JPH0732679Y2 - 外壁パネルの取付構造 - Google Patents

外壁パネルの取付構造

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JPH0732679Y2
JPH0732679Y2 JP14060987U JP14060987U JPH0732679Y2 JP H0732679 Y2 JPH0732679 Y2 JP H0732679Y2 JP 14060987 U JP14060987 U JP 14060987U JP 14060987 U JP14060987 U JP 14060987U JP H0732679 Y2 JPH0732679 Y2 JP H0732679Y2
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俊典 槌本
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、開口パネル部の枠組の下枠材に固着された土
台金具に、開口パネル部に並んで設けられる壁パネル部
の枠組の下枠材を固定することにより、開口パネル部の
枠組の強度、取付精度を向上しうる外壁パネルの取付構
造に関する。
〔背景技術〕
壁、床、屋根などをパネルを用いて形成する乾式工法の
建築物が多用されている。又このような建築物におい
て、扉等が取付く出入口を有する壁部分も、パネルを用
いて形成される。
しかしながら、従来のこのような開口パネルは、第19図
に示すように、該開口パネルの側枠材A下端を結ぶ下枠
材Bを、その上端に形成した溝部に、基礎に固定した土
台金具Cを嵌着させることによって支持することにより
立設されていた。
その結果、開口パネルの下端部は前記溝部における遊び
によってその支持が不完全となりがちであり、従って前
記下枠材Bに取付くサッシの取付けにバラツキが生じる
等の問題があった。
〔考案の目的〕
本考案は、開口パネル部の枠組の下枠材を土台金具に固
着するとともに、該土台金具を、開口パネル部に上枠材
を一体に連ならせてかつ並んで設けられる壁パネル部の
枠組の下枠材に固定することによって、開口パネル部の
枠組の強度、剛性を高めサッシ等の取付精度を向上しう
ると同時に大型化しうることにより、施工性を改善しう
る外壁パネルの取付構造の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、下枠材52の両端部に側枠材53、53を立上げか
つその上端を上枠材51により連結することにより形成し
た開口パネル部10B21の枠組55、および前記開口パネル
部10B21の上枠材51と一体に連なる上枠材71と、開口パ
ネル部10B21の枠組55の下枠材52とは連続しない下枠材7
2とを有し前記開口パネル部10B21に並んで設けられる壁
パネル部10B22の枠組75を有する外壁パネルPが、基礎
に固定される長尺の土台金具13に前記開口パネル部10B2
1の下枠材52を固着しかつ壁パネル部10B22の下枠材72を
土台取付金具12を介して前記土台金具13に固定すること
により取付けられたことを特徴とする外壁パネルの取付
構造であり、これにより開口パネル部10B21の枠組55の
剛性を高めるとともに外壁パネルPの大型化にも役立
つ。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は外壁パネルPによって家屋を組み立てる施工方
法を例示しており、外壁パネルPは基礎2に等間隔に立
設した柱3間の距離Lとほぼ同巾の大型パネルとして形
成される。又基礎2のコーナ部に立設する柱3Aと、該柱
3Aが隣り合う柱3Bとの間には、例えば盲壁を形成する外
壁パネルP1、P1が階上、階下に設けられ、又柱3Aと柱3C
との間には、出入口用の開口部を有する外壁パネルP2が
階下に装着され、本考案の外壁パネルの取付構造は、本
実施例では、前記した開口部を有する外壁パネルP2の下
端を基礎2に取付けるために採用される。さらに各外壁
パネルP1、P2は、第2〜4図、第6、7図、第18図に示
すように、下端に土台取付金具12を介して土台金具13を
取付けており、さらに上端に梁取付金具11を用いて梁4
を予着することによって、梁4、土台金具13が一体とな
