JP3005804U - トイレ用パネルエッジ - Google Patents

トイレ用パネルエッジ

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JP3005804U
JP3005804U JP1994008977U JP897794U JP3005804U JP 3005804 U JP3005804 U JP 3005804U JP 1994008977 U JP1994008977 U JP 1994008977U JP 897794 U JP897794 U JP 897794U JP 3005804 U JP3005804 U JP 3005804U
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JP
Japan
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panel
edge
panel edge
side piece
toilet
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JP1994008977U
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勇 西田
繁敏 長野
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Comany Inc
Original Assignee
Comany Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 トイレを構成するパネル側端に取付けするパ
ネルエッジであって、該パネルエッジを取付けした場合
に側片とパネル面との間に隙間を生じないようにしたパ
ネルエッジの提供。 【構成】 パネルエッジ6はエッジ部と側片から成る長
尺材であり、該側片は外方向へ凸状に盛り上がって延
び、その先端はパネル面に隙間なく当接するように形成
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はトイレ用パネルの側端に、該パネル面との間に隙間なく取付けられる パネルエッジに関するものである。ここで、トイレ用パネルとは仕切りパネルの みならず、ドアパネルも含める。
【0002】
【従来の技術】
ヒンジを介して開閉するトイレ用ドアパネル側端にはドアパネルエッジが取付 けられている。このドアパネルエッジは該ドアパネル側端をカバーしてドアの外 観を向上させると共に、開閉時にドアの角部に接しても怪我しないように考慮し たものであり、その形状は一般に丸みを持っている。同じく仕切りパネルの側端 にも仕切りパネルエッジが取付けされていて、上記ドアパネルエッジと対を成し ている。
【0003】 ところで、該ドアパネルエッジをドアパネル側端に取付けする構造は色々ある が、図5はトイレ用ドアのドアパネルエッジを示した従来例である。同図から明 らかなように、ドアパネルエッジ(イ) は概略半円弧状断面の長尺材であり、該ド アパネルエッジ(イ) はドアパネル(ロ) の側端にビス止めされている。このエッジ はドア側に限らず、仕切りパネル(ハ) にも取付けられ、該仕切りパネルエッジ(ニ )も同じようにビス止めされている。仕切りパネルエッジ(ニ)は凸状のドアパネ ルエッジ(イ) に対して、滑らかな凹状面を呈している。
【0004】 ドアパネルエッジ(イ) 並びに仕切りパネルエッジ(ニ)はこれらパネルに位置決 めされて取着出来るように止着部を形成している。該止着部(ホ) は図6に示すご とく側片(ヘ) と当たり片(ト) からなり、該側片(ヘ) はパネル表面に当接し、一方 の当たり片(ト) はパネル側端面に当接している。ところで、このような仕切りパ ネルエッジ(ニ)を仕切りパネル(ハ) の側端に取付けする場合、製作寸法のバラ付 きにより、側片(ヘ) とパネル表面との間に僅かな隙間が生じることがある。
【0005】 上記当たり片(ト) は仕切りパネルエッジ(ニ)を取付けすることにより仕切りパ ネル(ハ)の側端面に必ず接触することになるが、このようにパネル表面と止着部 側片(ヘ) 間に隙間が発生する場合、意匠性を向上させる為の機能を有すパネルエ ッジの効果は半減してしまう。同じようなことがドアエッジ(イ) とドアパネル(ロ ) との間にも発生する。
【0006】
【本考案が解決しようとする課題】
このように従来のパネルエッジには上記のごとき問題がある。本考案が解決し ようとする課題はこれら問題点であって、製作寸法に僅かな誤差があっても、止 着部とパネル表面間に隙間が生じることのないパネルエッジを提供する。一方で は平坦なパネル面に凸状部を形成することによって、該パネルに重圧感を与え、 高級感のあるトイレを構成する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のパネルエッジはドアパネルや仕切りパネルの側端に取付けされるエッ ジであり、その形状は従来のパネルエッジに比べて上記側片を延ばした形態をな している。ただし該側片はパネル面に沿って延びる平板体ではなく、パネル面か ら凸状に盛り上がった形態を成している。そして、パネル面との間には空間を形 成し、側片先端部がパネル面と接するようにする。
【0008】 上記側片はある程度の長さを有し、しかも凸状に湾曲している為に、該側片先 端のみがパネル面との間に隙間なく接するように形成することが出来る。又、こ のように該パネルエッジの側片を凸状化することで、平坦なパネル面は立体的形 状を呈し、意匠的な効果を呈し得る。
【0009】 ところで、本考案のパネルエッジは仕切りパネル、又はドアパネルの側端に取 付けされる訳であるが、該取付け構造は特に限定はしない。一般にはパネル側端 面にビス止めして固定されるが、この場合にはビス頭が露出する為に、別にエッ ジ受けをパネル側端に固定し、エッジ受けを介してパネルエッジを係止する構造 とすることも出来る。以下本考案に係る実施例を図面に基づいて詳細に説明する 。
