JP3181320U - 間仕切り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い仕切り機能を有し、かつベッドの搬入や移動を容易に行うことができる間仕切り装置を提供する。
【解決手段】間仕切り装置100は、物品を収納する収納ユニット1と、収納ユニット1に設けられた戸袋部2と、戸袋部2に収納される可動式の仕切り体3とを備え、仕切り体3は、戸袋部2に収納されたとき、平面視で収納ユニット1から突出しない状態で収納され、戸袋部2から引き出されたときには、平面視で収納ユニット1に直交する方向へと突出する状態で引き出される。また、仕切り体3は、他の仕切りパネルを格納できるように構成されているパネル格納仕切りパネル31と、パネル格納仕切りパネル31に格納される被格納仕切りパネル32とを含み、パネル格納仕切りパネル31は、戸袋部2から引き出されたときに被格納仕切りパネル32に対し収納ユニット1側に位置する。
【選択図】図1

Description

本願考案は,広い空間に個室を形成するための間仕切り装置に関する。具体的に説明すると,本考案は,空間を仕切るための仕切り体が,他の仕切りパネルを格納できるように構成されているパネル格納仕切りパネルと,被格納仕切りパネルとを含み,パネル格納仕切りパネルが,戸袋部から引き出されたときに被格納仕切りパネルに対し収納ユニット側に位置する間仕切り装置に関する。
従来から,病院や介護施設といった広い空間に個室を形成するための間仕切り装置が知られている。間仕切り装置は,空間を仕切って個室を形成する仕切り体と,仕切り体を収納する戸袋部とを設け,この戸袋部から仕切り体を出し入れするものが一般的である。
病院や介護施設においては,間仕切り装置を利用することにより,例えば大部屋に複数の病床が設けられている病室であっても,病床ごとの個室を形成することができる。また,病室内には,患者の日用品や衣類を収納するための収納ユニットを備えることが一般的であるため,収納ユニットに隣接させた状態で間仕切り装置を設置し,利用することができる。
特に,病院や介護施設では患者のプライバシーの保護が尊重されており,完全な個室に近い状態となるように空間を仕切ることが推奨されている。このため,間仕切り装置の仕切り機能(遮蔽機能)を高めることが重要な課題とされている。
上記の課題を解決するための間仕切り装置として,戸袋部を平面視で収納ユニットから張り出すように設けた間仕切り装置が提案されている(特許文献1)。特許文献1の間仕切り装置によれば,収納ユニットから張り出すように設けた戸袋部もまた,仕切りとして機能する。このため,間仕切り装置の仕切り機能を高めることができる。
ところで,病院や介護施設においては,病室に設けられたベッドの搬入や移動が頻繁に行われている。このため,間仕切り装置の仕切り機能を確保しつつ,ベッドの搬入や移動を妨げないことも重要な課題とされている。
上記の課題を解決するための間仕切り装置として,可動式仕切り体を設けた間仕切り装置が提案されている(特許文献2)。特許文献2の間仕切り装置によれば,固定式仕切り装置の端部に設けた可動式仕切り体を,固定式仕切り装置から前向きに延びる突出状態と,固定式仕切り装置から突出しない退避状態との間で,自由に切り替えることができる。そして,可動式仕切り体を退避状態にすることで,ベッドの搬入や移動を容易に行うことができる。
特開2007−319186号公報 特開2006−181337号公報
しかしながら,特許文献1に記載の間仕切り装置では,収納ユニットから張り出すように設けた戸袋部が収納ユニットに固定されているために,戸袋部及び戸袋部に収納した仕切り体が,ベッドの搬入や移動を制限してしまうという問題があった。
また,特許文献2に記載の間仕切り装置では,固定式仕切り装置の奥行き方向の長さを長く設けることで間仕切り装置の仕切り機能を高めるものであるために,間仕切り装置を備える収納ユニットの奥行き方向の長さも,長く設ける必要がある。このため,奥行き方向に長く設けた収納ユニットが,ベッドの搬入や移動を制限してしまうという問題があった。
このため,現在では,高い仕切り機能を有し,かつベッドの搬入や移動を容易に行うことができる間仕切り装置が求められている。
そこで,本考案の考案者は,上記の従来考案の課題を解決する手段について鋭意検討した結果,仕切り体にパネル格納仕切りパネル及び被格納仕切りパネルを設けるとともに,戸袋部から引き出したときにパネル格納仕切りパネルを被格納仕切りパネルに対し収納ユニット側に設けることにより,仕切り体を戸袋部へと収納するときには,パネル格納仕切りパネルが被格納仕切りパネルを格納した状態とすることができるという知見を得た。そして,本考案者は,上記知見に基づけば,従来技術の課題を解決できることに想到し,本考案を完成させた。
具体的に本考案は,以下の構成を有する。
本考案の間仕切り装置は,物品を収納するための収納ユニット1と,収納ユニット1に設けられた戸袋部2と,戸袋部2に収納される可動式の仕切り体3と,を備える。
仕切り体3は,戸袋部2に収納されたときには,平面視で収納ユニット1から突出しない状態で収納され,かつ戸袋部2から引き出されたときには,平面視で収納ユニット1に直交する方向へと突出する状態で引き出される。
