JP3930356B2 - 出隅用外壁パネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、出隅用外壁パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の外壁には出隅部分が必ずある。
そして、この出隅部分の角では、外壁面材が略直角に接合している。
このように、外壁面材をこの角で接合していると、外壁が夏冬の温度変化によって膨張・収縮し、この出隅部分で押し合ったり、引き合う結果、この部分に亀裂等が発生し易く、この亀裂が発生すると雨水がこの出隅部分から浸入するという問題が発生する。
【0003】
この問題を軽減するために、特公平7−119514号公報に記載あるように、予め、第一外壁板と第二外壁板とを略直角に強固に連結した出隅用外壁パネルを製造し、この出隅用外壁パネルを出隅部分に取り付けている。
一方、外壁パネルを建物に取り付ける取付方法としては、種々知られているが、この中でも、特公平6−78658号公報に記載されている壁パネルの取付方法が簡単に外壁パネルを取り付けることができるので、多く採用されている。
【0004】
この公報に記載されている壁パネルの取付方法は、柱や間柱等の建物の縦材に突起を設け、外壁パネルの裏面に設けられている支持部材に、穴を設けていて、外壁パネルを持って屋外側から柱や間柱等の縦材に押し当て、支持部材の穴の中に柱や間柱等の縦材に設けられている突起を入れて、外壁パネルを柱や間柱等の縦材に係止させた後に、外壁パネルを建物にビス等で固定するのである。
【0005】
更に詳細に説明すると、この外壁パネルの穴は、下部に設けられた大きな挿入部と、この挿入部の真上に設けられた小さな突起がやっと入ることのできる大きさの係止部とからなっていて、突起を挿入部に挿入した後に、外壁パネルを下方向に移動させると、突起が係止部に移動し、この突起が小さな係止部に係止され、外壁パネルが移動しないように係止され、その後、この外壁パネルを建物にビス等で固定する。
【0006】
このように、外壁パネルに設けられている穴が大きな挿入部と小さな係止部とからなるので、外壁パネルを柱等の縦材に係止し易く、しかも、上記のように、外壁パネルを係止させているので、外壁パネルを建物にビス等で固定し易いのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記特公平7−119514号公報に記載ある出隅用外壁パネルを取り付けようとすると、出隅部の内部には、柱等があって狭く、屋内側からは出隅用外壁パネルを取り付け難い。
従って、外壁パネルを屋外側から容易に取り付けることができる上記特公平6−78658号公報に記載されている方法で出隅用外壁パネルを取り付けようと試みたが、次に示すように、良好に取り付けることができなかった。
【0008】
即ち、出隅部分ある柱等の縦材の出隅を構成する略直角な2面に突起を設け、略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルの、第一外壁板と第二外壁板の裏面にそれぞれ、この突起に対峙する位置に挿入部と係止部とからなる穴を設けていて、出隅用外壁パネルを出隅部に近づけてこの出隅用外壁パネルの挿入部の中に縦材の突起を挿入しようとしたが、挿入部の中に突起を良好に挿入することができなかった。
【0009】
この理由は、通常の外壁パネルは、突起の突出方向から出隅用外壁パネルの挿入部を近づけることができ、その結果、挿入部の中に突起を簡単に挿入できるのであるが、出隅用外壁パネルは、第一外壁板と第二外壁板が略直角に連結されているので、一方の外壁板の挿入部を縦材の突起の突出方向から近づけようとするると、他方の外壁板の挿入部は縦材の突起の横方向から近づき、その結果、この他方の外壁パネルの挿入部の中に突起を挿入することができない。
【0010】
又、第一外壁板と第二外壁板を斜め方向、例えば、外壁板の延長線から略45°傾いた方向から近づけて、突起の突起方向より若干上の両方の位置まで挿入部を移動させ、この突起を挿入部の中に挿入しようとしても、この突起の突起方向より若干上にある両方の位置間の距離は両方の突起間の距離より長いために、突起間の距離と略等しい両方の挿入部を同時に突起の突出方向の若干上まで近づけることができず、その結果、挿入部の中に突起を挿入することができない。
