JP4219118B2 - 家具のオプションユニット取付構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、収納ユニット等のオプションユニットを摺動移動可能に取り付けられる家具のオプションユニット取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、机、特には、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称する)を使用しての作業などを習得するために、ディスプレイ装置を天板上に載置して使用する机は、天板の下方に、備え付けの収納部とを有するものが知られている。一般に、パソコンは、前記ディスプレイ装置の他に、パソコン本体と、キーボード及びマウスを備えており、パソコン本体を天板上に載置すると、天板上が狭くなるため、パソコン本体を天板の下側に固定する収納部に収容するのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した机の場合、天板の下側の下肢空間を広くしようとすると、上記した収納部を天板の下側につり下げるようにして、足が収納部と床との間に形成された空間に入るようにして、収納部を取り付けることがある。このような場合に、収納部を支持した状態で取付作業を行うと、収納部を所定の取付位置に位置合わせする間、収納部を支持し続けなければならず、多大な労力が必要となった。また、身体を屈めた状態での作業になるので、作業効率が低下した。
【0004】
そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、横架材によりパソコン本体等を収納できるようなオプションユニットを、容易に取付位置に位置合わせすることができるようにしたオプションユニット取付構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の机は、家具において、家具の奥行き方向において異なる位置で、かつ異なる高さ位置において家具の幅方向に延びる平行な第一及び第二横架材にオプションユニットを取り付けるオプションユニット取付構造であって、オプションユニットの上部を上側に位置する第一横架材に係り合わせ、オプションユニットの下部を下側に位置する第二横架材に係り合わせて、移動可能な状態で支持し得るものであり、家具が、天板と、天板を支持する一対の脚ユニットとを備え、第一横架材が、天板の反使用端と使用端との間のほぼ中央の位置に対応する位置に配置されて天板の下面近傍において脚ユニット同士を連結し、第二横架材が第一横架材より天板の反使用端側に位置して脚ユニットの下端近傍において脚ユニット同士を連結することを特徴とする。
【0006】
本発明において、家具とは、机、テーブル、棚等を含むものである。
【0007】
このような構成であれば、家具にオプションユニットを取り付ける際に、平行な第一及び第二横架材に係り合わせるので、固定するまでの間、オプションユニットを支持しておく必要がない。また、オプションユニットをそれぞれの横架材に支持させた状態で移動し得るので、所定の取付位置に位置合わせする際に、オプションユニットをそれぞれの横架材に沿わせて移動させるのみの作業で済む。したがって、オプションユニットを取り付ける場合の作業に要する労力を低減することができる。
【0008】
又、第一横架材と第二横架材とが天板の奥行き方向における位置が異なるので、オプションユニットが第二横架材を支点として、第一横架材にもたれ掛かるようになる。したがって、オプションユニットを、第一横架材及び第二横架材のみにより支持することが可能になる。
【0009】
オプションユニットとしては、その上部に第一横架材に係り合う上関連部を有するとともに、その下部に第二横架材に係り合う下関連部を有するものが好ましい。具体的には、オプションユニットが、例えばパソコン本体を収納し得る収納箱体を備えるものである。
【0010】
又、本発明の家具のオプションユニット取付構造は、家具において、家具の奥行き方向において異なる位置で、かつ異なる高さ位置において家具の幅方向に延びる平行な第一及び第二横架材にオプションユニットを取り付けるオプションユニット取付構造であって、オプションユニットの上部を上側に位置する第一横架材に係り合わせ、オプションユニットの下部を下側に位置する第二横架材に係り合わせて、移動可能な状態で支持し得るものであり、オプションユニットが、天板の反使用端側に開閉可能な扉板を備え、内部に平面型表示装置を天板上方まで引出可能に収納するものであることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図1〜9を参照して説明する。
【0012】
