JP4804144B2 - 工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置 - Google Patents

工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置 Download PDF

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本発明は、工事用エレベーター類の搬器とカウンターウエイトを連結するワイヤーロープを、ガイドポストに取り付けたトップシーブに掛け回し、工事の進捗に伴って上昇させるようにするクライミング工法におけるトップシーブにおけるトップシーブ装置に関するものである。
工事用エレベーターには、搬器の重量とのバランスを取るためにカウンターウエイトが備わっており、搬器とカウンターウエイトとはワイヤーロープで連結され、ガイドポスト上端に取り付けたトップシーブに、ワイヤーロープを掛け回す構成を有している。ガイドポストは、建築工事の進捗に伴い、建造物の高さに応じて継ぎ足して行くので、継ぎ足しの都度、トップシーブをガイドポスト頂部に装着し直す必要があった。その工事はクライミングと呼ばれる方法によって行われ、従来は、工事用タワークレーン等を使用して、取り外したトップシーブを躯体側の適所に仮置きし、ガイドポストの継ぎ足し後に、その頂部に再装着する方法が主流であった。
そこで本出願人はトップシーブユニットをガイドポストに取り付けたままで、障害物と干渉することなく上方へ移動可能とする工法を開発し、成果の一部について出願をした。クライミング工法においては、トップシーブユニット(トップシーブ装置に同じ)の一時撤去を行なわずに済ませるために、ガイドポスト頂部に装着されるトップシーブユニットの固定手段を取り外し、新たなガイドポストをクライミング高さまで継ぎ足し、その後、ガイドポストを躯体側に繋ぎ止めている壁つなぎブラケットのような部材と干渉し合わない退避位置にトップシーブを移動させておいて、継ぎ足したガイドポストの頂部までトップシーブユニットを上昇させ、トップシーブを退避位置から元の作業位置に戻し、再固定するという方法を取る。
しかし、上記のクライミング工法では、トップシーブをトップシーブ軸の軸方向へ移動させる必要があり、そのため回避できるものは、実質的にガイドポストを躯体側に固定する支持材の一部のみであり、それ以外の部材との干渉を避けることはできないという制約があった。ガイドポストは、躯体側に壁つなぎと呼ばれる構造体を使用して結合されており、壁つなぎとの抵触を回避できるクライミング工法であることが望ましい。けれども、この要求を満足する技術は未だ提案されていない。
特開平6−24673号 特開平7−33364号
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、クライミング工法においてガイドポストを躯体側に結合している壁つなぎと呼ばれる部材等についても抵触を回避することができるようにすることである。また本発明の他の課題は、エレベーターの使用に無関係にガイドポストを上方へ継ぎ足すことが可能な工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置を提供することである。
前記の課題を解決するため、本発明は、ガイドポストに搬器を昇降可能に装備した工事用エレベーター類の、搬器とカウンターウエイトを連結するワイヤーロープを、ガイドポストに取り付けたトップシーブに掛け回し、工事の進捗に伴って上昇させるクライミング工法において、ガイドポストに沿って装置本体を昇降可能、かつ、固定可能に設け、その装置本体にトップシーブを回転可能に装着したフレームを設け、フレームは、トップシーブの回転軸方向に対して直交方向側方へスライド可能に設けるとともに、それによって、ガイドポストを躯体に固定している支持材と抵触しないように、トップシーブをスライド時にガイドポストの外側まで移動可能に構成するという手段を講じたものである。
対象とする工事用エレベーターは、一般に、左右一対のガイドポストを有し、両ガイドポストの間に搬器を配置して吊り下げ、この搬器と重量的なバランスを取るためのカウンターウエイトとを連結しているワイヤーロープを、各ガイドポスト頂部に装着したトップシーブに掛け回した構成を有している。従って、トップシーブ装置は、一般には、左右の両ガイドポストの頂部に装着されていることが望まれる。
