JP4043906B2 - 胴差部の止水構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、胴差部の止水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
住宅等の建物の胴差部では、止水のために、胴差部用の面材の周囲、特に、階上階下の外壁パネルとの間の横目地に、湿式のシーリング処理を施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような湿式シーリングによる止水構造では、養生期間が必要となって工期に不利な影響を及ぼすという問題がある。また、外壁の縦目地が乾式化されるなかで、胴差部の横目地の止水を湿式で行うと、湿式と乾式の交差部を生じてしまい、うまく納まらせるのに苦労するという問題も派生的に生じることがある。
【0004】
本発明は、上記のような問題点に鑑み、胴差部から湿式シーリングを排除することができ、それでいて胴差部をしっかりと止水することができる胴差部の止水構造を提供することを課題の一つとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、階上外壁パネルと階下の外壁パネルとの間に、階上外壁パネルの背面側から階下の外壁パネルの正面側に向かって延びる、胴差方向に通しの水切り金物が設置され、この水切り金物で胴差部が止水されていることを特徴とする胴差部の止水構造によって解決される。
【0006】
この構造では、胴差部に胴差方向に通しの水切り金物が備えられ、その上縁部が階上外壁パネルの背面側に配置され、水切り金物の下縁部が階下の外壁パネルの正面側に向かって延ばされているので、水切り金物と階上外壁パネルとの間が止水されると共に、水切り金物と階下の外壁パネルとの間も止水され、胴差部をこの水切り金物によってしっかりと止水することができる。従ってまた、胴差部カバーを取り付けるときは、その周囲を湿式で湿式シーリング処理する必要がなくなり、胴差部から湿式シーリングを排除することができる。
【0007】
しかも、胴差部は水切り金物で止水状態にされるから、水切り金物の正面側に胴差部カバーを備えさせるときは、胴差部カバーそれ自体に止水性能を求められることもなくなり、使用することのできる胴差部カバーの範囲を拡大することができる。
【0008】
加えて、上記のように胴差部カバーの周囲から湿式シーリングを排除することができることにより、水切り金物の正面側に胴差部カバーを備えさせるときは、胴差部カバーの交換も容易に行うことができる。
【0009】
上記の胴差部止水構造において、水切り金物の下縁部背面側に下方に垂れ下がる足が備えられ、足と水切り金物の下縁部とに階下の外壁パネルの背面側下地材が差し込まれることで、水切り金物が、その上縁部を階上外壁パネルの背面側下地材の背面側に位置させた状態で、階下の外壁パネルに保持されるようになされているとよい。
【0010】
この場合は、胴差部への水切り金物の施工を、まず、水切り金物の上縁部を階上外壁パネルの背面側下地材の背面側に位置させた状態にして、足と水切り金物の下縁部とに階下の外壁パネルの背面側下地材を差し込むようにするだけで、水切り金物は仮の状態ではあるけれども胴差部に保持され、胴差部における一応の雨じまいを完了することができ、胴差部を早い時期に簡易に止水状態にしておくことができる。
【0011】
また、これと併せて、水切り金物の上縁部正面側に固定金物の下部側が取り付けられ、水切り金物が、固定金物の上部側と水切り金物の上縁部とで階上の外壁パネルの背面側下地材を前後方向から挟み込んで、階上の外壁パネルに保持されている構造が採用されるとよい。
【0012】
これにより、水切り金物の上部も建物にしっかりと保持され、下部の差込みと合わせて、水切り金物が胴差部にふらつくことなくしっかりと取り付けられる。
【0013】
しかも、水切り金物の下部側を水切り金物に備えられている足による差込み式で階下の外壁パネルに保持させ、上部側を水切り金物に取り付けた固定金物による挟込み式で階上外壁パネルに保持させて取り付ける構造であるので、水切り金物の取付けに、外壁パネルへのビス打ちをなくすことができて簡素な構造で水切り金物の取付けを行うことができる。また、固定金物は水切り金物の正面側に備えられているから、水切り金物への固定金物の取付けも容易に行うことができる。更に、水切り金物背面側の足は予め取り付けておくことができ、胴差部への水切り金物の取付けに足の取付けが支障となることもない。
【0014】