【0010】
【実施例】
図1はトイレの仕切り構造の断面を示した場合であり、本考案のパネルエッジ を仕切りパネル1a、1bに取り付けしている。両仕切りパネル1a、1b間に はドア2が配置されていて、該ドア2に用いているドアパネルエッジ3は前記図 5に示した場合と大きな違いはないが、側片5は僅かに湾曲した形状を成してい る。そして先端だけがドアパネル面に当接している。
【0011】 図2は該ドアパネルエッジ3を表しているが、同図に示すように所定断面を成 す長尺材である。上記側片5の近くには当たり片4を有し、そして側片5は湾曲 して先端のみがドアパネル面に当接するように形成している。すなわち短い側片 5ではあるが僅かに撓み変形してドアパネル面に接し、しかもパネル面から突出 することによって厚みに重圧感が生じる。
【0012】 本考案が主として対象とするパネルエッジ6は仕切りパネル1a、1bの側端 に取付けられている。図3はこのパネルエッジ6の断面を示したものであり、該 断面形状を成す長尺材である。同図に示すパネルエッジ6のエッジ部7は滑らか な凹曲面を成し、そしてエッジ部7の両側には当たり片4a、4bが内側へ延び て設けられている。当たり片4a、4bは仕切りパネル1の側端に取付けられる 場合に、該側端面に当接する部位であり、該パネルエッジ6は当たり片4a、4 bにて位置決めされてビス止めされる。
【0013】 上記当たり片4a、4bからは側片8a、8bが延びているが、一方の側片8 aは短く、他方の側片8bは大きく延びている。しかも該側片8bは単に延びて いるだけでなく、表面側に凸状に盛り上がった形状を成し、該側片先端には当た り部9を形成している。そして両当たり片4a、4bを結ぶ平面に対して、当た り片4bと当たり部9を結ぶ平面間の交差角θは90度よりも僅かに小さくなっ ている。
【0014】 従って、該パネルエッジ6を仕切りパネル1の側端に取付けするならば、側片 8bの先端当たり部9は必ず仕切りパネル表面に当接して、該表面との間に隙間 を残すことはない。それに該側片8bの盛り上がり形状は平坦な仕切りパネル1 に厚みをもたらし、同時に重圧感のある仕切りパネルを構成することになる。そ れに、該仕切りパネル1a、1bの側端に上記パネルエッジ6、6を取付けする ことにより、ドア2の位置が明確となる。
【0015】 図4は仕切りパネル1bの反対側側端に取付けしたパネルエッジ10を表して いる。該パネルエッジ10は仕切りパネル1bの側端に取付けされるのみならず 、別の仕切りパネル11の先端が嵌入する嵌入部12を有している。仕切りパネ ル1bの側端面が当接する当たり片13a、13bを有し、当たり片13bから は側片14が湾曲して延びている。
【0016】 該側片14は上記パネルエッジ6の側片に比べて短いが、外方向へ湾曲し、そ の先端は仕切りパネル表面に接するようになっている。上記嵌入部12を形成す る両側片15a、15bも湾曲した形状を呈している。以上述べたように、本考 案のパネルエッジはパネル表面に接する側片を外方向へ凸状に形成したものであ り次のような効果を得ることが出来る。
【0017】
【考案の効果】
本考案のパネルエッジはパネル表面に当接する側片を外方向へ凸状化して延ば し、該側片の先端はパネル面に隙間なく当接することが出来る。パネルエッジは パネルの側端部をカバーしてトイレの外観を向上させることを目的の一つとして いる為に、パネル面との間に隙間がないことは好ましく、パネルエッジとしての 機能を果たすことが出来る。しかも、該側片は長くて撓むことが出来る為に、パ ネル厚さ並びにパネルエッジの製作寸法にバラ付きがあっても、側片先端は必ず パネル面に当接する。
【0018】 一方、側片をこのように凸状化してパネル面から突出させるならば、平坦なパ ネル面はその厚みの重圧感が得られ、外観的にも高級なトイレを構成することが 出来る。更に、該側片を延ばしたことにより、隣り合うパネルエッジ間の隙間を 調整する場合にも利用出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のパネルエッジを用いたトイレ断面。
【図2】図1に示したドアパネルエッジ
【図3】本考案のパネルエッジを示す断面図。
【図4】本考案の他のパネルエッジを示す断面図。
【図5】従来のトイレを構成するパネル断面。
【図6】従来のパネルエッジ。
【符号の説明】
1 仕切りパネル 2 ドア 3 ドアパネルエッジ 4 当たり片 5 側片 6 パネルエッジ 7 エッジ部 8 側片 9 当たり部 10 パネルエッジ 11 仕切りパネル 12 嵌入部 13 当たり片 14 側片 15 側片

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネルを配置して構成するトイレの該パ
    ネル側端に取付けするパネルエッジにおいて、該パネル
    エッジはエッジ部とエッジ部両側に形成した側片からな
    る長尺材であり、上記側片は外方向へ凸状に盛り上がっ
    て延び、その先端は該パネルエッジを取付けした場合に
    パネル面に隙間なく当接するように形成したことを特徴
    とするトイレ用パネルエッジ。
  2. 【請求項2】 パネルを配置して構成するトイレであっ
    て、仕切りパネルが垂直に突き合わされて配置される部
    分に取付けするパネルエッジにおいて、エッジ部に対し
    て垂直方向にパネル側端が嵌入する嵌入部を有し、嵌入
    部の両側には湾曲して先端がパネル面に当接する側片を
    形成し、そして上記エッジ部の片側には同じく外方向へ
    凸状に湾曲した側片を有し、該側片先端はパネルエッジ
    を取付けした場合にパネル面に隙間なく当接することを
    特徴とするトイレ用パネルエッジ。
JP1994008977U 1994-06-29 1994-06-29 トイレ用パネルエッジ Expired - Lifetime JP3005804U (ja)

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