JP2605195Y2 - 昇降自在の黒板等を備えたスチール保管庫 - Google Patents

昇降自在の黒板等を備えたスチール保管庫

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JP2605195Y2
JP2605195Y2 JP1992048668U JP4866892U JP2605195Y2 JP 2605195 Y2 JP2605195 Y2 JP 2605195Y2 JP 1992048668 U JP1992048668 U JP 1992048668U JP 4866892 U JP4866892 U JP 4866892U JP 2605195 Y2 JP2605195 Y2 JP 2605195Y2
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道晴 田崎
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共栄工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、事務室等に設置されて
いるスチール保管庫を利用して、本来は別個に設置され
る黒板、白板あるいはスクリーン等をスチール保管庫に
組み入れて、この黒板、白板あるいはスクリーンを使用
する際には上昇させ、使用しない場合には下降させ、ス
チール保管庫の本体内に収納できるようにした昇降自在
の黒板等を備えたスチール保管庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、黒板、白板あるいはスクリーンは
単独に製作され、これを支柱を介して上下動できるよう
にしたものは存在している。またOA機器用机でパソコ
ン、ワープロ、ワークステーション等の卓上型OA機器
を設置するための机であって、使用しない時のOA機器
を机の内部に収納しうるものは存在している(特開平3
−218707号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術である単独の黒板、白板あるいはスクリーンに
おいては、黒板、白板あるいはスクリーンそれ自体のス
ペースが必要になる問題点がある。また、特開平3−2
18707号公報に示されているOA機器用机は、OA
機器を収納できるように、脚部と、前方に張り出して天
板の一部を形成する補助天板と、昇降自在に支持され上
昇時に天板の一部を形成する下層、および下降時に天板
の一部を形成する上層を有する主天板とからなり、前記
補助天板が高さ及び水平方向位置の異なる2つ以上の位
置をとりうるようにリンク機構を介して脚部に支持され
ており、表面に歯が形成された複数の支持棒が垂直方向
に両端を前記脚部に固定されており、主天板の下層下面
に前記複数の支持棒の歯とそれぞれ噛み合うギャ及び該
ギャの駆動装置が取り付けられてなるもので、構成が複
雑で、強度的にも支持棒の両端を固定しなければならな
いという問題点があった。本考案は、この点に鑑み、簡
単な構成でスチール保管庫内に黒板、白板あるいはスク
リーンを昇降自在に突出、収納できるように、スチール
保管庫の後板内面部に沿わせて昇降できるように、黒
板、白板あるいはスクリーンの両端に定荷重、定トルク
ばねを取り付けて、スチール保管庫から黒板、白板ある
いはスクリーンを昇降させることができるシンプルな昇
降自在の黒板等を備えたスチール保管庫を提供すること
を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記課題の解
決を図ったもので、昇降自在の黒板等を備えたスチール
保管庫において、スチール保管庫本体の後板内面部に
内レールを設け、該案内レールをガイドにして黒板等を
昇降自在に設け、該黒板等の適宜位置に定荷重、定トル
クばねの一端部が固定され、該定荷重、定トルクばねの
他端部は保管庫本体に固定されることにより昇降できる
ようにするという技術手段を採用した。
【0005】
【作用】本考案は、以上の技術手段を採用することによ
り、簡単な構成で、単独に黒板、白板あるいはスクリー
ンを設けることなく、スチール保管庫に黒板、白板ある
いはスクリーンを収納できるようにして、使用する時だ
け、黒板、白板あるいはスクリーンを上昇させて、使用
できる状態にし、黒板、白板あるいはスクリーンを使用
しない時は、降下させてスチール保管庫内に収納するこ
とができる。特に定荷重、定トルクばねを採用したの
で、黒板、白板あるいはスクリーンを簡単に任意の高さ
で適宜停止することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面で詳細に
説明する。図1は、本考案の実施例である保管庫に黒
板、白板あるいはスクリーンを昇降自在に設けた概略全
体斜視図で、1は保管庫本体、2は黒板、白板あるいは
スクリーン、3は定荷重、定トルクばね、4は保管庫上
面板、5は保管庫上面板4の後部に穿設した黒板、白板
