JP2006027749A - 巻上機据付設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】 巻上機を据え付ける際の作業スペースを小さくすることができ、昇降路内の障害物に干渉されることがない巻上機据付設備を提供すること。
【解決手段】 エレベータの昇降路15の頂部付近において固定された巻上機据付台10aに巻上機10を据え付ける巻上機据付設備は、巻上機10を持ち上げる持ち上げ機構20を備えている。この持ち上げ機構20は、昇降路15内に支持されており、巻上機据付台10aより低いレベルの位置において巻上機10を載置して、この巻上機10を巻上機据付台10aと同じレベルの高さとなるよう垂直方向上方に持ち上げる。また、巻上機据付設備には、持ち上げ機構20により持ち上げられて巻上機据付台10aと同じレベルの高さとなった巻上機10を水平移動させて巻上機据付台10aの上に設置する水平移動機構30が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、巻上機をエレベータの昇降路の頂部付近における巻上機据付台に据え付ける巻上機据付設備に関する。
従来、エレベータの昇降路の頂部付近において固定された巻上機据付台に、巻上機を据え付ける巻上機据付設備が知られている。このような巻上機据付設備は、巻上機据付台の上方における昇降路の天井面に取り付けられ、牽引ロープが掛けられている滑車と、この牽引ロープに接続され、巻上機を固定して運搬する巻上機運搬台と、昇降路の奧側の壁面に設けられ、牽引ロープを牽引する牽引装置とを備えたものが知られている。巻上機運搬台および牽引装置は、滑車に掛けられた牽引ロープを介して接続されている。
このような巻上機据付設備において、まず巻上機据付台より低いレベルの位置において、巻上機が巻上機運搬台に固定される。次に、牽引装置により牽引ロープを下方に牽引することによって、天井面に取り付けられた滑車を介して巻上機運搬台が牽引ロープにより上方に持ち上げられる。
そして、巻上機運搬台が巻上機据付台と同じレベルの高さまで持ち上げられると、この巻上機運搬台は巻上機据付台に取り付けられているフックに回動可能に係止される。最後に巻上機は、巻上機運搬台から取り外されて巻上機据付台上に据え付けられる。
また、巻上機を巻上機据付台に据え付ける他の巻上機据付設備としては、図10に示すように、垂直方向高さが巻上機80の高さよりも大きい巻上機運搬台83を用いたものが知られている。図10において、巻上機運搬台83の垂直方向動作を案内するためのガイドレール84が設けられ、また、牽引ロープ82aは巻上機運搬台83の下端に接続されている。また、滑車81は、昇降路85の天井面ではなく、巻上機据付台80aよりも低いレベルの高さに設置されている(例えば、特許文献1参照)。
このような巻上機据付設備において、巻上機80は巻上機運搬台83の上面に固定され、牽引装置82によって、この巻上機運搬台83がガイドレール84に沿って垂直方向上方に持ち上げられるようになっている。
特開2000−34072号公報
しかしながら、昇降路の天井面に滑車を設置した巻上機据付設備においては、昇降路の天井面と巻上機据付台との間の隙間が十分に確保されていない場合、天井面に滑車を設置するスペースを確保することが困難なことがある。また、巻上機を持ち上げた際に滑車と巻上機運搬台との間の距離を十分に確保することができず、巻上機を巻上機据付台へ据え付ける際に手間がかかることがある。
また、特許文献1に示される巻上機据付設備においては、図10に示すように、巻上機を据え付ける際に昇降路の奥側であって巻上機据付台の後方下方のスペースを作業スペースとして用いる必要がある。また、このスペースに障害物があった場合には、牽引ロープや牽引装置を設置することが困難となることがある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、巻上機を据え付ける際の作業スペースを小さくすることができ、昇降路内の障害物に干渉されることがない巻上機据付設備を提供することを目的とする。