った梁付壁パネルPAを形成でき、この梁付壁パネルPAを
クレーン等を用いて柱3間に組立てることによって、建
込施工の能率を向上している。
なお階下の外壁パネルPの上方にはラチス梁からなる胴
差状の梁4Aが、又階上の外壁パネルPの上方にはI形鋼
状の梁4Bを用いる一方、階上、階下の外壁パネルP、P
間の間隙は、幕板6によって遮蔽している。
外壁パネルP2は、本実施例では補強パネル体10B1とパネ
ル体10B2とを結合した本体部10Bを具えており、又パネ
ル体10B2は、前記補強パネル体10B1に隣接する開口パネ
ル部10B21の枠組55と、開口パネル部10B21に並んで設け
られる壁パネル部10B22の枠組75とを有する。なお壁パ
ネル部10B22は、本例では盲壁を形成する。
又開口パネル部10B21は、枠組55の下枠材52を土台金具1
3の立上げ片16に固着するとともに、壁パネル部10B22の
枠組75の下枠材72は、土台取付金具12の垂下片19を用い
て前記立上げ片16に固定しており、又本例では補強パネ
ル体10B1は、その上下に設けた側方に突設する上、下の
固定片14、15によってパネル体10B2を連結する一方、パ
ネル体10B2下方で基礎2に固定される土台金具13の立上
げ片16に、前記下の固定片15から垂下する立下げ片17を
固定している。
補強パネル体10B1は、第3図、第4図に示すように、断
面方形の角鋼管からなる側枠材23、23の上端に、継ぎ板
31を介して、断面長方形の角鋼管からなる上枠材21を取
付け、又下端には継ぎ板32を介して下枠材22を架設し、
かつ上、下枠材21、22、側枠材23の各中央を結んで菱形
に斜材33…を架け渡してなる枠組25を有する。又枠組25
には、その中央に縦枠材24を設け、又一方の側枠材23の
外面には、下地材26を取付ける。
該枠組25は、前記柱間距離Lの4分の1程度の巾を有す
るとともに、前記斜材33は角鋼管からなることによっ
て、枠組25は強固な枠組体を形成する。
前記側枠材23下端には、前記継ぎ板32を介して、透孔35
を設けた矩形の下の取付板36を固着する。継ぎ板32は、
前記下の取付板36に固定した基部の一端に側方に突出す
る首部32Aを有し、該首部32Aを側枠材23下端に設ける割
溝に嵌着させ固定している。又前記下枠材22は、その両
端に設ける割溝内に前記継ぎ板32の基部中間位置を嵌入
させることによって側枠材23、23間に架け渡され、又側
枠材23下端、下枠材22下面と、下の取付板36とはステー
を用いて連結している。
さらに、上方の継ぎ板31は、矩形平板状をなし、側枠材
23上端の割溝にその一端を嵌入させ固定するとともに、
他端部が、前記上枠材21両端の割溝に嵌着することによ
って、該上枠材21を固定している。又前記側枠材23の上
端には、透孔37を有する上の取付板38が取付けられ、前
記下の取付板36と上の取付板38の各外面間の高さは、基
礎2と柱3間に取付けられる梁4との間の距離と等しく
設定される。
又補強パネル体10B1には、前記下枠材22の上、下面に、
下地桟39A、39B、39Cを取付け、又上枠材21の外面に
は、第4図に一点鎖線で示し、かつ第8図に実線で示す
ように、切欠部によって内側に立上げ部40を設けた下地
材39Dを、又内面に下地材39Eを、さらに下面に下枠材39
Fを設けている。
さらに、パネル体10B2に向く側枠材23には、前記上、下
の固定片14、15が設けられる。上の固定片14は、側枠材
23の側面上方に取付く基片の上端に、該基片とともにL
字をなすごとく側方に突出しており、又該上の固定片14
には透孔44を並設するとともに、その下面で、第17図に
示す前記外壁パネルP1の本体部10Aの上面と同高のパネ
ル体10B2の上面と当接しうる。
さらに下の固定片15は、側枠材23の側面下方かつ前記継
ぎ板32の首部32Aの内方に位置して該側枠材23の側面に
固着される小巾の基片下端に、広巾部を介在させて、側
方に突出しており、下の固定片15は基片とともにL字を
なし、又該下の固定片15には透孔45が並設される。又下
の固定片15の上面は、前記外壁パネルP1の本体部10Aの
下面と同高のパネル体10B2の下面高さと同一に設定され
る一方、下の固定片15の下面には、外面側に偏位して、
