JP3503689B2 - 折畳みテーブル - Google Patents

折畳みテーブル

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JP3503689B2
JP3503689B2 JP37549499A JP37549499A JP3503689B2 JP 3503689 B2 JP3503689 B2 JP 3503689B2 JP 37549499 A JP37549499 A JP 37549499A JP 37549499 A JP37549499 A JP 37549499A JP 3503689 B2 JP3503689 B2 JP 3503689B2
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淳一 山岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば天板の先端部
直下に収納ボックスを設け、該ボックスにOA機器等の
配線やボックスファイル等の重量物の収納を可能にし、
配線や重量物収納の安全性を確保するとともに、収納ボ
ックスを天板の折り畳み動作に連動して変位させ、天板
折り畳みスペースのコンパクト化を図る一方、収納ボッ
クスにデスクパネルを抜き差し自在に立設し、かつ該パ
ネルの高さを調節可能にして、使用上の利便性を向上す
る一方、前記収納ボックスを省略し、構成の簡潔化とス
タッキング時のコンパクト化を図るとともに、ボックス
ファイルの出し入れを容易に行なえるようにした折畳み
テーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の折り畳みテーブルの中に、例えば
特開平9−266819号公報では、天板の先端部に目
隠しパネルを突設し、該パネルを天板の折り畳み動作に
連動させて、天板から出没させている。しかし、この従
来の折り畳みテーブルは、目隠しパネルが天板から始終
突出し、その取り外しや突出高さの調節が不可能であっ
たため、多様な使用に応じられなかった。
【0003】一方、例えば特開平7−100016号公
報には、天板の先端部直下に箱形の収容空間を不動に設
け、該空間に靴や所持品を収納可能にするとともに、該
空間の上部を天板の先端部に開口し、該開口部を蓋体や
折り畳み可能な天板で閉塞していた。
【0004】しかし、前記収容空間は深底であるため、
収納物を取り出し辛く、また天板の折り畳み動作に関係
なく、始終一定の位置に置かれているため、不使用時の
取り扱いに不便である等の問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題を解決し、天板の先端部直下に収納ボックスを設け、
該ボックスにOA機器等の配線やボックスファイル等の
重量物の収納を可能にし、配線や重量物収納の安全性を
確保するとともに、収納ボックスを天板の折り畳み動作
に連動して変位させ、天板折り畳みスペースのコンパク
ト化を図る一方、収納ボックスにデスクパネルを抜き差
し自在に立設し、かつ該パネルの高さを調節可能にし
て、使用上の利便性を向上する一方、前記収納ボックス
を省略し、構成の簡潔化とスタッキング時のコンパクト
化を図るとともに、ボックスファイルの出し入れを容易
に行なえるようにした折畳みテーブルを提供することを
目的とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】請求項1の発明は、支柱
の上部に天板を回動可能に支持し、前記天板の先端部に
蝶番を介して収納ボックスの上端部を回動可能に連結
し、前記収納ボックス内の下端部にケ−ブルを導入可能
な複数のワイヤガイドを収容するとともに、前記収納ボ
ックスの下端部にリンクの一端を回動可能に枢着し、該
リンクの他端を前記支柱に回動可能に連結した折畳みテ
−ブルにおいて、前記蝶番の羽根板の一方に断面略U字
形状の屈曲片を先端部に形成し、該屈曲片に前記収納ボ
ックスの端縁を掛け止め可能に収容して、蝶番に対する
収納ボックスの取り付けを容易に行なうとともに、蝶番
の取り付けが多少緩んでも、収納ボックスの脱落を防止
し、収納ボックス内に重量物を安全に保管し得るように
している。
【0007】請求項の発明は、前記収納ボックス内の
所定位置にワイヤガイドを取り付け、該ワイヤガイドを
介して、それらの間に収容した収納物を係合可能に支持
し、ボックスイファイル等の収納物をワイヤガイドに係