本発明は、エレベータの昇降路の頂部付近において固定された巻上機据付台に巻上機を据え付ける巻上機据付設備において、昇降路内に支持され、巻上機据付台より低いレベルの位置において巻上機を載置して、この巻上機を巻上機据付台と同じレベルの高さとなるよう垂直方向上方に持ち上げる持ち上げ機構と、持ち上げ機構により持ち上げられて巻上機据付台と同じレベルの高さとなった巻上機を水平移動させて巻上機据付台の上に設置する水平移動機構と、を備えたことを特徴とする巻上機据付設備である。
このような巻上機据付設備を用いることにより、巻上機を据え付ける際に巻上機据付台の上方および後方のスペースを作業スペースとして用いる必要がなくなる。このため、巻上機を据え付ける際に必要な作業スペースを小さくすることができ、昇降路内の障害物に干渉されることがない。
この巻上機据付設備においては、持ち上げ機構は、一端が巻上機据付台に回動自在に取り付けられ、他端には昇降路に固定された揚重機が係合する揚重フックが設けられていることが好ましい。
このような巻上機据付設備を用いることにより、持ち上げ機構を昇降路内で容易に水平状態に保つことができる。
また、この巻上機据付設備においては、水平移動機構は、持ち上げ機構上に設置され、巻上機を保持する巻上機台車からなることが好ましい。
このような巻上機据付設備を用いることにより、巻上機が持ち上げ機構により持ち上げられて巻上機据付台と同じレベルの高さとなったときに、この巻上機台車を用いて確実に巻上機を巻上機据付台上に水平移動させることができる。
本発明は、エレベータの昇降路の頂部付近において固定された巻上機据付台に巻上機を据え付ける巻上機据付設備において、昇降路に固定された揚重機が係合する揚重フックを有する持ち上げ構造体と、持ち上げ構造体の一端に設けられ、巻上機を載置固定する巻上機載置部と、持ち上げ構造体の他端に設けられ、揚重フックに対して巻上機載置部と反対側に位置する押圧部と、巻上機載置部上の巻上機を水平移動させる水平移動機構と、を備え、持ち上げ構造体が揚重フックにおいて揚重機に吊り上げられた際に、押圧部に対して下方に力を作用させることにより巻上機載置部が上方に移動して、巻上機載置部が巻上機据付台と同じレベルの高さまで達し、水平移動機構により巻上機載置部上の巻上機を巻上機据付台側へ水平移動させるようになっていることを特徴とする巻上機据付設備である。
このような巻上機据付設備を用いることにより、巻上機を据え付ける際に巻上機据付台の上方および後方のスペースを作業スペースとして用いる必要がなくなる。このため、巻上機を据え付ける際に必要な作業スペースを小さくすることができ、昇降路内の障害物に干渉されることがない。しかも、巻上機の持ち上げ過程における持ち上げ構造体の移動姿勢をある程度自由にすることができる。また、揚重機を用いての作業が1回だけとなるので作業工程数を低減することができる。
この巻上機据付設備においては、持ち上げ構造体の他端の押圧部の近傍に、錘を載置する錘載置台が設けられていることが好ましい。
このような巻上機据付設備を用いることにより、錘載置台に錘を載置することによって、巻上機の重量が相殺されるので、押圧部に対して下方に作用させる力の大きさを低減することができる。
また、この巻上機据付設備においては、持ち上げ構造体において、揚重フックと巻上機載置部との間の距離は、揚重フックと押圧部との間の距離よりも小さくなっていることが好ましい。
このような巻上機据付設備を用いることにより、揚重フックを中心とした力のモーメントによって、押圧部に対して下方に作用させる力を巻上機の重量よりも小さくすることができる。
本発明は、エレベータの昇降路の頂部付近において固定された巻上機据付台に巻上機を据え付ける巻上機据付設備において、昇降路内に固定され、巻上機据付台から下方に傾斜して延びる滑走レールと、巻上機を固定し、滑走レール上を走行する巻上機運搬台と、巻上機運搬台に牽引ロープを介して接続され、巻上機運搬台を滑走レール上で走行させて巻上機据付台上まで牽引する牽引装置と、を備えたことを特徴とする巻上機据付設備である。