左右のガイドポストにはガイドレールが上下方向に取り付けられており、ガイドポストに搬器などの昇降経路としての機能を与えている。このため、ガイドポストのことをガイドレールと呼ぶこともあるが、ガイドポストの本来の目的は搬器を吊り下げるための構造体である。ガイドレールは、ガイドポストに取り付けられているか、或いは、構造体の一部を利用しているものである。なお、搬器とカウンターウエイトを連結するワイヤーロープは、ワイヤーエンドに、端部処理部材を有しており、尻手にてトップシーブ装置の本体に着脱される。
そのようなガイドポストには、装置本体が、ガイドポストに沿って昇降可能かつ固定可能に設けられている。装置本体の昇降は、ガイドポストに設けられているガイドレールとそれに接触する回転輪によって行なわれる。また、装置本体には、装置本体に装備されている動力装置によって自力で昇降する方法と、外部からの操作或いは動力によって他力で昇降する方法のどちらでも適用可能である。装置本体の固定のための手段は、装置本体をガイドポストに装着する方法と、装置本体の移動を止める方法がある。
装置本体には、トップシーブを回転可能に装着するためのフレームを設ける。フレームは、トップシーブの取り付け部であるとともに退避手段であり、トップシーブの回転軸方向に対して直交方向側方へスライド可能に設けられている。トップシーブは、水平軸に軸受けされているので、水平軸の直交方向側方とは、左右どちらか、或いは上下どちらか、ということになる。
フレームに取り付けられているトップシーブは、上記のように、装置本体の側方へスライドさせ、ガイドポストの外側まで移動可能である。トップシーブをガイドポストの外側まで移動させることで、トップシーブは装置本体と躯体との間から退避し、壁つなぎ等の支持材もトップシーブ装置の上昇の邪魔になることがないので、ガイドポストを継ぎ足した後であればいつでも、装置本体を上昇させることが可能になる。このことは、トップシーブ及びそれを取り付けているフレームの位置にかかわらず、ガイドポストを継ぎ足しても良いということを意味する。つまり、予めガイドポストを必要な高さまで、工事の進行とは無関係に継ぎ足しておくことができる。
装置本体の好ましい形態では、装置本体は、ガイドポストの外側を取り囲むコの字型又はコの字の一角を削除した形状に相当する¬型の平面形状を持つ台枠を有し、ガイドポストに接触して回転する複数個の回転車輪が台枠の内側に設けられており、装置本体の台枠の上面が作業台として使用される構成を有している。この台枠は、装置本体の外方へ或る程度張り出しており、その張り出し部分を作業スペースに利用することができる。また、台枠は装置を自力昇降方式で構成する場合の動力源の設置場所としても利用される。

また、装置本体は、コの字型又は¬型を有する平面形状の、躯体側に配置される開口部分を閉じる位置において、左右方向へスライド可能に設けたフレームを備えており、そのフレームの横枠に接触して回転する複数個のガイドロールを有していることが望ましい。回転車輪が接触するガイドポストの部分は、搬器を昇降させる昇降機構を構成しているガイドレールと共通で良い。このガイドレールは、ガイドポストの構造体の一部でも、或いは構造体に別に取り付けたものでもどちらでも良い。
さらに、装置本体は、コの字型又は¬型を有する平面形状の開口部分を閉じる位置において、左右方向へスライド可能に設けたフレームを固定する手段と、躯体側に配置される上記開口部分を開いてガイドポストの外側まで移動した位置でフレームを固定する手段を備えていることが望ましい。フレームを固定する手段としては、例えば抜き差し可能なピンが簡便かつ確実で良く、この方式は、開口部分を閉じる位置についても、また開口部分を開く位置についても、同様に使用できる。しかし、それ以外にも、掛け金式、ボルト止め式など公知の任意の手段、方法をフレームの固定手段として適用することができる。
また、クライミング時に、トップシーブに掛け回されたワイヤーロープの搬器側におけるワイヤーエンドを外して置くために、ワイヤーロープの固定尻手を、フレームのスライド方向とは逆側のカウンターウエイトへ向かう側の装置本体に備えている。このことは、ワイヤーエンドを搬器から外した後の処理として必要になる。ワイヤーエンドを外す前に搬器は、ガイドポストに前もって固定して置くことはいうまでもないが、外したワイヤーを、ガイドポストを継ぎ足したのちすぐにトップシーブに掛け回すことができるように、継ぎ足し作業の間、ワイヤーの自重を支える目的でワイヤーエンドを仮止めして置くものである。
