JPH0128560Y2 - - Google Patents

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JPH0128560Y2
JPH0128560Y2 JP1982149726U JP14972682U JPH0128560Y2 JP H0128560 Y2 JPH0128560 Y2 JP H0128560Y2 JP 1982149726 U JP1982149726 U JP 1982149726U JP 14972682 U JP14972682 U JP 14972682U JP H0128560 Y2 JPH0128560 Y2 JP H0128560Y2
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JP
Japan
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panel frame
sound
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panel
surface protection
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JP1982149726U
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JPS5955800U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は消音パネルに関する。消音パネルを
構成する材料として、吸音材飛散防止のため、パ
ンチング板、エキスパンド、金網等の表面保護材
を使用する時、従来はこの保護材を消音パネルわ
くにリベツト止め、溶接などの方法で固定してい
た。リベツト止めの場合には多数のキリ孔加工の
ために時間をとられ、また吸音材と表面保護材の
間にガラスクロスを貼る場合にはキリ孔をあける
とき、ガラスクロスの巻き込みなどで加工に時間
がかかつていた。
また溶接構造の場合には板厚をある程度厚くす
ることが必要となり、重量が増加し、さらに栓溶
接作業に長い時間を要していた。しかも長時間の
使用に対し、栓溶接は信頼性にも欠ける欠点があ
つた。
この考案はこのような従来の欠点を解消しよう
とするもので、表面保護材をリベツトや溶接によ
らないでパネルわくと別体か又は一体に形成され
た保持具を用い、パネルわくとこの保持具の間に
表面保護材をはさみこんで固定するようにしたも
ので、4つの同形のパネルわく部材の結合によつ
て形成される消音パネルわくの内部に吸音材を収
納している消音パネルにおいて夫々のパネルわく
部材は上方フランジ部、下方フランジ部ならびに
側板からなり、形成された消音パネルわくの各コ
ーナー部には吸音材の表面保護板の保持具が、パ
ネルわく部材と一体か、又は別体に設けられ、こ
の保持具と前記の各パネルわく部材の上下のフラ
ンジ部との間には夫々表面保護板をはさみこむた
めの隙間が形成されているような構造の消音パネ
ルを得たものである。
図について説明すれば、第1図は従来の消音パ
ネルを示し、1は表面保護材、2は消音パネルわ
く、3は吸音材を夫々示している。第2図は第1
図のX−X線に沿う断面図であつて、1は表面保
護材、2はパネルわく、3は吸音材、であつて、
4はリベツト又は溶接等の接合手段を示してい
る。この例では表面保護材1はパネルわく2をは
さみこむ形で固定されている。第3図は第2図と
同様な断面図で別な例であつて表面保護材1の一
つは消音パネルわくの内側、他の表面保護材1は
消音パネルわく1の外側に固定されている。いず
れの例も消音パネルわく2の周囲面にリベツトや
溶接を利用して表面保護材を固定するものであ
る。
第4図は本考案の消音パネルの断面図を示し、
消音パネルはその各コーナーに保持具5を有し、
表面保護材1は消音パネルわく2と保持具5によ
りはさみこまれて固定される構造となつている。
その結果消音パネルの表面には表面保護材1を固
定するためのリベツトや溶接が不要となつた。第
5図は消音パネルわくの1つのコーナーを分解し
たもので、パネルわく2は4つのパネルわく部材
からできていて、1つのコーナーを分解して示す
と、左右のパネルわく部材20,20′および保
持具5となる。パネルわく部材20は上方フラン
ジ部21、下方フランジ部22、側板23、各コ
ーナーの斜辺部24,25、側板の両端の端部辺
26等からなる。他のパネルわく部材20′も同
様な構成である。保持具5は板を直角に折り曲げ
た三部分、即ち、背板51,52ならびに保持部
53からなつている。この保持部53の上下端と
上方フランジ21,21′、及び下方フランジ2
2,22′の間に表面保護材1をはさみこむこと
になる。又保持具5はパネルわく部材20,2
0′にビス止され、パネルわくの連結手段の役目
も兼用するものである。第5図で各部材の+印は
ビス穴の位置を示している。
第6図はパネルわくと保持具を組立てたところ
を示し、保持具5の背板51をパネルわく部材2
0の端部にビス止めし、つづいて別のパネルわく
部材20′とパネルわく部材20とを、斜辺24
と24′,25と25′、ならびに端部辺26と2
6′を夫々つき合せれば保持具5の背板51の背
板52がパネルわく部材20′の側板23′に接す
るので、背板52と側板23′をビス止めすれば
保持具5はパネルわく2に取りつけられると同時
に保持具がパネルわく部材の連結手段にもなつて
いる。しかして保持具5の高さを側板26等の高
さより若干小さくし、上下に隙間が形成される如
くし、保持部53と上下のフランジ21,21′
ならびに22,22′の間に表面保護部材1をは
さみこむものである。
第7図以降はパネルわく2と1体に形成された
保持具5の種々の例を示すもので、第5図、第6
図の場合と同じ符号は同じ部分を表している。
第7図の例ではパネルわく2の一つのパネルわ