このような巻上機据付設備を用いることにより、巻上機を据え付ける際に巻上機据付台の上方のスペースを作業スペースとして用いる必要がなくなる。このため、巻上機を据え付ける際に必要な作業スペースを小さくすることができ、昇降路内の障害物に干渉されることがない。しかも、牽引装置を用いて巻上機を巻上機据付台上に自動的に移動させることができ、作業員による作業は巻上機の巻上機据付台に対する最終の位置合わせのみとなることから、作業員の負担を低減させることができる。
本発明の巻上機据付設備によれば、巻上機を据え付ける際の作業スペースを小さくすることができ、昇降路内の障害物に干渉されることがない。
第1の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第1の実施の形態について説明する。図1乃至図4は、本発明の第1の実施の形態を示す図である。
このうち、図1は、第1の実施の形態による巻上機据付設備の構成を示す側面図であり、図2は、図1の巻上機据付設備を前面(図1の左側)から見た正面図であり、図3は、図1の巻上機据付設備を上方から見た上面図である。また、図4は、図1の巻上機据付設備の持ち上げ機構により巻上機が持ち上げられた状態を示す側面図である。
本発明による巻上機据付設備は、エレベータの昇降路15の頂部付近において固定された巻上機据付台10aに巻上機10を据え付けるものである。
すなわち、巻上機据付設備は、図1乃至図3に示すように、昇降路15内に配置され、巻上機据付台10aより低いレベルPの位置において巻上機10を載置して、この巻上機10を巻上機据付台10aと同じレベルQの高さとなるよう垂直方向上方に持ち上げる持ち上げ機構20と、この持ち上げ機構20上に設置され、持ち上げ機構20により持ち上げられて巻上機据付台10aと同じレベルQの高さとなった巻上機10を水平移動させて巻上機据付台10aの上に設置する水平移動機構30とを備えている。
持ち上げ機構20は、図1に示すように巻上機取付台23を有している。巻上機取付台23の一端には丸棒23aが設けられており、この丸棒23aは、巻上機据付台10aの側面に設けられたブラケット11の凹形状のフック11aに回転自在に嵌合されて外れ止め11bによって保持されるようになっている。
また、巻上機取付台23の他端には、昇降路15に固定された揚重機16が係合する揚重フック23bが設けられている。
持ち上げ機構20は、ブラケット11および揚重機16により保持されることによって、昇降路15内に水平状態に支持される。
前述のように、巻上機据付台10aのうち持ち上げ機構20側の側面にフック11aを有するブラケット11が設けられ、このブラケット11は、図2に示すように、ボルト17によって巻上機据付台10aに取り付けられている。
また、巻上機据付台10aの上面には、図1の紙面に対して直交する軸を有し回動可能な例えば2個の滑車12aと、この滑車12aを保持する滑車ベース12が設けられている。滑車ベース12は、ボルトによってブラケット11に取り付けられている。
持ち上げ機構20は、図1に示すように、前述の巻上機取付台23の他に、巻上機10を載置してこの巻上機10を保持する巻上機せり上げ台21と、巻上機せり上げ台21の下面に取り付けられ、この巻上機せり上げ台21を垂直方向上方に持ち上げるジャッキ22とを備えている。ジャッキ22は、巻上機取付台23の上面に保持されている。
巻上機せり上げ台21には、この巻上機せり上げ台21の垂直方向の動作を規制するシュー21aが取り付けられている。
また、図1に示すように、巻上機取付台23には、上下方向に延び、巻上機せり上げ台21のシュー21aを上下方向に案内する長穴23cが設けられている。
ジャッキ22は、図1および図4に示すように巻上機取付台23に支持された状態で垂直方向に伸縮するものであり、このジャッキ22が縮んだ状態では巻上機10がレベルPの高さに保持され(図1参照)、ジャッキ22が伸びた状態では巻上機10がレベルQの高さに保持される(図4参照)ようになっている。
水平移動機構30は、図2および図4に示すように、持ち上げ機構20の巻上機せり上げ台21の上面にボルトにより取り付けられた一対の巻上機台車31からなる。
この巻上機台車31の上面にはボルト13によって巻上機10が取り付けられるようになっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