本発明は上記のように構成されかつ作用するものであるから、トップシーブを装置本体に装着しているフレームが、装置本体と躯体との間からほぼ完全に側方へ退避するので、ガイドポストを躯体側に結合している壁つなぎと呼ばれる支持材などがあっても、ガイドシーブ装置を、継ぎ足したガイドポストの頂部までスムーズに移動させることができるという効果を奏する。また本発明によれば、ガイドポストがある限りトップシーブ装置を上方へ移動させることが可能であり、工事の進行にかかわらず、ガイドポストを予め必要な高さまで継ぎ足すことができるので、作業性が著しく改善され、作業時間の大幅な短縮が可能になる。
以下図示の実施形態を参照して本発明をより詳細に説明する。図において、11、12は直立した左右一対のガイドポストであり、両ガイドポスト11、12は夫々の四隅に、上下に伸びるガイドレール13、14、13′14′を有している(図1〜図3A、図4A参照)。両ガイドポスト11、12の間には搬器15が配置されており、その搬器15は図1において左右両側に昇降車輪16、17を有していて、これらの車輪16、17も上記のガイドレール13、14に案内される。
左右一対のガイドポスト11、12は、内外の対向面に上下方向のラックレール18、19を有しており、搬器15に装備されている昇降モーター21によって駆動される、ピニオン22、23がラックレール18、19と噛み合い、昇降可能とした構成を有している。搬器15には操作盤24、落下速度の制御のための電磁ブレーキ25が設けられており、また、ガイドポスト11、12の基部内側には搬器15用の衝撃緩和装置26が設けられている。
このように構成された工事用エレベーター10において、搬器15はカウンターウエイト27とワイヤーロープWで連結され、そのワイヤーロープWをガイドポスト頂部のトップシーブ31に掛け回している。トップシーブ31は、本発明に係るトップシーブ装置20の装置本体30に回転可能に設けられている。そのトップシーブ31の軸受32はフレーム33に設けられ、フレーム33は、トップシーブ31の回転軸方向に対して直交する図3、図4では右側方向へスライド可能に設けられている。
図示の例において、装置本体30はコの字型の平面形状を持つ台枠40を有し(図3、図4)、コの字の開口部分34は正面に位置している(図4A)。装置本体30の台枠内側には、ガイドポスト11、12に設けられたガイドレール13、14、13′14′に接触して回転可能となる複数個の回転車輪28、29が装着されており、回転車輪28、29は各ガイドレール13、14、13′14′に2方向から直角に接する配置を取る(図3、図4)。
フレーム33はこの装置本体30の開口部分34を開閉するように、正面側に配置されており、左右に伸びる上下の横枠35を有していて、この横枠35は装置本体30に装備されている複数対のガイドロール36−1、36−2…によって左右方向へスライド可能に設けられている。装置本体30の台枠の上面は作業台として使用されるように床板37が張られており、かつ、立枠38によって囲まれている。
図示の例における台枠40には、本装置20を自力昇降可能にする動力源であるモーター39が備え付けられており、モーター39の出力軸によって駆動されるピニオン41が前記のラックレール18、19と噛み合うようになっている。図3、図4では、左右一対のガイドポスト11、12の左方のものについてのみ説明しているが、右方のものについても全く同様のトップシーブ装置20が設けられており、上記と同様のクライミング工法を実施することになるのは、図示の内容から判断されるように、自明のことである。モーター39にはブレーキ装置が付属しており、これは装置本体30の移動を止める固定手段の一つである。
さらに、装置本体30は、コの字型の平面形状を有する台枠の開口部分34を開く位置において、左右方向へのスライド可能に設けられているフレーム33を固定する手段として、フレーム側の係止部42を係止し開放位置に規定するストッパー43と、その位置でフレームの戻りを防止するピン44を有している。ピン44は装置本体側に設けられていて、自重によりフレーム33の係合口45に係合可能とする。また、逆に、開口部分34を閉じる位置においてフレーム33を固定する手段として、装置本体側の受け部46にフレーム33の先端を固定する固定ピン47を有している。
