JP2001065049A - ルーフバルコニーユニット - Google Patents

ルーフバルコニーユニット

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JP2001065049A
JP2001065049A JP24552999A JP24552999A JP2001065049A JP 2001065049 A JP2001065049 A JP 2001065049A JP 24552999 A JP24552999 A JP 24552999A JP 24552999 A JP24552999 A JP 24552999A JP 2001065049 A JP2001065049 A JP 2001065049A
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JP
Japan
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floor
frame
handrail
building
balcony unit
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Pending
Application number
JP24552999A
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English (en)
Inventor
Kazuo Nakahara
和夫 中原
Yahiro Nakaya
八博 中屋
Yasutaka Tomogane
容崇 友金
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現場でのルーフバルコニー施工に伴う作業を
軽減して、作業効率の向上を図ることができるルーフバ
ルコニーユニットを提供する。 【解決手段】 枠状の床フレーム(11)及び床板(7)から
なる床(2)と、枠状の手摺フレーム(20)、面材(23)及び
手摺笠木(27)からなる腰壁(3)とを予め一体に複合化し
て、躯体上へ設置するルーフバルコニーユニット(1)を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種のバルコニ
ー部材を予め一体に複合化してなるルーフバルコニーユ
ニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築物のルーフバルコニーは、
床梁等の躯体上に床フレームを取り付け、この床フレー
ムの外周部には手摺フレームを立設し、さらに床フレー
ムには床板を、手摺フレームには外壁材や手摺笠木を取
り付けるといった各種作業を経て施工される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
各種作業は、すべて現場において行われていたので、現
場作業が多くなって工期が長くなり、しかも熟練を要す
るだけでなく、施工にもばらつきが生じ易いといった不
具合があった。
【0004】本発明は、上記に鑑み、現場作業の軽減に
よる工期の短縮を可能にするとともに、未熟練者でも精
度の良い均一な施工を実現することができるルーフバル
コニーユニットの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明のルーフバルコニーユニットでは、床、腰
壁を予め一体に複合化してなり、躯体上へ設置するよう
にしたことを特徴とする。
【0006】さらに、床は、枠状の床フレームと、この
床フレームに取り付けた床板とからなり、腰壁は、枠状
の手摺フレームと、この手摺フレームの内外面に取り付
けた面材と、手摺フレームの上端に取り付けた手摺笠木
とからなる。また、床の上面には、防水材が予め一体に
取り付けられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態
に係るルーフバルコニーユニットの設置例を示す斜視
図、図2は、ルーフバルコニーユニットの分解斜視図、
図3は、床の分解斜視図、図4は、腰壁の分解斜視図で
ある。
【0008】本実施形態に係るルーフバルコニーユニッ
ト(1)は、予め設備の整った工場で製造されるもので、
図1及び図2に示すように、床としての床パネル(2)と
腰壁(3)とを予め一体に複合化することによって構成さ
れる。
【0009】床パネル(2)は、図3に示すように、枠状
の床フレーム(11)と、この床フレーム(11)の上面に取り
付けられた床板(7)と、この床板(7)の上面に予め一体
に取り付けられた防水材(4)とからなる。
【0010】床フレーム(11)は、軽量形鋼からなる一対
の長尺横材(13)(13)と、同じく軽量形鋼からなる一対の
短尺横材(14)(14)とを方形枠状に接合するとともに、長
尺横材(13)(13)間に、複数の横桟(15)(15)…を適宜間隔
をあけて差し渡してなる。
【0011】さらに、床フレーム(11)における建物外周
側のL形コーナーを構成する横材(13)(14)には、腰壁
(3)を床パネル(2)に取り付けるための一対の接合金具
(16)(16)が夫々取り付けられる。接合金具(16)は、垂直
片部(17)と、ボルト(19)が突設された水平片部(18)とか
らL字形に形成され、その水平片部(18)が側方に突出す
るようにして、その垂直片部(17)が横材(13)(14)の外側
面に溶接によって接合されている。
【0012】床板(7)は、3枚のパーティクルボードを
方形につぎ合わせてなり、その建物外周側の短尺横材(1
4)に沿った端部には、方形横長の開口部(8)が設けられ
ている。
【0013】防水材(4)は、鋼板製で、上面の開放した
箱形に形成され、その底板(5)には、床板(7)の開口部
(8)に嵌る大きさの排水溝(6)が、下方に向かって膨出
形成されており、この排水溝(6)を床板(7)の開口部
(8)へと嵌め込むようにして、床板(7)の上面へ取り付
けられる。この防水材(4)の底板(5)の上面は、底板
(5)上に落下した雨水や排水を排水溝(6)に導くため
に、排水溝(6)側が最も低い位置となるような傾斜面と
されている。
【0014】なお、図示されていないが、工場又は現場
において、防水材(4)の上面には、エクステリアカーペ
ットが敷設され、排水溝(6)の上面には、グレーチング
が取り付けられるようになっている。
【0015】腰壁(3)は、図4に示すように、L字形に
連結した2組の手摺フレーム(20)(20)と、この手摺フレ
ーム(20)(20)に取り付けた面材(23)と、手摺フレーム(2
0)(20)の上端に沿って夫々取り付けた手摺笠木(27)(27)
とからなる。
【0016】手摺フレーム(20)は、軽量形鋼からなる複
数の縦材(21)(21)…と、それら縦材(21)(21)…の上端部