く部材20のコーナー部分に切欠孔54をあけ切
欠部を直角に折り曲げて保持具5を形成した場合
を示している。第8図は切欠孔54がコーナーか
ら若干はなれて設けられた場合を示している。
第9図はコーナーの近くに二つの切欠孔55,
56をあけ、切欠部を上方と下方に夫々開いて保
持具5を形成した場合が示されている。この場合
は今までの例と異なり、保持具が平面状となつて
いるので、表面保護材を上方フランジ21ならび
に下方フランジ22との間にはさみこんだ時、安
定して充分押されることができる。尚第7図ない
し第9図の場合はパネルわくの連結手段を兼用し
ていない。
第10図はパネルわく部材と1体の保持具でか
つ連結手段を兼用している例であつて、一つのパ
ネルわく部材20はその1端が延長されていて、
折曲部27で直角に曲げられ、更にその先端が直
角に折り曲げられ、背板28ならびに保持具5が
形成される。他端は普通の斜辺24,25となつ
ていて、このようなパネルわく部材4つでパネル
わくが構成される。+印はビス孔を示している。
第11図は組立てた状態を示し、第10図に示
すパネルわく部材20に他のパネルわく部材の斜
辺部のみの端部をもつてきて、パネルわく部材2
0の折曲部27に他のパネルわく部材20′の端
部辺26′をあてれば同時に斜辺24と24′,2
5と25′も当接するので、パネルわく20′の側
板23′とパネルわく20の背板28とをビス止
めする。このようにして順次4つのパネルわく部
材を結合してゆけばパネルわく2が組み立てられ
る。そして表面保護材1は上下のフランジ21,
21′及び22,22′と保持具5との間にはさみ
こまれる。
この考案はこのような構成であつて消音パネル
においてパネルわくへの表面保護材の固定がリベ
ツトや溶接によらずに可能となり加工費の低減、
製作時間の短縮、耐久性の増加等のすぐれた利点
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の消音パネルを示す図、第2図は
第1図のX−X線に沿う断面図、第3図は第2図
と同様な別な例を示す断面図、第4図はこの考案
の消音パネルの断面図、第5図は1つのコーナー
の分解図、第6図はこの考案の消音パネルの組立
図、第7図、第8図、第9図は夫々異なる実施例
を示す図、第10図は別な実施例の1つのパネル
わく部材を示す図、第11図は第10図のパネル
わく部材を組み立てたところを示す図である。 符号の説明、1……表面保護材、2……パネル
わく、3……吸音材、4……接合手段、5……保
持具、21,22……フランジ、23……側板、
24,25……斜辺、26……端部辺、27……
折曲部、28……背板、51,52……背板、5
3……保持部、54,55,56……切欠孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 4つの同形のパネルわく部材の結合によつて形
    成されている消音パネルわくの内部に吸音材を収
    納している消音パネルにおいて、夫々のパネルわ
    く部材は上方フランジ部、下方フランジ部ならび
    に側板からなり、形成された消音パネルわくの各
    コーナー部には吸音材の表面保護板の保持具が設
    けられ、この保持具と前記の各パネルわく部材の
    上下のフランジ部との間には、夫々表面保護板を
    はさみこむための隙間が形成されていることを特
    徴とする消音パネル。
JP14972682U 1982-10-04 1982-10-04 消音パネル Granted JPS5955800U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14972682U JPS5955800U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 消音パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14972682U JPS5955800U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 消音パネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5955800U JPS5955800U (ja) 1984-04-12
JPH0128560Y2 true JPH0128560Y2 (ja) 1989-08-30

Family

ID=30332283

Family Applications (1)

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JP14972682U Granted JPS5955800U (ja) 1982-10-04 1982-10-04 消音パネル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218344B2 (ja) * 1971-11-26 1977-05-20

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523206Y2 (ja) * 1975-07-28 1980-06-03
JPS56144815U (ja) * 1980-03-31 1981-10-31

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5218344B2 (ja) * 1971-11-26 1977-05-20

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Publication number Publication date
JPS5955800U (ja) 1984-04-12

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