クライミング時に、トップシーブ31に掛け回されたワイヤーロープWの搬器側のワイヤーエンドEを外して置く、ワイヤーロープWの固定尻手48がフレーム33の、スライド方向とは逆側のカウンターウエイト27へ向かう位置にて装置本体30に設けられている。搬器15から取り外したワイヤーエンドは、固定尻手48にクリップ49を用いて、仮に固定される。
図示の例では、トップシーブ31は、上半分が脱索止めカバー51によって覆われており、このカバー51は、搬器15から取り外したワイヤーエンドを、トップシーブ31をスライドさせるために外すときに、図3Bのトップシーブ31を覆う位置から回転して、トップシーブ31の上半部を露出させることができる。トップシーブ31はヒンジ52により回転可能に設けられている。各図において、53はフレーム操作用の取っ手、54は躯体、55はガイドポスト支持材としての壁つなぎであり、ガイドポスト11、12は躯体54に壁つなぎ55によって結合されている。56カウンターウエイト受け止め装置、また、57はブラケットであり、クライミング時にガイドポスト頂部の取り付け部58に、トップシーブ装置20を取り付けるために設けられている。上記のブラケット57等は、装置本体30をガイドポスト11、12に装着する固定手段の一つである。さらにこの他に、装置本体30をガイドポスト11、12に機械的な固定手段により係合、固定することができる。
このように構成されている、本発明に係る装置を用いたクライミング工法について次に説明する。図6Aは、トップシーブ装置20のクライミング前の状態を示している。この状態では、ワイヤーロープWはまだ搬器15に接続されているので、搬器15を、まず通常の停止位置よりも上昇させ、ガイドポスト11、12に固定し、その後ワイヤーエンドのコッターソケットを搬器15から取り外す。カウンターウエイト27は、ガイドポスト11、12の基部外側に設けられている受け止め装置56に預けておく。
この状態において、トップシーブカバー51の覆いを回転して、トップシーブ31の上半部を露出させ、固定ピン47を引き抜いて、フレーム33を図中右方へスライドさせ、フレーム側の係止部42がストッパー43に突き当たるところまで移動させて、開口部分34を開き、ピン44を係合口45に差し込み、フレーム33を固定する。搬器15から取り外したワイヤーエンドは、トップシーブ31からも外して、固定尻手48にクリップ49で仮に固定しておく(図6B)。
このようにトップシーブ31からワイヤーロープWを外し、その後で、次の段階のガイドポスト11′、12′を既存のガイドポスト11、12に継ぎ足す作業に移る。しかし、図6の例では、トップシーブ31のクライミングを行う前において、既に、次の段階のガイドポスト11′、12′が継ぎ足され、かつ、壁つなぎ55によって固定された状態に図示されている。これは本発明では、次の図7に示すクライミングが、壁つなぎ55の有無に関係無しに行われるからである。
すなわち、図7に示すクライミング工程では、トップシーブ装置は、モーター39を起動して、装置本体30を上昇させて行けばよい。これで、フレーム33及びトップシーブ31等が装置本体30と一体のものとして上昇して行き(図7A)、それに伴いワイヤーロープWを繰り出すものとする。
トップシーブ31のクライミングを行ったならば、フレーム33をスライドさせて開口34を閉じる位置に戻し、固定ピン47によりフレーム33を上記閉じ位置に固定する。また、ブラケット57を用いてトップシーブ装置20をガイドポスト11′、12′の頂部にボルト止め等の手段によって固定する(図5B参照)。さらに、仮に固定していたワイヤーエンドをトップシーブ31に掛け回し、搬器15を上昇させるとともに、搬器15のワイヤーロープ取り付け部にコッターソケットを取り付け、搬器15とカウンターウエイト27とを接続したワイヤーロープWを支えているトップシーブ31のクライミング作業を終了する(図7B)。