また,仕切り体3は,他の仕切りパネルを格納できるように構成されているパネル格納仕切りパネル31と,パネル格納仕切りパネル31に格納される被格納仕切りパネル32と,を含む。
ここで,仕切り体3は,戸袋部2から引き出されるときには,パネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32がそれぞれ連結した状態で,平面視で収納ユニット1に直交する方向へと引き出される。
このとき,パネル格納仕切りパネル31は,戸袋部2から引き出されたときに被格納仕切りパネル32に対し収納ユニット1側に位置する。
このため,仕切り体3を戸袋部2に収納するときには,パネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32が連結した状態のまま,パネル格納仕切りパネル31のみを戸袋部2に収納することができる。そして,被格納仕切りパネル32を,戸袋部2に収納されたパネル格納仕切りパネル31に格納することができる。
このように,仕切り体3は,戸袋部2に収納されるときには,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32を格納した状態で,戸袋部2へと収納される。
上記のような構造を有することにより,本考案によれば,仕切り体3を引き出して空間を仕切るときには,パネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32が連結した複数枚の仕切りパネルによって,空間を仕切ることができる。このため,本考案の間仕切り装置は高い仕切り機能を有する。
また,引き出した仕切り体3を戸袋部2へと収納するときには,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32を格納した1枚状の仕切りパネルとして,戸袋部2に収納することができる。このため,収納ユニット1及び戸袋部2の奥行き方向の長さを短くすることができ,収納ユニット1及び戸袋部2がベッドの搬入や移動を制限する事態を防ぐことができる。
本考案において,パネル格納仕切りパネル31は,2枚の側壁33,34を含むことが好ましい。パネル格納仕切りパネル31が2枚の側壁33,34を含むことにより,2枚の側壁33,34の間に開口部35を設け,この開口部35に被格納仕切りパネル32を格納することができる。このように,被格納仕切りパネル32を格納するための構造を容易に設けることができる。
本考案において,パネル格納仕切りパネル31の奥行き方向の長さは,戸袋部2の奥行き方向の長さと等しいことが好ましい。上述したように,仕切り体3は,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32を格納した状態で,戸袋部2に収納される。このため,パネル格納仕切りパネル31の奥行き方向の長さを戸袋部2の奥行き方向の長さと等しくすることで,仕切り体3は戸袋部2にほぼ隙間なく収納される。このような構成を有することにより,戸袋部2に収納した仕切り体3が,戸袋部2内で移動することを防ぐことができる。また,パネル格納仕切りパネル31に格納された被格納仕切りパネル32が,戸袋部2内で突出することを防ぐことができる。
本考案において,被格納仕切りパネル32の下端部には,キャスター36が設けられていることが好ましい。被格納仕切りパネル32の下端部にキャスター36を設けることにより,被格納仕切りパネル32の移動を円滑にすることができるとともに,被格納仕切りパネル32を移動させるときの負荷を軽減することができる。このため,仕切り体3の,戸袋部2からの引き出し及び戸袋部2への収納を容易にすることができる。
図1は,本考案の仕切り体の使用状態を示す斜視図である。 図2は,本考案の仕切り体の使用状態を示す平面図である。 図3は,本考案の仕切り体の収納途中の状態を示す斜視図である。 図4は,本考案の仕切り体の収納途中の状態を示す平面図である。 図5は,本考案の仕切り体の収納状態を示す斜視図である。 図6は,本考案の仕切り体の収納状態を示す平面図である。 図7は,本考案の間仕切り装置の使用態様を示す概略図である。
以下,図面を用いて本考案を実施するための形態について説明する。本考案は,以下に説明する形態に限定されるものではなく,以下の形態から当業者が自明な範囲で適宜修正を加えたものも含む。
(1.間仕切り装置の構成)
まず,図面を参照して,本考案の間仕切り装置100の構成について説明する。
図1に示されるように,本考案の間仕切り装置100は,物品を収納するための収納ユニット1と,空間を仕切るための可動式の仕切り体3を備える。また,収納ユニット1は,仕切り体3を収納するための戸袋部2を有する。
収納ユニット1は,病院や介護施設における患者の日用品や衣類といった物品を収納するためのものである。収納ユニット1には,例えば,開き戸タイプの収納棚11,引き出しタイプの収納棚12,又は引き戸タイプの収納棚といった収納棚を設けることができる。また,収納ユニット1は,例えば,テレビ13,ラジオ,パソコン,冷蔵庫,又は金庫といった備品を備えていてもよい。
収納ユニット1は,2つの収納ユニットを含むものであってもよい。また,図5に示されるように,左右一対の収納ユニットを含むものであってもよい。2つの収納ユニットを含む場合,2つの収納ユニットの間に戸袋部2を設けることができる。このため,戸袋部2から仕切り体3を引き出すことにより,仕切り体3を挟んだ左右両側に2つの個室を形成することができる。ただし,収納ユニット1は,1つの収納ユニットにより構成されていてもよい。