そして、水切り金物の下縁部に、階下の外壁パネルの面材の上面部に対向する水平部が備えられ、該水平部と階下の外壁パネルの外壁面材上面部との間に下止水材が介設され、
水切り金物の上縁部正面側と階上外壁パネル背面側下地材の背面側との間に上止水材が介設され、
前記固定金物には、階上外壁パネルの下地材の下面部に当接する水平部が備えられ、
下止水材は、固定金物の水平部が階上外壁パネルの下地材の下面部に当接することにより、水切り金物の水平部と階下の外壁パネルの外壁面材上面部との間に圧縮状態となって挟み込まれ、
上止水材は、水切り金物の上縁部と固定金物の上部側とによる階上外壁パネル背面側の下地材の挟み込みによって水切り金物の上縁部と階上外壁パネルの背面側下地材との間に圧縮状態となって挟み込まれているとよい。
【0015】
この場合は、上下の止水材で、水切り金物と階上階下の外壁パネルとの間をより一層しっかりと止水することができる。
【0016】
のみならず、上止水材は、固定金物による水切り金物の上部側の取付けを行うことによって同時に圧縮状態にすることができて施工容易に止水材を圧縮状態にすることができる。また、下止水材も、固定金物に備えられている水平部を階上外壁パネルの背面側下地材の下面部に当接させた状態に取り付けるようにすることで圧縮状態を保持することができる。従って、上下の止水材の圧縮もこうして施工容易に行うことができる。
【0017】
また、水切り金物の正面側に胴差部カバーが設けられ、この胴差部カバーが水切り金物に対して取り付けられている場合は、胴差部カバーと水切り金物の合計重量の作用で水切り金物による止水状態をより一層しっかりとしたものにすることができる。特に、上記の上下の止水材の圧縮をよりしっかりとしたものにすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1乃至図3に示す実施形態の胴差部の止水構造において、1は胴差、2は階下の外壁パネル、3は階上外壁パネル、そして、4が水切り金物、5が固定金物、6は胴差部カバーである。
【0020】
階上階下の外壁パネル2,3はそれぞれ、外壁面材2a,3aの背面側に下地材2b,3bを介してパネルフレーム2c,3cを取り付けたもので、パネルフレーム2c,3cを介して胴差1に保持されている。そして、各外壁パネル2,3の下地材2b,3bは、発泡樹脂などの止水性のあるものからなっており、階上外壁パネル3の下地材3bは外壁面材3aやパネルフレーム3cよりも下方に突出して備えられており、階下の外壁パネル2の下地材2bは外壁面材2aやパネルフレーム2cよりも上方に突出して備えられている。
【0021】
水切り金物4は、金属板の曲げ成形品からなっており、階上外壁パネル3の背面側、即ち、下地材3bの下方突出部の背面側から、階下の外壁パネル2の正面側、即ち、下地材2bの正面側に至る範囲を延び、かつ、胴差1に沿って延びる、ピース物でない通しの長物からなっていて、胴差部を止水するものである。
【0022】
この水切り金物4には、図2(イ)に示すように、階上外壁パネル3の下地材3bの背面側に沿う部分4aの正面側にスポンジ状をした上止水材7が予め取り付けられており、また、階下の外壁パネル2の下地材2bの正面側に沿う部分4bの先端部には、階下の外壁パネル2の面材2aの上面部に対向する水平部4cが備えられ、この水平部4cの下面側に同じくスポンジ状をした下止水材8が予め取り付けられている。なお、上下の止水材7,8は外壁パネル2,3の対応部位に取り付けられていてもよい。
【0023】
また、水切り金物4には、下縁部の背面側に下方に垂れ下がるピース物の足4dが予め取り付けられており、この足4dと水切り金物4の下縁部4bとの間に階下の外壁パネル2の下地材2bを差し込んだ状態にすることで、水切り金物4を階下の外壁パネル2に保持させることができるようになされている。
【0024】
しかも、この足4dは、水切り金物4の上縁部4aを屋外側から階上外壁パネル3の下地材3bの背面側に位置させた状態で、足4dに階下の外壁パネル2の下地材2bを越えさせて、下地材2bを足4dと水切り金物4の下縁部4bとの間に差し込むことができ、その状態で依然として水切り金物4の上縁部4aが階上外壁パネル3の下地材3bの下方突出部の背面側に位置するように備えられている。
【0025】
固定金物5は、図2(ロ)に示すように、ピース物の板状曲がり品からなっていて、上部側5aを水切り金物4の上縁部4aとの協働で階上外壁パネル3の下地材3bを前後方向から挟み込む部分とし、下部側5bを水切り金物4への取付け部としているものであり、水切り金物4の正面側、即ち屋外側から水切り金物4にビス9で取り付けるようになされている。そして、固定金物5において、上部側5aと下部側5bとは、階上外壁パネル3の下地材3bの下面部に当接する水平部5cを介して一体に連接されている。
