JP2504474Y2 - 方立への方立カバ―の取付構造 - Google Patents

方立への方立カバ―の取付構造

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JP2504474Y2
JP2504474Y2 JP1989083378U JP8337889U JP2504474Y2 JP 2504474 Y2 JP2504474 Y2 JP 2504474Y2 JP 1989083378 U JP1989083378 U JP 1989083378U JP 8337889 U JP8337889 U JP 8337889U JP 2504474 Y2 JP2504474 Y2 JP 2504474Y2
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豊美 勝又
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
本考案は、間仕切りにおける方立への方立カバーの取
付構造に関するものである。
【従来の技術】
浴室と脱衣室との間などに設けられる間仕切りとし
て、本出願人は従前に特願平1−95528号として第6図
に示すようなものを提供した。このものにあって、ドア
42を設けるドア部11と袖パネル28を設ける袖パネル部12
との間に方立5を取り付け、方立5で両部11,12を仕切
るようにしている。そして方立5の浴室側の面には方立
カバー3を取り付けて、化粧をおこなうと共に防水がな
されるようにしてある。 すなわち、カバー板1の背面の幅方向の略中央部に一
対の平行な嵌合脚片2,2を突設して方立カバー3が形成
してあり、背面に突部6を突出して設けることによって
断面略T字型に形成される方立5の浴室側に方立カバー
3を配設し、方立カバー3のカバー板1の表面を金づち
などで叩いて方立5の突部6の先端部を嵌合脚片2,2間
に圧入して被嵌させることによって、方立5を覆うよう
に方立カバー3を取り付けてある。また方立5には突部
6の両側においてそれぞれ、ドア部11の縦の縦枠7と袖
パネル部12の縦の縦枠8がそれぞれビス18止めして取り
付けてあり、この縦枠7,8間の隙間を方立カバー3で塞
いで縦枠7,8間に水が浸入することを防止するようにし
てある。
【考案が解決しようとする課題】
しかしこのものにあって、方立5の突部6に嵌合脚片
2,2を嵌合させて方立カバー3を取り付けるようにして
いるために、嵌合の際に嵌合脚片2,2はその先部が開く
ように変形させられ、この嵌合脚片2,2の変形に伴って
第7図に示すように嵌合脚片2,2間の部分においてカバ
ー板1が反って変形するおそれがあり、また金づちで嵌
合脚片2,2間の部分を叩く際にカバー板1に歪みが生じ
るおそれもあり、方立カバー3の外観に問題が生じるも
のであった。またこのように方立カバー3のカバー板1
に反り変形が生じる結果、カバー板1の側端と縦枠7,8
との間に隙間が生じて、防水性が低下するおそれがある
という問題もあった。 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、方立
カバーに反り変形や歪みが生じるおそれがなく、しかも
縦枠間の防水性にも優れた方立への方立カバーの取付構
造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
本考案に係る方立への方立カバーの取付構造は、カバ
ー板1の背面の幅方向の略中央部に一対の平行な嵌合脚
片2,2を突設して方立カバー3を形成し、カバー板1の
嵌合脚片2,2間の部分の肉厚をカバー板1の両側部の部
分よりも厚く形成し、カバー板1の両側端部の背面にバ
ックアップ片46を突設すると共に各バックアップ片46の
外側においてカバー板1の背面の両側端に軟質材4を取
り付け、方立5に突部6を突出して設けて方立5を断面
略T字型に形成し、突部6の両側において方立5に取り
付けられる縦枠7,8の間に縦枠7,8の前面とカバー板1の
前面とが面一となるように方立カバー3を配設して、一
対の嵌合脚片2,2間に突部6の先端部を被嵌して方立5
に方立カバー3を取り付けると共にカバー板1の両側端
の軟質材4の外側面をそれぞれ縦枠7,8の内側面に当接
させて成ることを特徴とするものである。
【作用】
本考案にあっては、方立カバー3のカバー板1の嵌合
脚片2,2間の部分の肉厚をカバー板1の両側部の部分よ
りも厚く形成してあるために、嵌合脚片2,2間の部分は
強度が高くなっており、この部分においてカバー板1に
反り変形が生じたり歪みが生じたりするおそれがない。