図1に示されるように,収納ユニット1の下端部には,キャスター14を設けてもよい。キャスター14を設けることにより,収納ユニット1を円滑に移動することができる。キャスター14は,移動係止機能を備えるキャスターであってもよい。ただし,収納ユニット1は,床に定着させてもよい。
収納ユニット1には,仕切り体3を収納するための戸袋部2が設けられる。収納ユニット1に戸袋部2を設ける方法は,特に限定されない。例えば収納ユニット1として2つの収納ユニットを用いる場合,戸袋部2は2つの収納ユニットを並べて形成した空間であってもよい。また,図1に示されるように,2つの収納ユニットに共通する天壁及び底壁を取り付けることで開口を設け,戸袋部2を形成してもよい。収納ユニット1として1つの収納ユニットを用いる場合,天壁,底壁,少なくとも1枚の側壁,及び後壁によって戸袋部2を形成し,収納ユニット1に取り付けてもよい。この場合,収納ユニット1に取り付けられた戸袋部2は,平面視で収納ユニットから突出しない状態であればよい。
仕切り体3は,空間を仕切り,個室を形成するためのものである。図2に示されるように,仕切り体3は,平面視で収納ユニット1に直交する方向へと突出するように戸袋部2から引き出される。なお,本明細書において,「平面視で収納ユニット1に直交する方向」とは,本考案の間仕切り装置を平面から視たときに,引き出された仕切り体3が収納ユニット1の一辺に対して垂直をなす方向をいう。
また,図6に示されるように,仕切り体3は,平面視で収納ユニット1から突出しない状態で戸袋部2に収納される。これにより,ベッドの搬入又は移動のためのスペースを形成する。
図1に示されるように,仕切り体3は,パネル格納仕切りパネル31と被格納仕切りパネル32を含む。パネル格納仕切りパネル31は,他の仕切りパネルを格納することができるように構成されている仕切りパネルである。被格納仕切りパネル32は,パネル格納仕切りパネル31に格納される仕切りパネルである。
図1に示されるように,パネル格納仕切りパネル31は,2枚の側壁33,34を含むことが好ましい。パネル格納仕切りパネル31が2枚の側壁33,34を含むことにより,2枚の側壁33,34の間に開口部35を設け,被格納仕切りパネル32を格納することができる。このように,被格納仕切りパネル32を格納するための構造を容易に設けることができる。また,パネル格納仕切りパネル31は,天壁,底壁,及び前壁を更に含んでもよい。天壁,底壁,及び前壁を有することにより,例えば開口部内上部又は下部にローラーを設け,被格納仕切りパネル32の上部又は下部に,ローラーに係合するスライダーを設けることができる。ただし,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32を格納する方法は特に限定されない。例えばパネル格納仕切りパネル31が1枚の側壁からなる場合,側壁の上部及び下部に水平方向突出部を設け,この水平方向突出部に被格納仕切りパネル32を格納することができる。
パネル格納仕切りパネル31において,床からパネル格納仕切りパネル31の上部までの高さは,一般成人男性の身長よりも高いことが好ましい。床からの高さは,好ましくは180cm〜200cmであり,更に好ましくは190cmである。ただし,天井からの照明やスプリンクラーによる排水を遮断するのを防ぐため,パネル格納仕切りパネル31の上部から天井までは所定距離離間しておくことが好ましい。
パネル格納仕切りパネル31の奥行き方向の長さは,戸袋部2の奥行き方向の長さと等しいことが好ましい。仕切り体3は,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32を格納した状態で,戸袋部2に収納される。このため,パネル格納仕切りパネル31の奥行き方向の長さを戸袋部2の奥行き方向の長さと等しくすることにより,仕切り体3は戸袋部2にほぼ隙間なく収納される。このような構成を有することにより,戸袋部2に収納した仕切り体3が,戸袋部2内で移動することを防ぐことができる。また,パネル格納仕切りパネル31に格納された被格納仕切りパネル32が,戸袋部2内で突出することを防ぐことができる。
被格納仕切りパネル32の下端部には,キャスターを設けることが好ましい。被格納仕切りパネル32の下端部にキャスター36を設けることにより,被格納仕切りパネル32の移動を円滑にすることができるとともに,被格納仕切りパネル32を移動させるときの負荷を軽減することができる。このため,仕切り体3の,戸袋部2からの引き出し及び戸袋部2への収納を容易にすることができる。また,被格納仕切りパネル32の引出方向端部には,把手39を設けてもよい。更に,パネル格納仕切りパネル31の下端部にキャスターを設けてもよい。
パネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32には,透光板37,38を設けてもよい。透光板37,38を設けることで,室内の照明を遮るのを防ぎつつ,患者のプライバシーを保護することができる。
(2.仕切り体の使用状態)