巻上機据付設備を用いて巻上機10を巻上機据付台10aに据え付けるにあたり、まず、持ち上げ機構20の巻上機取付台23の一端に設けられた丸棒23aが、巻上機据付台10aの側面に設けられたブラケット11のフック11aに回転自在に嵌合されて外れ止め11bによって保持される。同時に、昇降路15に固定された揚重機16によって、巻上機取付台23の他端に設けられた揚重フック23bが吊り上げられる。
これにより、巻上機取付台23は、図1に示すように、昇降路15内で水平状態となるよう保持される。このとき、持ち上げ機構20のジャッキ22は、図1に示すように縮んだ状態となっている。
次に、床面に用意された巻上機10が図示しない吊上機により吊り上げられ、図1および図2に示すように、巻上機せり上げ台21の上面に設けられた巻上機台車31に載置される。その後、巻上機10は、ボルト13により巻上機台車31に固定される。
次に、図1に示すような巻上機10がレベルPの高さにある状態において、ジャッキ22が垂直方向上方に伸長し、このジャッキ22が図4に示すように巻上機10をレベルQの高さまで持ち上げる。
この際、巻上機せり上げ台21のシュー21aが巻上機取付台23の長穴23cによって案内されるので、巻上機10を確実に垂直方向上方に持ち上げることができる。
その後、図4に示すように、持ち上げ機構20により持ち上げられて巻上機据付台10aと同じレベルQの高さとなった巻上機10は、水平移動機構30の巻上機台車31によって巻上機据付台10a側(図4において右方)に水平移動される。そして、この巻上機10は巻上機据付台10a上に設けられた滑車12aによってさらに水平移動して巻上機据付台10aの真上に据え付けられる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、巻上機10を据え付ける際に巻上機据付台10aの上方および後方(図1において右方)のスペースを作業スペースとして用いる必要がなくなる。このため、巻上機10を据え付ける際に必要な作業スペースを小さくすることができ、昇降路15内の障害物に干渉されることがない。
また、持ち上げ機構20の巻上機せり上げ台21は、一端が巻上機据付台10aに回動自在に取り付けられ、他端には昇降路15に固定された揚重機16が係合する揚重フック23bが設けられているので、この持ち上げ機構20を昇降路15内で容易に水平状態に保つことができる。
また、水平移動機構30は、持ち上げ機構20上に設置され、巻上機10を保持する巻上機台車31からなるので、巻上機10が持ち上げ機構20により持ち上げられて巻上機据付台10aと同じレベルQの高さとなったときに、この巻上機台車31を用いて確実に巻上機10を巻上機据付台10a上に水平移動させることができる。
第2の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。図5乃至図7は、本発明の第2の実施の形態を示す図である。
このうち、図5は、第2の実施の形態による巻上機据付設備の構成を示す側面図であり、図6は、図5の巻上機据付設備を上方から見た上面図である。また、図7は、図5の巻上機据付設備の持ち上げ構造体により巻上機が持ち上げられた状態を示す側面図である。
図5乃至図7に示す第2の実施の形態おいて、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施の形態の巻上機据付設備は、図5に示すように、昇降路15内に配置され、揚重フック41を有する持ち上げ構造体40と、持ち上げ構造体40の一端40a(図5の右端)に設けられ、巻上機10を載置固定する巻上機載置部42と、持ち上げ構造体40の他端40b(図5の左端)に設けられ、揚重フック41に対して巻上機載置部42と反対側に位置する押圧部43と、巻上機載置部42上の巻上機10を水平移動させる水平移動機構44とを備えている。
また、持ち上げ構造体40の揚重フック41は、昇降路15に固定された揚重機16に係合し、これにより、持ち上げ構造体40は昇降路15内に支持される。
次に、持ち上げ構造体40の構造を説明する。
