JP4804013B2 - 工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法及び同方法に用いるトップシーブユニット - Google Patents

工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法及び同方法に用いるトップシーブユニット Download PDF

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本発明は、躯体に支持されたガイドレールとガイドレールに昇降可能に装備された搬器とを具備し、工事の進捗に伴ってガイドレールを継ぎ足し、既設のガイドレールの頂部に装着されているトップシーブユニットを、継ぎ足したガイドレールの上端に装着することを繰り返す工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法および同方法に用いるトップシーブユニットに関するものである。
工事用エレベーターには、建築工事の進捗に伴い、建物の高さに応じてガイドレールを継ぎ足していくクライミング方式を取っているものがある。また工事用エレベーターに
は、昇降する搬器のバランスを改善するためにカウンターウエイトを備えるものがあり、そのものでは搬器とカウンターウエイトをワイヤーロープで連結し、ガイドレールの頂部に設けたトップシーブに掛け回して取り付けている。この従来のトップシーブユニットのクライミング方法を示したのが図10である。カウンターウエイトを装備した工事用エレベーターのガイドレールを継ぎ足すには、ガイドレール頂部に装着されたトップシーブユニットを、工事用のタワークレーン等を使用して取り外して躯体側などに仮置きし(図10(1)〜(2))、ガイドレールを継ぎ足し後、躯体側などに仮置きしておいたもの
を、再び工事用クレーン等を使用して、継ぎ足したガイドレールの頂部に装着する必要があった(図10(3)〜(6))。
図10に詳細に記載されているように、トップシーブユニットはワイヤーロープを仕込んだまま移動するため、ワイヤーロープが交錯する作業となり、危険である上、時間もかかるという問題がある。トップシーブユニットはガイドレールに沿って昇降可能である
が、ガイドレールには壁繋ぎブラケットや滑車用ガイドレールが取り付けられているためこれらが障害となり、通過させることができない。クライミング回数は工事用エレベーター1基当たり10数回にも及ぶことが多く、クライミングに要する作業時間と、工事用クレーンの拘束時間の長さは工期に及ぼす影響も大きくなり、改善を求められているが、有効な解決策は未だ講じられていない。なお、カウンターウエイトを備える工事用エレベーターの出願には以下に列記したものがある。
特開平6−24673号 特開平7−33364号
本発明は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は、トップシーブユニットをガイドレールに取り付けたままで、障害物と干渉することなく上方へ移動可能とし、それによってトップシーブユニットの脱着とそれに伴う作業を省略し、クライミング作業を著しく円滑に行えるようにすることである。また本発明の他の課題は、クライミング方法の改良により工事の安全性を向上し、かつ工事用クレーンの拘束時間を短縮することである。
前記の課題を解決するため、本発明は、躯体に支持されたガイドレールと、ガイドレールに昇降可能に装備された搬器と、ガイドレールに設けられている壁繋ぎブラケット等の関連部材及び既設のガイドレールの上端に装着され、上記関連部材と干渉する位置に設けられたトップシーブを有するトップシーブユニットを具備し、工事の進捗に伴ってガイドレールを継ぎ足し、上記トップシーブユニットを、継ぎ足したガイドレールの上端に装着する手順を経る工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法について、既設のガイドレールの頂部に、固定手段により脱着可能に装着されているトップシーブユニットの上記固定手段を一旦取り外し、次の段のガイドレールをクライミング高さまで継ぎ足し、継ぎ足したガイドレールに設けられている壁繋ぎブラケット等の関連部材と干渉しない退避位置にトップシーブを移動させておいて、継ぎ足したガイドレールの頂部までトップシーブユニットを上昇させ、次いでトップシーブを退避位置から元の作業位置に戻し、継ぎ足したガイドレールの頂部に上記固定手段を用いて、トップシーブユニットを装着するという手段を講じたものである。なお、このトップシーブユニットは、例えば搬器とカウンターウエイトを連結したワイヤーロープを掛け回すものなどのために使用される。
