JPH0736968Y2 - 外壁パネル - Google Patents
外壁パネルInfo
- Publication number
- JPH0736968Y2 JPH0736968Y2 JP1987140610U JP14061087U JPH0736968Y2 JP H0736968 Y2 JPH0736968 Y2 JP H0736968Y2 JP 1987140610 U JP1987140610 U JP 1987140610U JP 14061087 U JP14061087 U JP 14061087U JP H0736968 Y2 JPH0736968 Y2 JP H0736968Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- panel body
- wall panel
- panel
- frame member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、補強用の補強パネル体と他のパネル体と土台
金具とを予め一体とすることによって大型化でき、家屋
の建込施工の能率を高めうる外壁パネルに関する。
金具とを予め一体とすることによって大型化でき、家屋
の建込施工の能率を高めうる外壁パネルに関する。
〔背景技術〕 壁、床、屋根などをパネル体を用いて形成する乾式工法
の建築物が多用されている。又このような乾式工法の建
築物においては、近年、道路事情の向上による輸送問題
の低減などによって、建込の施工能率を高めるべく、大
型のパネルの採用が望まれている。
の建築物が多用されている。又このような乾式工法の建
築物においては、近年、道路事情の向上による輸送問題
の低減などによって、建込の施工能率を高めるべく、大
型のパネルの採用が望まれている。
他方、このような建築物においては、家屋の剛性を向上
するべく、鋼製の枠材を用いた、家屋補強用の補強パネ
ル体が適所に配置されるが、かかる補強パネル体は、通
常小巾であり、従って、従来、該補強パネル体に隣り合
わせて、他の独立したパネル体を別個に建込むことによ
って、柱と柱との間の壁体を形成している。
するべく、鋼製の枠材を用いた、家屋補強用の補強パネ
ル体が適所に配置されるが、かかる補強パネル体は、通
常小巾であり、従って、従来、該補強パネル体に隣り合
わせて、他の独立したパネル体を別個に建込むことによ
って、柱と柱との間の壁体を形成している。
この結果、補強パネル体と他のパネル体の建込みとは別
作業となり、建込施工の作業性に劣るものであった。
作業となり、建込施工の作業性に劣るものであった。
従って、本考案者は、補強パネル体とパネル体とを固定
片を用いて一体化した外壁パネルを案出したが、本考案
はさらに、土台金具をも一体化することにより、その結
合をさらに強固としうることを見出し、本考案を完成し
たものである。
片を用いて一体化した外壁パネルを案出したが、本考案
はさらに、土台金具をも一体化することにより、その結
合をさらに強固としうることを見出し、本考案を完成し
たものである。
本考案は、補強パネル体と、該補強パネル体に隣り合う
他のパネル体と土台金具とを予め一体に結合することに
よって、大型化でき、建込施工の能率を向上しうるとと
もに剛性に優れる外壁パネルの提供を目的としている。
他のパネル体と土台金具とを予め一体に結合することに
よって、大型化でき、建込施工の能率を向上しうるとと
もに剛性に優れる外壁パネルの提供を目的としている。
本考案は、鋼製の枠材を矩形に配した枠組25内に補強用
の斜材33が架設されかつ前記枠組25の上方部、下方部に
側方に突出する上下の固定片14、15を突設した補強パネ
ル体10B1と、該補強パネル体10B1の側方に隣接して配さ
れるとともに前記上下の固定片に結合されるパネル体10
B2とを具え、しかも前記パネル体10B2下方で基礎に固定
される土台金具13を、前記下の固定片15から垂下する立
下げ片17に固着してなる外壁パネルP2であって、これに
より、この外壁パネルP2は大型化できる。
の斜材33が架設されかつ前記枠組25の上方部、下方部に
側方に突出する上下の固定片14、15を突設した補強パネ
ル体10B1と、該補強パネル体10B1の側方に隣接して配さ
れるとともに前記上下の固定片に結合されるパネル体10
B2とを具え、しかも前記パネル体10B2下方で基礎に固定
される土台金具13を、前記下の固定片15から垂下する立
