を上階の建物ユ
ニットの床梁の間に挿入している状態を示す説明図、
(ハ)は締結部材を引き上げている状態を示す説明図で
ある。
は締結部材を示す説明図、(ロ)は締結部材を上階の建
物ユニットの床梁の間に挿入している状態を示す説明
図、(ハ)は締結部材を引き上げている状態を示す説明
図である。
ユニットの天井梁、第二建物ユニットの天井梁、第三建
物ユニットの床梁および第四建物ユニットの床梁とを連
結させている状態を天井梁と床梁だけで示したもので、
(イ)は第一建物ユニットの天井梁の側面に締結部材の
棒状体を仮固定し、第二建物ユニットを据え付けている
状態を示す正面図、(ロ)は第一建物ユニットの上に第
三建物ユニットを、又、第二建物ユニットの上に第四建
物ユニットを据え付けている状態を示す正面図、(ハ)
は締結部材に上側プレートを取り付けている状態を示す
正面図である。
建物を示す説明図である。
結させている状態を天井梁だけで示したもので、(イ)
は第一建物ユニットの天井梁の側面に締結部材の棒状体
を仮固定し、第二建物ユニットを据え付けている状態を
示す正面図、(ロ)は締結部材に上側プレートを取り付
けている状態を示す正面図、(ハ)は第一建物ユニット
の天井梁と第二建物ユニットの天井梁とを連結した状態
を示す正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 第一建物ユニットと第二建物ユニットが
隣接して据え付けられ、相互に連結されたユニット建物
であって、下側プレートの表面に棒状体を立設させた締
結部材の下側プレートが第一建物ユニットの天井梁の下
面と第二建物ユニットの天井梁の下面とに差し渡された
状態に当接され、この締結部材の棒状体が第一建物ユニ
ットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁との隙間を通
過して両方の天井梁の間から上方に突出し、第一建物ユ
ニットの天井梁の上面と第二建物ユニットの天井梁の上
面とに上側プレートが架け渡され、この上側プレートに
設けられた通孔を、突出した棒状体の先端部が貫通し、
この棒状体の先端部に設けられた雄ネジにナットが螺着
され、この上側プレートと下側プレートによって第一建
物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁とが挟
まれ連結されていることを特徴とするユニット建物。 - 【請求項2】 第一建物ユニットと第二建物ユニットが
隣接して据え付けられ、この第一建物ユニットの上に第
三建物ユニットが、又、第二建物ユニットの上に第四建
物ユニットがそれぞれ据え付けられ、相互に連結された
ユニット建物であって、下側プレートの表面に棒状体を
立設させた締結部材の下側プレートが第一建物ユニット
の天井梁の下面と第二建物ユニットの天井梁の下面とに
差し渡された状態に当接され、この締結部材の棒状体が
第一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁
との隙間を通過し、この棒状体の先端部が第三建物ユニ
ットの床梁と第四建物ユニットの床梁との間から上方に
突出し、第三建物ユニットの床梁の上面と第四建物ユニ
ットの床梁の上面とに上側プレートが架け渡され、この
上側プレートに設けられた通孔を、突出した棒状体の先
端部が貫通し、この棒状体の先端部に設けられた雄ネジ
にナットが螺着され、この上側プレートと下側プレート
によって第一建物ユニットの天井梁、第二建物ユニット
の天井梁、第三建物ユニットの床梁および第四建物ユニ
ットの床梁が挟まれ連結されていることを特徴とするユ
ニット建物。 - 【請求項3】 前記第一建物ユニットの天井梁と第二建
物ユニットの天井梁からなる下階の天井梁と、第三建物
ユニットの床梁と第四建物ユニットの床梁とからなる上
階の床梁との間に防振材が設けられ、この防振材には第
一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁と
の隙間に沿った長孔が設けられ、この長孔の中を前記棒
状体が通過していることを特徴とする請求項2記載のユ
ニット建物。 - 【請求項4】 前記上側プレートが両側縁部に立ち上げ
られた立上片を有するU字形の短尺体であること特徴と
する請求項1または2記載のユニット建物。 - 【請求項5】 前記下側プレートの上面に粘着剤が設け
られていることを特徴とする請求項1または2記載のユ
ニット建物。 - 【請求項6】 第一建物ユニットの天井梁の側面に、下
側プレートの表面に棒状体を立設させた締結部材の棒状
体を、下側プレートを天井梁の下側に沿わせた状態にし
て、仮固定し、この隣に第二建物ユニットを据え付け
て、締結部材の棒状体を第一建物ユニットの天井梁と第
二建物ユニットの天井梁との隙間を通過させて上方に突
出させ、第一建物ユニットの天井梁の上面と第二建物ユ
ニットの天井梁の上面とに、または、第一建物ユニット
の上に据え付けた第三建物ユニットの床梁の上面と第二
建物ユニットの上に据え付けた第四建物ユニットの床梁
の上面とに、上側プレートを架け渡し、この上側プレー
トに設けられた通孔に突出した棒状体の先端部を通過さ
せ、この棒状体の先端部に設けられた雄ネジにナットを
螺入して、この上側プレートと下側プレートによって第
一建物ユニットの天井梁と第二建物ユニットの天井梁
を、又は、第一建物ユニットの天井梁、第二建物ユニッ
トの天井梁、第三建物ユニットの床梁および第四建物ユ
ニットの床梁を連結することを特徴とするユニット建物
の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11119883A JP2000080729A (ja) | 1998-07-03 | 1999-04-27 | ユニット建物とその施工方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18904898 | 1998-07-03 | ||
JP10-189048 | 1998-07-03 | ||
JP11119883A JP2000080729A (ja) | 1998-07-03 | 1999-04-27 | ユニット建物とその施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000080729A true JP2000080729A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=26457538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11119883A Pending JP2000080729A (ja) | 1998-07-03 | 1999-04-27 | ユニット建物とその施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000080729A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016044465A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 積水化学工業株式会社 | ユニット建物の防振構造 |
JP2016069930A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 積水化学工業株式会社 | ユニット建物の防振構造及びその構築方法 |
-
1999
- 1999-04-27 JP JP11119883A patent/JP2000080729A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016044465A (ja) * | 2014-08-22 | 2016-04-04 | 積水化学工業株式会社 | ユニット建物の防振構造 |
JP2016069930A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 積水化学工業株式会社 | ユニット建物の防振構造及びその構築方法 |
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