JP2001328797A - 収納用昇降装置 - Google Patents

収納用昇降装置

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JP2001328797A
JP2001328797A JP2000149866A JP2000149866A JP2001328797A JP 2001328797 A JP2001328797 A JP 2001328797A JP 2000149866 A JP2000149866 A JP 2000149866A JP 2000149866 A JP2000149866 A JP 2000149866A JP 2001328797 A JP2001328797 A JP 2001328797A
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belts
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Toshio Hirozawa
俊夫 廣澤
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MATOBA DENKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】机の天板或は床板等の開口部に設けられた昇降
台をモータ駆動によって上下動する装置の軽量化を図る
と共に、昇降ストロークの簡単な調整を行うことができ
るようにした収納用昇降装置を提供する。 【解決手段】天板2の開口部の下部に設けられるフレー
ム3の両側に上下方向を向くガイドレール4、4が固定
され、フレーム3内にガイドレールに案内されることに
より上下方向に移動する昇降台5が設けられ、該昇降台
の上下軌道以外の箇所にてフレームに固設されたモータ
6の回転軸に減速機7を介して巻取用プーリ8が設けら
れ、該巻取用プーリに巻回された2本のベルト9、9を
フレームの両側に振り分けると共に、夫々のベルトをフ
レームの両側の上方側部に設けられたプーリ16に掛け
て該両側のベルトを介して昇降台を両側から吊下げて成
り、モータの駆動によって巻き取られるベルトの引上動
作によって昇降台をガイドに沿って上下動するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机の天板或は床板
等の開口部に設けられた昇降台をモータ駆動によって上
下動する収納用昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、台所等の床板に設け
られた開口部に昇降台を設け、該昇降台をモータによっ
て上下動するようにした収納用昇降装置が開発されてい
る。
【0003】また、近時においては、パソコンを利用し
た学習が普及しつつあり、所定の教室において机ごとに
パソコンを設置することが行われているが、教室に設置
したパソコンを生徒等が勝手に操作したり、盗難を防止
するためには、パソコンを机の内部に収納しておく必要
がある。
【0004】このような場合、机の天板に開閉蓋付きの
開口部を設け、該開口部に設けられた昇降台にパソコン
を設置し、正規の使用時に開閉蓋の開放を許可すると共
に、昇降台を机の天板位置まで上昇させる必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の収納用昇降装置
に使用されている従来装置は、モータの回転軸に連結さ
れた長ネジの回転に従動して昇降台を上下動するように
した長ネジ式の昇降装置、或はパンタグラフ式のジャッ
キを昇降台の下部に設け、該ジャッキをモータによって
駆動するジャッキ式の昇降装置が用いられている。
【0006】ところが、上記のいずれの装置において
も、装置の重量が大となる欠点を有するものであり、机
等の天板にフレームを固定する構成においては、天板に
作用する重量が大になるため、天板の強度が問題とな
る。
【0007】また、特にジャッキ式の昇降装置において
は、昇降台の下部にジャッキの設置スペースを必要とす
るものであり、天板の下部空間に限度がある場合は、こ
のジャッキ式の昇降装置を設置することができない場合
がある。
【0008】さらに、上記の装置において、昇降のスト
ローク調整を行うには、長ネジ或はジャッキを交換する
必要があった。
【0009】本発明は、以上の事情に鑑みて成されたも
のであり、机の天板或は床板等の開口部に設けられた昇
降台をモータ駆動によって上下動する装置の軽量化を図
ると共に、昇降ストロークの簡単な調整を行うことがで