この実施の形態の家具である机100は、天板1と、天板1を支持する支持ユニット2を構成する脚ユニット21と、支持ユニット2の一部をなし左右の脚ユニット21同士を連結する第一横架材3及び第二横架材4と、平板型表示装置である例えば液晶ディスプレイDSPを引き出し可能に収納するオプションユニットである表示装置収納ユニット5と、パソコン本体PCを収納するオプションユニットであるパソコン本体収納ユニット6と、コンセントユニット7と、脚ユニット21間にわたる長手寸法の棚8とを備えている。図1は、液晶ディスプレイDSPが天板1の上面近傍の使用位置にある状態を示している。なお、この実施の形態において、方向を示す場合、天板1の反使用端方向を前方とし、天板1の使用端方向を後方とする。
【0013】
天板1は、2名がパソコンを操作し得る大きさの平面視ほぼ長方形形状をしており、反使用端側に、液晶ディスプレイDSPを支持する後述するパネル支柱体55の縦支柱55bが挿入される切欠1aが設けてある。
【0014】
脚ユニット21は、円弧状に湾曲した丸パイプ材からなる基台部21aと、その基台部21aに固定される略逆三角形状の縦支持部21bと、縦支持部21bで囲まれた空間を閉じるように取り付けられる、例えば複数の貫通孔の設けられたパンチングメタル製の脚パネル板21cとからなる。基台部21aは、下端側を水平方向に切断することによりその接地部分が楕円形状をしており、その接地部分の開口に平板を固定して底面が形成してある。縦支持部21bは、基台部21aの前端近傍に下端が固定される前パイプ部材21baと、その前パイプ部材21baより後側に下端が固定され、上端が基台部21aの後端上方位置まで延びる後パイプ部材21bbと、前パイプ部材21baと後パイプ部材21bbとの上端を連結する横パイプ部材21bcと、その横パイプ部材21bcに横パイプ部材21bcの上面から浮かせた状態で取り付けられる天板固定板21bdとからなる。前パイプ部材21baは、床面に対して、前方向に傾斜した状態で基台部21aに固定され、後パイプ部材21bは、前パイプ部材21aとは逆に後方向に傾斜した状態で基台部21aに固定される。
【0015】
第一横架材3と第二横架材4とは、脚ユニット21を連結するもので、机100の奥行き方向において異なる位置で、かつ異なる高さ位置において机100の幅方向に平行に延びている。第一横架材3は、天板1の固定部となる脚ユニット21の横パイプ部材21bcの長手方向の中央よりやや前寄りの位置、つまり天板1の反使用端と使用端との間のほぼ中央の位置に対応する位置に配置で横パイプ部材21bc同士を連結する。この第一横架材3は、断面形状が正方形の角パイプ部材の上面に、天板固定板21bd間の距離にほぼ等しい長さで天板1下面に接触する角パイプ部材が固定された二重構造をしている。この第一横架材3と天板1の反使用端側との間の空間には、第一横架材3のような部材は存在せず、机100の前側からの表示装置収納ユニット5やパソコン本体収納ユニット6等の取付作業が容易なものになるようにしている。
【0016】
第二横架材4は、第一横架材3と同様の角パイプ部材からなり、第一横架材3より反使用端側の位置、具体的には前パイプ部材21baの下端近傍同士を連結する。第二横架材4は、その前面を前パイプ部材21baの中心軸とほぼ平行にして固定してある。このため、第二横架材4の前面が前方に傾いた状態となっており、その上面も、前側に下がるようにして傾斜している。
【0017】
表示装置収納ユニット5は、左右の側板51と、両側板51を連結する後板52と、後板52の下端部分において回転軸により回転可能に取り付けられる扉板53と、扉体53に取り付けられる3本のレール部材54と、レール部材54に案内されて扉板53の上下方向に移動可能に取り付けられるパネル支柱体55と、パネル支柱体55を上方向にばね力を付与する一対の定荷重ばね体56とを備えている。この実施の形態では、移動支持機構を、摺動案内部を構成するレール部材54、及び支持部を構成するパネル支柱体55により構成している。なお、扉板53の急激な開き動作を抑制するために、図示しないガススプリングがロッドを上方に突出するようにして扉板53に取り付けられるとともに、側板51に回転可能に取り付けられるステー(図示しない)がそのガススプリングのロッドの上端に連結されている。
【0018】
後板52は、その下縁部に、第二横架材4に係り合う下関連部である下向きのチャンネル部52aを、その上縁部に、上側に突出して設けられて装着時に第一横架材3に密着する、つまり第一横架材3に係り合う上関連部である固定壁部52bを備えているとともに、扉板53を取り付けるための回転軸を支持する軸取付部52cを、回転軸を側板51の前縁より前側に突出した状態に有している。チャンネル部52a及び固定壁部52bには、固定用のボルトを挿入するための取付孔(図示しない)が設けてある。また、後板52は、表示装置収納ユニット5が天板1下に配置された場合に、下肢空間を広くするために、その下端部が前方に向かって折曲してある。そして、この後板52の両側に側板51を固定し、側板51と後板52とで囲まれた空間を扉板53で閉鎖することにより、液晶ディスプレイDSPを収納する空間を形成している。