下げ片17に固着してなる外壁パネルP2であって、これに
より、この外壁パネルP2は大型化できる。
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、大型化した外壁パネルPによって家屋を組み
立てる施工方法を例示しており、外壁パネルPは基礎2
に等間隔に立設した柱3間の距離Lとほぼ同巾に形成さ
れる。又基礎2のコーナ部に立設する柱3Aと、該柱3Aが
隣り合う柱3B間には、例えば盲壁を形成する外壁パネル
P1、P1が階上、階下に設けられ、又柱3Aと柱3Cとの間に
は、出入口用の開口部を有する外壁パネルP2が階下に装
着され、本考案の外壁パネルは、本実施例では、前記し
た開口部を有する外壁パネルP2として形成される。
立てる施工方法を例示しており、外壁パネルPは基礎2
に等間隔に立設した柱3間の距離Lとほぼ同巾に形成さ
れる。又基礎2のコーナ部に立設する柱3Aと、該柱3Aが
隣り合う柱3B間には、例えば盲壁を形成する外壁パネル
P1、P1が階上、階下に設けられ、又柱3Aと柱3Cとの間に
は、出入口用の開口部を有する外壁パネルP2が階下に装
着され、本考案の外壁パネルは、本実施例では、前記し
た開口部を有する外壁パネルP2として形成される。
さらに外壁パネルPは、第2〜4図、第6、7図、第17
図に示すように、その上端に梁取付金具11を、又下端
に、土台取付金具12を介して土台金具13を取付けてお
り、さらに外壁パネルPは、前記梁取付金具11を用いて
梁4を予着することによって、梁4、土台金具13が一体
となった梁付壁パネルPAを形成でき、この梁付壁パネル
PAをクレーン等を用いて柱3間に組立ることによって、
建込施工の能率を向上している。
図に示すように、その上端に梁取付金具11を、又下端
に、土台取付金具12を介して土台金具13を取付けてお
り、さらに外壁パネルPは、前記梁取付金具11を用いて
梁4を予着することによって、梁4、土台金具13が一体
となった梁付壁パネルPAを形成でき、この梁付壁パネル
PAをクレーン等を用いて柱3間に組立ることによって、
建込施工の能率を向上している。
なお階下の外壁パネルPの上方にはラチス梁からなる胴
差状の梁4Aが、又階上の外壁パネルPの上方にはI形鋼
状の梁4Bを用いる一方、階上、階下の外壁パネルP、P
間の間隙は、幕板6によって遮蔽している。
差状の梁4Aが、又階上の外壁パネルPの上方にはI形鋼
状の梁4Bを用いる一方、階上、階下の外壁パネルP、P
間の間隙は、幕板6によって遮蔽している。
外壁パネルP2は、補強パネル体10B1とパネル体10B2とを
結合した本体部10Bを具えており、又パネル体10B2は、
本例では、前記補強パネル体10B1に隣設する開口パネル
体10B21と、それに隣設した壁パネル体10B22とからな
る。なお壁パネル体10B22は、本例では盲壁を形成す
る。
結合した本体部10Bを具えており、又パネル体10B2は、
本例では、前記補強パネル体10B1に隣設する開口パネル
体10B21と、それに隣設した壁パネル体10B22とからな
る。なお壁パネル体10B22は、本例では盲壁を形成す
る。
又補強パネル体10B1は、本例では、その側方に、上、下
の固定片14、15を突設し、これらの固定片14、15によっ
てパネル体10B2を連結する一方、パネル体10B2下方で基
礎2に固定される土台金具13を立上げ片16に、前記下の
固定片15から垂下する立下げ片17を固定する。さらに壁
パネル体10B22は、その下面に固定した土台取付金具12
の垂下片19を用いて前記土台金具13の前記立上げ片16を
固着する。
の固定片14、15を突設し、これらの固定片14、15によっ
てパネル体10B2を連結する一方、パネル体10B2下方で基
礎2に固定される土台金具13を立上げ片16に、前記下の
固定片15から垂下する立下げ片17を固定する。さらに壁
パネル体10B22は、その下面に固定した土台取付金具12
の垂下片19を用いて前記土台金具13の前記立上げ片16を
固着する。
補強パネル体10B1は、第3図、第4図に示すように、断
面方形の角鋼管からなる側枠材23、23の上端に、継ぎ板
31を介して、断面長方形の角鋼管からなる上枠材21を取
付け、又下端には継ぎ板32を介して下枠材22を架設し、
かつ上、下枠材21、22、側枠材23の各中央を結んで菱形
に斜材33……を架け渡してなる枠組25を有する。又枠組