【0011】
そこで、本発明の目的は、第一外壁板と第二外壁板が略直角に連結されていても、この第一外壁板と第二外壁板に設けられている挿入部に建物の柱や間柱等の縦材に設けられている突起を簡単に挿入することのできる出隅用外壁パネルを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するためになしたものであって、請求項1記載の発明は、建物の出隅部に立設された縦材の出隅を構成する略直角な2面を覆う略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルであって、前記第一外壁板と第二外壁板の裏面には、対峙する縦材に設けられた突起に係止する穴が設けられ、この穴は、下部に設けられた大きな挿入部と、上部に設けられた小さな係止部と、この挿入部と係止部とをなだらかに結ぶガイド部とからなり、この挿入部の横方向の中心が係止部の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にあるものである。
【0013】
請求項2記載の発明は、建物の出隅部に立設された縦材の出隅を構成する略直角な2面を覆う略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルであって、前記第一外壁板と第二外壁板は、外壁面材と、この外壁面材の裏面に取り付けられた金属板とからなり、この金属板には、対峙する縦材に設けられた突起に係止される通孔が設けられ、この通孔は、下部に設けられた大きな挿入部と、上部に設けられた小さな係止部と、この挿入部と係止部とをなだらかに結ぶガイド部とからなり、この挿入部の横方向の中心が係止部の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にあり、前記外壁面材には、金属板の通孔に重なる位置に穴が設けられているものである。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明に係り、前記金属板の角と反対側の縁部には、建物の構造材に固定するための通孔が設けられているものである。
【0015】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明に係り、前記突起が、基部と、基部より径の大きな頭部とからなり、前記係止部がこの頭部が抜けない大きさになされているものである。
【0016】
請求項1記載の発明における第一外壁板と第二外壁板と、請求項2記載の発明における外壁面材には、それぞれ穴が設けられているが、この穴とは、反対側まで貫通してない窪んだ場所のことをいう。
又、請求項2記載の発明では、第一外壁板と第二外壁板は、外壁面材とこの外壁面材の裏面に取り付けられた金属板とからなるが、この金属板は外壁面材の裏面の全面に取り付けられたものでもよいし、一部に取り付けられたものでもよい。そして、この金属板には、通孔が設けられているが、この通孔とは、反対側まで貫通している孔のことをいう。
【0017】
本発明における略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルとは、第一外壁板と第二外壁板とが略直角になって連結されていればよいのであって、第一外壁板と第二外壁板とが直接連結された外壁パネルでもよいし、この第一外壁板と第二外壁板との間に第三の外壁板が介在して連結された外壁パネルであってもよい。
【0018】
(作用)
請求項1記載の発明では、建物の出隅部に立設された縦材の出隅を構成する略直角な2面を覆う略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルであって、前記第一外壁板と第二外壁板の裏面には、対峙する縦材に設けられた突起に係止する穴が設けられ、この穴は、下部に設けられた大きな挿入部と、上部に設けられた小さな係止部と、この挿入部と係止部とをなだらかに結ぶガイド部とからなり、この挿入部の横方向の中心が係止部の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にあるので、第一外壁板の挿入部の中心と第二外壁板の挿入部の中心の間の距離は、第一外壁板の係止部の中心と第二外壁板の係止部の中心の間の距離より長い。
【0019】