上記手段に記載されているガイドレールは、従来のクライミング工法にも使用されていたいわゆる地組みしてあるガイドレールであり、壁繋ぎブラケット等の関連部材一切がガイドレールに取り付けられているものである。即ち本発明においてガイドレールを継ぎ足すクライミング作業は、工事用クレーンを使用して行い、壁繋ぎブラケット等の関連部材は地組してあるまま取り扱う。ガイドレールに沿ってトップシーブユニットを上昇させて行くと、トップシーブが壁繋ぎブラケット等の関連部材に干渉し、上昇が不可能になるので、本発明においては、トップシーツを通過可能とするために退避位置へ移動させる方法を取る。なおトップシープを退避位置へ移動させるには様々な方法を取り得るものであ
り、例えばトップシーブをガイドレールの外方へ直線的に移動させる後述の方法、或いはトップシーブをガイドレールを中心として回転により移動させる方法などを実施することができる。
トップシーブユニットは、ガイドレールの頂部に、固定手段によって装着されていなければならないので、次の段のガイドレールをクライミング高さまで継ぎ足す前に、既設のガイドレールの上端に装着してあるトップシーブユニットの固定手段を取り外しておく。固定手段を取り外してから次の段のガイドレールを継ぎ足し、トップシーブを退避位置へ移動させた状態にして、トップシーブユニットを継ぎ足したガイドレールの頂部まで上昇させるが、固定手段を取り外したのち上昇させるまでの間、トップシーブユニットは仮りの固定手段によって既設のガイドレールの頂部の近くにとどめておく。仮りの固定手段としてはギヤ駆動モーターのブレーキや落下防止板の併設等がある。
トップシーブを退避位置に移動させたトップシーブユニットは、ガイドレールの継ぎ足し完了後、仮りの固定手段を外し、継ぎ足したガイドレールの頂部まで上昇させ、トップシーブを退避位置から元の作業位置に戻し、再び固定手段により、継ぎ足したガイドレールの頂部に装着する。既設のガイドレールの上端に、次の段のガイドレールを継ぎ足したときに、各ガイドレールに組み付けられているラックギヤが接続状態となり、このラックギヤを使用して、継ぎ足したガイドレールの頂部までトップシーブユニットを上昇させるように構成することができる。
本発明に係る、工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法に使用するトップシーブユニットは、トップシーブと、トップシーブを回転可能に軸受けした軸受け部と、軸受け部を装着した基台とを有し、基台は、ガイドレールに組み付けられているラックギヤと噛み合う駆動ギヤによって昇降可能に設けられており、また軸受け部は、基台に、ガイドレールに対して側方へ移動可能に設けられている構成を有するものであることが望ましい。この構成において、トップシーブは軸受け部に軸支されて回転可能になっており、軸受け部は基台に、ガイドレールに対して側方の退避位置へ移動可能に設けられている。
トップシーブユニットは、ガイドレールに対して外側方へ直線的に延びている軌道部
と、トップシーブの軸受け部側に設けられ、軌道部を回転移動可能な車輪を有しており、駆動手段により軌道部上を移動可能に設けるという構成を取ることができる。この軌道部と車輪は、トップシーブを、作業位置(工事用エレベーターの通常運転時にトップシーブが配置されるべき位置)から退避位置へ移動させかつ元の作業位置へ戻す経路と移動手段であり、またトップシーブ及びそれに掛け回したワイヤーロープ等の荷重を負担する手段でもある。
駆動手段の最も単純な形態は、作業者が手で押してトップシーブを移動させる方法である。他の駆動手段としては、様々な手段、方法を取り得る。その1例としては、ピニオンと、それが噛み合って移動可能なラックレールとを備えており、ピニオンの回転によるラックレールの移動によって軸受け部がトップシーブとともに移動する方法を取り得る。また、雄ねじ杆と、それと噛み合って移動可能な雌ねじ杆とを備えており、雄ねじ杆の回転による雄ねじ杆の回転による雌ねじ部材の移動によって軸受け部がトップシーブとともに移動する方法、スプロケットホイールと、それに噛み合って回動可能なチェーンとを備えており、スプロケットホイールの回転によるチェーンの回動によって軸受け部がトップシーブとともに移動する方法、或いは圧力駆動によるピストンシリンダー装置を具備しており、ピストン軸の伸縮によって軸受け部がトップシーブとともに移動する方法等を取り得る。上記の例において、ラックレールと噛み合うピニオンの回転、雌ねじ部材と噛み合う雄ねじ杆の回転、チェーンと噛み合うスプロケットホイールの回転などの動力は、手動でも良いし、またモーター(例えば電動機)その他の駆動力によっても良い。
本発明は上記のように構成されかつ作用するものであるから、トップシーブユニット
を、ガイドレールに取り付けたままで、ガイドレールに設けられている壁繋ぎブラケット等の障害物と干渉することなく、継ぎ足したガイドレールに沿って上昇させることがで
き、それによってトップシーブユニットの脱着と、それに伴う作業を省略してクライミング作業を著しく円滑に行えるようになり、従来のようにワイヤーロープを仕込んだトップシーブユニットを工事用クレーンを用いて移動する必要がないので、クライミング工事の安全性を向上し、かつまた工事用クレーンの拘束時間を短縮することができるという効果を奏する。