【0019】
扉板53は、横方向の両側に、折曲加工により形成された角筒状の補強部53aを有し、その補強部53aの対向する内面に、レール部材54が固定してあるとともに、横方向の中央位置に3本目のレール部材54が固定してある。また、後述するパネル支柱体55を静止させるラッチ部材(図示しない)が、一方の補強部53aの上端近傍に取り付けてある。レール部材54は、例えばサスペンションレール機構式のスライドレールで、補強部53a及び扉板53の幅方向の中央に固定される基端レール54aと、基端レール54aにボールベアリング54bを介して摺動移動可能に取り付けられる先端レール54cとからなる。そして、先端レール54cの下端にパネル支柱体55の横支柱55aが固定される。先端レール54cは、横支柱55aの高さ寸法と同じ長さ寸法にしてあり、横支柱55aがもっとも高く引き上げられた場合に、その上端が基端レール54aの上端から突出しない。この扉板53は、側板51に取り付けられたラッチ機構により静止されることで、扉板53が側板51の前縁近傍に位置する閉じた状態になる。
【0020】
パネル支柱体55は、両端及び幅方向の中央がそれぞれレール部材54の先端レール54cに固定される横支柱55aと、その横支柱55aの長手方向の中央に、横支柱55aと90°の角度で固定される縦支柱55bと、縦支柱55bの上端に設けられて、液晶ディスプレイDSPを固定するとともに、液晶ディスプレイDPSの前方に取り付けられて液晶ディスプレイDPSの背面を隠すモニタパネルBBを取り付ける取付台座55cとからなる。横支柱55aの一方の端部近傍の上面には、パネル支柱体55を上方に移動させ、その移動した位置に静止させるために、ラッチ部材と係り合うストッパ55dが取り付けてある。モニタパネルBBの上隅には、液晶ディスプレイDSPを引き上げる際に持つ引き上げ用パッドPPが取り付けてある。
【0021】
定荷重ばね体56は、横支柱55aの両端近傍において、横支柱55aの内側に巻き取りドラム56aが取り付けられ、横支柱55aと扉板53との間に可撓性を有する帯状のばね部材56bが引き出されるようになっている。そして、ばね部材56bの上端は、扉板53の上縁近傍に固定される。
【0022】
パソコン本体収納ユニット6は、縦長の直方体形状のパソコン本体PCを2台収納できる容積を有している。このパソコン本体収納ユニット6は、ほぼ直方体形状の箱体61と、天板1の使用端側に取り付けられて箱体61の側面まで開く両開きの扉62と、その箱体61の底面に固定されて下関連部を構成する2枚の下部受板63と、箱体61の上面に固定されて上関連部を構成する上部受板64とからなる。下部受板63は、箱体61の底面と密着して固定される連結部63aと、連結部63aに連続し第二横架材4の上面に密着する上面部63bと、その上面部63bに連続して第二横架材4の前面に密着する前面部63cとからなる。この下部受板63は、箱体61の底面の幅方向の両端部に例えば4本のボルトBLTで取り付けられる。また、上部受板64は、箱体61の上面に密着して固定される連結部64aと、その連結部64aから延びて第一横架材3の前面に密着する垂直壁部64bと、垂直壁部64bの高さ方向の中央位置から連結部64aとは逆方向に水平に延びて第一横架材3の下面と密着する水平部64cと、その水平部64cの後縁部分に形成されて、装着位置においてパソコン本体収納ユニット6の前傾時に第一横架材3と接触する転倒防止壁部64dとを備えている。この転倒防止壁部64dと垂直壁部64bとの距離は、第一横架材3の奥行きより大きくしてある。
【0023】
コンセントユニット7は、天板1とパソコン本体収納ユニット6との間の空間に取り付けられる。このコンセントユニット7は、電源コンセントと、LAN(ローカルエリアネットワーク)のための情報コンセントとを備えている。
【0024】
このような構成において、表示装置収納ユニット5は、図6に示すように、扉板53を閉じた状態で、机100の前側から後板52の下縁部のチャンネル部52aを第二横架材4に係り合わせるとともに、後板52の上縁部の固定壁部52bを第一横架材3の前面に密着させて取り付ける。この状態において、少なくとも固定壁部52bを固定しない状態では、表示装置収納ユニット5が第二横架材4に載せられた状態となっており、表示装置収納ユニット5は天板1の左右方向に、つまり第一及び第二横架材3,4に沿って摺動移動させることができる。したがって、チャンネル部52a及び固定壁部52bをそれぞれ、第一横架材3及び第二横架材4に固定する際の位置合わせを容易にすることができる。この後、表示装置収納ユニット5の後板52の固定壁部52bとチャンネル部52aとに設けられた取付孔にボルトを挿入して固定する。