【0026】
上記の水切り金物4の取付けは、次のようにして行うことができる。即ち、図4に示すように、階下階上の外壁パネル2,3の建方を終えた後、屋外側から、水切り金物4を傾けるようにして、図5に示すように、その上縁部4aを階上外壁パネル3の下地材3bの背面側に位置させ、その状態で、下縁側の足4dに階下の外壁パネル2の下地材2bを越えさせ、しかる後、水切り金物4を下方に変位させ、水切り金物4の下縁部4bと足4dとの間に階下の外壁パネル2の下地材2bを差し込んだ状態にする。これにより、水切り金物4は、仮の状態ではあるけれども胴差部に保持され、すぐに上部側の取付けを行わなくても、胴差部における一応の雨じまいを完了することができ、胴差部を早い時期に止水状態にしておくことができる。
【0027】
この状態では、水切り金物4の下縁の水平部4cの下面側に備えられた下止水材8は、水切り金物4の重量によってわずかに圧縮されるにすぎない。
【0028】
しかる後、水切り金物4の上部側の取付けを固定金物5を用いて行う。即ち、図6に示すように、屋外側から固定金物5の水平部5cを階上外壁パネル3の下地材3bの下面部に突出させた状態にすると共に、必要に応じて、水切り金物4を押し下げるようにして水切り金物4の下縁部の水平部4cと階下の外壁パネル2の面材2aの上面部との間の下止水材8を圧縮し、その状態で、固定金物5の取付け側である下部側5bと水切り金物4とにビス9を打ち込んで、固定金物5の下部側を水切り金物4の正面側に締め付けていく。
【0029】
これにより、階上外壁パネル3の下地材3bが、固定金物5の上部側5aと水切り金物4の上縁部4aとで前後方向から挟み込まれ、水切り金物4の上縁部4aが階上外壁パネル3の下地材3bに保持され、水切り金物4は、下縁部4b側の足4dとの協働により、胴差部にしっかりと保持される。
【0030】
また、ビス9の締付けによる上記の挟込みによって、上止水材7が水切り金物4の上縁部4aと階上外壁パネル3の下地材3bとで挟み込まれて圧縮され、水切り金物4と階上外壁パネル3との間にしっかりとした止水状態が形成される。
【0031】
更に、下止水材8も、固定金物5の水平部5cが階上外壁パネル3の下地材3bの下面部に当接して突っ張り作用が働くことで、水切り金物4の下縁の水平部4cと階下の外壁パネル2の面材2aの上面部との間で圧縮状態を保持し、水切り金物4と階下の外壁パネルとの間にもしっかりとした止水状態が形成される。
【0032】
特に、本実施形態では、固定金物5の水平部5cは、図2(ロ)に示すように、フリーな状態において、屋外側に向けて上方に傾斜するように備えられており、図7に示すように、固定金物5の下部側5bをビス9で水切り金物4に締め付けていって、水切り金物4の上縁部4aと固定金物5の上部側5aとが上下地材3bを挟み込んでいくと共に、水平部5cが階上外壁パネル3の下地材5bの下面側に進出していくことによって、クサビの打込み類似の作用を働かせ、水切り金物4を下方に変位させることができるようになされており、この変位によって、下止水材8をしっかりと圧縮することができるようになされている。
【0033】
なお、この機構は、上記のように、予め水切り金物4を押し下げるようにすることとの組合せにおいて採用されてもよいし、あるいは、水切り金物4の事前押し下げ操作を省略し、この機構だけで下止水材8が圧縮状態になるようにしてもよいし、あるいはまた、この機構を省略し、事前押し下げのみで下止水材8を圧縮状態にするようにしてもよい。特に、水切り金物4を事前押し下げするのが施工上難しいような場合には、この機構を採用することによって、その困難性を排除し、水切り金物4の押し下げを施工容易に行うことができる。
【0034】
こうして胴差部に水切り金物4を取り付けた後、その正面側を胴差部カバー6でカバーするが、本実施形態では、胴差部カバー6は、水切り金物4に対して取り付ける構成としている。
【0035】
即ち、図3に示すように、水切り金物4の正面部には、断面ハット形の取付け金物10が予め取り付けられており、この取付け金物10に胴差部カバー6の側部から突出させた耳6aをビスで取り付けるようにしている。あるいは、図示しないけれども、取付け金物10に下地の引っ掛け金物を取り付け、この引っ掛け金物に、胴差部カバーの背面側に備えられた鉤部をかけて取り付けるようにしてもよいし、胴差部カバー6は種々の方法で水切り金物4に取り付けられてよい。
【0036】