本発明に係る工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置を示す正面図。 Aは図1のものの平面図、Bは同じく右側面図、Cは左側ガイドポスト頂部の部分正面図。 本発明におけるトップシーブが、装置本体の定位置にある状態を示すもので、Aは拡大平面図、Bは同じく正面図。 本発明におけるトップシーブが、装置本体の側方へ退避した位置にある状態を示すもので、Aは拡大平面図、Bは同じく正面図。 本発明によるクライミング工程の1例を示すもので、Aはクライミング時の側面図、Bはクライミング終了時の側面図。 図5と同様に、本発明によるクライミング工程の1例を示すもので、Aはクライミング前を示す説明図、Bはフレームのスライドを示す説明図。 図6に続く工程を示すもので、Aはクライミング時の説明図、Bはクライミング後の説明図。
符号の説明
10 工事用エレベーター
11、12 ガイドポスト
13、14、13′、14′ ガイドレール
15 搬器
16、17 昇降車輪
18、19 ラックレール
20 トップシーブ装置
21 昇降モーター
22、23 ピニオン
27 カウンターウエイト
28、29 回転車輪
30 装置本体
31 トップシーブ
32 軸受
33 フレーム
34 開口部分
35 横枠
36−1、36−2... ガイドロール
37 床板
38 立枠
39 モーター
40 台枠
41 ピニオン
42 係止部
43 ストッパー
44 ピン
45 係合口
46 受け部
47 固定ピン
48 固定尻手
49 クリップ
51 トップシーブカバー
52 ヒンジ
53 取っ手
54 躯体
55 壁つなぎ

Claims (6)

  1. 工事用エレベーター類の搬器とカウンターウエイトを連結するワイヤーロープを、ガイドポストに取り付けたトップシーブに掛け回し、工事の進捗に伴って上昇させるクライミング工法において、
    ガイドポストに沿って装置本体を昇降可能、かつ、固定可能に設け、その装置本体にトップシーブを回転可能に装着したフレームを設け、フレームは、トップシーブの回転軸方向に対して直交方向側方へスライド可能に設けるとともに、
    それによって、ガイドポストを躯体に固定している支持材と抵触しないように、トップシーブをスライド時にガイドポストの外側まで移動可能に構成したことを特徴とする工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置。
  2. 装置本体は、ガイドポストの外側を取り囲むコの字型の平面形状を持つ台枠を有し、ガイドポストに接触して回転する複数個の回転車輪が台枠の内側に設けられており、装置本体の台枠の上面が作業台として使用される構成を有している請求項1記載の工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置。
  3. 装置本体は、コの字型を有する平面形状の開口部分を閉じる位置において、左右方向へスライド可能に設けたフレームを備えており、そのフレームの横枠に接触して回転する複数個のガイドロールを有している請求項1記載の工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置。
  4. 装置本体は、コの字型を有する平面形状の開口部分を閉じる位置において、左右方向へスライド可能に設けたフレームを固定する手段と、上記開口部分を開いてガイドポストの外側まで移動した位置でフレームを固定する手段を備えている請求項1記載の工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置。
  5. クライミング時に、トップシーブに掛け回されたワイヤーロープの搬器側のワイヤーエンドを外して置く、ワイヤーロープの固定尻手をフレームのスライド方向とは逆側のカウンターウエイトへ向かう側の装置本体に備えている請求項1記載の工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置。
  6. トップシーブは、上半分が脱索止めカバーによって覆われており、このカバーは、搬器から取り外したワイヤーエンドをスライドさせてトップシーブから外すときに、トップシーブを覆う位置から開いて、トップシーブの上半部を露出させる構成を有している請求項1記載の工事用エレベーター類のクライミング工法におけるトップシーブ装置。
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