JP2552110Y2 - 溝蓋受枠の緩衡装置 - Google Patents

溝蓋受枠の緩衡装置

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JP2552110Y2
JP2552110Y2 JP1989128050U JP12805089U JP2552110Y2 JP 2552110 Y2 JP2552110 Y2 JP 2552110Y2 JP 1989128050 U JP1989128050 U JP 1989128050U JP 12805089 U JP12805089 U JP 12805089U JP 2552110 Y2 JP2552110 Y2 JP 2552110Y2
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昭三 小林
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カネソウ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、建築物のコンクリート床面に、排水,配管
等の目的で形成される溝路の、その両側上部に固定され
る溝蓋受枠の緩衝装置に関する。
[従来技術] 溝路の両側上縁には溝蓋受枠が敷設され、該溝蓋受枠
により溝蓋を支持するようにしている。この溝蓋受枠
は、溝蓋を乗載する受板と、前記受板の外側部から垂直
に立上がる区画片とを備えてなる。
かかる溝蓋受枠にあって、蓋板を緩衝的に支持し、蓋
板上に掛かる負荷による騒音の発生を防止する等の目的
で、該溝蓋受枠にはパッキンが固着される。第3図はこ
の種の溝蓋受枠に適用されるパッキンの一例を示すもの
である。
この構成の溝蓋受枠aにあっては板材を屈曲して形成
され、区画片bの下縁に連成した受板cはその内側を低
くして溝dを形成している。そしてこの受板c上には、
前記溝dに密嵌する肉厚部fが形成された弾性材からな
るパッキンeが接着剤により接合される。
[考案が解決しようとする問題点] この構成にあっては、前記溝dにより該パッキンeの
離脱を可及的に防止するようにしている。ところが、パ
ッキンe上に乗載される溝蓋は、その開閉毎にパッキン
e上を摺動する。このため、その強い摩擦力が何度とな
く作用することにより、パッキンeがその前縁角部xか
らめくり上がることがあった。すなわち受板cの溝dに
肉厚部fを嵌着してパッキンeの接合強度を向上させる
ようにした上述の構成にあっても、経年変化により接合
強度が低下し、充分な接合手段であるとは言い得ないも
のであった。
本考案は、かかる従来欠点の除去を目的とするもので
ある。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、溝の両側上縁に固定されて、溝蓋を乗載す
る受板と、該受板の外側部から垂直に立上がる区画片と
を備えた溝蓋受枠において、前記受板の前縁に下方への
突出縁を形成すると共に、弾性材料からなりその主表面
を前記受板の幅と一致させ、かつ前記受板の突出縁に沿
って巻き込む係止舌片を形成してなるパッキンを前記受
板に接着剤により接合したことを特徴とする溝蓋受枠の
緩衝装置である。
[作用] 前記パッキンは、その前縁の係止舌片を溝蓋受枠の受
板前縁に形成した突出縁に巻き込んで接着剤により固着
されている。このため、溝蓋の開閉時に、蓋がパッキン
上で摺動してもパッキンの前縁が突出縁により堅固に支
持されているから、該前縁からのめくり上がりが阻止さ
れる。
[実施例] 第1,2図について、1は溝蓋受枠であって、金属板を
屈曲加工することにより略T字状に形成されている。そ
して、溝蓋20(第2図参照)を支持する受板2と、その
基端に連成された上下に長い溝枠3とを備え、その側部
から溝枠3上端までの垂直状立上がり部を区画片4とし
ている。
前記乗載受板2の前縁には下方へ直角状に屈曲して形
成した突出縁5が形成されている。
10はクッションであって、主表面を受板2の幅と一致
させた弾性受部11と、その下面の嵌着部12とからなるゴ
ム製等の弾性材料からなるもので、該嵌着部12の前縁に
は、前記突出縁5に沿って巻き込む係止舌片13が形成さ
れ、前記受板2に接着剤により固着される。
次に前記構成からなる溝蓋受枠1,1の施工手順につい
て説明する。
まず溝蓋受枠1,1は、溝路の側部に植設した差筋mに
溶着したアンカーnの先端の嵌着片oを溝枠3に嵌入し
て、螺子pにより押圧固定することにより溝路上に取付
けられる。そして溝蓋受枠1,1の外側及び受板2下面
に、クッション10及び区画片4等所要部のみが溝から露
出するようにしてモルタルqが打ち込まれる。
かかる手段により施工された溝蓋受枠1,1の受板2上
には溝蓋20が被着され、その荷重をクッション10で支持
される。このため溝蓋20はクッション10により緩衝的に
支持され、溝蓋20に車等が走行して衝撃が作用しても、
騒音の発生が可及的に阻止されると共に、その開閉時の
摩擦音が消去され、かつ金属相互の衝接に伴う摩耗等が
防止される。
この溝蓋20は、適宜に開閉されるものであり、その開
閉毎に該溝蓋20の端部がクッション10上を摺動する。し
かるに前記クッション10はその係止舌片13を突出縁5に
巻き込んで、受板2上に固着しているから、その摺動力
がクッション10上に作用しても、該クッション10の前縁
からめくり上がることが無い。
[考案の効果] 本考案は上述のように、溝蓋受枠1の受板2に突出縁
5を形成し、該受板2上に接合されるクッション10の前
縁に係止舌片13を形成して、これを突出縁5に巻き込む
ようにしたから、摺動方向に対する抗力が著しく向上
し、クッション10はそのめくり上がり等による受板2か
らの分離がなく、安定的に受板2に固着されて溝蓋20を
緩衝的に支持することができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はクッション10を装着した溝蓋受枠1の斜視図、
第2図は溝蓋受枠1の取付け状態を示す縦断側面図、第
3図は従来構成の縦断面図である。 1……溝蓋受枠 2……受板 4……区画片 5……突出縁 10……クッション 13……係止舌片 20……溝蓋

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝の両側上縁に固定されて、溝蓋を乗載す
    る受板と、該受板の外側部から垂直に立上がる区画片と
    を備えた溝蓋受枠において、前記受板の前縁に下方への
    突出縁を形成すると共に、弾性材料からなりその主表面
    を前記受板の幅と一致させ、かつ前記受板の突出縁に沿
    って巻き込む係止舌片を形成してなるパッキンを前記受
    板に接着剤により接合したことを特徴とする溝蓋受枠の
    緩衝装置。
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JPS576631Y2 (ja) * 1978-09-14 1982-02-08
JPH033663Y2 (ja) * 1987-12-05 1991-01-30

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