あるいはスクリーンを昇降動させるための開口部をそれ
ぞれ示すものである。
【0007】次に、本考案の黒板、白板あるいはスクリ
ーンを昇降自在にする具体的な実施例を図2、図3に基
づいて詳細に説明すると、保管庫本体1の後端両側部、
後端中央部の適宜位置に公知の案内レールを設ける。こ
れは強度を考慮した上で選択して設ければ良いのでに図
示してないが、この案内レールをガイドにして、黒板、
白板あるいはスクリーン2を昇降自在に設けている。そ
して、この黒板、白板あるいはスクリーン2の側部上端
に定荷重、定トルクばね3の一方部分を固定する。この
定荷重、定トルクばね3の一方の固定というのは、摩擦
の少ない軸6を中心にして自由に巻き付けた部分を固定
することである。さらに、他方である定荷重、定トルク
ばね3の他端部8は保管庫本体1側の、例えば案内レー
ルの適宜の位置の取付金具9に固定されている。しか
も、この黒板、白板あるいはスクリーンの重さと同じ荷
重の定荷重、定トルクばね3を取り付けることにより、
わずかの力でスムースに黒板、白板あるいはスクリーン
を昇降動させたり、またはフリーストップさせることが
できる。また、この定荷重、定トルクばね3は、図3に
示すように密着渦巻状にきつく巻かれた薄板ばねででき
たもので、ある曲率半径が与えられている定荷重、定ト
ルクばね3を、摩擦の少ない軸6を中心にして自由に回
転するある半径のドラム7に巻き付け、他端部8を引っ
張るかあるいは他端部8を固定して摩擦の少ない軸6を
引っ張ることによって得られる荷重は常に一定である。
そして、伸びが増大しても荷重は一定を保つし、初荷重
が大きく、しかも伸びが大きく、原形の30〜50倍ま
で使用できるし、同一スペースに収納した際、エネルギ
ーの蓄積が大きく、円滑に作動し、摩擦が少ないもので
ある。なお、保管庫の前面内部に黒板消し、チョーク等
を収納する受け具を設けると大変便利である。さらに、
黒板、白板あるいはスクリーン2を昇降動する手段とし
て、定荷重、定トルクばね3を用いたが、この定荷重、
定トルクばね3に替えて黒板、白板あるいはスクリーン
2の下部数箇所にゼンマイばね、そして上部に係止具を
設け、この係止具と係合できる保管庫本体1上部の適宜
部位に係合部材を設けることにより行うことも可能であ
る。
【0008】
【考案の効果】本考案は、以上の構成に基づき次の効果
を得ることができる。 (1)黒板、白板あるいはスクリーンを別個に設置しな
くてすむので、その分スペースが有効利用できる。 (2)黒板、白板あるいはスクリーンの昇降動に保管庫
本体の後板あるいは側板を有効に利用して、最小限の部
材で昇降動の案内部を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例である黒板、白板あるいはスク
リーンを昇降自在に設けた保管庫を示す概略全体斜視図
である。
【図2】前記実施例における正面図である。
【図3】前記実施例に使用する昇降動を行う定荷重、定
トルクばねを示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1‥‥保管庫本体 2‥‥黒板、白板あ
るいはスクリーン 3‥‥定荷重、定トルクばね 4‥‥保管庫上面板 5‥‥開口部 6‥‥摩擦の少ない
軸 7‥‥回転するドラム 8‥‥他端部 9‥‥取付金具
フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭43−10007(JP,Y1) 実願 昭51−862号(実開 昭52− 92824号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭61−180966号(実開 昭63− 85131号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭58−109874号(実開 昭60− 17144号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチール保管庫本体1の後板内面部に
    内レールを設け、該案内レールをガイドにして黒板2等
    昇降自在に設け、該黒板2等の適宜位置に定荷重、定
    トルクばね3の一端部が固定され、該定荷重、定トルク
    ばね3の他端部は保管庫本体1に固定されることにより
    昇降できるようにしたことを特徴とする昇降自在の黒板
    等を備えたスチール保管庫
JP1992048668U 1992-06-18 1992-06-18 昇降自在の黒板等を備えたスチール保管庫 Expired - Fee Related JP2605195Y2 (ja)

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JPH06177U JPH06177U (ja) 1994-01-11
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