25には、その中央に縦枠材24を設け、又一方の側枠材23
の外面には、下地材26を取付ける。
面方形の角鋼管からなる側枠材23、23の上端に、継ぎ板
31を介して、断面長方形の角鋼管からなる上枠材21を取
付け、又下端には継ぎ板32を介して下枠材22を架設し、
かつ上、下枠材21、22、側枠材23の各中央を結んで菱形
に斜材33……を架け渡してなる枠組25を有する。又枠組
25には、その中央に縦枠材24を設け、又一方の側枠材23
の外面には、下地材26を取付ける。
該枠組25は、前記柱間距離Lの4分の1程度の巾を有す
るとともに、前記斜材33は角鋼管からなることによっ
て、枠組25は強固な枠組体を形成する。
るとともに、前記斜材33は角鋼管からなることによっ
て、枠組25は強固な枠組体を形成する。
前記側枠材23下端には、前記継ぎ板32を介して、透孔35
を設けた矩形の下の取付板36を固着する。継ぎ板32は、
前記取付板36に固定した基部の一端に側方に突出する首
部32Aを有し、該首部32Aを側枠材23下端に設ける割溝に
嵌着させ固定している。又前記下枠材22は、その両端に
設ける割溝内に前記継ぎ板32の基部中間位置を嵌入させ
ることによって側枠材23間に架け渡され、又側枠材23下
端、下枠材22下面と、取付板36とはステーを用いて連結
している。
を設けた矩形の下の取付板36を固着する。継ぎ板32は、
前記取付板36に固定した基部の一端に側方に突出する首
部32Aを有し、該首部32Aを側枠材23下端に設ける割溝に
嵌着させ固定している。又前記下枠材22は、その両端に
設ける割溝内に前記継ぎ板32の基部中間位置を嵌入させ
ることによって側枠材23間に架け渡され、又側枠材23下
端、下枠材22下面と、取付板36とはステーを用いて連結
している。
さらに、上方の継ぎ板31は、矩形平板状をなし、側枠材
23上端の割溝にその一端を嵌入させ固定するとともに、
他端部が、前記上枠材21両端の割溝に嵌着することによ
って、該上枠材21を固定している。又前記側枠材23の上
端には、透孔37を有する上の取付板38が取付けられ、前
記下の取付板36と上の取付板38の各外面間の高さは、基
礎2と柱3間に取付けられる梁4との間の距離と等しく
設定される。
23上端の割溝にその一端を嵌入させ固定するとともに、
他端部が、前記上枠材21両端の割溝に嵌着することによ
って、該上枠材21を固定している。又前記側枠材23の上
端には、透孔37を有する上の取付板38が取付けられ、前
記下の取付板36と上の取付板38の各外面間の高さは、基
礎2と柱3間に取付けられる梁4との間の距離と等しく
設定される。
又補強パネル体10B1には、前記下枠材22の上、下面に、
下地桟39A、39B、39Cを取付け、又上枠材21の外面に
は、第4図に一点鎖線で示し、かつ第8図に実線で示す
ように、切欠部によって内側に立上げ部40を設けた下地
材39Dを、又内面に下地材39Eをさらに下面に下枠材39F
を設けている。
下地桟39A、39B、39Cを取付け、又上枠材21の外面に
は、第4図に一点鎖線で示し、かつ第8図に実線で示す
ように、切欠部によって内側に立上げ部40を設けた下地
材39Dを、又内面に下地材39Eをさらに下面に下枠材39F
を設けている。
さらに、パネル体10B2に向く側枠材23には、前記上、下
の固定片14、15が設けられる。上の固定片14は、側枠材
23の側面上方に取付く基片の上端に、該基片とともにL
字をなすごとく側方に突出しており、又該固定片14には
透孔44を並設するとともに、その下面で、第17図に示す
前記外壁パネルP1の本体部10Aの上面と同高のパネル体1
0B2の上面と当接しうる。
の固定片14、15が設けられる。上の固定片14は、側枠材
23の側面上方に取付く基片の上端に、該基片とともにL
字をなすごとく側方に突出しており、又該固定片14には
透孔44を並設するとともに、その下面で、第17図に示す
前記外壁パネルP1の本体部10Aの上面と同高のパネル体1
0B2の上面と当接しうる。
さらに下の固定片15は、側枠材23の側面下方かつ前記継
ぎ板32の首部32Aの内方に位置して該側枠材23の側面に
固着される小巾の基片下端に、広巾部を介在させて、側
方に突出しており、固定片15は基片とともにL字をな
し、又該固定片15には透孔45が並設される。又固定片15
の上面は、前記外壁パネルP1の本体部10Aの下面と同高