そして、第一外壁パネルや第二外壁パネルに設けられている穴の係止部は建物の縦材の突起に対峙する位置にある。
従って、第一外壁板に設けられている挿入部の中心と第二外壁板に設けられている挿入部の中心の距離は、第一外壁板の係止部に対峙する縦材の突起と第二外壁板の係止部に対峙する縦材の突起の間の距離より長い。
【0020】
このようになっているので、第一外壁板と第二外壁板を縦材に屋外の斜め方向例えば外壁板の延長線から略45°傾いた方向から近づけて、第一外壁パネルの挿入部と第二外壁パネルの挿入部を、それぞれ対峙する突起の突起方向より若干上の位置まで移動させることができる。
そして、この第一外壁板と第二外壁板を進めると、両方の突起がこの両方の大きな挿入部の中に次第に入って行き、係止部の上方まで進む。
【0021】
次に、出隅用外壁パネルを下方に移動させると、対峙する突起がそれぞれ第一外壁板と第二外壁パネルのガイド部に導かれて、突起が小さな係止部の中に入って行き、出隅用外壁パネルが係止される。
このように、請求項1記載の出隅用外壁パネルを屋外から簡単に建物の縦材に係止させることができる。
【0022】
請求項2記載の発明では、建物の出隅部に立設された縦材の出隅を構成する略直角な2面を覆う略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルであって、前記第一外壁板と第二外壁板は、外壁面材と、この外壁面材の裏面に取り付けられた金属板とからなり、この金属板には、対峙する縦材に設けられた突起に係止される通孔が設けられ、この通孔は、下部に設けられた大きな挿入部と、上部に設けられた小さな係止部と、この挿入部と係止部とをなだらかに結ぶガイド部とからなり、この挿入部の横方向の中心が係止部の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にあり、前記外壁面材には、金属板の通孔に重なる位置に穴が設けられているので、請求項1記載の発明と同様に、第一外壁板の挿入部と第二外壁板の挿入部との間の距離は、第一外壁板の係止部と第二外壁板の係止部との間の距離より長い。
【0023】
そして、第一外壁パネルや第二外壁パネルに設けられている通孔の係止部は建物の縦材の突起に対峙する位置にある。
従って、第一外壁板に設けられている挿入部の中心と第二外壁板に設けられている挿入部の中心の距離は、第一外壁板の係止部に対峙する縦材の突起と第二外壁板の係止部に対峙する縦材の突起の間の距離より長い。
【0024】
このようになっているので、第一外壁板と第二外壁板を縦材に屋外の斜め方向、例えば、外壁板の延長線から略45°傾いた方向から近づけて、第一外壁パネルの挿入部と第二外壁パネルの挿入部を、それぞれ対峙する突起の突起方向より若干上の位置まで移動させることができる。
更に、第一外壁板と第二外壁板を進めると、両方の突起がこの両方の大きな挿入部の中に次第に入って行き、外壁面材の挿入部に重なる位置に設けられている穴の中に深く入って行き、係止部の上方まで進む。
【0025】
次に、出隅用外壁パネルを下方に移動させると、対峙する突起がそれぞれ第一外壁板と第二外壁パネルのガイド部に導かれて、先端が穴の中に入った状態で、小さな係止部の中に入って行き、出隅用外壁パネルが係止される。
このように、請求項2記載の出隅用外壁パネルを屋外から簡単に建物の縦材に係止させることができる。
【0026】
第一外壁板と第二外壁板は、外壁面材と、この外壁面材の屋内側に取り付けられた金属板とからなるので、外壁面材の裏面に取り付けられている金属板によって、この外壁面板の屋内側面が補強され、突起によって傷つけられることがなくないし、突起を強固に係止させることができる。
【0027】
請求項3記載の発明では、金属板の角と反対側の縁部には、建物の構造材に固定するための通孔が設けられているので、請求項2記載の作用の項で説明したようにして、出隅用外壁パネルを建物の縦材に屋外から係止させると、出隅用外壁パネルが動かない状態になる。
【0028】
このようになっているので、出隅の内側には柱等の構造材があって、屋内側からは取付作業を施工し難いが、屋外側から、この金属板の角と反対側縁部に設けられている通孔を経て、建物の構造材にビスを螺入して、出隅用外壁パネルを簡単に、しかも、強固に取り付けることができ、取付作業が簡単である。
【0029】