以下、図示の実施形態を参照しながら本発明をより詳細に説明する。図1は本発明に係るトップシーブユニットのクライミング方法を実施する工事用エレベーター10の正面図であり、図2Aには図1に対する右側面図、図2Bには図1に対する平面図、図2Cには図2Aの右側のガイドレール11とその付属構造物等の拡大図を示す。またガイドレール11、11は中間省略部分に、この工事用エレベーター10によって昇降する搬器12を有している。13はベース、14は昇降路扉、15は壁つなぎブラケット、16はケーブル滑車用ガイドレールを示す。
例示した工事用エレベーター10は、搬器12の側面に装備した昇降装置17によっ
て、ガイドレール11に沿って昇降可能に設けられており、かつまた、ガイドレール11の頂部に装着されているトップシーブ21に掛け回したワイヤーロープ22を通じてカウンターウエイト23による吊り上げ荷重が加えられている。
トップシーブ21は、トップシーブユニット20の前後の基台24に装着されている軸受け部25に回転可能に取り付けられており、1基のトップシーブユニット20に前後2個のトップシーブ21、21′を配置している(図3参照)。基台24はユニットフレーム30の一部であり、ガイドレール11に組み付けられているラックギヤ26と噛み合う駆動ギヤ27によって昇降可能に設けられている。トップシーブユニット20は、ユニットフレーム30の上端部の一側30aに一端28bにて脱着可能に軸支されている固定手段28を有し、この固定手段28の先端28aをユニットフレーム30の上端部の他側30bから外して跳ね上げたときにガイドレール11に対してフリーな状態となり(図3A)、伏せて先端28aを閉じたときにガイドレール頂部に装着した状態となる(図9(5))。
例示したトップシーブユニット20は、ユニットフレーム30に適当数設けられている小車輪29がガイドレールの4隅の柱外面と係合して、昇降するようになっている(図2C及び図4A等参照)。31は、ギヤ駆動モーターであり、トップシーブユニット全体がこのモーター31によって昇降駆動される。固定手段28を取り外した後に使用する仮りの固定手段として、本例では落下防止板32を使用している。この落下防止板32は、ユニットフレーム30の上部に軸支されており、ガイドレール横桟33に引っ掛かることによってトップシーブユニット20を落下しないように掛け止める。34は脱落防止手段としてのリミットスイッチであり、トップシーブユニット20をガイドレール11の頂部に固定手段28によって装着した状態において、トップシーブユニット20の側に接触して例えばオンとなり、脱落した場合に例えばオフとなって、落下防止板32を駆動し、落下防止状態に置く。
トップシーブユニット21の軸受け部25は、基台24に、移動可能に設けられてお
り、その移動のための軌道部35はガイドレール11に対して側方へ直線的に延びている。一方、軌道部35を回転移動可能な車輪36は軸受け部25の下部に設けられてお
り、軌道部35の範囲で軸受け部25に軸受けされたトップシーブ21を、ガイドレール11に設けられている壁繋ぎブラケット15等の関連部材と干渉しない退避位置Xへ移動させ、ガイドレール11との間に必要な空間37を確保し、関連部材と干渉し合わずに通過可能にするものである。このようなトップシーブ21は、何らかの駆動手段により軌道部上を移動可能とする。その最も簡便な駆動手段として示しているのが、作業者38がトップシーブ21を外方へ押す図4A、Bの形態である。作業者38は、例えばトップシーブユニット20に架装される作業台39に乗ってトップシーブ21を移動させる作業に従事するものとする。図例の場合一方のトップシーブ21のみに本発明を適用し、他方のトップシーブ21′には適用せず固定方式のままとしているが、両方21、21′とも、本発明を適用することもある(図3A参照)
駆動手段の形態としては、ピニオン41と、それが噛み合って移動可能なラックレール42を基台側に備え、ピニオン41の回転によりラックレール42が移動し、それによって軸受部28、28がトップシーブ21とともに移動する形態がある(図5参照)。ピニオン41は図5に示すハンドル43を用いる手動操作で回転させる方式である。図6は、駆動手段として、雄ねじ杆44とそれと噛み合って移動可能な雌ねじ部材45を基台側に備え、雄ねじ杆44の回転により雌ねじ部材45を移動させ、それによって軸受け部25をトップシーブ21とともに移動させる方式であり、雄ねじ杆44を端部のハンドル46により手動操作する。また図7は、駆動手段として、基台側にスプロケットホイール47と、それに噛み合って回動可能なチェーン48とを備え、スプロケットホイール47の回
転によるチェーン48の回動によって、軸受け部25をトップシーブ21とともに移動させる方式である。この例でも、ハンドル46によりスプロケットホイール47を手動操作するものとしているが、前の2例と同様に手動操作を動力駆動に変更することは容易である。