【0025】
パソコン本体収納ユニット6は、図8〜9に示すように、前側から机100に装着するもので、最初に、箱体61の上面に固定された上部受板64の垂直壁部64bと水平部64cとを第一横架材3にほぼ接触させる。これとほぼ同時に、箱体61の底面に固定された下部受板63を、第二横架材4に密着させる。これにより、パソコン本体収納ユニット6は、第一横架材3と第二横架材4とにより支持される状態となる。この状態では、パソコン本体収納ユニット6の重心は、第二横架材4より後側に位置しているので、上部受板64の垂直壁部64bが強く第一横架材3に押し付けられる状態になるので、パソコン本体収納ユニット6を固定しなくともパソコン本体収納ユニット6が前側に倒れてくることはない。
【0026】
また、上記の状態では、上部受板64が第一横架材3に固定されていないので、パソコン本体収納ユニット6は第一横架材3及び第二横架材4に沿って天板1の左右方向に摺動移動が可能な状態である。したがって、パソコン本体収納ユニット6を所定の取付位置まで移動させることができ、位置合わせを容易にすることができる。この後、上部受板64を第一横架材3に固定することにより、パソコン本体収納ユニット6が取付位置に固定される。
【0027】
パソコンを使用するに際しては、まず、表示装置収納ユニット5の扉板53を閉じるためのラッチ機構を解放して、扉板53を開く。開いた状態を、図5に二点鎖線で示す。扉板53は、ガススプリングにより天板1前側にゆっくりと開き、ステーが延び切った位置で静止する。扉板53を開いた後、図5に点線で示す収納位置から、扉板53が開くことによって前方に持ち出された液晶ディスプレイDSPの背面に取り付けられたモニタパネルBBの上隅の引き上げ用パッドPPを持って引き上げる。このように、モニタパネルBBを引き上げるので、液晶ディスプレイDSPには引き上げ力がかからず、液晶ディスプレイDSPを劣化させることがない。また、この引き上げ動作の際、巻き取りドラム56aからばね部材56bが繰り出され、定荷重ばね体56のばね力がパネル支柱体55に作用するので、少ない力で容易に液晶ディスプレイDSPを引き上げることができる。
【0028】
そして、パネル支持体55の横支柱55aに取り付けられたストッパ55dが扉板53に取り付けられたラッチ部材に係り合う位置まで引き上げると、図4に示すよう、液晶ディスプレイDSPが開かれた扉板53の後方から突出した状態となる。この状態で、ラッチ部材とストッパ55dとが係り合うことにより、パネル支柱体55が降下しない状態となる。この後、扉板53を天板1側に回転移動させると、パネル支柱体55の縦支柱55bが天板1の切欠1aに入り込み、扉板53を閉めることができる。
【0029】
これに対して、液晶ディスプレイDSPを表示装置収納ユニット5内に収納する場合は、まず、扉板53を開く。次に、パネル支柱体55のストッパ55dとラッチ部材との係り合いつまりラッチを解除する。この後、液晶ディスプレイDSPを押し下げると、定荷重ばね体56の上向きの力がパネル支柱体55に作用しているので、パネル支柱体55は急激に降下することなく、押し下げる力に応じてパネル支柱体55が降下し、よって液晶ディスプレイDSPが降下する。そして、パネル支柱体55は、表示装置収納ユニット5内の収納位置において停止する。この後、扉板53を天板1の反使用端側に向かって移動させると、ガススプリングが収縮して扉板53が閉まる。
【0030】
このように、液晶ディスプレイDSPは、定荷重ばね体56のばね力に補助され、しかも3本のレール部材54により案内されるため、少ない引き上げ力で円滑に液晶ディスプレイDSPを天板1の反使用端近傍の上方に位置させることができる。したがって、煩雑な作業をすることなく液晶ディスプレイDSPを使用位置にセットすることができる。また、この使用位置においては、液晶ディスプレイDSPを直視することができるので、表示画面の視認性を低下させることを防ぐことができる。一方、収納に際しては、定荷重ばね体56の上向きのばね力がパネル支柱体55に作用しているので、液晶ディスプレイDSPを降下させる際に急激に降下することなく収納位置に到達するので、片づける際に降下する液晶ディスプレイDSPを支持し続けなくとも安全に、しかも短時間で液晶ディスプレイDSPを片づけることができる。
【0031】
また、表示装置収納ユニット5やパソコン本体収納ユニット6は、支持ユニット2の第一横架材3及び第二横架材4により支持されて天板1下に装着されるので、作業が容易になる。また、パソコン本体PCと液晶ディスプレイDSPやキーボードなどの接続作業にあっても、机100の前側から行えるので、パソコンのセッティングを迅速にすることができる。