合して、前記収納物を安全に保管し得るようにしてい
る。
【0008】請求項の発明は、前記天板を前後方向へ
移動可能に取り付け、該天板の後方移動時にデスクパネ
ルと天板との間に収納物を出し入れ可能な空隙部を形成
可能にして、前記空隙部から収納物の出し入れを実現し
ている。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
により説明すると、図1乃至図10において1,1は水
平に配置された角管製の左右一対の脚で、その両端部に
キャスタ2が取り付けられ、床面3を走行可能にしてい
る。前記脚1の略中央に角管製の支柱4が立設され、該
柱4の上端部にピン5を介して、天板6を取り付ける支
持枠7が上下方向へ回動可能に連結されている。図中、
8は天板6の折り畳み操作レバーで、そのロック作動を
介して天板6を水平に支持し、またロック解除作動を介
して天板6を前方へ反転可能にしている
【0012】前記天板6の前後方向の幅は前記脚1の長
さよりも短小に形成され、その先端部に複数の蝶番9を
介して、収納ボックスであるワイヤリングボックス10
を回動可能に連結している。前記蝶番9は、一対の羽根
板11,12と、該羽根板11,12のカーリング部を
回動可能に連結する枢軸13とで構成され、このうち羽
根板11は断面略L字形状に形成され、その先端側に屈
曲片14を形成している。
【0013】前記羽根板11と屈曲片14とに複数のビ
ス孔15,16が形成され、羽根板11の基部を天板6
の先端面に係合し、屈曲片14を天板6の先端部下面に
係合し、それらのビス孔15,16から木ネジ等のビス
17,18を天板6にねじ込んで、それらを固定してい
る。
【0014】また、前記羽根板12は、先端部に断面略
U字形状の屈曲片19を形成し、該屈曲片19の間に後
述する上側額縁端縁を収容し、かつ羽根板12を前記上
側額縁片に係合して、該板12に形成したビス孔20か
らビス21を前記上側額縁片のビス孔に挿入し、これを
内側に配置した後述のナットで緊締している。
【0015】前記ワイヤリングボックス10は図4のよ
うに、横幅が天板6の長さと略同長で、高さが天板6の
前後方向の幅の略1/2、奥行きが後述するボックスフ
ァイルの略最大背幅の箱形に形成され、その内側開口部
周縁を額縁状に形成している
【0016】前記ワイヤリングボックス10は、幕板と
して機能する横長矩形の前面板22と、該前面板22の
上下に配置した上面板23と下面板24、および左右両
側の側面板25,26とで構成されている。このうち、
前面板22は周面に複数の通孔27を形成し、その内面
の上下位置に上面板23と下面板24とを溶接し、該上
面板23をテーブル使用時の天板6と同一面上に配置し
ている。
【0017】前記上面板23は断面略L字形状に形成さ
れ、その屈曲片28は断面略逆L字形状に形成されてい
て、その下端部を前面板22の内面上部に溶接し、該屈
曲片28と前面板22との間に、デスクパネル29を差
し込み可能な嵌合溝30が形成されている。
【0018】前記デスクパネル29は、嵌合溝30と略
同長の横長矩形の合成樹脂板で構成され、また嵌合溝3
0はワイヤリングボックス10上面の前端部全域に亘っ
て形成され、その深さをデスクパネル29の高さの略1
/4〜1/3に形成していて、その残余の高さをワイヤ
リングボックス10上に突出させている。
【0019】前記上面板23の後端部に、端縁を下向き
に屈曲した上側額縁片31が形成され、該片31に前記
ビス21を挿入可能なビス孔32が形成されている。図
中、33はビス孔32に臨ませて上側額縁片31の内側
に配置したナットで、前記ビス21にねじ込み可能にし
ている。
【0020】34は上面板23の両端部に開閉可能に設
けた蓋で、その開放時に種々のケーブル35を挿入また
は引き出し、天板6上に載置するパソコン等のOA機器
(図示略)や電話機に接続可能にしている。
【0021】前記下面板24は断面略U字形状に形成さ
れ、その一方の屈曲片を前面板22の下端部に溶接し、
他方の屈曲片を下側額縁片36として、ワイヤリングボ
ックス10の後端部に配置している。下面板24の両端
部で、前記蓋34の直下位置に透孔37が設けられ、該
透孔37にゴム製のワイヤガイド38が嵌め込まれてい
る。
【0022】ワイヤガイド38は複数のケーブル35を
導入若しくは引き出し可能な貫通孔39を有し、該ワイ
ヤガイド38,38間に収納物であるボックスファイル
