JP3581338B2 - サーバ用ラック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はLAN機器等の通信機器を収納するサーバ用ラックに関し、特に液晶モニタ等の薄型モニタ専用の搭載部を設けたサーバ用ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】
LAN機器等の通信機器を収納するサーバ用ラックは、通信回線の状況を把握する為の表示装置として液晶モニタ等の薄型モニタを搭載したものが広く利用されている。このようなラックに設けたモニタ搭載部を図3に示す。図示するようにモニタ搭載部は左右側面をスライドレール21を介してラックに連結されたスライド板22を有し、スライド板22は引き出し容易に形成されている。そして、そのスライド板22上に液晶モニタ1が配置されている。
液晶モニタ1は、背部に取付板23が貼着され、貼着板23を介して下部がスライド板22に後方に倒置可能に軸着され、倒置した状態で収納されるよう形成されている。使用時はラック内よりスライド板22を引き出し、その後図4に示すように液晶モニタ1を掴んで手動により前方に起立操作して使用姿勢とし、収納時は液晶モニタ1を直接後方へ押して倒置して収納姿勢とした後スライド板をラック内へ押込み収納してモニタ搭載部の操作をしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述するように、従来のサーバ用ラックは液晶モニタ使用時はモニタ搭載部を引き出した後直接モニタを掴んで手動で起立操作をしていたし、収納時も手動でモニタを倒置してから押込み収納操作をするため、操作が面倒であったし、直接モニタを掴んで操作するのでモニタ自体に過大な負荷が加わる場合がありモニタ自体を傷つける虞もあった。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、モニタに負荷をかけずに起立/倒置操作ができ、また引き出し起立操作や倒置収納操作を簡易に行なうことを可能とするサーバ用ラックを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、引き出し可能なスライド板上に薄型モニタを搭載してなるモニタ搭載部を有するサーバ用ラックであって、前記モニタ搭載部は前記モニタの起立操作或いは起立したモニタの倒置操作を実行する起立/倒置機構を具備し、前記スライド板が、スライドレールを介して引き出し可能にラックに連結されたベース板と、ベース板上を更に前後動するモニタベースとから成り、前記モニタはモニタベースに起立/倒置可能に装着され、更に、前記起立/倒置機構は、モニタ下部左右に突設したローラと、前記ベース板左右に形成した側板に設けたガイド溝とから成り、該ガイド溝は前方を上方に傾斜させて形成されると共に前記ローラを係合し、前記ベース板に対して前記モニタベースを引き出し操作すると前記ローラが前記ガイド溝内を上方に移動してモニタが起立し、前記モニタベースを押し込み操作すると前記ローラが前記ガイド溝内を下方に移動してモニタが倒置することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係るサーバ用ラックの要部である液晶モニタ搭載部の斜視図であり、モニタ搭載部を引き出した状態を示している。液晶モニタ1はその下部がモニタ取付け板2に固着され、モニタ取付け板2はトルクヒンジ3を介してモニタベース4に軸着されている。モニタベース4は略L字状に形成されて前面板4a及び底板4bを有している。前面板4aには取手5が設けられ、底板4bは下面に前後方向に配置されたスライドレール7の一方が装着されると共に、スライドレール7の他方はベース板8上に装着され、モニタベース4はベース板8上を前後にスライド移動可能にベース板8に連結されている。尚、トルクヒンジ3は液晶モニタ1起立方向のトルクを有している。
【0007】
ベース板8は左右側部に上方へ折り曲げて形成した側板8a,8aを有し、その側板8aはスライドレール10を介してラック内側部(図示せず)に固着された連結板14に連結され、ベース板8はラック内から前方に滑らかにスライド移動可能となっている。
そして、A部拡大図に示すように、液晶モニタ1の左右下部に位置するモニタ取付け板2の左右端部にローラ11,11が突設されると共に、側板8aにはローラ11が係合してその移動を案内するガイド溝12が切り欠き形成され、ローラ11とガイド溝12とで起立/倒置機構が構成されている。ガイド溝12は前方を上方に向けて傾斜形成された直線溝である。
尚、モニタ取付板2とモニタベース4の間には引張りばね9が設けられ、モニタ1を倒置した状態でモニタ1の重量を軽減させる作用を奏している。また、13は収納時にモニタ搭載部前面を閉塞する前面パネルである。
【0008】
