JP2593505B2 - トイレのブース構造 - Google Patents

トイレのブース構造

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宣文 山縣
和行 藤原
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東陶機器株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数のコンパートメントを連設して成るトイ
レのブース構造に関する。
(従来の技術) トイレに複数のコンパートメントを連設する場合、一
般には、耐力壁とならない仕切壁即ちブースを建廻して
各コンパートメントの正面乃至側面を画成するようにし
ており、通常の現場であれは、コンパートメントへの出
入口がすべて同じ側に揃えて設けられる。
従来、斯かるトイレのブースは、各コンパートメント
の出入口側に沿って全体略面一、つまり、フラットな形
状になっていた。
(発明が解決しようとする課題) この為、コンパートメント間で、互いに、相手方の出
入口付近が丸見えとなり、ぶしつけな感じがして好まし
くなく、例えば、出入口のドアを開けて室外に出ようと
した時、隣の出入口の処にいる者と視線が合ってバツの
悪い思いをすることになり、また子供が用を足す間出入
口付近で待っている場合等、身の置き所に困って、逐々
周囲の人に事情を説明したり、わざとドア越しに声を掛
けてみる様な心理的負担を強いられてもいた。
本発明は斯かる従来の問題点を有効に解決すべく為さ
れたもので、その目的とする処は、コンパートメント間
で出入口付近を隠し合うことのできるトイレのブース構
造をて提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本発明は、仕切壁と、該仕切壁
の前端部に、該仕切壁と交差するように正面パネル部、
及び該正面パネル部に続く出入口部とを備える正面パネ
ルを備え、周囲から区画されたトイレブースを形成する
よにしたトイレブースの構造において、正面パネルの正
面パネル部を、室外側に膨出させるようにしたことを特
徴とする。
(作用) 上記手段によれば、ブースの膨出部が側方からの視線
を封じる。
(実施例) 以下、本発明の実施例に付き、添付図面に基いて詳細
な説明を行なう。
先ず、第1図を参照して、本実施例に係るブース構造
が適用されたトイレの全体構成を説明しておく。
第1図はトイレの横断平面図でる。
図中、Tはトイレの全体を表し、トイレTは、ビルジ
ング躯体の壁Wbで囲まれた所与の屋内空間Siに適宜幅の
壁パネルを建並べて側壁Wtを形成することにより所要の
トイレスペースを囲繞画成し、これを間仕切壁Wpで左の
女子トイレTwと右の男子トイレTmに分け、夫々防水下地
タイル仕上床Fw,Fmを張り、不図示の組天井を吊設して
構成したプレファブタイプのもので、女子トイレTwは、
中央のドア付平ブースBwにより、奥の洗面設備付大便所
コンパートメントCwと手前の化粧用スペスSwに仕切ら
れ、一方、男子トイレTmは、平面視略『F』字状に建廻
したブースBmにより、左側二連のコンパートメントCm1,
Cm2と右手の手洗場Smに仕切られている。
男子トイレTmのコンパートメントCm1,Cm2は、間仕切
壁Wpと交差するトイレ側壁Wt沿いに配管ユニットUt1,Ut
2を連設して、その前面に洋風大便器B1,B2を着設し、各
便器B1,B2の前方乃至側方をブースBmで仕切り込んで夫
々略長方形状のエリアA1,A2を画成すると共に、エリアA
1,A2前縁の中程に出入口E1,E2を設けてこゝを正面とし
たもので、各出入口E1,E2には右勝手のドアD1,D2が建付
けられ、常時、室内側即ちエリアA1,A2の内方へ開け放
たれている。尚、図中、R1,R2は紙巻器である。
以上において、本実施例では、上記ブースBmを一対の
L形ブースユニットBu,Buの連設により略F形に組立て
ゝ各エリアA1,A2を囲わせ、以って、その内方から見た
時、各ユニットBuの入隅より左辺側に位置する部分と右
辺側の中央部乃至先端部を、夫々、側面仕切用の平ブー
スパネル1とドア枠付正面用ブースパネル2で形成する
と共に、残る右辺側基端部を、室外方向に凸のU形ブー
スパネル3で形成し、つまりユニットBuを全体平面視略
『了』の字形状となし、これにより各コンパートメント
Cm1,Cm2の正面右側に位置するブース部分を室外側に膨
出せしめた構成を得るようにしており、斯くして、出入
口E1,E2付近のエリアAe1,Ae2に側方からの視線が及ばな