40を複数横列に収容し、その両側のボックスファイル
40と係合して収納の安定を図っている。したがって、
ケーブル35はボックスファイル40を避け、ワイヤリ
ングボックス10内の両端部に配線される。
【0023】前記側面板25,26は周面に複数の通気
孔41を有し、その内側に側方額縁片42,43を、前
記上下側額縁片31,36と同一面上に配置している。
【0024】前記下側額縁片36の両端部外面にブラケ
ット44,45が取り付けられ、該ブラケット44,4
5にリンク46,47の一端が回動可能に連結され、こ
の他端が支柱4,4の内側面の中高位置に回動可能に連
結されている。
【0025】この他、図中48は天板6の直下に設けた
小物収容用の棚、49は支柱4,4の上部間に架設した
補強枠で、該枠49に掛止具50が摺動可能に取り付け
られ、そのフック部51に鞄やザック等の用具52を掛
け止め可能にしている。53は嵌合溝30を閉塞可能な
船形のスリットカバーで、デスクパネル29を取り外し
後の体裁を改善するようにしている。
【0026】そして、前記スリットカバー53の取り付
け時には、図10のようにスリットカバー53が嵌合溝
30内に挿入され、その平坦な上端部がワイヤリングボ
ックス10の上端部と同一面上に置かれ、その取り外し
時にはスリットカバー53の一端を押圧し、こじり外せ
ばよい。なお、上面板23の適所に文具を収容可能な凹
部を設け、該凹部を蓋体で開閉可能にすれば、使用上の
利便性が増大する。
【0027】このように構成した折り畳みテーブルは、
デスクパネル29がワイヤリングボックス10と着脱可
能であるから、運搬時や不使用時にデスクパネル29を
嵌合溝30から引き抜いて置けば、テーブル自体の梱包
や運搬が容易になり、またデスクパネル29の損傷を未
然に防止できる。その際、スリットカバー53を嵌合溝
30に嵌め込んで置けば、前記溝30内へのゴミや異物
の侵入を防止できる。
【0028】次に前記折り畳みテーブルを使用する場合
は、例えば天板6を折り畳んだ状態で前記テーブルを所
定の設置位置へ移動するとともに、当該位置へ使用予定
のパソコン等のOA機器(図示略)や電話機を搬送し、
これらを一時床面3に安置する。
【0029】そして、ワイヤリングボックス10上面の
蓋34を開け、該蓋34に前記OA機器等に付帯するケ
ーブル35を誘導し、これらを各蓋34の開口部からワ
イヤリングボックス10内に挿入し、これらをワイヤリ
ングボックス10内の端部に沿って下方へ配線し、これ
らを対応するワイヤガイド38へ導き、かつ貫通孔39
に挿入して、該ガイド38の下方へ十分に引き出して置
く。
【0030】この場合、天板6を使用状態に設定し、そ
の上にパソコン等のOA機器を設置して、前述のように
配線することも可能であるが、前記のように天板6を折
り畳んだ状態でケーブル35を配線すれば、天板6を使
用状態に設定して配線する方法に比べて、天板6の直下
で不自然な作業姿勢を強いられることがなく、作業性が
良い。
【0031】前記ケーブル35の配線後、折り畳み操作
レバー8を操作し、そのロック作動を解除して、ピン3
0を支点に天板6を手前へ引き倒し、水平に位置付け
る。このようにすると、天板6の回動に連動して、蝶番
9に連結されたワイヤリングボックス10が引き上げら
れ、これに追随してリンク46,47が支柱4の枢着部
を支点に起立回動する。
【0032】そして、ワイヤリングボックス10の上面
が天板6と同一面に位置したところで、両者の移動が停
止し、それらの状態が折り畳み操作レバー8のロック作
動を介して保持される。この場合、前記リンク46の一
端は下側額縁片36に枢着され、また前記ワイヤガイド
38とも相俟って、リンク46,47とケーブル35と
の接触を回避しているから、該ケーブル35がリンク4
6に挟まれて破損したり損傷する自体を未然に防止し得
る。したがって、リンク46,47の一端をワイヤリン
グボックス10内の奥部に連結し、ケーブル35との接
触を避け難い構造のものに比べて、使用上の安全性が向
上する。
【0033】また、実施形態では未だデスクパネル29
を取り付けていないから、デスクパネル29を取り付け
た場合に比べ、天板6を設定する際の労力の負担が軽減
するとともに、デスクパネル29の移動スペースを要せ
ず、テーブルのセッティングスペースがコンパクトにな
る。
【0034】この後、例えば嵌合溝30からスリットカ
バー53を引き抜き、代わりにデスクパネル29を嵌合
溝30に差し込み、その過半部をワイヤリングボックス