上記の3例に対して、図8に示す例の場合、駆動手段として、流体駆動によるピストンシリンダー装置51を具備しており、ピストン軸52の伸縮によって、軸受け部25がトップシーブ21とともに移動する構成をとっている。ピストンシリンダー装置51は基台側に設けられており、シリンダー装置作動用のスイッチ53によって操作する。直接トップシーブ21を作業者が押す図4の例ほどには大きな作業台39を必要としないが、図5以降図8までの例の場合にも、ハンドル43、46、49或いはスイッチ53を作業者38が操作するために作業台54を設けるものとする。しかしながら、駆動手段を全部動力駆動とする場合には、例えば地上の自動運転装置55において遠隔的に操作することも可能である。
本発明の工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法の構成要件については、課題を解決するための手段の項において既に説明したが、図9を参照して、より具体的に説明する。図9の工程(1)は躯体工事の進捗に伴って工事用エレベーター10を延伸するために、既設のガイドレール11の上端に装着されているトップシーブユニット20を仮りの固定手段により固定するとともに、固定部材28を取り外した状態である。この後、壁繋ぎブラケット15及びケーブル滑車用ガイドレール16等の関連部材を予め地組みにある、次の段のガイドレール(便宜上符号11′とする)を既設ガイドレール11の上端にクライミング高さまで継ぎ足す(工程(2))。この工程において、各ガイドレール11、11′に組み付けられているラックギヤ26が接続状態となり、既設のガイドレール11にあるトップシーブユニット20の継ぎ足したガイドレール11′への上昇を可能にする。次いで、工程(3)に示すように、基台24の前後に設けられている各トップシーブ21、21を、駆動手段を操作して退避位置Xへ移動させ、ガイドレール11との間に、通過に必要な空間37、37を確保し、トップシーブユニット20を例えば自動運転装置部55の操作によって上昇させ(工程(4))、継ぎ足したガイドレール11′の頂部にトップシーブユニット20を固定部材28を用いて装着するとともに、各トップシーブ21、21を、駆動手段を前記と逆方向に操作して作業位置Yへ移動させる(工程(5)及び(6))。この後、壁繋ぎブラケット15を躯体56に取り付け、またケーブル滑車用ガイドレール16を、継ぎ足したガイドレール11′に取り付けるものである(工程(7))。上記の手順を繰り返すことにより、クライミング工法を著しくスムーズに進められることとなる。
以上のような内容を有する本発明の工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法及びトップシーブユニットでは、継ぎ足したガイドレール11′に設けられている関連部材と干渉するトップシーブ21を退避移動させることによって、トップシーブユニット20の通過が可能となるのであり、トップシーブ21は1基だけで
も、また2基とも退避移動させることができる。また、トップシーブ21を退避移動させること、及びトップシーブユニット20を上昇させることは、手動及び動力駆動によって実施可能であり、さらにガイドレールに装備されている搬器昇降用のラックギヤを使用して動力駆動することにより、自昇式クライミングも可能である。
本発明は工事用エレベーターのカウンターウエイト用トップシーブのほか、各種タワー類のトップシーブ等、クライミング工法又はそれに類似している工法に利用できる可能性がある。
本発明に係るトップシーブユニットのクライミング方法を適用した工事用エレベーターの1例を示す中間部省略の正面図である。 Aは図1に対する平面図、Bは同じく右側面図、Cは図2Aの要部拡大図である。 Aはガイドレールとトップシーブユニットの関係を示す側面図、Bは同じく正面図である。 Aはトップシーブユニットの駆動手段を示す側面図、Bは正面図である。 Aはラックアンドピニオン方式の駆動手段を示す側面図、Bは正面図である。 Aは雌雄ねじ方式の駆動手段を示す側面図、Bは正面図である。 Aはスプロケットチェーン方式の駆動手段を示す側面図、Bは正面図である。 Aはピストンシリンダー方式の駆動手段を示す側面図、Bは正面図である。 本発明に係るトップシーブユニットのクライミング方法の1例を工程を追って示す説明図である。 従来のトップシーブユニットのクライミング方法の例を示す工程説明図である。
符号の説明
10 工事用エレベーター
11、11′ ガイドレール
12 搬器
13 ベース
14 昇降路扉
15 壁繋ぎブラケット
16 ケーブル滑車用ガイドレール
17 昇降装置
20 トップシーブユニット
21 トップシーブ
22 ワイヤーロープ
23 カウンターウエイト
24 基台
25 軸受け部
26 ラックギヤ
27 駆動ギヤ
28 固定手段
29 小車輪
30 ユニットフレーム
31 ギヤ駆動モーター
32 落下防止板
33 ガイドレール横桟
34 脱落防止手段のリミットスイッチ
35 軌道部
36 車輪
37 空間
38 作業者
39、54 作業台
41 ピニオン
42 ラックレール
43、46、49 ハンドル
44 雄ねじ杆
45 雌ねじ部材
47 スプロケットホイール
48 チェーン
51 ピストンシリンダー装置
52 ピストン軸
53 シリンダー装置作動用スイッチ