【0032】
なお、本発明は以上説明した実施の形態に限定されるものではない。
【0033】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、家具にオプションユニットを取り付ける際に、平行な第一及び第二横架材に係り合わせるので、固定するまでの間、オプションユニットを支持しておく必要がなく、しかも、オプションユニットをそれぞれの横架材に支持させた状態で移動し得る状態にすることができる。このため、所定の取付位置に位置合わせする際に、オプションユニットを持ち上げて所定位置まで移動させる必要がなく、それぞれの横架材に沿わせて移動させることで位置あわせをすることができる。したがって、オプションユニットを取り付ける場合の作業に要する労力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の斜視図。
【図2】同実施の形態の支持ユニットの斜視図。
【図3】同実施の形態の正面図。
【図4】同実施の形態の液晶ディスプレイを引き出した状態を示す斜視図。
【図5】同実施の形態の表示装置収納ユニットの取付状態を示す断面図。
【図6】同実施の形態の表示装置収納ユニットと第一及び第二横架材との関係を示す要部拡大側面図。
【図7】同実施の形態の液晶ディスプレイが収納位置にある場合の移動支持機構を示す斜視図。
【図8】同実施の形態のパソコン本体収納ユニットの取付状態を示す断面図。
【図9】同実施の形態のパソコン本体収納ユニットの斜視図。
【符号の説明】
1…天板
2…支持ユニット
3…第一横架材
4…第二横架材
5…表示装置収納ユニット
6…パソコン本体収納ユニット
21…脚ユニット
53…扉板
53a…補強部
54…レール部材
54a…基端レール
54c…先端レール
55…パネル支柱体
55a…横支柱
55b…縦支柱
DSP…液晶ディスプレイ

Claims (7)

  1. 家具において、家具の奥行き方向において異なる位置で、かつ異なる高さ位置において家具の幅方向に延びる平行な第一及び第二横架材にオプションユニットを取り付けるオプションユニット取付構造であって、
    オプションユニットの上部を上側に位置する第一横架材に係り合わせ、オプションユニットの下部を下側に位置する第二横架材に係り合わせて、移動可能な状態で支持し得るものであり、
    家具が、天板と、天板を支持する一対の脚ユニットとを備え、
    第一横架材が、天板の反使用端と使用端との間のほぼ中央の位置に対応する位置に配置されて天板の下面近傍において脚ユニット同士を連結し、
    第二横架材が第一横架材より天板の反使用端側に位置して脚ユニットの下端近傍において脚ユニット同士を連結することを特徴とする家具のオプションユニット取付構造。
  2. オプションユニットが、天板の反使用端側に開閉可能な扉板を備え、内部に平面型表示装置を天板上方まで引出可能に収納するものであることを特徴とする請求項1記載の家具のオプションユニット取付構造。
  3. オプションユニットが、収納箱体を備えるものであることを特徴とする請求項1又は2記載の家具のオプションユニット取付構造。
  4. 家具において、家具の奥行き方向において異なる位置で、かつ異なる高さ位置において家具の幅方向に延びる平行な第一及び第二横架材にオプションユニットを取り付けるオプションユニット取付構造であって、
    オプションユニットの上部を上側に位置する第一横架材に係り合わせ、オプションユニットの下部を下側に位置する第二横架材に係り合わせて、移動可能な状態で支持し得るものであり、
    オプションユニットが、天板の反使用端側に開閉可能な扉板を備え、内部に平面型表示装置を天板上方まで引出可能に収納するものであることを特徴とする家具のオプションユニット取付構造。
  5. 家具が、天板と、天板を支持する一対の脚ユニットとを備え、
    第一横架材が、天板の下面近傍において脚ユニット同士を連結し、
    第二横架材が、脚ユニットの下端近傍において脚ユニット同士を連結することを特徴とする請求項4記載の家具のオプションユニット取付構造。
  6. 第一横架材が、天板の反使用端と使用端との間のほぼ中央の位置に対応する位置に配置され、第二横架材が第一横架材より天板の反使用端側に位置することを特徴とする請求項4又は5記載の家具のオプション取付構造。
  7. オプションユニットが、その上部に第一横架材に係り合う上関連部を有するとともに、その下部に第二横架材に係り合う下関連部を有することを特徴とする請求項1、4、5又は6記載の家具のオプションユニット取付構造。
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