のパネル体10B2下面高さと同一に設定される一方、固定
片15の下面には、外面側に偏位して、透孔46を設ける前
記立下げ片17が垂設される。
ぎ板32の首部32Aの内方に位置して該側枠材23の側面に
固着される小巾の基片下端に、広巾部を介在させて、側
方に突出しており、固定片15は基片とともにL字をな
し、又該固定片15には透孔45が並設される。又固定片15
の上面は、前記外壁パネルP1の本体部10Aの下面と同高
のパネル体10B2下面高さと同一に設定される一方、固定
片15の下面には、外面側に偏位して、透孔46を設ける前
記立下げ片17が垂設される。
前記開口パネル体10B21は、下枠材52の両端部に側枠材5
3、53を配し、かつ該側枠材53の上端を上枠材51により
連結するとともに、又本例では、側枠材53は、開口部を
囲む縦材54を介して下枠材52の両端可ぬ固定される。又
縦材54は側枠材53よりも短寸であり、その上端には、垂
壁下端を形成する横材58が架け渡され、これによって、
開口パネル体10B21の枠組55を形成する。
3、53を配し、かつ該側枠材53の上端を上枠材51により
連結するとともに、又本例では、側枠材53は、開口部を
囲む縦材54を介して下枠材52の両端可ぬ固定される。又
縦材54は側枠材53よりも短寸であり、その上端には、垂
壁下端を形成する横材58が架け渡され、これによって、
開口パネル体10B21の枠組55を形成する。
下枠材52は、第4図、第9図、第14図に示すごとく、水
平片61の外縁に垂直に立下がる前片62を、又背縁に上向
きに立上がる後片63を設けたZ字状をなし、又前記前片
62下端には、内方にのびかつ前記基礎2上面に載置され
る脚片64を設けている。又前記縦材54は、その下端背部
に切欠部を設けており、該縦材5は、その下端を前記水
平片61に当接させるとともに後片63を、切欠部背面に沿
わしている。又該縦材54は水平片61を通る釘等の固着具
によって固定される。なお側枠材53の下面は前記切欠部
上面と整一されるとともに、外壁パネルP1の本体部10A
下面と一致する高さを有する。
平片61の外縁に垂直に立下がる前片62を、又背縁に上向
きに立上がる後片63を設けたZ字状をなし、又前記前片
62下端には、内方にのびかつ前記基礎2上面に載置され
る脚片64を設けている。又前記縦材54は、その下端背部
に切欠部を設けており、該縦材5は、その下端を前記水
平片61に当接させるとともに後片63を、切欠部背面に沿
わしている。又該縦材54は水平片61を通る釘等の固着具
によって固定される。なお側枠材53の下面は前記切欠部
上面と整一されるとともに、外壁パネルP1の本体部10A
下面と一致する高さを有する。
又前記下枠材52は、前記後片63を、前記土台金具13の立
上げ片16にボルト、ナットを用いて固定し、又該土台金
具13は、下枠材52から補強パネル体10B1側に、前記側枠
材53の厚さ分突出しかつ透孔65を有する突出部13Aを形
成する。さらに該土台金具13はパネル体10B2の全巾に亘
る長さを具えることによって、該土台金具13は、前記壁
パネル体10B22の下方に位置しうる。
上げ片16にボルト、ナットを用いて固定し、又該土台金
具13は、下枠材52から補強パネル体10B1側に、前記側枠
材53の厚さ分突出しかつ透孔65を有する突出部13Aを形
成する。さらに該土台金具13はパネル体10B2の全巾に亘
る長さを具えることによって、該土台金具13は、前記壁
パネル体10B22の下方に位置しうる。
なお下枠材52、縦材54、横材58に囲まれる空間には、第
9図、第11図に示すように、扉(図示せず)取付用のサ
ッシ66が適宜固定され、又横材58の上方の垂壁は、適宜
の桟材を組み合わせることによって、第9図に示す換気
用のサッシ67取付用の小さな通気口68が設けられる。
9図、第11図に示すように、扉(図示せず)取付用のサ
ッシ66が適宜固定され、又横材58の上方の垂壁は、適宜
の桟材を組み合わせることによって、第9図に示す換気
用のサッシ67取付用の小さな通気口68が設けられる。
前記壁パネル体10B22は、本例では、開口パネル体10B21
の上枠材51から一体に連なる延長部からなる上枠材71を
具える。又開口パネル体10B21の側枠材53によって一方
の側枠材を兼用し、又他縁の側枠材73と、前記側枠材53
の下端は、下枠材72によって結合するとともに、縦枠材
74を上、下枠材71、72間に架け渡すことにより壁パネル