請求項4記載の発明では、前記突起が、基部と、基部より径の大きな頭部とからなり、前記係止部がこの頭部が抜けない大きさになされているので、突起の頭部が係止部の中に入ると、この頭部が係止部に引っ掛かって抜けなくなり、出隅用外壁パネルが外れないように縦材に取り付けられる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例で説明する。
図1〜図5は本発明の一実施例を示すもので、図1はユニット建物の斜視図、図2は建物ユニットを示す一部切欠斜視図、図3は建物ユニットに取り付ける外壁パネルを示すもので、(イ)は表面を上にした状態の斜視図、(ロ)は裏面を上にした状態の斜視図、図4は出隅用外壁パネルを示すもので、(イ)は表面を上にした状態の斜視図、(ロ)は裏面を上にした状態を示す斜視図、(ハ)は(ロ)のA−A線における断面図、図5は出隅用外壁パネルの取付構造を示す断面図である。
【0031】
図1〜図5において、Uはユニット建物であり、このユニット建物Uは、図1に示すように、基礎9の上に、9個の建物ユニット1が据え付けられて1階が形成され、この1階の建物ユニット1の上に9個の建物ユニット1が据え付けられて2階が形成され、この2階の建物ユニット1の上に屋根パネル2が取り付けられたものである。
【0032】
このユニット建物Uを構成する建物ユニット1は、図2に示すように、長方形の四隅に立設した4本の鋼製四角筒状の柱11と、この4本の柱11の下端部を長方形の辺に沿って連結した4本の鋼製断面コ字形長尺体の床梁12と、この4本の柱11の上端部を長方形の辺に沿って連結した4本の鋼製断面コ字形長尺体の天井梁13とからなる骨格を有する。
【0033】
そして、建物ユニット1は、この骨格の相対する床梁12に鋼製四角筒状の床小梁14を差し渡し、この床小梁14の上に木製の床根太15を取り付け、この床根太15の上にパーチクルボードの床面材16を取り付けて床を形成し、相対する天井梁13に木製の天井野縁17を差し渡して取り付け、この天井野縁17の下面に石膏ボードの天井面材18を取り付けて天井を形成したものである。
【0034】
又、外壁を設ける場所の一般部には、床梁12と天井梁13とに縦方向の構造材の縦材である間柱3を差し渡し、この間柱3に外壁パネル4や出隅用外壁パネル5と図示しない内壁パネルを取り付け、この外壁パネル4や出隅用外壁パネル5と内壁パネルとの間にグラスウールの図示しない断熱材を取り付けて、外壁を形成する。
【0035】
又、外壁を設ける場所の出隅部には、出隅にある縦方向の構造材の縦材である柱11の出隅を構成する2面を覆った状態にして、出隅用外壁パネル5が間柱3に取り付けられている。
尚、間柱3には、外壁パネル4や出隅用外壁パネル5を取り付けるための通孔35が2個づつ対になって設けられているし、出隅に立設されている柱11には、図5に示すように、突起111が溶接で取り付けられている。
この突起111は、基部と、この基部の先端に設けられた基部より径の大きな頭部111aとからなる。
【0036】
外壁パネル4は、図3に示すように、硬質木片セメント板の外壁面材41と、この外壁面材本体41の裏面に取り付けられた鋼製四角筒状のフレーム42とからなる。
外壁面材本体41の表面には格子状の凹凸が設けられている。
又、フレーム42は、外壁面材41の裏面の周囲に取り付けられた鋼製四角筒状の枠421と、両側の相対する枠421に差し渡された桟422とからなる。そして、この両側の枠421には間柱3に取り付けるための通孔45が設けられている。
【0037】
出隅用外壁パネル5は、図4に示すように、柱11の出隅を構成する2面を覆う第一外壁板5−1と第二外壁板5−2ととからなる。
第一外壁板511と第二外壁パネル512との角度は略90°である。
出隅用外壁パネル5は、硬質木片セメント板の外壁面材51と、この外壁面材51の裏面に取り付けられた金属板である鋼板52とからなる。
【0038】
鋼板52は、図4に示すように、第一外壁板5−1、第二外壁板5−2の裏面に沿うように折曲されたものである。この鋼板52には、柱11に設けられた突起111に係止される通孔6が設けられている。又、鋼板52の側縁部には縁部53が延設され、この縁部53には、間柱3に取り付けるための通孔55が設けられている。
【0039】
