JP2003292263A - エレベータ機器の吊り上げ装置及び方法 - Google Patents
エレベータ機器の吊り上げ装置及び方法Info
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- JP2003292263A JP2003292263A JP2002103716A JP2002103716A JP2003292263A JP 2003292263 A JP2003292263 A JP 2003292263A JP 2002103716 A JP2002103716 A JP 2002103716A JP 2002103716 A JP2002103716 A JP 2002103716A JP 2003292263 A JP2003292263 A JP 2003292263A
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- JP
- Japan
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- counterweight
- hoisting
- equipment
- hoistway
- elevator
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 巻上機22などのエレベータ機器を昇降路1
の天井2に近い高さまで吊り上げること。 【解決手段】 カウンターウエイト12のフレームの上
部に支持台15とこの支持台15に取り付けた巻上機2
2を設ける。天井2のフック3に取り付けたウインチ3
0のワイヤロープ31をカウンターウエイト12の下部
のヒッチ部14に連結して、カウンターウエイト12と
ともに巻上機22を吊り上げる。巻上機22が所定位置
まで上がったら、支持台15から外してマシンベッド2
1に移して固定する。
の天井2に近い高さまで吊り上げること。 【解決手段】 カウンターウエイト12のフレームの上
部に支持台15とこの支持台15に取り付けた巻上機2
2を設ける。天井2のフック3に取り付けたウインチ3
0のワイヤロープ31をカウンターウエイト12の下部
のヒッチ部14に連結して、カウンターウエイト12と
ともに巻上機22を吊り上げる。巻上機22が所定位置
まで上がったら、支持台15から外してマシンベッド2
1に移して固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ昇降路
内の上部に設置されるエレベータ機器を吊り上げる装置
及び方法に関するものである。
内の上部に設置されるエレベータ機器を吊り上げる装置
及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】巻上機やシーブなどのエレベータ機器を
昇降路内上部に設置する場合、普通は図3に示すよう
に、昇降路1の天井2に固定されたフック3に取り付け
たチェーンブロックやホイストなどの吊り上げ手段4を
用いて、エレベータ機器5を吊り上げている。
昇降路内上部に設置する場合、普通は図3に示すよう
に、昇降路1の天井2に固定されたフック3に取り付け
たチェーンブロックやホイストなどの吊り上げ手段4を
用いて、エレベータ機器5を吊り上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの吊り上げ方
法では、最高吊り上げ位置におけるエレベータ機器5の
上面から天井2までの寸法aは400mm程度必要であ
るため、機器5を更に高い位置に吊り上げる必要がある
ときは、人力による作業となり、危険が伴うという問題
があった。
法では、最高吊り上げ位置におけるエレベータ機器5の
上面から天井2までの寸法aは400mm程度必要であ
るため、機器5を更に高い位置に吊り上げる必要がある
ときは、人力による作業となり、危険が伴うという問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、乗かごとカウ
ンターウエイトを備え、昇降路内上部に機器が設置され
るエレベータにおいて、カウンターウエイトに前記機器
の支持台を取り付け、カウンターウエイトの前記機器の
取付位置より下方を吊り上げることにより、前記機器を
昇降路内の上部へ移動させるものである。
ンターウエイトを備え、昇降路内上部に機器が設置され
るエレベータにおいて、カウンターウエイトに前記機器
の支持台を取り付け、カウンターウエイトの前記機器の
取付位置より下方を吊り上げることにより、前記機器を
昇降路内の上部へ移動させるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図により説
明する。図1は要部正面図、図2は図1のA−A断面図
である。図において10は乗かご用ガイドレール、11
はカウンターウエイト12用ガイドレール、13はカウ
ンターウエイト12のガイドシュー、14は主ロープ
(図示省略)が連結されるヒッチ部である。20はガイ
ドレール10,11に固定されたビーム、21はビーム
20に固定されたマシンベッド、22はマシンベッド2
1に据付固定される巻上機である。
明する。図1は要部正面図、図2は図1のA−A断面図
である。図において10は乗かご用ガイドレール、11
はカウンターウエイト12用ガイドレール、13はカウ
ンターウエイト12のガイドシュー、14は主ロープ
(図示省略)が連結されるヒッチ部である。20はガイ
ドレール10,11に固定されたビーム、21はビーム
20に固定されたマシンベッド、22はマシンベッド2
1に据付固定される巻上機である。
【0006】この巻上機22をマシンベッド21に据え
付ける場合には、昇降路1の下部でカウンターウエイト
12のフレームの上部に支持台15を固定し、この支持
台15に巻上機22を取り付ける。またフック3に取り
付けた吊り上げ手段、例えばウインチ30のワイヤロー
プ31をヒッチ部14に連結する。そしてヒッチ部14
を吊り上げることによってカウンターウエイト12,支
持台15,巻上機22を上昇させる。巻上機22がマシ
ンベッド21の位置へ来たら停止させ、巻上機22をマ
シンベッド21に移動して固定する。そして吊り上げ作
業が終わると支持台15を取り外す。
付ける場合には、昇降路1の下部でカウンターウエイト
12のフレームの上部に支持台15を固定し、この支持
台15に巻上機22を取り付ける。またフック3に取り
付けた吊り上げ手段、例えばウインチ30のワイヤロー
プ31をヒッチ部14に連結する。そしてヒッチ部14
を吊り上げることによってカウンターウエイト12,支
持台15,巻上機22を上昇させる。巻上機22がマシ
ンベッド21の位置へ来たら停止させ、巻上機22をマ
シンベッド21に移動して固定する。そして吊り上げ作
業が終わると支持台15を取り外す。
【0007】本実施の形態によれば、ウインチ30のワ
イヤロープ31はカウンターウエイト12の下部を吊り
上げているため巻上機22は天井2に接するまで上昇さ
せることができる。尚巻上機22の吊り上げ時にはカウ
ンターウエイト12内の単位ウエイトはまだ積み込んで
いないが、積み込んでおくこともできる。
イヤロープ31はカウンターウエイト12の下部を吊り