次に,仕切り体3が戸袋部2から引き出された,本考案の仕切り体の使用状態を説明する。図1は,本考案の仕切り体の使用状態を示す斜視図である。図2は,本考案の仕切り体の使用状態を示す平面図である。
図1及び図2に示されるように,本考案の仕切り体の使用状態では,戸袋部2から引き出された仕切り体3が,平面視で収納ユニット1に直交する方向へと突出する状態で戸袋部2から引き出される。
後述するように,本考案の仕切り体の収納状態では,被格納仕切りパネル32が戸袋部2の開口面に接する。このため,本考案の仕切り体を使用するときには,まず被格納仕切りパネル32が戸袋部2から引き出される。このとき,引き出された被格納仕切りパネル32は,端部においてパネル格納仕切りパネル31と連結する。そして,パネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32が連結した状態で仕切り体3が戸袋部2から引き出されるとともに,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32に対し収納ユニット1側に位置する。
このように,本考案の仕切り体の使用形態では,パネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32が連結した複数枚の仕切りパネルによって,空間を仕切ることができる。このため,本考案の間仕切り装置は高い仕切り機能を有する。なお,パネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32を連結する方法は特に限定されず,公知の方法を適宜用いることができる。
(3.仕切り体の収納状態)
次に,仕切り体3が戸袋部2に収納された,本考案の仕切り体3の収納状態を説明する。図3は,本考案の仕切り体の収納途中の状態を示す斜視図である。図4は,本考案の仕切り体の収納途中の状態を示す平面図である。また,図5は,本考案の仕切り体の収納状態を示す斜視図である。図6は,本考案の仕切り体の収納状態を示す平面図である。
本考案の仕切り体3の使用状態では,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32に対し収納ユニット1側に設けられている。このため,仕切り体3を戸袋部2に収納するときには,図3及び図4に示されるように,パネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32が連結した状態のまま,パネル格納仕切りパネル31のみを戸袋部2に収納することができる。そして,被格納仕切りパネル32を,戸袋部2に収納されたパネル格納仕切りパネル31に格納することができる。このとき,図5及び図6に示されるように,被格納仕切りパネル32が戸袋部2の開口面に接する状態となる。
このように,本考案の仕切り体の収納状態では,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32を格納した1枚状の仕切りパネルとして,戸袋部2に収納することができる。このため,収納ユニット1及び戸袋部2の奥行き方向の長さを短くすることができ,収納ユニット1及び戸袋部2がベッドの搬入や移動を制限する事態を防ぐことができる。収納ユニット1及び戸袋部2の奥行き方向の長さは,好ましくは80cm〜100cmであり,更に好ましくは90cmである。
また,図6に示されるように,仕切り体3は,平面視で収納ユニット1から突出しない状態で戸袋部2に収納される。このため,ベッドの搬入や移動のためのスペースを形成することができる。
なお,仕切り体3を戸袋部2に収納するに際しては,本考案の仕切り体の使用状態から,最初に被格納仕切りパネル32をパネル格納仕切りパネル31に格納してもよい。この場合,本考案の仕切り体の収納途中の状態において,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32を格納した1枚状の仕切りパネルとすることができる。そして,パネル格納仕切りパネル31が被格納仕切りパネル32を格納した1枚状の仕切りパネルを,戸袋部2に収納することができる。
(4.間仕切り装置の使用例)
ここで,本考案の間仕切り装置の使用例について説明する。図7は,本考案の間仕切り装置の使用態様を示す概略図である。なお,図7において斜線であらわした部分は,部屋の壁を意味する。
図7に示されるように,本考案の仕切り体を使用している状態では,連結したパネル格納仕切りパネル31及び被格納仕切りパネル32が空間を仕切り,仕切り体3を挟んだ左右両側に2つの個室R1,R2を形成することができる。そして,一方の個室R1へとベッド4を搬入する必要があるとき,あるいは一方の個室からベッド4を移動する必要があるときには,仕切り体3を戸袋部2へと収納し,ベッド4の搬入や移動のための空間を確保することができる。また,本考案の間仕切り装置においては,収納ユニット1及びの奥行き方向の長さを短くすることができるため,収納ユニット1及び戸袋部2がベッド4の搬入や移動を妨げる事態を防ぐことができる。
このように,本考案の間仕切り装置を使用することにより,高い仕切り機能を確保しつつ,ベッドの搬入や移動を容易に行うことができる。
1 収納ユニット
11 収納棚
12 収納棚
13 テレビ
14 キャスター