通孔6は、図4(ハ)に示すように、下部に設けられた四角形の大きな挿入部61と、上部に設けられたスリット状の小さな係止部62と、この挿入部61と係止部62とをなだらかに結ぶガイド部63とからなる。そして、この挿入部61の横方向の中心は係止部62の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にある。
尚、このスリット状の係止部62は突起111の基部は通るが頭部111aは通らない幅を有する。
【0040】
外壁面材51の表面には格子状の凹凸511が設けられ、裏面には、図4(ハ)や図5に示すように、通孔6に重なる位置に穴512が設けられている。
そして、この鋼板52は外壁面材51の裏面に接着剤で接着されたり、ビス59を螺入されたりして強固に取り付けられている。
【0041】
次に、このユニット建物Uの施工方法及び作用について説明する。
工場で、建物ユニット1、屋根パネル2を製造する。
この際の建物ユニット1の製造方法について説明する。
図3に示すように、外壁面材41の裏面にフレーム42を接着剤で取り付けて更に、外壁面材41から取付金具44にビスを螺入して、外壁面材41の裏面にフレーム42を強固に取り付けた後に、この外壁面材41の表面全体を塗装して外壁パネル4を製造する。
【0042】
又、図4に示すように、第一外壁板5−1と第二外壁板5−2の外壁面材51の裏面に鋼板52を接着剤で取り付け、更に、ビス59を螺入して強固に取り付けて出隅用外壁パネル5を製造する。
一方、図2に示すように、長方形の四隅に柱11を立設しこの4本の柱11の下端部を長方形の辺に沿って床梁12で連結し、この4本の柱11の上端部を長方形の辺に沿って天井梁13で連結して、建物ユニット1の骨格を製造する。
【0043】
そして、この骨格の相対する床梁12に床小梁14を差し渡し、この床小梁14の上に床根太15を取り付け、この床根太15の上に床面材16を取り付けて床を形成し、相対する天井梁13に天井野縁17を差し渡して取り付け、この天井野縁17の下面に天井面材18を取り付けて天井を形成する。
【0044】
外壁を設ける場所には、床梁12と天井梁13とに間柱3を差し渡し、この間柱3に外壁パネル4や出隅用外壁パネル5を取り付ける。
この際の外壁パネル4や出隅用外壁パネル5の取付方法について、詳細に説明する。
先ず、一般部では、隣合う間柱3に外壁パネル4を押し付け、屋内側から間柱3の通孔35からフレーム42通孔45にリベットを通し、このリベットで、外壁パネル4を建物ユニット1に取り付ける。
【0045】
出隅部分では、出隅用外壁パネル5の第一外壁板5−1と第二外壁板5−2を柱11に屋外の斜め方向、例えば、外壁板の延長線から略45°傾斜した方向から近づけて、第一外壁パネル5−1の挿入部61と第二外壁パネル5−2の挿入部61を、それぞれ対峙する突起111の突起方向より若干上の位置まで移動させる。
この際、第一外壁板5−1の通孔6の挿入部61と第二外壁板5−2の通孔6の挿入部61との間の距離は、第一外壁板5−1の係止部62と第二外壁板5−2の係止部62の間の距離より長い。
【0046】
そして、第一外壁パネル5−1や第二外壁パネル5−2の係止部62は柱11の突起111に対峙する位置にある。
従って、第一外壁板5−1に設けられている挿入部61の中心と第二外壁板5−2に設けられている挿入部61の中心の距離は、第一外壁板5−1の係止部62に対峙する柱11の突起111と第二外壁板5−2の係止部62に対峙する柱11の突起111の間の距離より長い。
【0047】
このようになっているので、第一外壁板5−1と第二外壁板5−2を柱11に屋外の斜め方向、例えば、外壁板の延長線から略45°傾斜した方向から近づけて、第一外壁パネル5−1の挿入部61と第二外壁パネル5−2の挿入部61を、それぞれ対峙する突起111の突起方向より若干上の位置まで移動させることができる。
【0048】
更に、第一外壁板5−1と第二外壁板5−2を進めると、両方の突起11がこの両方の大きな挿入部61の中に次第に入って行き、挿入部61に重なる位置に設けられている穴512の中に入り、係止部62の上方まで入って行く。
次に、出隅用外壁パネル5を下方に移動させると、挿入部6に対峙する突起111がそれぞれ第一外壁板5−1と第二外壁パネル5−2のガイド部63に導かれて、先端が穴512の中に入った状態で、突起111の基部が小さな係止部62の中に入って行く。