次に、上記構成のモニタ搭載部の操作手順を説明する。ラックに収納した状態では液晶モニタ1は図1に示すように後方へ倒置した収納姿勢の状態である。液晶モニタ1を使用する場合は、まずベース板8を引き出す。この操作は前面パネルに設けた取手(図示せず)を操作して引き出せばよく、この操作はスライドレール10の作用でスムーズに操作でき、引き出した状態が図1の状態である。
【0009】
ベース板8の引き出しが終了したら、次に取手5を引き、ベース板8からモニタベース4を引き出す。モニタベース4はスライドレール7の作用によりスムーズに引き出される。そしてこの時、モニタベース4が引き出されると同時に、起立/倒置機構が作動して液晶モニタ1を起立させ、液晶モニタ1を使用姿勢にする。この状態が図2に示す状態である。
具体的には、モニタベース4がベース板8に対して前方へ移動することで、ローラ11がガイド溝12内を前方へ移動する。その際、ガイド溝12に案内されて上方へ移動するため、連結されている液晶モニタ1はローラ11の作用で起立動作する。そして、この動作は、ローラ11の回転移動とトルクヒンジ3の作用により大きな力を必要とせず実施される。こうして、モニタは引き出された後立設されて使用姿勢をとる。
尚、モニタ搭載部の引き出し或いは収納操作は、初めからモニタベース4の取手5を操作して行なっても良いが、その場合はベース板の引き出し或いは収納操作する際にモニタが起立動作しない機構を別途設けるのが好ましい。
【0010】
液晶モニタ1の収納操作は上記引き出し操作の逆の操作をすれば良く、モニタベース4を押込み操作すれば起立/倒置機構の作用で、即ちローラ11がガイド溝12に案内されて下降動作し、液晶モニタ1はローラ11の作用で後方へ倒置動作して収納姿勢となり、更に押込み操作することでベース板8がラック内へ入り込み、モニタ搭載部はラック内へ収納される。
【0011】
このように、ベース板とモニタベースから成るスライド板の引き出し操作により液晶モニタが引き出された後起立姿勢をとり、またスライド板押込み操作により、倒れて倒置姿勢をとった後収納されるので、液晶モニタに直接触れること無くスムーズに操作でき、液晶モニタに過大な負荷が加わることが無い。従って、液晶モニタ自体を傷つける虞がない。また、スライド板の引き出し/押込み操作により、液晶モニタの姿勢の変更をするので別途液晶モニタの起立或いは倒置操作をする必要が無く、操作が簡易である。
尚、上記の実施の形態では液晶モニタの場合で説明したが、モニタは薄型のモニタであれば適用でき、例えばPDPモニタであってもよい。
【0012】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によればスライド板の引き出し操作によりモニタは起立動作して使用姿勢となるし、収納操作によりモニタは倒置動作して収納姿勢となるので、モニタの使用にあたってモニタを直接掴んで操作する必要がなくなりモニタに過大な負荷が加わることが無い。従って、モニタ自体を傷つける虞がない。また、スライド板の操作だけでモニタの姿勢が変わるので、モニタ搭載部の操作が簡易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーバ用ラックの実施形態の一例を示し、要部の液晶モニタ搭載部を引き出した状態の液晶モニタ搭載部の斜視図である。
【図2】図1のモニタ搭載部から更にモニタを起立させた状態の液晶モニタ搭載部の斜視図である。
【図3】従来のサーバ用ラックの液晶モニタ搭載部の斜視図である。
【図4】図3の液晶モニタを立ち上げた状態を示す液晶モニタ搭載部の斜視図である。
【符号の説明】
1・・液晶モニタ、2・・モニタ取付板、3・・トルクヒンジ、4・・モニタベース、7・・スライドレール、8・・ベース板、8a・・側板、10・・スライドレール、11・・ローラ、12・・ガイド溝。
Claims (1)
- 引き出し可能なスライド板上に薄型モニタを搭載してなるモニタ搭載部を有するサーバ用ラックであって、
前記モニタ搭載部は前記モニタの起立操作或いは起立したモニタの倒置操作を実行する起立/倒置機構を具備し、
前記スライド板が、スライドレールを介して引き出し可能にラックに連結されたベース板と、ベース板上を更に前後動するモニタベースとから成り、前記モニタはモニタベースに起立/倒置可能に装着され、
更に、前記起立/倒置機構は、モニタ下部左右に突設したローラと、前記ベース板左右に形成した側板に設けたガイド溝とから成り、該ガイド溝は前方を上方に傾斜させて形成されると共に前記ローラを係合し、
前記ベース板に対して前記モニタベースを引き出し操作すると前記ローラが前記ガイド溝内を上方に移動してモニタが起立し、前記モニタベースを押し込み操作すると前記ローラが前記ガイド溝内を下方に移動してモニタが倒置することを特徴とするサーバ用ラック。
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2001
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