体10B22の枠組75を形成する。
の上枠材51から一体に連なる延長部からなる上枠材71を
具える。又開口パネル体10B21の側枠材53によって一方
の側枠材を兼用し、又他縁の側枠材73と、前記側枠材53
の下端は、下枠材72によって結合するとともに、縦枠材
74を上、下枠材71、72間に架け渡すことにより壁パネル
体10B22の枠組75を形成する。
又下枠材72の下面は、外壁パネルP1の本体部10Aと下面
の高さが整一されるとともに枠組75には、電気コード等
を遠すための紙管等の管体80が、枠材71、72の透孔に両
端を嵌入させて架け渡され、又内部には、第10図に示す
ように断熱材81が充填される。
の高さが整一されるとともに枠組75には、電気コード等
を遠すための紙管等の管体80が、枠材71、72の透孔に両
端を嵌入させて架け渡され、又内部には、第10図に示す
ように断熱材81が充填される。
さらに、前記パネル体10B2上面には、前記上枠材51、71
の全長さに亘り、連続して、前記枠組5、75の外縁と、
小間隙gを隔てる、前記幕板6取付用の下地桟82と、前
記梁取付金具11とが設けられる。又下枠材72は、土台取
付金具12を介して前記土台金具13を固定している。
の全長さに亘り、連続して、前記枠組5、75の外縁と、
小間隙gを隔てる、前記幕板6取付用の下地桟82と、前
記梁取付金具11とが設けられる。又下枠材72は、土台取
付金具12を介して前記土台金具13を固定している。
前記梁取付金具11は、第6図に詳示するように、下片86
の背縁に立片87を垂直に立上げかつ立片87の上縁に巾狭
の上片89を設けたコ字状の基本を有し、又上片89の両側
縁には、下片86、立片87に結合するステーを設ける一
方、下片86には、上枠材51、71に設ける孔部91に合う透
孔90、90を設け、さらに上片89にも透孔92を穿設してい
る。
の背縁に立片87を垂直に立上げかつ立片87の上縁に巾狭
の上片89を設けたコ字状の基本を有し、又上片89の両側
縁には、下片86、立片87に結合するステーを設ける一
方、下片86には、上枠材51、71に設ける孔部91に合う透
孔90、90を設け、さらに上片89にも透孔92を穿設してい
る。
従って、該梁取付金具11は、透孔90、前記孔部91を通る
ボルトによって、前記上枠材51、71に、一方の面材、例
えば内装材77の取付前に予めボルト止めできる。
ボルトによって、前記上枠材51、71に、一方の面材、例
えば内装材77の取付前に予めボルト止めできる。
第7図は、前記土台取付金具12、土台金具13を示してい
る。土台取付金具12は、上片94の背縁に前記垂下片19を
設けたL字の基体を有し、又上片94には前記孔部91に合
う透孔96、96を設け、又垂下片19には、本例ではその中
央かつ上下にのびる長孔97を設ける。
る。土台取付金具12は、上片94の背縁に前記垂下片19を
設けたL字の基体を有し、又上片94には前記孔部91に合
う透孔96、96を設け、又垂下片19には、本例ではその中
央かつ上下にのびる長孔97を設ける。
又前記土台金具13は、底辺99の中央に立上げ片16を設け
た逆T字断面を具える。又底片99には、基礎2に予め植
設したアンカーボルト20に位置合わせしうる透孔100を
穿ち、又立上げ片16には水平方向にのびるスロット102
を形成する。なお、前記長孔97、スロット102を通るボ
ルトを用いて、垂下片19、立上げ片16を位置調整自在に
ボルト結合することによって、該土台金具13は、土台取
付金具12に固定される。さらに、前記土台取付金具12
が、前記透孔96、下枠材72の孔部91を通るボルトによっ
て、前記下枠材22に結合させることにより、前記土台金
具13は、土台取付金具12を介して、予め外壁パネルPの
下面に固定される。
た逆T字断面を具える。又底片99には、基礎2に予め植
設したアンカーボルト20に位置合わせしうる透孔100を
穿ち、又立上げ片16には水平方向にのびるスロット102
を形成する。なお、前記長孔97、スロット102を通るボ
ルトを用いて、垂下片19、立上げ片16を位置調整自在に
ボルト結合することによって、該土台金具13は、土台取
付金具12に固定される。さらに、前記土台取付金具12
が、前記透孔96、下枠材72の孔部91を通るボルトによっ
て、前記下枠材22に結合させることにより、前記土台金
具13は、土台取付金具12を介して、予め外壁パネルPの
下面に固定される。