55 自動運転装置
56 躯体
X 退避位置
Y 作業位置

Claims (8)

  1. 躯体に支持されたガイドレールと、ガイドレールに昇降可能に装備された搬器と、ガイドレールに設けられている壁繋ぎブラケット等の関連部材及び既設のガイドレールの上端に装着され、上記関連部材と干渉する位置に設けられたトップシーブを有するトップシーブユニットを具備し、工事の進捗に伴ってガイドレールを継ぎ足し、上記トップシーブユニットを、継ぎ足したガイドレールの頂部に装着する手順を経る工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法であって、
    既設のガイドレールの頂部に、固定手段により脱着可能に装着されているトップシーブユニットの上記固定手段を一旦取り外し、次の段のガイドレールをクライミング高さまで継ぎ足し、継ぎ足したガイドレールに設けられている壁繋ぎブラケット等の関連部材と干渉しない退避位置にトップシーブを移動させておいて、継ぎ足したガイドレールの頂部までトップシーブユニットを上昇させ、次いでトップシーブを退避位置から元の作業位置に戻し、継ぎ足したガイドレールの頂部に上記固定手段を用いて、トップシーブユニットを装着することを特徴とする工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法。
  2. 既設のガイドレールの上端に、次の段のガイドレールを継ぎ足したときに、各ガイドレールに組み付けられているラックギヤが接続状態となり、このラックギヤを使用して、継ぎ足したガイドレールの頂部までトップシーブユニットを上昇させるように構成されている請求項1記載の工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方
    法。
  3. 躯体に支持されたガイドレールと、ガイドレールに昇降可能に装備された搬器と、ガイドレールに設けられている壁繋ぎブラケット等の関連部材及び既設のガイドレールの上端に装着され、上記関連部材と干渉する位置に設けられたトップシーブを有するトップシーブユニットを具備し、工事の進捗に伴ってガイドレールを継ぎ足し、上記トップシーブユニットを、継ぎ足したガイドレールの頂部に装着する手順を経る工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法に使用するトップシーブユニットであっ
    て、
    トップシーブと、トップシーブを回転可能に軸受けした軸受け部と、軸受け部を装着した基台とを有し、基台は、ガイドレールに組み付けられているラックギヤと噛み合う駆動ギヤによって昇降可能に設けられており、また軸受け部は、基台に、ガイドレールに対して側方へ移動可能に設けられていることを特徴とする工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法に使用するトップシーブユニット。
  4. トップシーブユニットは、ガイドレールに対して外側方へ直線的に延びている軌道部と、トップシーブの軸受け部側に設けられ、軌道部を回転移動可能な車輪を有しており、駆動手段により軌道部上を移動可能に設けられている請求項3記載の工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法に使用するトップシーブユニット。
  5. 駆動手段として、ピニオンとそれが噛み合って移動可能なラックレールとを備えており、ピニオンの回転によるラックレールの移動によって軸受け部がトップシーブとともに移動するように構成されている請求項4記載の工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法に使用するトップシーブユニット。
  6. 駆動手段として、雄ねじ杆と、それと噛み合って移動可能な雌ねじ杆とを備えており、雄ねじ杆の回転による雄ねじ杆の回転による雌ねじ部材の移動によって軸受け部がトップシーブとともに移動するように構成されている請求項4記載の工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法に使用するトップシーブユニット。
  7. 駆動手段として、スプロケットホイールと、それに噛み合って回動可能なチェーンとを備えており、スプロケットホイールの回転によるチェーンの回動によって軸受け部がトップシーブとともに移動するように構成されている請求項4記載の工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法に使用するトップシーブユニット。
  8. 駆動手段として、圧力駆動によるピストンシリンダー装置を具備しており、ピストン軸の伸縮によって軸受け部がトップシーブとともに移動するように構成されている請求項4記載の工事用エレベーター類におけるトップシーブユニットのクライミング方法に使用するトップシーブユニット。
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