すると、頭部111aが係止部62より大きいので、頭部111aが抜けなくなり、出隅用外壁パネル5が係止される。
【0049】
この際、第一外壁板5−1と第二外壁板5−2は、外壁面材51と、この外壁面材51の屋内側に取り付けられた鋼板52とからなるので、外壁面材51の屋内側に取り付けられている鋼板52によって、この外壁面板51の屋内側面が補強され、突起111によって傷付けられることがない。
このように、この出隅用外壁パネル5は、屋外から簡単に柱11に係止させることができる。
【0050】
次に、屋外から、この鋼板52の角と反対側縁部に設けられている通孔55を通して、間柱3の通孔35にビス58を螺入して、出隅用外壁パネル5を取り付ける。
すると、出隅用外壁パネル5が係止されているので、鋼板52の通孔55から間柱3の通孔35にビスを螺入して、出隅用外壁パネル5を、図5に示すように、柱11と間柱3に強固に、且つ、簡単に取り付けることができる。
【0051】
このように、出隅の内側に柱11等の構造材があって、屋内からは作業し難いが、屋外から出隅用外壁パネル5を簡単に、しかも、強固に取り付けることができ、取付作業が簡単である。
外壁パネル4や出隅用外壁パネル5の間にはガスケット47を取り付けて、この分を水密にする。
又、屋根パネル2を製造する。
【0052】
このようにして製造した建物ユニット1、屋根パネル2を施工現場に運搬し、施工現場では、予め、設けられている基礎9の上に、9個の建物ユニット1を据え付けて1階を形成し、この1階の建物ユニット1の上に9個の建物ユニット1を据え付けて2階を形成し、この2階の建物ユニット1の上に屋根パネル2を取り付ける。
その後、その他種々な仕上げを行うと、ユニット建物Uが完成する。
【0053】
【発明の効果】
請求項1記載の発明は、建物の出隅部に立設された縦材の出隅を構成する略直角な2面を覆う略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルであって、前記第一外壁板と第二外壁板の裏面には、対峙する縦材に設けられた突起に係止する穴が設けられ、この穴は、下部に設けられた大きな挿入部と、上部に設けられた前記突起がやっと入ることのできる小さな係止部と、この挿入部と係止部とをなだらかに結ぶガイド部とからなり、この挿入部の横方向の中心が係止部の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にあるから、第一外壁板と第二外壁板を縦材に屋外の斜め方向、例えば、外壁板の延長線から略45°傾斜した方向から近づけて、第一外壁パネルの挿入部と第二外壁パネルの挿入部を、それぞれ対峙する突起の突起方向より若干上の位置まで移動させ、次に、出隅用外壁パネルを下方に移動させると、対峙する突起がそれぞれ第一外壁板と第二外壁パネルのガイド部に導かれて、小さな係止部の中に入って行き、出隅用外壁パネルが係止され、請求項1記載の出隅用外壁パネルを建物の縦材に屋外から簡単に係止させることができる。
【0054】
請求項2記載の発明は、建物の出隅部に立設された縦材の出隅を構成する略直角な2面を覆う略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルであって、前記第一外壁板と第二外壁板は、外壁面材と、この外壁面材の裏面に取り付けられた金属板とからなり、この金属板には、対峙する縦材に設けられた突起に係止される通孔が設けられ、この通孔は、下部に設けられた大きな挿入部と、上部に設けられた前記突起がやっと入ることのできる小さな係止部と、この挿入部と係止部とをなだらかに結ぶガイド部とからなり、この挿入部の横方向の中心が係止部の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にあり、前記外壁面材には、金属板の通孔に対峙する位置に穴が設けられているから、第一外壁板と第二外壁板を縦材に屋外の斜め方向、例えば、外壁板の延長線から略45°傾斜した方向から近づけて、第一外壁パネルの挿入部と第二外壁パネルの挿入部を、それぞれ対峙する突起の突起方向より若干上の位置まで移動させ、次に、出隅用外壁パネルを下方に移動させると、対峙する突起がそれぞれ第一外壁板と第二外壁パネルのガイド部に導かれて、先端が穴の中に入った状態で、係止部の中に入って行き、出隅用外壁パネルが係止され、請求項2記載の出隅用外壁パネルを建物の縦材に、屋外から簡単に係止させることができる。