持ち上げ構造体40は、図5および図6に示すように、一対の鋼管の枠組み部分40p、40qおよびこれらの枠組み部分40p、40qを連結する連結部分40rから構成されている。また、揚重フック41は、一対の枠組み部分40p、40qにまたがって取り付けられた揚重フック保持材41aの中央部に取り付けられており、このため揚重フック41を揚重機16により吊り上げることにより、持ち上げ構造体40を揚重機16により安定して保持することができる。
巻上機載置部42は、持ち上げ構造体40の一端40aに設けられた板状部材からなり、持ち上げ構造体40の一対の枠組み部分40p、40qを連結するようになっている。
また、押圧部43は、持ち上げ構造体40の他端40bに設けられた棒状部材からなり、持ち上げ構造体40の一対の枠組み部分40p、40qを連結するようになっている。
図5に示すように、持ち上げ構造体40の他端40bの押圧部43の近傍には、錘46aを載置する錘載置台46が設けられている。この錘載置台46は、持ち上げ構造体40の枠組み部分40p、40qを連結するよう設けられた上方が開口した箱状部材よりなっている。
図5に示す持ち上げ構造体40において、揚重フック41と巻上機載置部42の中心との間の距離xは、揚重フック41と押圧部43との間の距離yよりも小さくなっている。好ましくは、距離yは距離xの5倍以上の大きさとなっている。
水平移動機構44は、第1の実施の形態における巻上機台車31と同様の構成の巻上機台車45を有している。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
巻上機据付設備を用いて巻上機10を巻上機据付台10aに据え付けるにあたり、まず、床面において、図5および図6に示すように、巻上機10が持ち上げ構造体40の巻上機載置部42上に載置固定される。次に、持ち上げ構造体40の錘載置台46に錘46aを載せる。
ここで、巻上機10の重量がMであり、揚重フック41と錘載置台46の中心との間の距離がzであるときに、錘46aの重量mは、M×x÷zの式により求められる重量よりわずかに小さい重量であることが好ましい。
次に、図5に示すように、昇降路15に固定された揚重機16によって、持ち上げ構造体40の揚重フック41を吊り上げる。
そして、持ち上げ構造体40が揚重フック41において揚重機16に吊り上げられた際に、押圧部43に対して下方に力を作用させることにより巻上機載置部42が上方に移動して、図7に示すように、巻上機載置部42が巻上機据付台10aと同じレベルQの高さまで達する。
図7に示すように、持ち上げ構造体40により持ち上げられて巻上機据付台10aと同じレベルQの高さとなった巻上機10は、水平移動機構44の巻上機台車45によって巻上機据付台10a側(図7において右方)に水平移動されて、巻上機据付台10aの真上に据え付けられる。
以上説明したように本実施の形態によれば、巻上機10を据え付ける際に巻上機据付台10aの上方および後方のスペースを作業スペースとして用いる必要がなくなる。このため、巻上機10を据え付ける際に必要な作業スペースを小さくすることができ、昇降路15内の障害物に干渉されることがない。しかも、巻上機10の持ち上げ過程における持ち上げ構造体40の移動姿勢をある程度自由にすることができる。また、揚重機16を用いての作業が1回だけとなるので作業工程数を低減することができる。
また、持ち上げ構造体40の他端40bの押圧部43の近傍に、錘46aを載置する錘載置台46が設けられているので、この錘載置台46に錘46aを載置することにより、巻上機10の重量が相殺されるので、押圧部43に対して下方に作用させる力の大きさを低減することができる。
特に、巻上機10の重量がMであるときに、錘46aの重量mを、M×x÷zの式により求められる重量よりわずかに小さい重量とすることにより、押圧部43に対して下方に作用させる力を非常に小さいものとすることができる。
また、持ち上げ構造体40において、揚重フック41と巻上機載置部42の中心との間の距離xが、揚重フック41と押圧部43との間の距離yよりも小さくなっているので、揚重フック41を中心とした力のモーメントにより、押圧部43に対して下方に作用させる力を巻上機10の重量Mよりも小さくすることができる。