10の上面から突出させる。この状況は図1のようであ
る。
【0035】次に天板6上の所定位置にパソコン等のO
A機器(図示略)を載せ、またワイヤリングボックス1
0から引き出して置いた各ケーブル35を更に下方へ引
き出し、これらを最寄りの電源に接続する。このように
してOA機器等の使用が可能になる。
【0036】また、このような折り畳みテーブルの使用
時には、所望の資料をファイルしたボックスファイル4
0をワイヤリングボックス10内に収納し、適時その利
用が可能になる。すなわち、単数または複数のボックス
ファイル40をワイヤガイド38,38間に立てかけて
収納すると、両側のボックスファイル40がワイヤガイ
ド38,38に係合し、かつその下端部が下側額縁片3
6に係合可能になって、ボックスファイル40を安定し
て支持する。
【0037】このように、この実施形態ではワイヤガイ
ド38,38を介して、ワイヤリングボックス10内を
ケーブル35の配線スペースと、ボックスファイル40
の収納スペ−スとに区画し、ワイヤリングボックス10
の両端部を配線スペースに充当し、ワイヤガイド38,
38間をボックスファイル40収納スペ−スに充当して
いる。したがって、ワイヤリングボックス10に種々の
ケーブル35とボックスファイル40とが併存しても、
それらが混雑しケーブル35が断線したり損傷すること
がなく、使用上の安全性を確保できる。
【0038】そして、ワイヤリングボックス10にボッ
クスファイル40等の重量物を収納し、更には天板6を
繰り返し折り畳み操作して、ビス17,18,21が経
年的に緩んでも、上側額縁片31の下端縁が屈曲片19
に支持されているから、ワイヤリングボックス10の脱
落を防止でき、使用上の安全性を得られる。
【0039】なお、折り畳みテーブルの使用時にデスク
パネル9の取り外しを希望する場合は、前記パネル9を
嵌合溝30から引き抜けば良く、この後嵌合溝30に前
記スリットカバー53を嵌め込めば体裁が良くなり、嵌
合溝30へのゴミや異物の侵入を防止できる。したがっ
て、デスクパネル9固定形に比べ、使用上の利便性が増
大する。しかも、ワイヤリングボックス10の上面と天
板6とが同一面上に位置しているから、ワイヤリングボ
ックス10の上面分、天板6の広さが増大する。
【0040】このようなテーブルの使用後、天板6を折
り畳んで所定位置へ移動する場合は、先ず各ケーブル3
5を電源から引き抜き、ワイヤリングボックス10上面
の蓋34を開けて、各ケーブル35を引き上げる。この
ようにすると、ケーブル35はワイヤガイド38に導か
れ、その貫通孔39から引き抜かれて、ワイヤリングボ
ックス10内を側端部に沿って移動し、直上の蓋34の
開口部から引き抜かれる。
【0041】この際、ワイヤリングボックス10内にボ
ックスファイル40が仮に残留していても、前述のよう
にケーブル35の配線スペースとボックスファイル40
の収納スペースが区画されているから、ケーブル35を
円滑に引き抜け、これがボックスファイル40等に引掛
かって引き抜けなくなる、ということはない。
【0042】こうして、ケーブル35を引き抜いた後、
OA機器等を天板6から他所へ持ち運び、更にデスクパ
ネル29を嵌合溝30から引き抜いて、折り畳み操作レ
バー8を操作し、そのロック作動を解除して、ピン30
を支点に天板6を前方へ押し倒す。このようにすると、
天板6の回動に連動して、蝶番9に連結されたワイヤリ
ングボックス10が押し下げられ、これに追随してリン
ク46,47が支柱4の枢着部を支点に下方へ回動す
る。
【0043】そして、天板6が垂直に折り畳まれ、ワイ
ヤリングボックス10が最下位置に到達したところで、
両者の移動が停止し、それらの状態が折り畳み操作レバ
ー8のロック作動を介して保持される。この状況は図7
のようである。
【0044】この場合、前記リンク46の一端は下側額
縁片36に枢着され、また前記ワイヤガイド38とも相
俟って、リンク46,47とケーブル35との接触を回
避しているから、該ケーブル35がリンク46,47に
挟まれて破損したり損傷する自体を未然に防止し得る。
したがって、リンク46,47の一端をワイヤリングボ
ックス10内の奥部に連結し、ケーブル35との接触を
避け難い構造のものに比べて、使用上の安全性が向上す
る。
【0045】また、実施形態ではデスクパネル29が取
り外されているから、デスクパネル29を取り付けて置
いた場合に比べ、蝶番9やリンク46,47の負担が少