透孔46を設けた前記立下げ片17が垂設される。
前記開口パネル部10B21の枠組55は、下枠材52の両端部
に側枠材53、53を立上げ、かつ該側枠材53、53の上端を
上枠材51により連結することにより形成されるととも
に、本例では、前記側枠材53は、扉取付用の開口部を囲
む縦材54を介して下枠材42の両端部に固定される。又縦
材54は側枠材53よりも短寸であり、その上端には、垂壁
下端を形成する横材58が架け渡される。
下枠材52は、第4図、第9図、第14図に示すごとく、水
平片61の外縁に垂直に立下がる前片62を、又背縁に上向
きに立上がる後片63を設けたZ字状をなし、又前記前片
62下端には、内方にのびかつ前記基礎2上面に載置され
る脚片64を設けている。又前記縦材54は、その下端背部
に切欠部を設けており、該縦材54は、その下端を前記水
平片61に当接させるとともに後片63を、切欠部背面に沿
わせている。又該縦材54は水平片61を通る釘等の固着具
によって固定される。なお側枠材53の下面は前記切欠部
上面と整一されるとともに、外壁パネルP1の本体部10A
下面と一致する高さを有する。
又前記下枠材52は、前記後片63を、前記土台金具13の立
上げ片16にボルト、ナットを用いて固着し、又該土台金
具13は、下枠材52から補強パネル体10B1側に、前記側枠
材53の厚さ分突出しかつ透品65を有する突出部13Aを形
成する。さらに該土台金具13はパネル体10B2の全巾に亘
る長さを具えることによって、該土台金具13は、前記壁
パネル部10B22の枠組75の下方に位置しうる。
なお下枠材52、縦材54、横材58に囲まれる空間には、第
9図、第11図に示すように、扉(図示せず)取付用のサ
ッシ66が適宜固定され、又横材58の上方の垂壁は、適宜
の桟材を組み合わせることによって、第9図に示す換気
用のサッシ67取付用の小さな通気口68が設けられる。
前記壁パネル部10B22の枠組75は、開口パネル部10B21の
上枠材51と一体に連なる上枠材71を具える。又開口パネ
ル部10B21の側枠材53によって一方の側枠材を兼用し、
又他縁の側枠材73の下端と、前記側枠材53の下端とは、
開口パネル部10B21の前記下枠材52とは連続しない下枠
材72によって結合されるとともに、縦枠材74を上、下枠
材71、72間に架け渡すことにより壁パネル部10B22の前
記枠組75を形成する。
又下枠材72の下面は、外壁パネルP1の本体部10Aと下面
の高さが整一されるとともに枠組75には、電気コード等
を通すための紙管等の管体80が、上、下枠材71、72の透
孔に両端を嵌入させて架け渡され、又内部には第10図に
示すように断熱材81が充填される。
さらに、前記パネル体10B2上面には、前記上枠材51、71
の全長さに亘り、連続して、前記枠組55、75の外縁と、
小間隙gを隔てる、前記幕板6取付用の下地桟82と、前
記梁取付金具11とが設けられる。又下枠材72は、土台取
付金具12を介して前記土台金具13を固定している。
前記梁取付金具11は、第6図に詳示するように、下片86
の背縁に立片87を垂直に立上げかつ立片87の上縁に巾狭
の上片89を設けたコ字状の基体を有し、又上片89の両側
縁には、下片86、立片87に結合するステーを設ける一
方、下片86には、上枠材51、71に設ける孔部91に合う透
孔90、90を設け、さらに上片89にも透孔92を穿設してい
る。
従って、該梁取付金具11は、透孔90、前記孔部91を通る
ボルトによって、前記上枠材51、孔部71に、一方の面
材、例えば内装材77の取付前に予めボルト止めできる。
第7図は、前記土台取付金具12、および土台金具13を示
している。土台取付金具12は、上片94の背縁に前記垂下
片19を設けたL字の基体を有し、又上片94には前記下枠
材72に設けた孔部91に合う透孔96、、96を設け、又垂下
片19には、本例ではその中央かつ上下にのびる長孔97を
設ける。
又前記土台金具13は、底片99の中央に立上げ片16を設け
た逆T字断面を具える。又底片99には、基礎2に予め植
設したアンカーボルト20に位置合わせしうる透孔100を
穿ち、又立上げ片16には水平方向にのびるスロット102
を形成する。なお、前記長孔97、スロット102を通るボ