特に、距離yを距離xの5倍以上の大きさとすることにより、押圧部43に対して下方に作用させる力を巻上機10の重量Mの5分の1の重量よりも小さくすることができる。
第3の実施の形態
以下、図面を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。図8および図9は、本発明の第3の実施の形態を示す図である。
このうち、図8は、第3の実施の形態による巻上機据付設備の構成を示す側面図であり、図9は、図8の巻上機据付設備により巻上機が据え付けられた状態を示す側面図である。
図8および図9に示す第3の実施の形態おいて、図1乃至図4に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
第3の実施の形態の巻上機据付設備は、図8に示すように、巻上機据付台10aから下方に傾斜して延びる滑走レール50と、巻上機10を固定し、滑走レール50上を走行する巻上機運搬台51と、巻上機運搬台51に牽引ロープ52aを介して接続され、巻上機運搬台51を滑走レール50上で走行させて巻上機据付台10a上まで牽引する牽引装置52とを備えている。
また、巻上機据付台10aの側面にブラケット14が設けられており、滑走レール50はこのブラケット14に取り付けられている。このため、滑走レール50は昇降路15内に固定されることになる。
滑走レール50は、図8に示すように、巻上機据付台10aから延伸して設けられた水平部分50aと、水平部分50aに接続され、下方に約45度傾斜して延びる傾斜部分50bと、傾斜部分50bに接続され、垂直方向下方に延びる垂直部分50cとからなっている。また、水平部分50aと傾斜部分50bとの接続部および傾斜部分50bと垂直部分50cとの接続部は、各々、滑らかに湾曲している。
巻上機運搬台51は、ボルトによって巻上機10を固定することができるようになっている。この巻上機運搬台51の端部には、牽引ロープ52aを掛けるための牽引フック51aが設けられている。
牽引装置52は、図8に示すように、巻上機据付台10aの後方(図8において右方)において昇降路15の奥側の壁面15a下部に取り付けられている。牽引装置52と巻上機運搬台51との間には、昇降路15の壁面15aに取り付けられた滑車15bを介して牽引ロープ52aが設けられている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について説明する。
巻上機据付設備を用いて巻上機10を巻上機据付台10aに据え付けるにあたり、まず、床面に用意された巻上機10が図示しない吊上機により吊り上げられ、図8に示すように、滑走レール50の垂直部分50c上にある巻上機運搬台51上に載せられてボルトにより固定される。
巻上機運搬台51が滑走レール50の垂直部分50c上に載せられた状態で、牽引装置52が牽引ロープ52aを引くことにより、巻上機運搬台51は滑走レール50の傾斜部分50bを経て水平部分50aまで自動的に走行する。そして、図9に示すように、この巻上機運搬台51が巻上機据付台10aの真上まで移動して、作業員により巻上機10が巻上機据付台10aに据え付けられる。
以上の説明したように本実施の形態によれば、巻上機10を据え付ける際に巻上機据付台10aの上方のスペースを作業スペースとして用いる必要がなくなる。このため、巻上機10を据え付ける際に必要な作業スペースを小さくすることができ、昇降路15内の障害物に干渉されることがない。しかも、牽引装置52を用いて巻上機10を巻上機据付台10a上に自動的に移動させることができ、作業員による作業は巻上機10の巻上機据付台10aに対する最終の位置合わせのみとなることから、作業員の負担を低減させることができる。
第1の実施の形態による巻上機据付設備の構成を示す側面図 図1の巻上機据付設備を前面から見た正面図 図1の巻上機据付設備を上方から見た上面図 図1の巻上機据付設備の持ち上げ機構により巻上機が持ち上げられた状態を示す側面図 第2の実施の形態による巻上機据付設備の構成を示す側面図 図5の巻上機据付設備を上方から見た上面図 図5の巻上機据付設備の持ち上げ構造体により巻上機が持ち上げられた状態を示す側面図 第3の実施の形態による巻上機据付設備の構成を示す側面図 図8の巻上機据付設備により巻上機が据え付けられた状態を示す側面図 従来の巻上機据付設備の構成の一例を示す側面図