なく、またデスクパネル29の移動スペースを要しない
から、前記折り畳みスペースがコンパクトになる。
【0046】この後、嵌合溝30にスリットカバー53
を嵌め込んで閉塞し、またボックスファイル40をワイ
ヤリングボックス10から取り外し、該テーブルを所定
位置へ移動すれば良い。その際、抜き取ったデスクパネ
ル29は適所に保管して置く
【0047】図11乃至図18は本発明の他の実施形態
を示し、前述の実施形態と対応する構成部分には同一の
符号を用いている。このうち、図11は本発明の第2の
実施形態を示し、この実施形態では支柱4が脚1に斜状
に立設し、ボックスファイル40を収容したワイヤリン
グボックス10の重心位置と、脚1および支柱4、天板
6のテーブル側の重心位置とを近接させ、その安定性を
向上するようにしている。
【0048】また、支柱4を脚1に斜状に立設すること
で、前述の直立状態のものに比べ、ワイヤリングボック
ス10と支柱4の距離が総体的に接近し、かつ天板6直
下のスペースが広くなるから、ワイヤリングボックス1
0からのボックスファイル40の出し入れを容易に行な
える。図中、57は支柱4,4の中間部間に取り付けた
ガイドリンクで、そのガイド溝(図示略)にリンク4
6,47の一端部が摺動可能に嵌合している。
【0049】図12は本発明の第3の実施形態を示し、
この実施形態ではワイヤリングボックス10の上面を天
板6より若干上方へ突出し、その分デスクパネル29の
突出高さを増大し、その分デスクパネル29のコンパク
ト化を図るとともに、ケーブル35と蝶番9との接触を
防止、ケーブル35の擦過を未然に防止し得るようにし
ている。
【0050】図13は本発明の第4の実施形態を示し、
この実施形態ではワイヤリングボックス10の上面を天
板6より斜め上向きに突出し、その分デスクパネル29
の突出高さを増大し、その分デスクパネル29のコンパ
クト化を図るとともに、天井等からの光源の反射を促
し、ワイヤリングボックス10上面の照度を向上するよ
うにしている。
【0051】図14は本発明の第5の実施形態を示し、
この実施形態ではワイヤリングボックス10を構成する
屈曲片28に上下方向に複数の透孔54を形成し、また
デスクパネル29の内部に複数のナット55を上下位置
に埋設し、そのネジ部を前記デスク29の一側面に開口
し、前記ネジ部を前記透孔54に位置付け、ビス56を
前記ナット55にねじ込み、デスクパネル29の高さを
調節可能にし、所望の作業環境を設定し得るようにして
いる。
【0052】図15乃至図18は前記第2の実施形態の
応用形態を示し、この応用形態ではワイヤリングボック
ス10の代わりに鋼板製の幕板58を設け、該幕板58
にビス56およびビス孔59、ネジ孔60を介して、デ
スクパネル29の高さを調節可能に取り付けている。
【0053】前記幕板58の下半部内面に一対のスライ
ドブラケット61が溶接され、そのスライド溝62にピ
ン63が摺動可能に嵌合している。前記ピン63は三角
形状の支持ブラケット64に枢着され、該ブラケット6
4が支柱4の下部に取り付けられている。
【0054】前記スライドブラケット61,61の間
に、断面略Z字形状のボックスファイル受け65が溶接
され、その内側にボックスファイル40を収容可能にし
ており、また前記蓋34の直下に位置するファイル40
の両端部に、前記ワイヤガイド38が取り付けられてい
る。前記幕板58の上端部に複数の蝶番9が固定され、
テーブルの使用時、天板6の先端部を羽根板11および
屈曲片14に係合可能にしている。
【0055】支柱4が脚1に斜状に立設し、ボックスフ
ァイル40を収容したワイヤリングボックス10の重心
位置と、脚1および支柱4、天板6のテーブル側の重心
位置とを近接させ、その安定性を向上するようにしてい
る。
【0056】すなわち、この応用形態はワイヤリングボ
ックス10の代わりに、ボックスファイル40を収容し
ワイヤガイド38を取り付け可能なボックスファイル受
け65を設けて構成を簡潔にし、これを安価に製作する
とともに、天板6の折り畳み時、ワイヤリングボックス
10の省略分、薄厚に折り畳め、スタッキング時のコン
パクト化を図り、更にテーブル側方を開放し、ボックス
ファイル40の出し入れとケーブル35の配線の容易化
を図るようにしている。
【0057】なお、この応用形態において、天板6を例
えば支持枠7を介して前後方向へ摺動可能に取り付け、
ボックスファイル40を出し入れする際、天板6を手前
