JPH0636759Y2 - ワークステーションテーブル - Google Patents

ワークステーションテーブル

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JPH0636759Y2
JPH0636759Y2 JP1989015832U JP1583289U JPH0636759Y2 JP H0636759 Y2 JPH0636759 Y2 JP H0636759Y2 JP 1989015832 U JP1989015832 U JP 1989015832U JP 1583289 U JP1583289 U JP 1583289U JP H0636759 Y2 JPH0636759 Y2 JP H0636759Y2
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JP
Japan
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elevating frame
guide
guided
frame part
pair
Prior art date
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JP1989015832U
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JPH02107336U (ja
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一好 東
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Sakura Seiki Co Ltd
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Sakura Seiki Co Ltd
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ディスプレイを有するコンピュータ機器類を
載置するワークステーションテーブルに関する。
〔従来の技術〕
従来のワークステーションテーブルに於いては、天板が
上昇または下降するものや、開閉できる天板の下にディ
スプレイを収納するものがあった。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のワークステーションテーブルにあっては、ディス
プレイをテーブル上に載置したままの状態で上昇または
下降するものがあり、この場合ディスプレイを使用しな
いときでも、テーブルを他の用途に使用することはでき
なかった。
また、開閉できる天板を備えたテーブルの内部に、ディ
スプレイを上向きにして収納し、ディスプレイ使用時
に、上記天板を開けて使用するものがあった。この場合
ディスプレイが上向きになっているので、上から見降ろ
せねばならず、極めて見辛いものであった。
本考案はこのような問題点を解決することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題を解決するために、テーブル本体の上
方開口状収納空室部に昇降自在に取付けた昇降枠部を、
該収納空室部内に水平状に収納して、該収納空室部の開
口部を該昇降枠部の天板部にて施蓋可能なワークステー
ションテーブルであって、上記昇降枠部の後方に左右一
対の可動部を付設すると共に、該可動部を直線状に案内
する左右一対の案内固定部を、上記収納空室部の内面の
後方上部に前後揺動可能に枢着し、上記昇降枠部の左右
側面の前方下部に左右一対の被案内部を突設すると共
に、該被案内部を上下方向へ誘導案内する左右一対の案
内レールを、上記収納空室部の左右内側面の前方に付設
し、かつ、上記昇降枠部の上昇途中から上記被案内部を
斜め上前方へ誘導案内して上記安定固定部を前方へ揺動
させて該昇降枠部の前部を上方へ傾斜させる前方弯曲状
の傾斜誘導部を、該案内レールの上端部に形成し、上記
収納空室部の前方下部に定張力バネを設けると共に、該
収納空室部の前方上部にガイドローラを枢着し、かつ該
ガイドローラよりも後方に於て1個以上の定滑車を該収
納空室部の上部に枢着し、上記被案内部よりも後方に於
て1個以上の動滑車を上記昇降枠部の下部に枢着し、か
つ、上記ガイドローラ、定滑車、及び動滑車に線条材を
掛けると共に該線条材の両端部を上記定張力バネに固着
して、上記昇降枠部を上方へ弾発付勢しかつ該ガイドロ
ーラから動滑車に掛けられた該線条材に生じる張力の前
方水平方向の分力にて上記案内固定部を前方へ揺動させ
る力を付与するように構成したものである。
〔作用〕 上記のように構成されたワークステーションテーブルの
昇降枠部内にディスプレイが収納され、ディスプレイ不
使用時には、昇降枠部がテーブル本体の収納空室部に収
納されるので、昇降枠部の上方に設けた天板部がテーブ
ルとして使用できる。
また、ディスプレイ使用時には、繰り出された定張力バ
ネが巻取られることにより、線条材が引張られて昇降枠
部が上方へ引上げられる。このとき、被案内部が傾斜誘
導部にて誘導案内されることによって、昇降枠部の上昇
途中から、その上昇動作に伴って自動的に、昇降枠部の
前部が上方へ傾斜する。しかも、該昇降枠部が上昇する
につれて、ガイドローラから動滑車に掛けられた線条材
に生じる張力の前方水平方向の分力が大きくなるので、
スムースに昇降枠部を上昇運動から傾斜運動に移行させ
ることができる。また、天板部の揺動支点は、昇降枠部
の上昇に伴って上方へ移動するので、昇降枠部全体を適
度な傾斜角度にすることができ、ディスプレイの視認性
が良好となる。
〔実施例〕
以下、図示の実施例に基づき本考案を詳説する。
第1図に於いて、1はテーブル本体であり、該テーブル
本体1は収納空室部2を備えている。3は昇降枠部であ