梁4は、第1図に示したように、階下の外壁パネルP上
方に配されるラチス梁を用いた梁4Aと、階上の外壁パネ
ルP上方に配するI型鋼状の梁4Bとを含む。梁4Aは、第
17図に示すように、ともに溝形鋼からなりかつ溝部を向
き合わせた上弦材、下弦材間にラチスを架け渡した基部
の両端に、孔部104を設けた端板105、105を固着してお
り、端板105、105の外面間の長さを前記柱間距離Lと等
しく設定される。又前記基部の下弦材には、梁取付金具
11の透孔92に合う孔部106を設ける。
方に配されるラチス梁を用いた梁4Aと、階上の外壁パネ
ルP上方に配するI型鋼状の梁4Bとを含む。梁4Aは、第
17図に示すように、ともに溝形鋼からなりかつ溝部を向
き合わせた上弦材、下弦材間にラチスを架け渡した基部
の両端に、孔部104を設けた端板105、105を固着してお
り、端板105、105の外面間の長さを前記柱間距離Lと等
しく設定される。又前記基部の下弦材には、梁取付金具
11の透孔92に合う孔部106を設ける。
又梁4Bは、ウエブ上下にフランジを設けたI形の基部両
端に、同様に、孔部104を設けた端板105を取付け、又下
のフランジには、孔部106を設ける。
端に、同様に、孔部104を設けた端板105を取付け、又下
のフランジには、孔部106を設ける。
なお梁4Aには、上弦材に、前記土台金具13の透孔100に
位置合わせしうる孔部107が設けられる。
位置合わせしうる孔部107が設けられる。
なおパネル体10B2は、前記柱間距離Lの4分の3の巾を
具えるとともに、前記補強パネル体10B1に向く前記上枠
材51の端部には、前記上の固定片14の透孔44に位置合わ
せしうる孔部120(第4図に示す)を設けることによっ
て、透孔44、孔部120を通るボルト、ナットを用いて両
者を結合する。さらに下の固定片15は、その透孔45を通
る釘、ビス等の固着具を用いて、前記側枠材53、縦枠材
54の切欠部上面に固定させることによって、補強パネル
体10B1はパネル体10B2と一体に結合される。
具えるとともに、前記補強パネル体10B1に向く前記上枠
材51の端部には、前記上の固定片14の透孔44に位置合わ
せしうる孔部120(第4図に示す)を設けることによっ
て、透孔44、孔部120を通るボルト、ナットを用いて両
者を結合する。さらに下の固定片15は、その透孔45を通
る釘、ビス等の固着具を用いて、前記側枠材53、縦枠材
54の切欠部上面に固定させることによって、補強パネル
体10B1はパネル体10B2と一体に結合される。
さらに、下の固定片15から垂下する前記立下げ片17は、
その透孔46と、前記土台金具13の前記突出部13Aの孔部6
5とを通るボルト、ナットを用いて、第13図に示すごと
く結合する。これによって、補強パネル体10B1はパネル
体10B2と強固に接合しうる。
その透孔46と、前記土台金具13の前記突出部13Aの孔部6
5とを通るボルト、ナットを用いて、第13図に示すごと
く結合する。これによって、補強パネル体10B1はパネル
体10B2と強固に接合しうる。
なおパネル体10B2は、前記補強パネル体10B1に隣接して
前記壁パネル体10B22を配してもよく、又パネル体10B2
全体を、盲壁状に形成することもできる。そのとき、下
の固定片15は、第5図に示すように、パネル体10B2の下
枠材72に設ける孔部121によってボルト結合しうる。
前記壁パネル体10B22を配してもよく、又パネル体10B2
全体を、盲壁状に形成することもできる。そのとき、下
の固定片15は、第5図に示すように、パネル体10B2の下
枠材72に設ける孔部121によってボルト結合しうる。
なお補強パネル体10B1、パネル体10B2の内外面には、第
2図、第8〜11図に示すように、外装材76、内装材77
が、前記開口部、通気口68を除いて添設され一体な外壁
パネルP2を形成する。又外壁パネルP2は、前記梁4が、
取付板38、梁取付金具11を用いて取付くことによって、
前記梁付壁パネルPAを形成する。
2図、第8〜11図に示すように、外装材76、内装材77
が、前記開口部、通気口68を除いて添設され一体な外壁
パネルP2を形成する。又外壁パネルP2は、前記梁4が、
取付板38、梁取付金具11を用いて取付くことによって、
前記梁付壁パネルPAを形成する。
なお前記外壁パネルP1は、第17図に示すように、枠組12
5の外、内面に外装材126、内装材127を添設するとも