このように、胴差部カバー6を水切り金物4の正面側において水切り金物4に対して取り付ける構造とすることにより、水切り金物4と胴差部カバー6の合計重量によるモーメントの作用で、水切り金物4の上縁部4aを、階上外壁パネル3の下地材3bの背面側に強く付勢することができ、しかも、合計重量とそのモーメントの作用によって上下の止水材7,8をそれぞれ強く圧縮することができ、胴差部の止水状態をしっかりとしたものにすることができる。
【0037】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で、各種の変更が可能である。例えば、本発明では、胴差部への水切り金物の取付け構造として、上記以外の種々の構造が採用されてよい。また、胴差部カバーは水切り金物を隠すようなものであればよくその形態に制限はない。上下に横目地が見えるようにカバーするものであってもよいし、横目地を隠すようにカバーするものであってもよいし、化粧のようなものであってもよいし、壁のようなものであってもよい。また、屋外側の面を化粧仕上げした水切り金物を用いるような場合は、胴差部カバーは省略されてよいし、化粧をしない場合であってもカバーが不要なら水切り金物を屋外側に露出させたままとするのもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明は、以上のとおりのものであるから、胴差部から湿式シーリングを排除することができ、それでいて胴差部をしっかりと止水することができ、しかも、胴差部の止水の施工を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の胴差部の止水構造を示す断面側面図である。
【図2】図(イ)は水切り金物の側面図、図(ロ)は固定金物の側面図である。
【図3】同胴差部の分解断面斜視図である。
【図4】図5及び図6と共に水切り金物の取付け方法を順次に示す断面側面図である。
【図5】図4及び図6と共に水切り金物の取付け方法を順次に示す断面側面図である。
【図6】図4及び図5と共に水切り金物の取付け方法を順次に示す断面側面図である。
【図7】図(イ)(ロ)はそれぞれ図6の要部拡大断面側面図である。
【符号の説明】
1…胴差
2…階下の外壁パネル
3…階上外壁パネル
2a,3a…外壁面材
2b,3b…下地材
4…水切り金物
4a…上縁部
4b…下縁部
4c…水平部
4d…足
5…固定金物
5a…上部側
5b…下部側
5c…水平部
6…胴差部カバー
7…上止水材
8…下止水材

Claims (2)

  1. 階上外壁パネルと階下の外壁パネルとの間に、階上外壁パネルの背面側から階下の外壁パネルの正面側に向かって延びる、胴差方向に通しの水切り金物が設置され、この水切り金物で胴差部が止水されており、
    水切り金物の下縁部背面側に下方に垂れ下がる足が備えられ、足と水切り金物の下縁部とに階下の外壁パネルの背面側下地材が差し込まれることで、水切り金物が、その上縁部を階上外壁パネルの背面側下地材の背面側に位置させた状態で、階下の外壁パネルに保持されるようになされており、
    水切り金物の上縁部正面側に固定金物の下部側がビスで取り付けられ、水切り金物が、固定金物の上部側と水切り金物の上縁部とで階上の外壁パネルの背面側下地材を前後方向から挟み込んで、階上の外壁パネルに保持されており、
    前記水切り金物の下縁部に、階下の外壁パネルの面材の上面部に対向する水平部が備えられ、該水平部と階下の外壁パネルの外壁面材上面部との間に下止水材が介設されると共に、
    水切り金物の上縁部正面側と階上外壁パネル背面側下地材の背面側との間に上止水材が介設され、
    前記固定金物には、階上外壁パネルの下地材の下面部に当接する水平部が備えられ、前記ビスを締め付けていく過程で、該水平部が階上外壁パネルの下地材の下面部の側に進出をし、この進出と階上外壁パネルの下地材の下面部との当接とによって水切り金物が下方に変位をし、この下方変位によって、下止水材が、水切り金物の水平部と階下の外壁パネルの外壁面材上面部との間に圧縮状態となって挟み込まれ、同時に、前記ビスの締め付け過程で、水切り金物の上縁部と固定金物の上部側とで階上外壁パネル背面側の下地材の挟み込まれて、上止水材が、水切り金物の上縁部と階上外壁パネルの背面側下地材との間に圧縮状態となって挟み込まれるようになされていることを特徴とする胴差部の止水構造。
  2. 前記水切り金物の正面側に胴差部カバーが設けられ、この胴差部カバーが水切り金物に対して取り付けられている請求項に記載の胴差部の止水構造。
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