り、該昇降枠部3は、天板部4及び底板部5と、これら
を連結して枠部を構成する金属製の枠体6とを備えてい
る。
この昇降枠部3が、上方開口状の収納空室部2に昇降自
在に取付けられており、該収納空室部2内に水平状に収
納して、収納空室部2の開口部を該昇降枠部3の天板部
4にて施蓋できるようになっている。
具体的には、昇降枠部3の後方に左右一対の可動部20,2
0を付設すると共に、該可動部20,20を直線状に案内する
左右一対の案内固定部18,18を、収納空室部2の内面の
後方上部にヒンジ19にて前後揺動可能に枢着する。
さらに、第1図と第5図に示すように、昇降枠部3の左
右側面の前方下部に、先端部に回転可能なローラ14を備
えた左右一対の被案内部13,13を突設すると共に、該被
案内部13,13を上下方向へ誘導案内する左右一対の案内
レール16,16を、収納空室部2の左右内側面の前方に付
設する。かつ、昇降枠部3の上昇途中から被案内部13を
斜め上前方へ誘導案内して案内固定部18を前方へ揺動さ
せて昇降枠部3の前部を上方へ傾斜させる前方弯曲状の
傾斜誘導部15を、案内レール16の上端部に形成する。な
お、図例とは異なり、被案内部13は、ローラ14を省略し
て突起状としてもよい。
また、収納空室部2の前方下部に定張力バネ8を設ける
と共に、該収納空室部2の前方上部にガイドローラ9を
枢着し、かつ該ガイドローラ9よりも後方に於て1個以
上の定滑車10を該収納空室部2の上部に枢着し、上記被
案内部13よりも後方に於て1個以上の動滑車11を上記昇
降枠部3の下部に枢着する。かつ、上記ガイドローラ
9、定滑車10、及び動滑車11にワイヤーやケーブル等の
線条材12を掛けると共に該線条材12の両端部を上記定張
力バネ8に固着して、昇降枠部3を上方へ引上げるべく
弾発付勢し、かつ該ガイドローラ9から動滑車11に掛け
られた線条材12に生じる張力Vの前方水平方向の分力H
(第11図参照)にて案内固定部18を前方へ揺動させる力
を付与するように構成する。これら定張力バネ8、ガイ
ドローラ9、定滑車10、動滑車11及び線条材12から、昇
降枠部3を上昇させる上昇装置が構成される。なお、上
記ガイドローラ9は、2本の線条材12を掛けるため、第
2図に示す如く、2本の溝が形成されているが、第3図
に示す様に2個のガイドローラ9,9を並設するも自由で
あり、第4図に示す様に上下2段に設けてもよい。
なお、可動部20と案内固定部18にてリニアガイド部材17
が構成されるが、このとき、第6図及びその断面である
第7図に示す如く、上記リニヤガイド部材17の案内固定
部18と可動部20との間に、複数のボール21を挿入して可
動部20が円滑に案内固定部18に案内されるようにする。
また、上記昇降枠部3の下方にはバランスウェイト22が
付設されている。該バランスウェイト22は、第8図に示
す如く、昇降枠部3が上昇位置にある場合に、ほぼ水平
状態になるように上記昇降枠部3に付設した軸23に外嵌
し、バネ24によって弾発付勢されている。そして、該バ
ランスウェイト22は昇降枠部3を収納空室2に収納する
ときに作用する。つまり、第9図I,IIに示す如く昇降枠
部3の前部を押下げると、上記バランスウェイト22ガ上
記軸23に沿って下方へ移動し、該バランスウェイト22の
回転トルクによって、円滑に該昇降枠部3を押下げるこ
とができる。
25はスライドテーブルであり、該スライドテーブル25と
上記昇降枠部3には係脱自在なロック機構(図示省略)
を設け、該ロック機構は昇降枠部3が収納状態に於いて
上昇しないようにすると共に使用状態に於いてはその位
置を安定させる機能を有する。
第10図は昇降枠部3を左右両袖に設けたテーブルを示す
斜視図である。勿論、片袖にのみ設けるも自由である。
しかして、昇降枠部3内にディスプレイ、CPU等を載置
して、スライドテーブル25を手前にスライドさせてロッ
ク機構を解除し、天板部4を持って該昇降枠部3を押下
げて収納空室部2内に収納し、スライドテーブル25を元
の位置へスライドさせてロック状態とする(第1図参
照)。また、使用時にはスライドテーブル25を手前にス
ライドさせてロック機構を解除し天板部4を持って昇降
枠部3を引上げ、スライドテーブルを元の位置へスライ
ドさせてロック状態とする。このとき繰り出された定張
力バネ8が巻取られることにより、線条材12が引張られ
て昇降枠部3が上方へ引上げられるので、ほとんど力を
入れずに引上げることができる(第8図参照)。また、
第11図I,IIに示す如く昇降枠部3が上昇するにつれて、
ガイドローラ9から動滑車11に掛けられた線条材12に生
じる張力Vの前方水平方向の分力が大きくなるため、昇
降枠部3の被案内部13が傾斜誘導部15を備えた案内レー
ル16に円滑に案内される。
なお、本考案は上述の実施例に限定されず、本考案の要
旨を逸脱しない範囲で設計変更自由である。例えば本実
施例では、2個の動滑車11で昇降枠部3を支持している
が、第12図に示す如く3個以上にしてもよく、また第13
図に示す如く1個にするも自由である。
〔考案の効果〕
本考案は上述の如く構成されているので、次に記載する
ような著大な効果を奏する。
昇降枠部3を定張力バネ8の弾発力によって収納空室
部2内から引上げた状態では、その昇降枠部3にディス
プレイ等を収納して使用でき、ディスプレイ不使用時に
は、昇降枠部3と共にディスプレイを収納空室部2内に
収納できて、天板部4上の空間を有効利用し得る。
定滑車10、動滑車11を用いているので、極めて軽い力
で昇降枠部3を引上げることができ、定張力バネ8の使
用個数が少なくて、小型なもので済む。しかも、昇降枠
部3の昇降と傾斜を、同一の機構にて連動させて行える
ので、全体のコンパクト化及び簡素化を図り得る。
傾斜誘導部15と案内固定部18の共働によって、昇降枠
部3の上昇途中から、その上昇動作に伴って自動的に昇