に、上端に梁取付金具11を、又下端には土台取付金具12
を介して土台金具13を固定する。さらに上下に下地桟8
2、83を取付けるとともに内部には断熱材81、管体が設
けられ、又梁4A、4Bと結合することにより梁付壁パネル
PAを形成する。
5の外、内面に外装材126、内装材127を添設するとも
に、上端に梁取付金具11を、又下端には土台取付金具12
を介して土台金具13を固定する。さらに上下に下地桟8
2、83を取付けるとともに内部には断熱材81、管体が設
けられ、又梁4A、4Bと結合することにより梁付壁パネル
PAを形成する。
このように、外壁パネルPは、梁4との取付けにより梁
付壁パネルPAを形成した上、基礎2に立設する柱3、3
間に取付ける。又取付けに際して、クレーン(図示せ
ず)の吊下げロープを梁4に取付け、梁付壁パネルPAを
一体として吊上げるとともに、例えば第15図に示すよう
に、梁付壁パネルPAを基礎2上に装着する。
付壁パネルPAを形成した上、基礎2に立設する柱3、3
間に取付ける。又取付けに際して、クレーン(図示せ
ず)の吊下げロープを梁4に取付け、梁付壁パネルPAを
一体として吊上げるとともに、例えば第15図に示すよう
に、梁付壁パネルPAを基礎2上に装着する。
又取付けに際しては、前記土台金具13、取付板36をアン
カーボルト20を用いて基礎2に強固に固定する。
カーボルト20を用いて基礎2に強固に固定する。
階上の外壁パネルPも、第16図に示すように、柱3、3
に間に装着できる。そのとき、土台金具13は、梁4Aを、
いわゆる基礎部材として、その上面に載置されるととも
に、該土台金具13を梁4Aの孔部107によって梁4Aに固着
することによって、同様に階上に外壁パネルPを梁4と
ともに組立てうる。
に間に装着できる。そのとき、土台金具13は、梁4Aを、
いわゆる基礎部材として、その上面に載置されるととも
に、該土台金具13を梁4Aの孔部107によって梁4Aに固着
することによって、同様に階上に外壁パネルPを梁4と
ともに組立てうる。
なお、階上、階下の外壁パネルP、Pの各外装材76、76
間又は外装材76、126間の途切れ部は、前記立上げ部4
0、下地桟82、83に当板133を介して取付く前記幕板6に
よって遮蔽する。
間又は外装材76、126間の途切れ部は、前記立上げ部4
0、下地桟82、83に当板133を介して取付く前記幕板6に
よって遮蔽する。
このように本考案の外壁パネルは、鋼製の枠組内に補強
用の斜材を架設した補強パネル体の前記枠組の上方部、
下方部に上下の固定片を突設し、この上下の固定片によ
って結合されるパネル体を具え、しかもパネル体下方で
基礎に固定される土台金具に、下の固定片から垂下する
立下げ片を固着しているため、家屋剛性を高める補強パ
ネル体とともにそれに並設される他のパネル体を強固に
一体化でき、従ってパネルの大型化を可能とするため、
家屋建込み施工の能率を向上しうるなど、多くの効果を
奏しうる。
用の斜材を架設した補強パネル体の前記枠組の上方部、
下方部に上下の固定片を突設し、この上下の固定片によ
って結合されるパネル体を具え、しかもパネル体下方で
基礎に固定される土台金具に、下の固定片から垂下する
立下げ片を固着しているため、家屋剛性を高める補強パ
ネル体とともにそれに並設される他のパネル体を強固に
一体化でき、従ってパネルの大型化を可能とするため、
家屋建込み施工の能率を向上しうるなど、多くの効果を
奏しうる。
第1図は本考案の外壁パネルの施工状態を略示する斜視
図、第2図は本考案の実施例を示す正面図、第3図はそ
の本体部の枠組を例示する正面図、第4図は第3図の本
体部の枠組の要部を示す斜視図、第5図はパネル体の他
の例を示す斜視図、第6図は梁取付金具を例示する斜視
図、第7図は土台取付金具と土台金具を例示する斜視
図、第8図は第2図のI-I線断面図、第9図はII-II線断
面図、だい10図はIII-III線断面図、第11図はIV-IV線断
面図、第12図は第3図の矢示V部分を拡大して示す正面
図、第13図は矢示VIの部分を拡大して正面図、第14図は
下枠材、土台金具を例示する側面図、第15図は階下の外
壁パネルの取付状態を示す断面図、第16図は階上の外壁
パネルの取付状態を示す断面図、第17図は、他の外壁パ
ネルを梁とともに例示する斜視図、第18図は他の梁を例
示する斜視図である。 2……基礎、3、3A、3B、3C、3D……柱、4、4A、4B…