きるようにした収納用昇降装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに、本発明の請求項1の収納用昇降装置は、天板の開
口部の下部に設けられるフレームの両側に上下方向を向
くガイドレールが固定されると共に、前記フレーム内に
前記ガイドレールに案内されることにより上下方向に移
動する昇降台が設けられ、該昇降台の上下軌道以外の箇
所にて前記フレームに固設されたモータの回転軸に減速
機を介して巻取用プーリが設けられ、該巻取用プーリに
巻回された2本のベルトを前記フレームの両側に振り分
けると共に、夫々のベルトを前記フレームの両側の上方
側部に設けられたプーリに掛けて該両側のベルトを介し
て前記昇降台を両側から吊下げて成り、前記モータの駆
動によって巻き取られるベルトの引上動作によって前記
昇降台を前記ガイドに沿って上下動するようにしたこと
を特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2の収納用昇降装置
は、請求項1の発明において、前記フレームの両側に振
り分けられた2本のベルトの夫々を前記フレームの両側
の上方側部に設けられたプーリに掛けて夫々のベルトの
端部を前記昇降台の両側に固定するか、または前記フレ
ームの両側の上方側部に設けられたプーリに掛けたベル
トの夫々を前記昇降台の両側に設けられたプーリに掛け
て夫々のベルトの端部を前記フレームの両側の上方側部
に固定したことを特徴とする。
【0012】また、本発明の請求項3の収納用昇降装置
は、請求項1の発明において、前記昇降台の上下動に従
動して前記開口部に枢設された開閉蓋を開閉する機構が
設けられたことを特徴とする。
【0013】さらに、本発明の請求項4の収納用昇降装
置は、請求項1の発明において、前記モータに電磁ブレ
ーキが設けられ、前記昇降台を上昇する際には前記電磁
ブレーキをONにして該昇降台の不測の下降動作に備
え、前記昇降台を下降する際には前記電磁ブレーキをO
FFにして前記モータの負荷を作動させて前記昇降台の
下降スピードを制御するようにしたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照しながら説明する。
【0015】本発明による収納用昇降装置は、図1に示
すように、天板2の開口部の下部に設けられるフレーム
3の両側に上下方向を向くガイドレール4、4が固定さ
れ、フレーム3内にガイドレール4、4に案内されるこ
とにより上下方向に移動する昇降台5が設けられ、該昇
降台5の上下軌道以外の箇所にてフレーム3に固設され
たモータ6の回転軸に減速機7を介して巻取用プーリ8
が設けられ、該巻取用プーリ8に巻回された2本のベル
ト9、9をフレーム3の両側に振り分けると共に、夫々
のベルト9、9をフレーム3の両側の上方側部に設けら
れたプーリ(固定プーリ)16、16に掛けて該両側の
ベルト9、9を介して昇降台5を両側から吊下げて成
り、モータ6の駆動によって巻き取られるベルト9、9
の引上動作によって昇降台5をガイド4、4に沿って上
下動するようにしたものである。
【0016】なお、本実施例の収納用昇降装置は、図4
に示すように、机の天板2に設けられた開口部にて上下
動する昇降台5にパソコン10等を載置し、該パソコン
10等を天板2の下方に下降して収容したり、天板2と
同レベルに上昇して使用可能な状態にするための昇降装
置として構成している。
【0017】図1に示すように、フレーム3は軽量化及
び強度を考慮して長尺のアングル材を直方体の枠形状に
構成してあり、このフレーム3内にて後述する矩形平面
の昇降台5を上下方向に移動する形状としている。
【0018】フレーム3の上面は同一平面を有し、所要
部にネジ孔11、11…が設けられている。このフレー
ム3の上面を図4に示すように机の天板2の開口部の周
囲の下面に当て、上記のネジ孔11、11…を利用して
机の天板2にネジ止めすることにより、フレーム3を天
板2の下方に固定することができる。
【0019】さらに、本実施例においては、フレーム3
の下部にネジの回動によって高さ調節を行うゴム製脚部
12、12…が設けられ、この脚部12、12…を机の
下の床面に設置する構成として机の下部におけるフレー
ム3の支持強度を補助しているが、この脚部を設けずに
フレーム3の上部を天板2に固定しただけの構成として
もよい。
【0020】図1に示すように、上記のフレーム3の両
側には上下方向を向くガイドレール4、4が固定されて
いる。このガイドレール4、4は断面溝型の形状を有す
るものでフレーム3の上端から下端に至る長さを有し、
その上部と下部をフレーム3の枠材料の下部と上部にネ