ルトを用いて、垂下片19、立上げ片16を位置調整自在に
ボルト結合することによって、該土台金具13は、土台取
付金具12に固定される。さらに、前記土台取付金具12
が、前記透孔96、下枠材72の孔部91を通るボルトによっ
て、前記下枠材72に結合されることにより、前記土台金
具13は、土台取付金具12を介して、予め外壁パネルP
(パネル体10B2)の下面に固定される。
梁4は、第1図に示したように、階下の外壁パネルP上
方に配されるラチス梁を用いた梁4Aと、階上の外壁パネ
ルP上方に配するI型鋼状の梁4Bとを含む。梁4Aは、第
17図に示すように、ともに溝形鋼からなりかつ溝部を向
き合わせた上弦材、下弦材間にラチスを架け渡した基部
の両端に、孔部104を設けた端板105、105を固着してお
り、端板105、105の外面間の長さを前記柱間距離Lと等
しく設定される。又前記基部の下弦材には、梁取付金具
11の透孔92に合う孔部106を設ける。
又梁4Bは、ウエブ上下にフランジを設けたI形の基部両
端に、同様に、孔部104を設けた端板105を取付け、又下
のフランジには、孔部106を設ける。
なお梁4Aには、上弦材に、前記土台金具13の透孔100に
位置合わせしうる孔部107が設けられる。
なおパネル体10B2は、前記柱間距離Lの4分の3の巾を
具えるとともに、前記補強パネル体10B1に向く前記上枠
材51の端部には、前記上の固定片14の透孔44に位置合わ
せしうる孔部120(第4図に示す)を設けることによっ
て、透孔44、孔部120を通るボルト、ナットを用いて両
者を結合する。さらに下の固定片15は、その透孔45を通
る釘、ビス等の固着具を用いて、前記側枠材53、縦枠材
54の切欠部上面に固定させることによって、補強パネル
体10B1はパネル体10B2と一体に結合される。
さらに、下の固定片15から垂下する前記立下げ片17は、
その透孔46と、前記土台金具13の前記突出部13Aの孔部6
5とを通るボルト、ナットを用いて、第13図に示すごと
く結合する。これによって、補強パネル体10B1はパネル
体10B2と強固に接合しうる。
なおパネル体10B2は、前記補強パネル体10B1に隣接して
前記壁パネル部10B22の枠組75を配することも出来る。
このとき、下の固定片15は、第5図示すように、パネル
体10B2の前記下枠材72に設ける孔部121によってボルト
結合しうる。
なお補強パネル体10B1、パネル体10B2の内外面には、第
2図、第8〜11図に示すように、外装材76、内装材77
が、前記開口部、通気口68を除いて添設され一体な外壁
パネルP2を形成する。又外壁パネルP2は、前記梁4が、
上の取付板38、梁取付金具11を用いて取付くことによっ
て、前記梁付壁パネルPAを形成する。
なお前記外壁パネルP1は、第17図に示すように、枠組12
5の外、内面に外装材126、内装材127を添設するととも
に、上端に梁取付金具11を、又下端には土台取付金具12
を介して土台金具13を固定する。さらに上下に下地桟8
2、83を取付けるとともに内部には断熱材81、管体が設
けられ、又梁4A、4Bと結合することにより梁付壁パネル
PAを形成する。
このように、外壁パネルPは、梁4との取付けにより梁
付壁パネルPAを形成した上、基礎2に立設する柱3、3
間に取付ける。又取付けに際して、クレーン(図示せ
ず)の吊下げロープを梁4に取付け、梁付壁パネルPAを
一体として吊上げるとともに、例えば第15図に示すよう
に、梁付壁パネルPAを基礎2上に装着する。
又取付けに際しては、前記土台金具13、下の取付板36を
アンカーボルト20を用いて基礎2に強固に固定する。
階上の外壁パネルPも、第16図に示すように、柱3、3
間に装着できる。そのとき、土台金具13は、梁4Aをいわ
ゆる基礎部材として、その上面に載置されるとともに、
該土台金具13を梁4Aの孔部107によって梁4Aに固着する
ことによって、同様に階上の外壁パネルPを梁4ととも
に組立てうる。
なお、階上、階下の外壁パネルP、Pの各外装材76、76
間又は外装材76、126間の途切れ部は、前記立上げ部4
0、下地桟82、83に当板133を介して取付く前記幕板6に
よって遮蔽する。
このように、外壁パネルP2は、基礎2に固定した土台金