2 戸袋部

3 仕切り体
31 パネル格納仕切りパネル
32 被格納仕切りパネル
33 側壁
34 側壁
35 開口部
36 キャスター
37 透光板
38 透光板
39 把手

4 ベッド

100 間仕切り装置

Claims (4)

  1. 物品を収納するための収納ユニット(1)と,
    前記収納ユニット(1)に設けられた戸袋部(2)と,
    前記戸袋部(2)に収納される可動式の仕切り体(3)と,を備え,
    前記仕切り体(3)は,前記戸袋部(2)に収納されたときには,平面視で前記収納ユニット(1)から突出しない状態で収納され,かつ前記戸袋部(2)から引き出されたときには,平面視で前記収納ユニット(1)に直交する方向へと突出する状態で引き出される,
    間仕切り装置(100)であって,
    前記仕切り体(3)は,他の仕切りパネルを格納できるように構成されているパネル格納仕切りパネル(31)と,前記パネル格納仕切りパネル(31)に格納される被格納仕切りパネル(32)と,を含み,
    前記パネル格納仕切りパネル(31)及び前記被格納仕切りパネル(32)は,それぞれが連結した状態で,前記直交する方向へと引き出され,
    前記パネル格納仕切りパネル(31)は,前記戸袋部(2)から引き出されたときに前記被格納仕切りパネル(32)に対し前記収納ユニット(1)側に位置する,
    間仕切り装置。
  2. 請求項1に記載の間仕切り装置であって,
    前記パネル格納仕切りパネル(31)は,2枚の側壁(33,34)を含み,
    前記2枚の側壁(33,34)の間には,前記被格納仕切りパネル(32)を格納するための開口部(35)が設けられている,
    間仕切り装置。
  3. 請求項1又は2に記載の間仕切り装置であって,
    前記パネル格納仕切りパネル(31)の奥行き方向の長さは,前記戸袋部(2)の奥行き方向の長さと等しい,
    間仕切り装置。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の間仕切り装置であって,
    前記被格納仕切りパネル(32)の下端部には,キャスター(36)が設けられている,
    間仕切り装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018122051A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社オカムラ 間仕切収納装置

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JP2018122051A (ja) * 2017-02-03 2018-08-09 株式会社オカムラ 間仕切収納装置

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