…梁、10A、10B……本体部、10B1……補強パネル体。 10B2……パネル体、10B21……開口パネル体、10B22……
壁パネル体、11……梁取付金具、12……土台取付金具、
13……土台金具、14……上の固定片、15……下の固定
片、16……立上げ片、17……立下げ片、19……垂下片、
55……枠組、76……外装材、77……内装材、P、P1、P2
……外壁パネル、PA……梁付壁パネル。
図、第2図は本考案の実施例を示す正面図、第3図はそ
の本体部の枠組を例示する正面図、第4図は第3図の本
体部の枠組の要部を示す斜視図、第5図はパネル体の他
の例を示す斜視図、第6図は梁取付金具を例示する斜視
図、第7図は土台取付金具と土台金具を例示する斜視
図、第8図は第2図のI-I線断面図、第9図はII-II線断
面図、だい10図はIII-III線断面図、第11図はIV-IV線断
面図、第12図は第3図の矢示V部分を拡大して示す正面
図、第13図は矢示VIの部分を拡大して正面図、第14図は
下枠材、土台金具を例示する側面図、第15図は階下の外
壁パネルの取付状態を示す断面図、第16図は階上の外壁
パネルの取付状態を示す断面図、第17図は、他の外壁パ
ネルを梁とともに例示する斜視図、第18図は他の梁を例
示する斜視図である。 2……基礎、3、3A、3B、3C、3D……柱、4、4A、4B…
…梁、10A、10B……本体部、10B1……補強パネル体。 10B2……パネル体、10B21……開口パネル体、10B22……
壁パネル体、11……梁取付金具、12……土台取付金具、
13……土台金具、14……上の固定片、15……下の固定
片、16……立上げ片、17……立下げ片、19……垂下片、
55……枠組、76……外装材、77……内装材、P、P1、P2
……外壁パネル、PA……梁付壁パネル。
Claims (1)
- 【請求項1】鋼製の枠材を矩形に配した枠組内に補強用
の斜材が架設されかつ前記枠組の上方部、下方部に側方
に突出する上下の固定片を突設した補強パネル体と、該
補強パネル体の側方に隣接して配されるとともに前記上
下の固定片に結合されるパネル体とを具え、しかも前記
パネル体下方で基礎に固定される土台金具を、前記下の
固定片から垂下する立下げ片に固着してなる外壁パネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987140610U JPH0736968Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | 外壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987140610U JPH0736968Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | 外壁パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6444918U JPS6444918U (ja) | 1989-03-17 |
JPH0736968Y2 true JPH0736968Y2 (ja) | 1995-08-23 |
Family
ID=31404938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987140610U Expired - Lifetime JPH0736968Y2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | 外壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0736968Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58190511U (ja) * | 1982-06-15 | 1983-12-17 | ナショナル住宅産業株式会社 | 壁パネルの取付構造 |
-
1987
- 1987-09-14 JP JP1987140610U patent/JPH0736968Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6444918U (ja) | 1989-03-17 |
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