降枠部3(即ちディスプレイ)を適度に傾斜させること
ができて、蛍光灯等のディスプレイ画面への写り込みが
防止され、視認性が良好となる。したがって、作業者が
座の高さ位置を変えることなく快適な作業ができ、至便
である。
しかも、定張力バネ8の弾発力を昇降枠部3の上昇に
利用できるだけでなく、その弾発力によって生じるガイ
ドローラ9と動滑車11の間の線条材12の張力Vの前方水
平方向分力Hを、案内固定部18の揺動動作促進、即ち昇
降枠部3の傾斜動作促進に有効に活用でき、かつ、その
分力Hは、昇降枠部3が上昇するにつれて大きくなるの
で、容易かつスムースにディスプレイを傾斜させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部側面図、第2図は
ガイドローラの拡大正面図、第3図と第4図は別のガイ
ドローラを示す拡大正面図、第5図は被案内部の拡大断
面図、第6図はリニヤガイド部材の拡大正面図、第7図
はその横断面図、第8図は使用状態を示す要部側面図、
第9図I,IIはバランスウェイトの状態を示す簡略図、第
10図は本考案の一実施例を示す斜視図、第11図I,IIは水
平方向分力の変化を示す簡略図、第12図と第13図は別の
実施例を示す簡略図である。 1……テーブル本体、2……収納空室部、3……昇降枠
部、4……天板部、8……定張力バネ、9……ガイドロ
ーラ、10……定滑車、11……動滑車、12……線条材、13
……被案内部、15……傾斜誘導部、16……案内レール、
17……リニヤガイド部材、18……案内固定部、20……可
動部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】テーブル本体1の上方開口状収納空室部2
    に昇降自在に取付けた昇降枠部3を、該収納空室部2内
    に水平状に収納して、該収納空室部2の開口部を該昇降
    枠部3の天板部4にて施蓋可能なワークステーションテ
    ーブルであって、 上記昇降枠部3の後方に左右一対の可動部20,20を付設
    すると共に、該可動部20,20を直線状に案内する左右一
    対の案内固定部18,18を、上記収納空室部2の内面の後
    方上部に前後揺動可能に枢着し、 上記昇降枠部3の左右側面の前方下部に左右一対の被案
    内部13,13を突設すると共に、該被案内部13,13を上下方
    向へ誘導案内する左右一対の案内レール16,16を、上記
    収納空室部2の左右内側面の前方に付設し、かつ、上記
    昇降枠部3の上昇途中から上記被案内部13を斜め上前方
    へ誘導案内して上記案内固定部18を前方へ揺動させて該
    昇降枠部3の前部を上方へ傾斜させる前方弯曲状の傾斜
    誘導部15を、該案内レール16の上端部に形成し、 上記収納空室部2の前方下部に定張力バネ8を設けると
    共に、該収納空室部2の前方上部にガイドローラ9を枢
    着し、かつ該ガイドローラ9よりも後方に於て1個以上
    の定滑車10を該収納空室部2の上部に枢着し、上記被案
    内部13よりも後方に於て1個以上の動滑車11を上記昇降
    枠部3の下部に枢着し、 かつ、上記ガイドローラ9、定滑車10、及び動滑車11に
    線条材12を掛けると共に該線条材12の両端部を上記定張
    力バネ8に固着して、上記昇降枠部3を上方へ弾発付勢
    しかつ該ガイドローラ9から動滑車11に掛けられた該線
    条材12に生じる張力Vの前方水平方向の分力Hにて上記
    案内固定部18を前方へ揺動させる力を付与するように構
    成したことを特徴とするワークステーションテーブル。
JP1989015832U 1989-02-13 1989-02-13 ワークステーションテーブル Expired - Lifetime JPH0636759Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989015832U JPH0636759Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ワークステーションテーブル

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JP1989015832U JPH0636759Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ワークステーションテーブル

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Publication Number Publication Date
JPH02107336U JPH02107336U (ja) 1990-08-27
JPH0636759Y2 true JPH0636759Y2 (ja) 1994-09-28

Family

ID=31228234

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989015832U Expired - Lifetime JPH0636759Y2 (ja) 1989-02-13 1989-02-13 ワークステーションテーブル

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722531B2 (ja) * 1988-12-21 1995-03-15 コクヨ株式会社 ディスプレー用机

Also Published As

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JPH02107336U (ja) 1990-08-27

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