ジ止めしている。
【0021】昇降台5は、フレーム3の内側に納まる平
面形状を有し、該昇降台5の両側部に上記のガイドレー
ル4、4内に納まるローラ(不図示)が回動自在に設け
られ、夫々のローラがガイドレール4、4に沿って移動
することにより、昇降台5をフレーム3の下部から上部
まで上下移動するようにしている。
【0022】この昇降台5はその両側に設けられたベル
ト9、9によって上下動するように吊り下げられてい
る。そのための駆動源としては電動モータ6が用いら
れ、このモータ6は昇降台5の下方においてフレーム3
の底部に固設された設置台13に取り付けられている。
【0023】モータ6は電磁ブレーキ14を備え、モー
タ6の回転軸にウォーム減速機7が接続されると共に減
速機7の出力軸に大径の巻取用プーリ8が固定されてい
る。
【0024】なお、本実施例において、モータ6の設置
箇所はフレーム3の底部としてあるが、フレーム3の側
部等、昇降台5の上下軌道の妨げとならない箇所に設け
るようにしてもよい。
【0025】上記の巻取用プーリ8には2本のベルト
9、9が重ねて巻回され、夫々のベルト9、9をフレー
ム3の両側に振り分けると共に、この振り分けたベルト
9、9を、図3(a) に示すように、まずフレーム3の両
側の下部に設けられた固定プーリ15、15に掛け、さ
らに夫々のベルト9、9をフレーム3の両側の上部に設
けられた固定プーリ16、16に掛けている。
【0026】なお、図1において、固定プーリ16の片
側はフレーム3に隠れて見えないが、上記のように振り
分けた2本のベルト9、9はフレーム3或は昇降台5の
両側に固定プーリ15、16等による同様の構成として
いる。
【0027】さらに、図1に示す装置においては、夫々
のベルト9、9を昇降台5の両側に設けられた可動プー
リ17、17に掛けてから夫々のベルト9、9の端部
(固定端18、18)をフレーム3の両側の上部に固定
している。
【0028】このような複合プーリの場合、減速機7に
よって減速されたモータ6の巻上げ速度の半分の速度で
昇降台5が上下動するが、図3(b) に示すように、2本
のベルト9、9の夫々をフレーム3の両側の下部に設け
られた固定プーリ15、15に掛けた後、フレーム3の
両側の上方側部に設けられた固定プーリ16、16に掛
けて夫々のベルト9、9の端部を昇降台5の両側の固定
端に18’、18’に固定した構成としてもよく、この
場合、減速機7によって減速されたモータ6の巻上げ速
度と同等の速度で昇降台5が上下動する。
【0029】なお、ベルト9は広幅の布製ベルトを使用
する他、スチール製ベルトを使用してもよく、いずれに
しても広幅の帯状ベルトを用いることによって、上記の
固定プーリ15、16、可動プーリ17或は巻取用プー
リ8にベルト9を巻回する際に、ワイヤ等のように絡ま
ることなく、整然と巻き取ることができる。
【0030】また、上記の固定プーリ15、16、可動
プーリ17或は巻取用プーリ8は、いずれも所定のブラ
ケット19によって取り付けてあり、夫々のプーリはベ
ルト9の幅に応じて広幅のものを用いるようにしてい
る。
【0031】上記のプーリ15、16、17のいずれの
組み合わせにおいても、巻取用プーリ8に巻回された2
本のベルト9、9を介して昇降台5をフレーム3の両側
上部から均等に吊下げて、モータ6の駆動によって巻き
取られる両側のベルト9、9の引上動作によって昇降台
5をガイドレール4、4に沿って水平を保った状態で上
下動することができる。
【0032】また、上記の構成において、モータ6には
電磁ブレーキ14が設けられ、昇降台5を上昇する際に
は電磁ブレーキ14をONにして該昇降台5の不測の下
降動作に備え、昇降台5を下降する際には電磁ブレーキ
14をOFFにしてモータ6の負荷を作動させることに
より、昇降台5の下降スピードを制御するようにしてい
る。
【0033】さらに、本実施例においては、昇降台5の
上下動に従動して天板2の開口部に枢設された開閉蓋2
0を開閉するようにした機構が設けられている。この機
構はフレーム3の両側に同一の構成を有するもので、こ
こでは片側の機構のみを説明する。
【0034】図2に示すように、昇降台5の側部には下
方に延長した取付片5aが形成され、この取付片5aの
所要箇所に設けられたスペーサ21、21…を介して案
内枠22が固設されている。なお、この案内枠22は上
記のガイドレール4、4の外側に位置して設けられてい
るが、上記のスペーサ21、21…によって案内枠22
がガイドレール4を跨いだ状態で取り付けられ、昇降台
5の上下動に伴ってガイドレール4、4に妨げられずに