具13に、開口パネル部10B21の枠組55の下枠材52をボル
ト結合によって固着しているため、該開口パネル部10B2
1の下枠材52の剛性を高めるとともに基礎2に強固に固
定でき、前記サッシ66の取付精度を高めうる。又土台金
具13は、開口パネル部10B21、壁パネル部10B22の各下枠
材52、72と結合されることにより、強固に連結でき大型
パネルの形成を容易とする。又上枠材51、71を一本の枠
材を用いて形成するため、さらに一体化を高めうる。
なお本考案の外壁パネルP2において、前記補強パネル体
10B1にかえて、前記壁パネル部10b22を配することによ
って、開口パネル部10B21の両側に該壁パネル10B22を有
する外壁パネルとして形成することもでき、又開口パネ
ル部10B21を柱3に接して形成させるなど、種々変形で
きる。
〔考案の効果〕
このように本考案の外壁パネルの取付構造は、開口部形
成用の開口パネル部の下枠材と、この開口パネル部に並
んで設けられる壁パネル部の下枠材とを土台金具に固着
するものであるため、比較的剛性に劣る開口パネル部の
下枠材を強固に補強でき、剛性を高めることによって、
開口部へのサッシの取付精度を向上できる。又上枠材を
一体の枠材から形成し、かつ土台金具を各下枠材に固定
しているため、開口パネル部の枠組と壁パネル部の枠組
とを一体化でき、外壁パネルの大型化を容易とし、建込
みの施工能率の向上にも役立たせうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の外壁パネルの施工状態を略示する斜視
図、第2図は本考案の一実施例を示す正面図、第3図は
その本体部の枠組を例示する正面図、第4図は第3図の
本体部の枠組の要部を示す斜視図、第5図はパネル体の
他の例を示す斜視図、第6図は梁取付金具を例示する斜
視図、第7図は土台取付金具と土台金具とを例示する斜
視図、第8図は第2図のI-I線断面図、第9図は第2図
のII-II線断面図、第10図は第2図のIII-III線断面図、
第11図は第2図のIV-IV線断面図、第12図は第3図の矢
示V部分を拡大して示す正面図、第13図は第3図の矢示
VIの部分を拡大して示す正面図、第14図は下枠材、土台
金具を例示する側面図、第15図は階下の外壁パネルの取
付状態を示す断面図、第16図は階上の外壁パネルの取付
状態を示す断面図、第17図は他の外壁パネルを梁ととも
に例示する斜視図、第18図は他の梁を例示する斜視図、
第19図は従来パネルを例示する断面図である。 2……基礎、10B21……開口パネル部、10B22……壁パネ
ル部、12……土台取付金具、13……土台金具、51……上
枠材、52……下枠材、53……側枠材、55……枠組、71…
…上枠材、72……下枠材、75……枠組、P、P1、P2……
外壁パネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下枠材の両端部に側枠材を立上げかつその
    上端を上枠材により連結することにより形成した扉取付
    用の開口部を有する開口パネル部の枠組、および前記開
    口パネル部の上枠材と一体に連なる上枠材と、開口パネ
    ル部の枠組の下枠材とは連続しない下枠材とを有し前記
    開口パネル部に並んで設けられる壁パネル部の枠組を有
    する外壁パネルが、基礎に固定される長尺の土台金具に
    前記開口パネル部の下枠材を固着しかつ壁パネルの下枠
    材を土台取付金具を介して前記土台金具に固定すること
    により取付けられたことを特徴とする外壁パネルの取付
    構造。
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JP2667622B2 (ja) * 1993-05-28 1997-10-27 ナショナル住宅産業株式会社 外壁パネル及び土台の支持構造
JP6497623B2 (ja) * 2015-06-12 2019-04-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 窓枠及び窓枠の取付構造

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