符号の説明
10 巻上機
10a 巻上機据付台
11 ブラケット
11a フック
11b 外れ止め
12 滑車ベース
12a 滑車
13 ボルト
14 ブラケット
15 昇降路
15a 壁面
15b 滑車
16 揚重機
17 ボルト
20 持ち上げ機構
21 巻上機せり上げ台
21a シュー
22 ジャッキ
23 巻上機取付台
23a 丸棒
23b 揚重フック
23c 長穴
30 水平移動機構
31 巻上機台車
40 持ち上げ構造体
40a 一端
40b 他端
40p、40q 枠組み部分
40r 連結部分
41 揚重フック
41a 揚重フック保持材
42 巻上機載置部
43 押圧部
44 水平移動機構
45 巻上機台車
46 錘載置台
46a 錘
50 滑走レール
50a 水平部分
50b 傾斜部分
50c 垂直部分
51 巻上機運搬台
51a 牽引フック
52 牽引装置
52a 牽引ロープ
80 巻上機
80a 巻上機据付台
81 滑車
82 牽引装置
82a 牽引ロープ
83 巻上機運搬台
84 ガイドレール
85 昇降路

Claims (7)

  1. エレベータの昇降路の頂部付近において固定された巻上機据付台に巻上機を据え付ける巻上機据付設備において、
    前記昇降路内に支持され、前記巻上機据付台より低いレベルの位置において前記巻上機を載置して、この巻上機を前記巻上機据付台と同じレベルの高さとなるよう垂直方向上方に持ち上げる持ち上げ機構と、
    前記持ち上げ機構により持ち上げられて前記巻上機据付台と同じレベルの高さとなった前記巻上機を水平移動させて前記巻上機据付台の上に設置する水平移動機構と、
    を備えたことを特徴とする巻上機据付設備。
  2. 前記持ち上げ機構は、一端が前記巻上機据付台に回動自在に取り付けられ、他端には前記昇降路に固定された揚重機が係合する揚重フックが設けられていることを特徴とする請求項1記載の巻上機据付設備。
  3. 前記水平移動機構は、前記持ち上げ機構上に設置され、前記巻上機を保持する巻上機台車からなることを特徴とする請求項1または2記載の巻上機据付設備。
  4. エレベータの昇降路の頂部付近において固定された巻上機据付台に巻上機を据え付ける巻上機据付設備において、
    前記昇降路に固定された揚重機が係合する揚重フックを有する持ち上げ構造体と、
    前記持ち上げ構造体の一端に設けられ、前記巻上機を載置固定する巻上機載置部と、
    前記持ち上げ構造体の他端に設けられ、前記揚重フックに対して前記巻上機載置部と反対側に位置する押圧部と、
    前記巻上機載置部上の前記巻上機を水平移動させる水平移動機構と、を備え、
    前記持ち上げ構造体が前記揚重フックにおいて前記揚重機に吊り上げられた際に、前記押圧部に対して下方に力を作用させることにより前記巻上機載置部が上方に移動して、前記巻上機載置部が前記巻上機据付台と同じレベルの高さまで達し、前記水平移動機構により前記巻上機載置部上の前記巻上機を前記巻上機据付台側へ水平移動させるようになっていることを特徴とする巻上機据付設備。
  5. 前記持ち上げ構造体の他端の前記押圧部の近傍に、錘を載置する錘載置台が設けられていることを特徴とする請求項4記載の巻上機据付設備。
  6. 前記持ち上げ構造体において、前記揚重フックと前記巻上機載置部との間の距離は、前記揚重フックと前記押圧部との間の距離よりも小さくなっていることを特徴とする請求項4または5記載の巻上機据付設備。
  7. エレベータの昇降路の頂部付近において固定された巻上機据付台に巻上機を据え付ける巻上機据付設備において、
    前記昇降路内に固定され、前記巻上機据付台から下方に傾斜して延びる滑走レールと、
    前記巻上機を固定し、前記滑走レール上を走行する巻上機運搬台と、
    前記巻上機運搬台に牽引ロープを介して接続され、前記巻上機運搬台を前記滑走レール上で走行させて前記巻上機据付台上まで牽引する牽引装置と、
    を備えたことを特徴とする巻上機据付設備。
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