間及び下端部間を連結する上下一対の横材(22)(22)によ
り方形に形成されている。そして、下側の横材(22)の両
端部には、ボルト穴(28)(28)が形成されている。
【0017】面材(23)は、手摺フレーム(20)の外面側に
取り付けた外側外壁材(24)と、手摺フレーム(20)の内面
側に上下方向に連続して取り付けた内側外壁材(25)及び
立上げ下地合板(26)とからなる。外側外壁材(24)及び連
続した内側外壁材(25)と立上げ下地合板(26)は、対応す
る手摺フレーム(20)と比較して高さが低く、且つ、幅の
短いものが使用され、手摺フレーム(20)に取り付けたと
きには、手摺フレーム(20)(20)間のコーナーとは反対の
端部側及び下端部側に、作業用の開口部(30)(31)…が設
けられている。
【0018】手摺笠木(27)(27)は、断面略コ字形に形成
されて、手摺フレーム(20)、外側外壁材(24)(24)及び内
側外壁材(25)(25)の上端部に、被さるようにして取り付
けられる。
【0019】そして、腰壁(3)は、その手摺フレーム(2
0)(20)下端のボルト穴(28)(28)…へ、床パネル(2)の接
合金具(16)(16)より上向きに突出したボルト(19)(19)…
を通しながら、その接合金具(16)(16)上に手摺フレーム
(20)(20)を載置して、ナット(32)(32)…を締め付けて固
定することで、床パネル(2)の建物外周側の端部に立設
されている。
【0020】このようにして組み立てられたルーフバル
コニーユニット(1)は、トラックによって現場まで運搬
された後、クレーンワイヤーで吊り上げられて、建物2
階のコーナー部分における方形枠状に露出した床梁(51)
(52)(53)に設置される。
【0021】図5は、ルーフバルコニーユニット(1)の
取り付け状態を示す断面図、図6は、受けプレート(40)
部分の取付構造を示す分解斜視図である。
【0022】図5に示すように、上記のルーフバルコニ
ーユニット(1)の設置は、建物の外周側においては、床
フレーム(11)の建物外周側のL形コーナーに位置する横
材(13)(14)及び手摺フレーム(20)(20)の下側の横材(22)
(22)が、建物外周側の床梁(52)(53)の上面に、作業用の
開口部(31)(31)を利用して、ボルト(48)(48)…及びナッ
ト(49)(49)…によって接合され、建物の内部側において
は、図6に示すように、床フレーム(11)の建物内部側の
長尺横材(13)が、床梁(51)に取付けられた受けプレート
(40)(40)に固定されることによってなされている。
【0023】なお、受けプレート(40)は、床梁(51)の上
下フランジ間に跨って取り付けられた枠状の固定部(41)
と、この固定部(41)に一体に固定されたL字形の取付部
(42)とからなり、この取付部(42)の床梁(51)の上フラン
ジと面一となった水平片(43)上に、長尺横材(13)がボル
ト(45)(45)…及びナット(46)(46)…によって接合されて
いる。
【0024】さらに、手摺フレーム(20)(20)の側端部に
設けられた作業用の開口部(30)(30)を利用して、手摺フ
レーム(20)(20)の縦材(21)(21)が、躯体の接続柱(34)(3
4)に横綴りされている。
【0025】このようにして、ルーフバルコニーユニッ
ト(1)が設置された後、腰壁(3)の側面両端の開口部(3
0)(30)と接続柱(34)(34)とを覆い隠すように外壁パネル
(35)(35)が取り付けられ、同じく腰壁(3)の下部の開口
部(31)(31)と床梁(52)(53)とを覆い隠すように外壁パネ
ル(36)(36)が取り付けられて、外観が整えられる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のルーフバルコニーユニットによれば、床フレーム、床
板及び防水材等の各種部材を組み合わせてなる床と、手
摺フレーム、面材及び手摺笠木等の各種部材を組み合わ
せてなる腰壁とを、予め一体に複合化してあるので、現
場での施工に伴う作業を軽減して、工期の短縮が可能と
なり、未熟練者でも精度の良い均一な施工を実施するこ
とができる。また、床には、防水材を予め一体に取り付
けているため、外部に露出するルーフバルコニーの雨仕
舞いを素早く完了することができるといった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るルーフバルコニーユ
ニットの設置例を示す斜視図である。
【図2】ルーフバルコニーユニットの分解斜視図であ
る。
【図3】床の分解斜視図である。
【図4】腰壁の分解斜視図である。
【図5】ルーフバルコニーユニットの床梁への取り付け
状態を示す断面図である。
【図6】同じく、その受けプレート部分の取付構造を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
(1) ルーフバルコニーユニット (2) 床 (3) 腰壁 (4) 防水材 (7) 床板 (11) 床フレーム (20) 手摺フレーム (23) 面材 (27) 手摺笠木

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床、腰壁を予め一体に複合化してなり、
    躯体上へ設置するようにしたことを特徴とするルーフバ
    ルコニーユニット。
  2. 【請求項2】 前記床は、枠状の床フレームと、この床
    フレームに取り付けた床板とからなる請求項1記載のル
    ーフバルコニーユニット。
  3. 【請求項3】 前記腰壁は、枠状の手摺フレームと、こ
    の手摺フレームに取り付けた面材と、手摺フレームの上
    端に取り付けた手摺笠木とからなる請求項1又は2記載
    のルーフバルコニーユニット。
  4. 【請求項4】 前記床の上面には、防水材が予め一体に
    取り付けられている請求項1乃至3のいずれかに記載の
    ルーフバルコニーユニット。
JP24552999A 1999-08-31 1999-08-31 ルーフバルコニーユニット Pending JP2001065049A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030084043A (ko) * 2002-04-24 2003-11-01 박용원 건축물의 발코니 확장구조체 및 이 구조체의 설치방법
JP2010013918A (ja) * 2007-09-25 2010-01-21 Sekisui Chem Co Ltd バルコニーユニット
JP2014109155A (ja) * 2012-12-04 2014-06-12 Sekisui Chem Co Ltd バルコニー付建物

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