いようになっている。
こゝで、第2図及び第3図を参照して、上記パネル1
〜3の構成を説明する。
第2図は第1図の矢視2方向から見たトイレ要部の一
部破断見取図、第3図はブースユニットの展開図であ
る。
ブースユニットBuを構成する三つのブースパネル1〜
3の内、側面パネル1は、遮音性の下地を両面壁装した
平板の壁体10の上縁部10aに溝形の縁形11を嵌着し、下
縁部10bに幅木を兼ねる下枠12を取付けたもので、U形
パネル3と接合される側の側縁10cは真直に製作される
が、他方の側縁10dが、配管ユニットUt1,Ut2に腰掛させ
る関係上、同ユニットUt1,Ut2の対応する外形寸法に合
せて下部10eを切欠かれている。尚、側縁10dの上部10f
は、コンパートメントCm1,Cm2の後壁、つまり躯体壁Wb
前面のトイレ側壁Wtを構成する壁パネルPwに、直角に交
差させ、ジョイントする。
一方、正面用ドア付ブースパネル2は、比較的幅狭の
平板の壁体20と、正面略『II』字形状のドア枠21から成
り、ドア枠21は、ドアD1,D2を枢着及びロックする為の
一対の縦枠21a,21bと、その上端を連結する上枠20cとで
構成され、縦枠21a,21bの一方21aが壁体20の片側の側縁
部20aと取合い、また上枠21cの一端側への延出部21bが
壁体20の上縁部20bに着設され、壁体下縁部20cには幅木
を兼ねる下枠22が取付けられる。尚、壁体20のもう一つ
の側縁部20dには、上下の枠21c,22で上下端を保持され
た縦枠23が取合い、縦枠23は、これを含むブースユニッ
トBuの建付時、間仕切壁Wpの対応する部位、又は隣のユ
ニットBuのU形パネル3側縁にジョイントされる。図
中、24…はドアD1の丁番金具、25は錠受座を表してい
る。また、26は、ブースユニットBuの搬入時、縦枠21a,
21bの下端部間の介設されるディスタンスバーである。
U形パネル3は、横断面略半円状の下地を両面壁装し
た壁体30の下縁部30aに幅木を兼ねる下枠31を取付けた
構成のもので、両側のパネル1,2より高目に製作され、
壁体30の内側、つまり、コンパートメントCm1,Cm2の室
内側に位置する半円柱状のスペースSaが諸種の用途に充
てられており、本実施例の場合、上から順に、間接照明
用光源40の取付場所、小物収納棚41、室外表示灯42の取
付場所、予備ロール収納棚43、ペーパシート補給器44の
取付場所及び引出型ダストボックス45の収容場所として
利用されている。
そして、壁体30の片方の側縁30b上端部に前記側面パ
ネル1の縁材11とL形につながる縁材32が、また他方の
側縁部30cに正面用ドア付ブースパネル2のドアロック
用縦枠21bを接合支持する為の取付用縁材33が夫々嵌着
され、更に、壁体30の上縁部30dに、半月状の鼎立盆を
裏返しに被冠せし如きクラウン50が嵌着されている。
ここで、第4図乃至第6図を参照して、U形パネル3
の詳細構造を説明しておく。
第4図はU形パネルの展開図、第5図は第4図の5−
5線断面図、第6図は第3図の6−6線断面図である。
U形パネル3の壁体30の下地34は、多数の小幅な板材
34a…を所定間隔で立並ばせ、弾性連結シート34b,34cで
両端縁を結んで左右撓曲自在に構成したもので、内外双
方の壁装材35,36と、その下縁を一体に支持する前記下
枠31及び上縁外周を規制するクラウン50の下折れエッジ
51との共働により形状的に固定される。尚、クラウン50
は、その上面50aを天井面に当接させ、三本の上方突起5
2…を天井上方の天井補強梁から吊金具を介して支持す
る。
下枠31は、平面視略U字形状の下向きチャンネル材か
ら成り、タイル床FmにアンカーボルトBlで定着した上向
きチャンネル状の台輪60にこれ31を嵌着して横方向の動
きを規制するようにしており、また、台輪60の側片61,6
2に適宜間隔で突出部61a…,62a…を形成すると共に、底
上げ用の溝形材63…を嵌め込んで、その各上底部62aに
高さ調節ボルト64を螺合立設し、ボルトヘッド64aで下
枠31の上底部31a下面を受けることにより、壁体30の垂
直出し及びレベル調整を可能としている。
尚、下枠31の上底部31a上面には、ボルト64…と対応
する位置に補強材65…が固設されており、本実施例の場
合、各補強材65を直方体形状として、壁体30の下地34と
壁装体35,36を位置決め固定するダボの役目を兼ねさせ
ている。
また、本実施例では、内側壁装材35により画成された
前記スペースSaの上端に、半割楕円状の反射板46を斜め
に嵌着して光源40よりの導光を効果的にすると共に、光