案内枠22を上下動することができる。
【0035】また、この案内枠22には外側に向けて開
放された案内溝23が形成され、該案内溝23の下部片
25は上部片24よりも短く形成されている。
【0036】一方、フレーム3の下部にはスペーサ26
を介して回動アーム27が取り付けられている。この回
動アーム27はスペーサ26を支点A1として回動する
ものであり、支点A1を境にして内側の端部を内側枢支
点B1としてコロ28が回動自在に設けられ、このコロ
28が上記の案内枠22の案内溝23に沿って水平方向
に移動したり、上記の下部片25の外端から離脱したり
する。
【0037】また、回動アーム27の外側の端部は外側
枢支点B2として連結アーム29の下端がピンによって
回動自在に取り付けられている。この連結アーム29
は、図4に示すように、フレーム3の上部に至る長尺を
有し、連結アーム29の上端を上部枢支点B3として後
述する開閉蓋20のL型金具32にピンで回動自在に取
り付けられている。
【0038】開閉蓋20は天板2の上方の開口部を閉塞
する平板形状を有し、開閉蓋20の両側端部には平板を
L字形に折曲したL型金具32(図1参照)が固定さ
れ、このL型金具32の一片がフレーム3の上部に形成
された広幅面3bに回動自在にボルト等で固定されるこ
とによって該ネジ位置(支点A2)を中心に開閉蓋20
を開閉することができる。
【0039】また、図4に示すように、このネジ位置
(支点A2)から離間してフレーム3の広幅面3bには
円弧形の案内孔34が形成され、該案内孔34に挿通さ
れたスペーサ35を開閉蓋20のL型金具32に取り付
けると共に、該スペーサ35の端部に連結アーム29の
上端を回動自在にネジ止めすることにより、このネジ位
置を上部枢支点B3としている。
【0040】なお、フレーム3の途中に設けられた押え
片35はフレーム3との間に隙間を有し、後述するよう
に、回動アーム27のコロ28が案内枠22の案内溝2
3から外れたときに、押え片35の隙間にコロ28が収
納された待機状態となり、案内枠22の案内溝23に再
度係止される動作を確実に行うことができる。
【0041】このような構成において、図5(a) に示す
ように、昇降台5が最下降位置にあるときは、回動アー
ム27の揺動によってコロ28は支点A1から傾斜した
下方位置にあって案内枠22の案内溝23の外端付近に
て係止され、回動アーム27の外側枢支点B2は上方に
持ち上げられて連結アーム29を上方に押し上げ、この
連結アーム29の上部枢支点B3が支点A2を中心に円
弧形の案内孔34の最上端に移動することにより、開閉
蓋20を完全に閉じた状態にする。
【0042】また、図5(b) に示すように、昇降台5が
最下降位置からやや上昇すると回動アーム27のコロ2
8が案内枠22の案内溝23に沿って内側に移動し、回
動アーム27の外側枢支点B2が下降して連結アーム2
9が引き下げられるのに伴い、連結アーム29の上部枢
支点B3が円弧形の案内孔34に従動して下降すること
により、開閉蓋20が支点A2を中心にやや開放方向へ
回動する。
【0043】さらに、昇降台5が、図5(c) に示すよう
に上昇すると回動アーム27のコロ28は案内枠22の
案内溝23から外れ、回動アーム27の外側枢支点B2
が支点A1から下方に押し下げられて連結アーム29が
最下部まで引き下げられ、これに伴って連結アーム29
の上部枢支点B3が案内孔34の最下部まで移動して、
開閉蓋20を最大限に開いた状態にする。
【0044】また、回動アーム27のコロ28が案内枠
22の案内溝23から外れると、図5(d) に示すよう
に、回動アーム27と連結アーム29は昇降台5の上昇
に影響されず、開閉蓋20を最大限に開いた状態に保
つ。
【0045】また、昇降台5を下降すると、上記の逆の
動作によって開閉蓋20が閉じられる。なお、昇降台5
が下降する際、図5(c) に示すように、案内枠22の上
部片24の端部が待機状態のコロ28に当たると、コロ
28が案内枠22の案内溝23に係止されて従動可能と
なる。
【0046】なお、図4に示すように、フレーム3の背
部には端部を上方に折曲した受片30が固設され、開閉
蓋20を開いた状態において後方にできる隙間から用紙
等が抜け出たときの落下防止として機能する。
【0047】以上説明したように、本発明による収納用
昇降装置は昇降台5に載置したパソコン等を昇降台5の
下降によってフレーム3内に収納したり、昇降台5の上
昇によってパソコン等を通常の使用可能な状態にするこ
とができ、この装置を床板に取り付けることによって、
床下の収納装置として使用することができ、さらにはこ