【0055】
又、第一外壁板と第二外壁板は、外壁面材と、この外壁面材の裏面に取り付けられた金属板とからなるので、外壁面材の屋内側に取り付けられている金属板によって、この外壁面板の屋内側面が補強され、突起によって傷つけられることがなくなる。
【0056】
請求項3記載の発明は、金属板の角と反対側の縁部には、建物の構造材に固定するための通孔が設けられているので、請求項2記載の作用の項で説明したように、出隅用外壁パネルを建物の縦材に係止すると、出隅用外壁パネルが動かないように係止されていて、その後、屋外から、この金属板の角と反対側縁部に設けられている通孔を通して、建物の構造材にビスを螺入することにより、出隅の内側に柱等の構造材があって、屋内側からは作業し難いが、屋外から出隅用外壁パネルを簡単に、しかも、強固に取り付けることができ、取付作業が簡単である。
【0057】
請求項4記載の発明は、前記突起が、基部と、基部より径の大きな頭部とからなり、前記係止部がこの頭部が抜けない大きさになされているから、突起の頭部が係止部の中に入ると、この頭部が係止部に引っ掛かって抜けなくなり、出隅用外壁パネルが外れないように縦材に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、ユニット建物の斜視図である。
【図2】建物ユニットを示す一部切欠斜視図である。
【図3】建物ユニットに取り付ける外壁パネルを示すもので、(イ)は表面を上にした状態の斜視図、(ロ)は裏面を上にした状態の斜視図である。
【図4】出隅用外壁パネルを示すもので、(イ)は表面を上にした状態の斜視図、(ロ)は裏面を上にした状態を示す斜視図、(ハ)は(ロ)のA−A線における断面図である。
【図5】出隅用外壁パネルの取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
U ユニット建物
1 建物ユニット
11 縦材(柱)
111 突起
111a 頭部
2 屋根パネル
3 建物の構造材(間柱)
4 外壁パネル
5 出隅用外壁パネル
51 外壁面材
512 穴
52 金属板(鋼板)
53 縁部
55 通孔
6 通孔
61 挿入部
62 係止部
63 ガイド部

Claims (4)

  1. 建物の出隅部に立設された縦材の出隅を構成する略直角な2面を覆う略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルであって、前記第一外壁板と第二外壁板の裏面には、対峙する縦材に設けられた突起に係止する穴が設けられ、この穴は、下部に設けられた大きな挿入部と、上部に設けられた小さな係止部と、この挿入部と係止部とをなだらかに結ぶガイド部とからなり、この挿入部の横方向の中心が係止部の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にあることを特徴とする出隅用外壁パネル。
  2. 建物の出隅部に立設された縦材の出隅を構成する略直角な2面を覆う略直角に連結されている第一外壁板と第二外壁板とからなる出隅用外壁パネルであって、前記第一外壁板と第二外壁板は、外壁面材と、この外壁面材の裏面に取り付けられた金属板とからなり、この金属板には、対峙する縦材に設けられた突起に係止される通孔が設けられ、この通孔は、下部に設けられた大きな挿入部と、上部に設けられた小さな係止部と、この挿入部と係止部とをなだらかに結ぶガイド部とからなり、この挿入部の横方向の中心が係止部の横方向の中心より出隅部の角から遠い位置にあり、前記外壁面材には、金属板の通孔に重なる位置に穴が設けられていることを特徴とする出隅用外壁パネル。
  3. 前記金属板の角と反対側の縁部には、建物の構造材に固定するための通孔が設けられていることを特徴とする請求項2記載の出隅用外壁パネル。
  4. 前記突起が、基部と、基部より径の大きな頭部とからなり、前記係止部がこの頭部が抜けない大きさになされていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の出隅用外壁パネル。
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