源取付板47の前縁に遮光板48を立て、これ48を着脱自在
として保守上の便宜を図っている。
そして、光源取付板47下方の小物収納棚41に蓋49を設
け、その裏側にスライド丁番49aとマグネットキャッチ4
9bを配し、更に前面に握り49cを付けて、開閉を容易な
らしめている。
本実施例によれば、隣合う二つコンパートメントCm1,
Cm2のブースBmを、出入口E1,E2側に臨む位置で、室外側
に膨出せしめたので、コンパートメントCm1,Cm2間で互
いの出入口付近Ae1,Ae2を隠し合うことができる。
また、パネル1〜3を互いに接合して、そうした膨出
部を含む平面視略『了』の字形状のブースユニットBuを
構成するようにしているので、これを連設していくだけ
で、複数のコンパートメントを得ることができる。
この点、例えば、パネル1と3或いは2と3を接合ユ
ニット化した平面視略『J』字形又は杓形のブースユニ
ットや、更に、隣接するコンパートメントの分も含め、
パネル1〜3を2−3−2或いは2−3−1と並べてユ
ニット化した略『Ω』字形又は『f』字形のブースユニ
ット等を、夫々単独若しくは組合せた形で諸種製作用意
しても良く、要すれば、それらのユニットと、パネル1
〜3自体、或いは正面用ドア付ブースパネル2をそのド
ア枠21側若しくは葉幅狭平パネル状壁体20側に付き分割
統合したものや此にドアD1,D2を加えたものとを、更に
合体ユニット化するようにしても良い。
これによれば、U形パネル3が横力への抗力源となっ
て、倒れを阻止し、従って、壁パネルPwや間仕切壁Wpと
のショイント或いは床Fmへの定着前であっても、そうし
たユニットを自立させておくことができ、現場保管に有
利なばかりか、建付に際し、支えておく為の手助けを必
要としない。
しかも、パネル3内側の半円柱状スペースSaが各コン
パートメントCm1,Cm2の室内エリアA1,A2を拡げることに
なり、それも角隅位置である為、スペース活用上極めて
好ましい。
尚、本実施例のパネル3は、平面視略U字形になって
いるが、これを他の任意の屈曲形状、例えば、『コ』字
状等に変え、或いは、パネル1,2との取合角度を様々に
変化させて見るようにしても良い。
(発明の効果) 以上の説明により明らかなように、本発明によれば、
仕切壁と、該仕切壁の前端部に、該仕切壁と交差するよ
うに正面パネル部、及び該正面パネル部に続く出入口部
とを備える正面パネルを備え、周囲から区画されたトイ
レブースを形成するようにしたトイレブースの構造にお
いて、正面パネルの正面パネル部を、室外側に膨出させ
るようにしたので、トイレブース間で互いに出入口附近
を隠し合うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に係るブース構造を適用したトイ
レに付き示したもので、第1図はトイレの横断平面図、
第2図は第1図の矢視2方向から見たトイレ要部の一部
破断見取図、第3図はブースユニットの展開図、第4図
はU形パネルの展開図、第5図は第4図の5−5線断面
図、第6図は第3図の6−6線断面図である。 尚、図中、1はコンパートメントの側面仕切用平ブース
パネル、2は正面用ドア枠付ブースパネル、3はU字形
ブースパネル、A1,A2はコンパートメントの室内エリ
ア、Ae1,Ae2は出入口付近、Bmは男子トイレのブース全
体、Buはブースユニット、Cm1,Cm2は大便所コンパート
メント、D1,D2はドア、E1,E2は出入口、Tはトイレ全
体、Tmは男子トイレ、Wpは間仕切壁、Wtはトイレ側壁を
表している。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】仕切壁と、該仕切壁の前端部に、該仕切壁
    と交差するように正面パネル部、及び該正面パネル部に
    続く出入口部とを備える正面パネルを備え、周囲から区
    画されたトイレブースを形成するよにしたトイレブース
    の構造において、 前記正面パネルの正面パネル部を、室外側に膨出させる
    ようにした、 ことを特徴とするトイレのブース構造。
  2. 【請求項2】前記正面パネル部の室外側への膨出によ
    り、前記ブースを平面視略「了」の字形としたことを特
    徴とする請求項1に記載のトイレのブース構造。
  3. 【請求項3】前記室外側に膨出せしめた正面パネル部の
    室内側を、収納スペースとしたことを特徴とする請求項
    1に記載のトイレのブース構造。
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