また方立カバー3のカバー板1の両側端に軟質材4を取
り付け、この軟質材4をそれぞれ縦枠7,8に当接させて
あるために、軟質材4によってカバー板1の側端を縦枠
7,8の表面に隙間が生じることなく密着させることがで
きる。
【実施例】
以下本考案を実施例によって詳述する。 第2図乃至第5図は、例えば浴室と脱衣室との間の壁
面の開口部に取り付けられて両室を仕切る間仕切りにつ
いての実施例を示すものであり、欄間部10とドア部11と
袖パネル部12とで形成してある。欄間部10とドア部11及
び袖パネル部12との間は第3図に示すように断面T字型
の無目13で、ドア部11と袖パネル部12との間は第5図に
示すように方立5で、それぞれ仕切るようにしてあり、
無目13の両端は壁面の開口部の開口縦枠15等に結合固定
すると共に、方立5はその上端を無目13に下端を床面に
結合固定してある。 欄間部10は第3図と第4図に示されるように、両側の
縦枠14,14の上端間と下端間に上枠16と下枠17とを取り
付けて形成されるものであり、縦枠14は開口縦枠15にビ
ス18で、上枠16は開口横枠19にビス18で、下枠17は無目
13にビス18でそれぞれ固定するようにしてある。さらに
上枠16の下側と下枠17の上側において縦枠14,14の上端
部間と下端部間に横枠43,43が取り付けてある。そして
この欄間部10内には左右の縦枠14,14と上下の横枠43,43
の間においてガラス板等の欄間パネル20をはめ込んで取
り付けてある。また、ドア部11は第5図に示されるよう
に、両側の縦枠7,7の上端間と下端間に上枠22と下枠23
とを取り付けて形成されるものであり、一方の縦枠7は
開口縦枠15にビス18で、他方の縦枠7は方立5にビス18
でそれぞれ固定してある。このドア部11内にはドア42が
取り付けてある。ドア42はその上端と下端を軸44で上枠
22や下枠23に枢支することによって、開閉自在に取り付
けてある。さらに、袖パネル部12は第3図及び第5図に
示されるように、両側の縦枠8,8の上端間と下端間に上
枠25と下枠26とを取り付けて形成されるものであり、一
方の縦枠8は開口縦枠15にビス18で、他方の縦枠8は方
立14にビス18で、上枠25は無目13にビス18で、下枠26は
床部27にビス18でそれぞれ固定するようにしてある。さ
らに上枠25の下側と下枠25の上側において縦枠8,8の上
端部間と下端部間に横枠45,45が取り付けてある。そし
てこの袖パネル部12内には左右の縦枠8,8と上下の横枠4
5,45の間においてガラス板等の袖パネル28をはめ込んで
取り付けてある。 上記のようにドア部11と袖パネル部12との間に設けら
れる方立5の浴室側の面には、第1図のようにして方立
カバー3が取り付けてある。すなわち、方立カバー3は
上下に長細く形成されるカバー板1の背面の幅方向の略
中央部に一対の平行な嵌合脚片2,2を一体に突設するこ
とによって形成されるものであり、各嵌合脚片2,2の先
端には係止爪2aが上下の全長に亘って設けてある。また
カバー板1の背面の両側端縁には全長に亘ってソフトテ
ープなどの軟質材4,4が取り付けてあり、この軟質材4
の後面を支えるようにバックアップ片46,46がカバー板
1の背面に突設してある。そしてこのカバー板1にあっ
て、嵌合脚片2,2間の部分の肉厚は嵌合脚片2よりも外
側の部分の肉厚よりも1.5倍程度以上に厚く形成して、
厚肉部1aとしてある。一方、方立5はアルミニウムなど
の押出し成形で形成されるものであり、中空本体47に中
空の突部6を全長に亘って一体に突出させることによっ
て断面T字型に形成してある。この突部6が浴室側を向
くように方立5は取り付けられているものであり、突部
6の先端の両側には係止受爪6aが上下の全長に亘って設
けてある。 そして、ドア部11の前記縦枠7と袖パネル部12の前記
縦枠8は、縦枠7に延設した取付片7aや縦枠8に延設し
た取付片8aからビス18をねじ込むことによって、突部6
の両側において方立5の中空本体47に取り付けられてい
るものであり、方立カバー3をこの縦枠7,8間において
方立5の浴室側に配設し、カバー板1の表面の中央部を
金づちなどで叩いたりして方立5の突部6の先端部を嵌
合突片2,2間に圧入して被嵌させることによって、方立
カバー3を方立5に取り付けるようにしてあり、係止爪
2aと係止受爪6aとの係止によって方立カバー3が外れる
ことを防止するようにしてある。このようにして方立5
を方立カバー3で覆って化粧することができるものであ
り、またカバー板1の両側端に設けた軟質材4,4が各縦
枠7,8の側面に上下全長に亘って密着し、縦枠7,8間の隙
間を方立カバー3で完全に塞いで縦枠7,8間の防水を確