上げているため巻上機22は天井2に接するまで上昇さ
せることができる。尚巻上機22の吊り上げ時にはカウ
ンターウエイト12内の単位ウエイトはまだ積み込んで
いないが、積み込んでおくこともできる。
【0008】前記実施の形態では、カウンターウエイト
12の下方のヒッチ部14を吊り上げているが、もっと
上にヒッチ部のような吊り上げ部を設けて吊り上げても
よく、支持台15の巻上機22の取付位置付近に設けて
もよい。この場合、ウインチ30の設置位置により、ガ
イドシュー13が摺動しづらくなったり、支持台15と
ワイヤロープ31の干渉の可能性があるため、現場の状
況に応じて位置を決めればよい。
12の下方のヒッチ部14を吊り上げているが、もっと
上にヒッチ部のような吊り上げ部を設けて吊り上げても
よく、支持台15の巻上機22の取付位置付近に設けて
もよい。この場合、ウインチ30の設置位置により、ガ
イドシュー13が摺動しづらくなったり、支持台15と
ワイヤロープ31の干渉の可能性があるため、現場の状
況に応じて位置を決めればよい。
【0009】またこの実施の形態は、巻上機などを昇降
路最上部へ吊り上げるだけでなく、シーブなど他の機器
の吊り上げや、昇降路最上部以外の位置に吊り上げると
きなどにも使用することができる。更に吊り上げ手段と
してウインチ30を使用しているが、チェーンブロック
など他の手段であってもよい。
路最上部へ吊り上げるだけでなく、シーブなど他の機器
の吊り上げや、昇降路最上部以外の位置に吊り上げると
きなどにも使用することができる。更に吊り上げ手段と
してウインチ30を使用しているが、チェーンブロック
など他の手段であってもよい。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来に比べより上方までエレベータ機器を吊り上げるこ
とができる。
従来に比べより上方までエレベータ機器を吊り上げるこ
とができる。
【図1】本発明の実施の形態を示す図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】従来のエレベータ機器の吊り上げを示す図であ
る。
る。
1 昇降路
2 天井
3 フック
4 吊り上げ手段
5 エレベータ機器
12 カウンターウエイト
14 ヒッチ部
15 支持台
22 巻上機
30 ウインチ
31 ワイヤロープ
Claims (2)
- 【請求項1】 乗かごとカウンターウエイトを備え、昇
降路内上部には機器が設置されるエレベータにおいて、 カウンターウエイトに取り付けられた前記機器の支持台
と、カウンターウエイトの前記機器の取付位置より下方
を吊り上げる手段とを備えたことを特徴とするエレベー
タ機器の吊り上げ装置。 - 【請求項2】 乗かごとカウンターウエイトを備え、昇
降路内上部には機器が設置されるエレベータにおいて、 カウンターウエイトに支持台を介して前記機器を取り付
け、カウンターウエイトの前記機器の取付位置より下方
を吊り上げることにより、前記機器を昇降路内の上部へ
移動させることを特徴とするエレベータ機器の吊り上げ
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103716A JP2003292263A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | エレベータ機器の吊り上げ装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002103716A JP2003292263A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | エレベータ機器の吊り上げ装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003292263A true JP2003292263A (ja) | 2003-10-15 |
Family
ID=29242719
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002103716A Pending JP2003292263A (ja) | 2002-04-05 | 2002-04-05 | エレベータ機器の吊り上げ装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003292263A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1593641A1 (de) * | 2004-05-07 | 2005-11-09 | Inventio Ag | Einrichtung zur Montage eines Aufzugsantriebes |
JP2007210744A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ用品の揚重装置及び揚重方法 |
US7624848B2 (en) | 2004-05-07 | 2009-12-01 | Inventio Ag | Equipment for mounting an elevator drive |
JP5805280B1 (ja) * | 2014-08-07 | 2015-11-04 | 東芝エレベータ株式会社 | 巻き上げ機揚重機及びエレベータの製造方法 |
-
2002
- 2002-04-05 JP JP2002103716A patent/JP2003292263A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1593641A1 (de) * | 2004-05-07 | 2005-11-09 | Inventio Ag | Einrichtung zur Montage eines Aufzugsantriebes |
US7624848B2 (en) | 2004-05-07 | 2009-12-01 | Inventio Ag | Equipment for mounting an elevator drive |
JP2007210744A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ用品の揚重装置及び揚重方法 |
JP5805280B1 (ja) * | 2014-08-07 | 2015-11-04 | 東芝エレベータ株式会社 | 巻き上げ機揚重機及びエレベータの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20050225 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20071108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071120 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20080401 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |