JP2016108907A - 引戸 - Google Patents

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Shinobu Ishikawa
しのぶ 石川
井手 隆雄
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Abstract

【課題】防火性能を確保することができる引戸を提供する。【解決手段】片引戸10は、上下方向に延びる縦枠13と、縦枠13と見付け方向に離間して配置され上下方向に延びる方立14と、縦枠13の下部と方立14の下部とを連結する下枠12と、縦枠13の上部と方立14の上部とを連結する上枠11と、を有し、構造物の開口部に設けられる枠1と、枠1の内部に設けられ、躯体よりも室外側に配置される障子2と、躯体に固定され、下枠12を支持する第一ブラケット100と、を備え、第一ブラケット100は、方立14と見付け方向に重なる位置に配置されていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、構造物の開口部に設けられる引戸に関するものである。
従来から、アルミ部材及び樹脂部材からなる障子2枚で構成された引違サッシにおいて、障子の上框、下框及び縦框それぞれの端部に火災時に熱により発泡する加熱発泡材が設けられたものが開示されている(下記特許文献1参照)。特許文献1の引違サッシでは、加熱発泡材が、火災時に障子と枠体との間の隙間を塞ぐように構成されている。
また、障子の枠体を構成する下枠の下部を支持するブラケット材が、構造物の躯体に固定されている構成が知られている。このブラケット材は、閉位置にある障子の見付け方向の両端部よりも中心側に配置されている。これにより、障子を支持する下枠の変形を防止する構成とされている。
特開2012−225149号公報
ここで、障子1枚で構成される片引戸サッシでは、枠体は、閉状態における障子の戸先側に配置される戸先側縦枠及び召合せ側に配置される方立と、戸先側縦枠の上端と方立の上端とを連結する上枠と、戸先側縦枠の下端と方立の下端とを連結する下枠と、を有している。この片引戸サッシでは、火災時に、燃焼により方立が上下方向に延び、方立から下枠に下向きの力が作用する。上記に示す下枠の下部にブラケット材を設けた構成では、ブラケット材は障子の見付け方向の両端部よりも中心側に配置され、方立の直下には配置されていないため、下枠が室外側に倒れたり、潰れたりするように変形する。これにより、サッシ障子が脱落してしまい、防火性能を確保することができないという問題点がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、障子の脱落を抑制して防火性能を確保することができる引戸を提供する。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る引戸は、上下方向に延びる縦枠と、該縦枠と見付け方向に離間して配置され上下方向に延びる方立と、前記縦枠の下部と前記方立の下部とを連結する下枠と、前記縦枠の上部と前記方立の上部とを連結する上枠と、を有し、構造物の開口部に設けられる枠体と、前記枠体の内部に設けられ、前記構造物の躯体よりも室外側に配置される障子と、前記躯体に固定され、前記下枠を支持する下枠支持部材と、を備え、前記下枠支持部材は、前記方立と見付け方向に重なる位置に配置されていることを特徴とする。
このように構成された引戸では、火災の熱により、方立が上下方向に伸びて、方立から下枠に対して下向きの力が作用しても、障子を支持する下枠は、構造物の躯体に固定された下枠支持部材に支持されているため、下枠の変形は抑制される。よって、火災時においても、下枠が障子を支持し、障子の脱落が抑制されるため、防火性能を確保することができる。
また、本発明に係る引戸は、前記下枠支持部材は、前記障子と見込み方向に重なる位置にまで延びていることが好ましい。
このように構成された引戸では、下枠支持部材は障子と見込み方向に重なる位置にまで延びているため、障子の荷重を(下枠を介して)下枠支持部材で確実に荷重を受けることができる。下枠支持部材は躯体に固定されている。したがって、障子の荷重を躯体で受けることができるため、障子の脱落を防止でき防火性能が確保される。
本発明に係る引戸によれば、防火性能を確保することができる。
本発明の一実施形態に係る引戸を室外側から見た室外側正面図である。 図1に示す引戸を室内側から見た室内側正面図である。 図1の矢視A−A断面図である。 図2の矢視B−B断面図である。 図3のC部拡大図である。 本発明の一実施形態に係る引戸の下枠支持部材を(a)斜め上方から見た斜視図であり、(b)斜め下方から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る引戸の下枠支持部材に止水材が取り付けられた状態を(a)室外側から見た斜視図であり、(b)室内側から見た斜視図である。
以下、本発明の引戸の一実施形態として、片引戸を例に挙げて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る引戸を室外側から見た室外側正面図である。図2は、図1に示す引戸を室内側から見た室内側正面図である。図3は、図1の矢視A−A断面図である。図4は、図2の矢視B−B断面図である。なお、図1,図3及び図4において、網戸の記載を省略している。
図1から図4に示すように、片引戸(引戸)10は、構造物Bの開口部Wに固定された枠(枠体)1と、枠1の内部に見付け方向にスライド可能に設置された障子2と、を備えている。本実施形態の片引戸10は、勝手口等に設置されるものである。
枠1は、見付け方向に延在する上枠11及び下枠12と、上枠11の戸先側と下枠12の戸先側とを上下方向に連結する縦枠13と、上枠11の見付け方向中間部と下枠12の見付け方向中間部とを上下方向に連結する方立14と、を有している。方立14は、構造物Bの壁等の躯体B1に固定されている。
図5は、図3のC部拡大図である。
以下、下枠12の構成について詳細に説明する。図5に示すように、下枠12は、アルミ形材を用いて中空構造で形成されたアルミ下枠部材12Aと、アルミ下枠部材12Aの上部に設けられ樹脂形材を用いて形成された樹脂下枠部材12Bと、を有している。
アルミ下枠部材12Aは、上面を形成する上壁部20と、上壁部20の室外側の端部から下方に向かって折曲された室外壁部29と、室外壁部29の下端部から室内側に向かって折曲された下壁部30と、下壁部30の室内側の端部から上方に向かって折曲された室内壁部39と、を有している。これら上壁部20、室外壁部29、下壁部30及び室内壁部39は、一体に構成されている。
上壁部20は、室内側に配置された第一上面部21と、第一上面部21の室外側の端部から下方に向かって折曲された第一上段部22と、第一上段部22の下端部から室外側に向かって延びる第二上面部23と、を有している。さらに、上壁部20は、第二上面部23の室外側の端部から下方に向かって折曲された第二上段部24と、第二上段部24の下端部から室外側に向かって延びる第三上面部25と、を有している。さらに、上壁部20は、第三上面部25の室外側の端部から下方に向かって折曲された第三上段部26と、第三上段部26の下端部から室外側に向かって延びる第四上面部27と、を有している。
第三上面部25には、上方に向かって延びる障子用レール20Mが一体に形成されている。障子用レール20Mは、見付け方向に延びている。この障子用レール20Mには、後述する障子2の戸車部9が載置されている。これにより、障子2が障子用レール20Mに対して見付け方向にスライド可能とされている。
第四上面部27の室外側の端部には、上方に向かって延びる網戸用レール20Nが一体に形成されている。網戸用レール20Nは、見付け方向に延びている。この網戸用レール20Nには、網戸7の戸車部7A載置されている。これにより、網戸7が網戸用レール20Nに対して見付け方向にスライド可能とされている。
アルミ下枠部材12Aの上壁部20の上部には、樹脂下枠部材12Bが設けられている。樹脂下枠部材12Bは、床面Fと略面一となるように設けられている。
下壁部30は、室内側に配置された第一下面部31と、第一下面部31の室外側の端部から室外側に向かうにしたがって次第に下方に向かって傾斜する第一傾斜面部32と、を有している。さらに、下壁部30は、第一傾斜面部32の室外側の端部から下方に向かって折曲された第一下段部33と、第一下段部33の下端部から室外側に向かうにしたがって次第に下方に向かって傾斜する第二傾斜面部34と、第二傾斜面部34の室外側の端部から室外側に向かって略水平に延びる第二下面部35と、を有している。
第一下面部31の室内側の端部と室内壁部39の下端部とは、角部31Kで連結されている。角部31Kには、下方に向かって延びる取付壁部36が一体に形成されている。取付壁部36には、見付け方向に離間して複数の取付孔36Xが形成されている。
第一傾斜面部32の下面には、下方に向かって突出する第一ネジ取付部32A、第二ネジ取付部32Bが見込み方向に離間して設けられている。第一ネジ取付部32A及び第二ネジ取付部32Bは、見付け方向に延びている。縦枠13(図1参照。以下同じ。)から挿通されたネジ(不図示)が、第一ネジ取付部32A及び第二ネジ取付部32Bそれぞれに螺合されている。これにより、縦枠13とアルミ下枠部材12Aとは、連結されている。
上壁部20の第一上面部21と下壁部30の第一下面部31とは、上下方向に延びる第一連結リブ21Rにより連結されている。また、上壁部20の第三上面部25と下壁部30の第一傾斜面部32とは、上下方向に延びる第二連結リブ25Rにより連結されている。
上壁部20の第三上面部25の下面には、L字状をなす下枠補強芯材61が取り付けられている。下枠補強芯材61は、縦枠13の直下から方立14の直下まで見付け方向にわたって設けられている。
下枠補強芯材61は、上壁部20の第三上面部25の下面に沿って配置される天板部62と、天板部62の室外側の端部から下方に向かって折曲された壁部63と、を有している。
天板部62には、取付孔62Xが形成されている。上壁部20の第三上面部25に形成された取付孔25Xから挿通されたネジ25Zが、下枠補強芯材61の天板部62の取付孔62Xに螺合されている。これにより、下枠補強芯材61は、アルミ下枠部材12Aの第三上面部25に取り付けられている。天板部62の直上には、障子用レール20Mが配置されている。これにより、下枠補強芯材61は、下枠12に作用する障子2の荷重を支持している。
下枠補強芯材61の壁部63には、下向きコ字状をなす支持部材65がリベット65Zにより固定されている。この支持部材65の上部には、複数の下枠内加熱発泡材H1が積層されネジ65Yにより取り付けられている。これら下枠補強芯材61、支持部材65及び下枠内加熱発泡材H1は、予め一体に組み付けられた状態で、アルミ下枠部材12Aの端部からアルミ下枠部材12Aの中空空間内に挿入配置されている。
下枠内加熱発泡材H1は、火災の熱によって発泡して膨張する公知のもので、シート状に形成されて、火災の熱によって面外方向に発泡するように構成されている。そして、下枠内加熱発泡材H1は発泡すると、アルミ下枠部材12Aの内部の空間部を塞ぐ。
上記のアルミ下枠部材12Aは、第一ブラケット(下枠支持部材)100及び第二ブラケット120を介して構造物Bの躯体B1に取り付けられている。
図6は、片引戸10の第一ブラケット100を(a)斜め上方から見た斜視図であり、(b)斜め下方から見た斜視図である。図7は、片引戸10の第一ブラケット100に止水材103,104が取り付けられた状態を(a)室外側から見た斜視図であり、(b)室内側から見た斜視図である。
図5から図7に示すように、第一ブラケット100は、略L字状に形成されている。第一ブラケット100は、アルミ下枠部材12Aの下部を支持する支持部101と、躯体B1の鉛直面に固定される固定部102と、支持部101と固定部102とを連結する連結部109と、を有している。
支持部101は、室内側に略水平に配置される第一支持面部111と、第一支持面部111の室外側の端部から室外側に向かうにしたがって次第に下方に向かって傾斜する第一屈曲面部112と、第一屈曲面部112の室外側の端部から室外側に向かって略水平に配置される第二支持面部113と、を有している。さらに、支持部101は、第二支持面部113の室外側の端部から室外側に向かうにしたがって次第に下方に向かって傾斜する第二屈曲面部114と、第二屈曲面部114の室外側の端部から室外側に向かって略水平に配置される第三支持面部115と、を有している。
第一支持面部111には、見付け方向に離間して2個の長孔111X,111Xが形成されている。また、第一支持面部111には、2個の111X,111Xの見付け方向略中央位置から見込み方向の室外側に離間した位置に、さらに長孔111Xが形成されている。
また、第一支持面部111の下枠12側を向く上面には、発泡性の上側止水材103が設けられている。上側止水材103には、第一支持面部111の長孔111Xと対応した位置に、長孔103X及び室内側に向かって凹む凹部103Yが形成されている。この長孔111X,103X及び凹部103Yには、下枠12と方立14とを連結する金具(不図示)が配置される。
第一ブラケット100において、上側止水材103が、アルミ下枠部材12Aの第一下面部31の下面に当接するようにして配置されている。第二支持面部113は、アルミ下枠部材12Aの第一傾斜面部32の下方に形成された第一ネジ取付部32Aと当接するように配置されている。第三支持面部115の室外側の端部115Pは、アルミ下枠部材12Aの第二傾斜面部34及び第二下面部35に当接している。
固定部102には、見付け方向に離間して離間して複数の取付孔102X…が形成されている。また、固定部102の室内側を向く面には、発泡性の下側止水材104が設けられている。下側止水材104には、固定部102の取付孔102Xに対応した位置に、上方に向かって凹む取付凹部104Xが形成されている。
この固定部102の取付孔102X、下側止水材104の取付凹部104X及びアルミ下枠部材12Aの取付孔36Xに挿通されたネジ102Zが、躯体B1に螺合されている。これにより、第一ブラケット100はアルミ下枠部材12Aとともに躯体B1に固定されている。
図2に示すように、本実施形態では、上記の第一ブラケット100が見付け方向に離間して3箇所設けられている。第一ブラケット100は、平面視において、縦枠13の直下よりも少し召合せ側のA部、方立14の直下よりも少し戸先側のB部及び方立14の直下の全域から方立14から戸先側と反対側にまで延びるC部に配置されている。
なお、C部に配置された第一ブラケット100は、平面視において、方立14と完全に重なる位置に配置されているが、方立14の見付け方向中心の直下に少なくとも配置されていればよい。
図5に示すように、第二ブラケット120は、略L字状に形成されている。第二ブラケット120は、略水平に配置された板部120Aが躯体B1に固定されるとともに、略鉛直に配置された板部120Bがアルミ下枠部材12Aの室内壁部39に固定されている。
図1から図4に示すように、障子2は、見付け方向に延在する上框3及び下框4と、上下方向に延在する戸先縦框5及び召合せ框6と、上框3、下框4、戸先縦框5及び召合せ框6の内側に配置されるガラス8と、を有している。上框3、下框4、戸先縦框5及び召合せ框6は、それぞれアルミ形材を用いて中空構造で形成されたアルミ部材3A,4A,5A,6Aと、アルミ部材4Aの室内側に設けられ樹脂形材を用いて形成された樹脂部材3B,4B,5B,6Bとで構成されている。
下框4は、室外側に配置される室外側側壁部41と、室外側側壁部41の見込み方向の室内側に配置される室内側側壁部42と、室外側側壁部41の上部と室内側側壁部42の上部とを連結する上部連結板部43と、室外側側壁部41の下部と室内側側壁部42の下部とを連結する下部連結板部44と、上部連結板部43と下部連結板部44との間に配置された仕切板部45と、を有している。これら室外側側壁部41、室内側側壁部42、上部連結板部43、下部連結板部44及び仕切板部45は、一体に形成されている。
室外側側壁部41、上部連結板部43、室内側側壁部42及び仕切板部45により、中空空間である芯材収容空間部S1が形成されている。芯材収容空間部S1には、室内側に向かって開口するコ字状の補強芯材50が配置されている。補強芯材50の下面には、芯材加熱発泡材H2が、設けられている。芯材加熱発泡材H2は発泡すると、補強芯材50と仕切板部45との間の空間部を塞ぐ。
室外側側壁部41の下部、室内側側壁部42の下部及び下部連結板部44により形成された下部空間部S3には、下方から下枠12の障子用レール20Mが配置されている。
下部連結板部44において、見付け方向両端部には、上下方向に貫通する戸車挿通孔部44Kが形成されている。室外側側壁部41、仕切板部45、室内側側壁部42及び下部連結板部44とで形成された上部空間部S2と、下部連結板部44の下方において室内側側壁部42と室内側側壁部42との間に形成された下部空間部S3とは、戸車挿通孔部44Kを介して連通されている。
下框4の見付け方向両端部において、上部空間部S2から下部空間部S3にまたがって、戸車部9が配置されている。この戸車部9により、障子2は下枠12(障子用レール20M)に沿って移動可能とされている。
上記の片引戸10において、第一ブラケット100は、障子2と見込み方向に重なる位置にまで延びている。本実施形態では、第一ブラケット100の第三支持面部115の室外側の端部115Pは、障子2の直下に配置されている。詳細には、第三支持面部115の室外側の端部115Pは、障子用レール20Mよりも室外側、つまり障子2の見込み方向略中心よりも室外側に位置している。第三支持面部115の室外側の端部115Pは、障子2の室外側端面2Pの直下に配置されている。
このように構成された片引戸10では、火災の熱により、方立14が上下方向に伸びて、方立14から下枠12に対して下向きの力が作用しても、障子2を支持する下枠12は、構造物Bの躯体B1に固定された第一ブラケット100に支持されているため、下枠12の変形は抑制される。よって、火災時においても、下枠12が障子2を支持することができるため、障子2の脱落が抑制され、防火性能を確保することができる。
下枠12内には、縦枠13の直下から方立14の直下まで見付け方向に伸びる下枠補強芯材61が設けられているため、下枠12が障子2の荷重を確実に支持することができる。さらに、第一ブラケット100は、障子2と見込み方向に重なる位置にまで延びている。よって、第一ブラケット100は、障子2の荷重を(下枠12を介して)、下枠補強芯材61を介して、確実に受けることができる。この第一ブラケット100は躯体に固定されている。したがって、障子の荷重を躯体で受けることができるため、障子2の脱落を防止でき防火性能が確保される
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、A部、B部及びC部に配置される第一ブラケット100は、少なくとも方立14と見付け方向に重なる位置に配置されていれば、数や位置は適時設定可能である。
また、上記に示す実施形態において、引戸は片引戸により構成されているが、本発明はこれに限られない。障子2枚により構成される引違戸や両開き戸にも適用可能である。
10…片引戸(引戸)
1…枠(枠体)
2…障子
3…上框
4…下框
5…戸先縦框
6…召合せ框
9…戸車部
11…上枠
12…下枠
13…縦枠
14…方立
50…補強芯材
61…下枠補強芯材
100…第一ブラケット(下枠支持部材)
B…構造体
B1…躯体
W…開口部

Claims (2)

  1. 上下方向に延びる縦枠と、該縦枠と見付け方向に離間して配置され上下方向に延びる方立と、前記縦枠の下部と前記方立の下部とを連結する下枠と、前記縦枠の上部と前記方立の上部とを連結する上枠と、を有し、構造物の開口部に設けられる枠体と、
    前記枠体の内部に設けられ、前記構造物の躯体よりも室外側に配置される障子と、
    前記躯体に固定され、前記下枠を支持する下枠支持部材と、を備え、
    前記下枠支持部材は、前記方立と見付け方向に重なる位置に配置されていることを特徴とする引戸。
  2. 前記下枠支持部材は、前記障子と見込み方向に重なる位置にまで延びている請求項1に記載の引戸。
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