保することができるものである。ここで、カバー板1の
嵌合脚片2,2間の部分は厚肉部1aとして形成してあるた
めに、方立カバー3を取り付ける際に方立5の突部6に
嵌合脚片2,2を嵌合させるにあたって嵌合脚片2,2がその
先部が開くように変形しても、厚肉部1aとして形成され
ているカバー板1の嵌合脚片2,2間の部分は強度が高め
られており、この部分に変形が生じることを防ぐことが
できるものであり、また金づちで嵌合脚片2,2間の部分
を叩く際にカバー板1に歪みが生じることも防ぐことが
できるものである。また、カバー板1の嵌合脚片2より
も外側の部分は嵌合脚片2,2間の部分よりも肉厚が薄く
形成される薄肉部1bとなるために、カバー板1の両側部
は弾性を有するものであり、この部分の弾性によって縦
枠7,8に対する軟質材4,4の密着性を高めることができ、
防水性を一層高めることができるものである。 尚、欄間部10とドア部11及び袖パネル部12との間を仕
切るように設けられる無目13も突部48を設けて方立5と
同様に断面T字型に形成してあり、無目13の浴室側の面
には無目カバー49を取り付けて無目13を覆うようにして
ある。この無目カバー49は上記方立カバー3と同じ構造
に形成してあり、欄間部10の下枠17とドア部分11及び袖
パネル部12の上枠22,25に軟質材4,4を密着させて、この
間の防水性を確保するようにしてある。
【考案の効果】
上述のように本考案にあっては、方立カバーのカバー
板の嵌合脚片間の部分の肉厚をカバー板の両側部の部分
よりも厚く形成してあるために、カバー板の嵌合脚片間
の部分は強度が高くなっており、方立カバーを方立に取
り付けるに際して嵌合脚片間に方立の突部を圧入被嵌し
ても、カバー板のこの部分においてカバー板に反り変形
が生じたり歪みが生じたりするおそれがないものであ
る。またカバー板の両側端部の背面にバックアップ片を
突設すると共に各バックアップ片の外側においてカバー
板の背面の両側端に軟質材を取り付け、方立に取り付け
られる縦枠の間に縦枠の前面とカバー板の前面とが面一
になるように方立カバーを配設して、カバー板の両側端
の軟質材の外側面をそれぞれ縦枠の内側面に当接させる
ようにしたので、軟質材によってカバー板の側端と縦枠
の間に隙間が生じることを防ぐことができると共に、バ
ックアップ片によって軟質材を支えて軟質材を縦枠に密
着させることができ、縦枠間の防水性を高めることがで
きるものであり、しかも縦枠の前面とカバー板の前面と
が面一になるように方立カバーを配設することによって
縦枠と方立カバーとが連続するように外観良く仕上げら
れるようにしているものでありながら、縦枠間の防水性
を軟質材で高く確保することができ、また加えてカバー
板の両側部は厚みが厚くなく弾性を有し、縦枠への軟質
材の密着性を高く得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部の断面図、第2図は同
上の全体構成を示す正面図、第3図は第2図のB−B断
面図、第4図は第2図のC−C線断面図、第5図は第2
図のD−D線断面図、第6図は従来例の断面図、第7図
は同上の方立カバーが変形した状態を示す断面図であ
る。 1はカバー板、2は嵌合脚片、3は方立カバー、4は軟
質材、5は方立、6は突部、7,8は縦枠、46はバックア
ップ片である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カバー板の背面の幅方向の略中央部に一対
    の平行な嵌合脚片を突設して方立カバーを形成し、カバ
    ー板の嵌合脚片間の部分の肉厚をカバー板の両側部の部
    分よりも厚く形成し、カバー板の両側端部の背面にバッ
    クアップ片を突設すると共に各バックアップ片の外側に
    おいてカバー板の背面の両側端に軟質材を取り付け、方
    立に突部を突出して設けて方立を断面略T字型に形成
    し、突部の両側において方立に取り付けられる縦枠の間
    に縦枠の前面とカバー板の前面とが面一になるように方
    立カバーを配設して、一対の嵌合脚片間に突部の先端部
    を被嵌して方立に方立カバーを取り付けると共にカバー
    板の両側端の軟質材の外側面をそれぞれ縦枠の内側面に
    当接させて成る方立への方立カバーの取付構造。
JP1989083378U 1989-07-15 1989-07-15 方立への方立カバ―の取付構造 Expired - Lifetime JP2504474Y2 (ja)

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