へ引き、デスクパネル29と天板6との間に空隙部を形
成し、該空隙部からボックスファイル40を出し入れす
るようにすれば、その作業が容易になる。
【0058】
【発明の効果】請求項1の発明は、蝶番の羽根板の一方
に断面略U字形状の屈曲片を先端部に形成し、該屈曲片
に前記収納ボックスの端縁を掛け止め可能に収容したか
ら、蝶番の取り付けが多少緩んでも、収納ボックスの脱
落を防止し、収納ボックス内に重量物を安全に保管する
ことができる。
【0059】請求項の発明は、収納ボックス内の所定
位置にワイヤガイドを取り付け、該ワイヤガイドを介し
て、それらの間に収容した収納物を係合可能に支持した
から、ボックスイファイル等の収納物をワイヤガイドに
係合して、前記収納物を安全に保管することができる。
【0060】請求項の発明は、前記天板を前後方向へ
移動可能に取り付け、該天板の後方移動時にデスクパネ
ルと天板との間に収納物を出し入れ可能な空隙部を形成
可能にしたから、前記空隙部からの収納物の出し入れを
実現することができる。
【0061】
【0062】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す正面図で、その使用
状態を示している。
【図2】本発明の要部の収納ボックスを拡大して示す断
面図である。
【図3】本発明の天板と収納ボックスとの連結に適用し
た蝶番を拡大して示す断面図である。
【図4】本発明に適用した収納ボックスを示す斜視図で
ある。
【図5】図1の平面図で、天板の一部を切り欠いて示し
ている。
【図6】図1の左側面図である。
【図7】本発明の使用状態を示す正面図で、天板の折り
畳み時の状況を示している。
【図8】図6のA―A線に沿う拡大断面図である。
【図9】本発明に適用したスリットカバーの装着時の状
況を示す斜視図である。
【図10】本発明に適用したスリットカバーの装着後の
状況を示す断面図である。
【図11】本発明の第2の実施形態の使用状態を示す正
面図である。
【図12】本発明の第3の実施形態の要部を示す断面図
で、収納ボックスの他の形態を示している。
【図13】本発明の第4の実施形態の要部を示す断面図
で、収納ボックスの更に他の形態を示している。
【図14】本発明の第5の実施形態の要部を示す断面図
で、デスクパネルの高さを調節可能にした状況を示して
いる。
【図15】前記第2の実施形態において、収納ボックス
を省略した応用形態を示す正面図で、その使用状態を示
している。
【図16】図15の左側面図で一部を省略している。
【図17】前記応用形態の天板折り畳み時における状況
を示す正面図である。
【図18】前記応用形態の要部を示す斜視図で、デスク
パネルと幕板およびスライドリンクとボックスファイル
受けの組み付け状況を示している。
【符号の説明】
4 支柱 6 天板 9 蝶番 10 収納ボックス(ワイヤリン
グボックス) 12 羽根板 19 屈曲片 29 デスクパネル 30 嵌合溝 35 ケーブル 38 ワイヤガイド 40 収納物(ボックスファイ
ル) 46,47 リンク 58 幕板 65 ボックスファイル受け

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱の上部に天板を回動可能に支持し、
    前記天板の先端部に蝶番を介して収納ボックスの上端部
    を回動可能に連結し、前記収納ボックス内の下端部にケ
    −ブルを導入可能な複数のワイヤガイドを収容するとと
    もに、前記収納ボックスの下端部にリンクの一端を回動
    可能に枢着し、該リンクの他端を前記支柱に回動可能に
    連結した折畳みテ−ブルにおいて、前記蝶番の羽根板の
    一方に断面略U字形状の屈曲片を先端部に形成し、該屈
    曲片に前記収納ボックスの端縁を掛け止め可能に収容
    たことを特徴とする折畳みテ−ブル。
  2. 【請求項2】 前記収納ボックス内の所定位置にワイヤ
    ガイドを取り付け、該ワイヤガイドを介して、それらの
    間に収容した収納物を係合可能に支持した請求項1記載
    の折畳みテ−ブル。
  3. 【請求項3】 前記天板を前後方向へ移動可能に取り付
    け、該天板の後方移動時にデスクパネルと天板との間に
    収納物を出し入れ可能な空隙部を形成可能にした請求項
    1記載の折畳みテ−ブル。
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