の種の目的を持つ収納用昇降装置として他の開口部にも
取り付けることができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の収納用昇
降装置によれば、机の天板或は床板等の開口部にモータ
によって巻き取られるベルトを利用して昇降台を上下動
することができるため、ベルトの使用によって軽量化を
図ると共に、ベルトの長さを調節することによって昇降
ストロークの簡単な調整を行うことが可能となる。
【0049】また、本装置によれば、ベルトの使用によ
って1個のモータに設けられた巻取用プーリに2本のベ
ルトを重ねて巻回すると共に、夫々のベルトをフレーム
の両側に振り分けて昇降台の両側を均等に吊り下げた状
態にすることができ、しかもベルトの送出し量は同様で
あるため、重ねたベルトが絡んだりするという支障も生
じない。
【0050】また、昇降台の上下動に従動して開口部に
枢設された開閉蓋を開閉する機構を設けることによっ
て、昇降台の上下動に応じて開口部の閉塞及び開放を自
動的に行うことが可能となる。
【0051】また、モータに設けられた電磁ブレーキに
よって、故障等の不測の事態に備えて安全性を確保し、
昇降台に載置したパソコン等に衝撃が発生することを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による収納用昇降装置の全体斜視図であ
る。
【図2】本発明による収納用昇降装置の下部拡大図であ
る。
【図3】(a) 及び(b) は本発明における昇降台をベルト
で引き揚げる機構の二種の態様を示すものである。
【図4】本発明による収納用昇降装置の側面図である。
【図5】(a) 〜(d) は本発明における昇降台の上下動に
従動する開閉蓋の動作図である。
【符号の説明】
2…天板 2a…開口部 3…フレーム 4…ガイドレール 5…昇降台 6…モータ 7…減速機 8…巻取用プーリ 9…ベルト 12…脚部 14…電磁ブレーキ 15、16…固定プーリ 17…可動プーリ 18、18’…固定端 20…開閉蓋 22…案内枠 23…案内溝 24…上部片 25…下部片 26…回動アーム 27…支点 28…コロ 29…連結アーム 32…L型金具 34…案内孔 35…押え片 A1、A2…支点 B1…内側枢支点 B2…外側枢支点 B3…上部枢支点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板の開口部の下部に設けられるフレーム
    の両側に上下方向を向くガイドレールが固定されると共
    に、前記フレーム内に前記ガイドレールに案内されるこ
    とにより上下方向に移動する昇降台が設けられ、該昇降
    台の上下軌道以外の箇所にて前記フレームに固設された
    モータの回転軸に減速機を介して巻取用プーリが設けら
    れ、該巻取用プーリに巻回された2本のベルトを前記フ
    レームの両側に振り分けると共に、夫々のベルトを前記
    フレームの両側の上方側部に設けられたプーリに掛けて
    該両側のベルトを介して前記昇降台を両側から吊下げて
    成り、前記モータの駆動によって巻き取られるベルトの
    引上動作によって前記昇降台を前記ガイドに沿って上下
    動するようにしたことを特徴とする収納用昇降装置。
  2. 【請求項2】前記フレームの両側に振り分けられた2本
    のベルトの夫々を前記フレームの両側の上方側部に設け
    られたプーリに掛けて夫々のベルトの端部を前記昇降台
    の両側に固定するか、または前記フレームの両側の上方
    側部に設けられたプーリに掛けたベルトの夫々を前記昇
    降台の両側に設けられたプーリに掛けて夫々のベルトの
    端部を前記フレームの両側の上方側部に固定したことを
    特徴とする請求項1記載の収納用昇降装置。
  3. 【請求項3】前記昇降台の上下動に従動して前記開口部
    に枢設された開閉蓋を開閉する機構が設けられたことを
    特徴とする請求項1記載の収納用昇降装置。
  4. 【請求項4】前記モータに電磁ブレーキが設けられ、前
    記昇降台を上昇する際には前記電磁ブレーキをONにし
    て該昇降台の不測の下降動作に備え、前記昇降台を下降
    する際には前記電磁ブレーキをOFFにして前記モータ
    の負荷を作動させて前記昇降台の下降スピードを制御す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の収納用昇
    降装置。
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