JP2640917B2 - レバーハンドル用台座の取付構造 - Google Patents

レバーハンドル用台座の取付構造

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JP2640917B2
JP2640917B2 JP6228761A JP22876194A JP2640917B2 JP 2640917 B2 JP2640917 B2 JP 2640917B2 JP 6228761 A JP6228761 A JP 6228761A JP 22876194 A JP22876194 A JP 22876194A JP 2640917 B2 JP2640917 B2 JP 2640917B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は窓障子の施錠,引き寄
せ,締め付け等に使用されるレバ−ハンドル用台座の取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】レバ−ハンドル用台座の取付構造とし
て、台座の取付用ねじの頭を覆うカバ−を台座の取付部
に爪と孔の連結手段で分離可能に結合するものが知られ
ているが、カバ−が台座の取付部から分離してなくなる
恐れがある。また、カバ−を台座の取付部に軸で取り付
け、カバ−を持ち上げて回転することにより取付ねじの
頭が見えるようにするものも知られているが、カバ−を
常時押し下げるばねが必要で構造が複雑となる。またプ
ラスチック板をコ字形に折り曲げたカバ−を台座の取付
部に取り付け、カバ−の一部を折り曲げ部にて開いて取
付ねじの頭が見えるようにしたものも知られているが、
カバ−の開閉にてその折り曲げ部が疲労して切断する恐
れがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の台座の取付
部に取りつけるカバ−は、紛失したり、その開閉操作も
面倒であり、しかもその取付構造が複雑であったり、取
付部分がこわれやすい等の欠点があった。
【0004】本発明は上記に鑑み、カバ−の紛失の恐れ
がなく、その開閉操作も容易であり、しかもその取付構
造が簡単であり、取付部分がこわれにくいものを提供す
るものである。本発明はまた、カバ−がその開閉位置と
その中間位置のいずれの位置においても、一定の姿勢に
保持されるものを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、カバ−が台座の取付け部分に摺動可能に取
り付けられ、カバ−をねじの頭を覆う閉位置にて自動的
にロックする手段と、ねじの頭を覆わない開位置を越え
て台座から外れるのを阻止するストップ手段を具備して
いる。本発明はさらに、カバ−をその開閉位置とその中
間位置のいずれの位置においても、一定の姿勢に保持す
る手段を具備している。
【0006】
【実施例】本発明の実施例は、クレセント締りに適用し
たものであり、図1〜図4は第1実施例を示し、図5〜
図8は第2実施例を示し、図9〜図10は第2実施例を示
している。
【0007】図1〜図4の第1実施例において、台座
(1)は、その中心部分(2)が直方体の形状であり、
その中心部分(2)の両側に、それより幅と高さの寸法
の小さいほゞ長方形の取付け部分(3)が、一体に連設
されている。中心部分(2)は、その頂面(4)にカム
ラッチ(5)とレバ−ハンドル(6)が枢軸(図示せ
ず)で枢着されている。カムラッチ(5)はレバ−ハン
ドル(6)と一体に回転する関係にあり、カムラッチの
弧状のカム壁(7)が受け(図示せず)にかみ合って窓
障子(図示せず)を施錠する。レバ−ハンドル(6)
は、図1においては、カムラッチ(5)の施錠位置を取
り、この状態から矢印A方向にほゞ180度回転するこ
とにより、カムラッチ(5)のカム壁(7)が受けから
はずれて解錠位置を取る。中心部分(2)の側面に取り
付けられたつまみ(8)は、その台座(1)の長手方向
に往復動するものであって、一方向に移動させてレバ−
ハンドル(6)をその施錠位置にてロックし、他方に移
動させてそのロックを解除する。
【0008】台座(1)の取付け部分(3)は、そのほ
ゞ中心に長孔(9)が形成され、この長孔にねじ(10)
(図2)を通して、窓障子の縦框や窓の縦枠等の所定の
取付場所に固着する。取付け部分(3)の両側には後述
のカバ−用の案内溝(11)が形成され、その案内溝(11)の
先端にストッパ−(12)が設けられている。取付け部分
(3)の先端面(13)と、台座(1)の中心部分(2)の
肩壁面(14)とに後述のカバ−結合用の溝(15)とロック孔
(16)が各々穿設されている。
【0009】カバ−(17)は、台座(1)の取付け部分
(3)の全面を覆うほゞ長方形の頂面壁(18)と、この頂
面壁(18)の両側辺から台座(1)の取付け面の方向に延
びて台座(1)の取付け部分(3)の両側辺(19)を覆う
大きさの側面壁(20)と、これらの頂面壁(18)と側面壁(2
0)との端面を閉じて台座(1)の取付け部分(3)の端
面(13)を覆う端面壁(21)で形成されている。このカバ−
(17)を台座(1)の取付け部分(3)にかぶせると、カ
バ−(17)の頂面壁(18)と台座(1)の中心部分(2)の
頂面(4)はほゞ同一高さの面に存し、カバ−(17)の側
面壁(20)と台座(1)の中心部分(2)の側面(22)もほ
ゞ同一幅の面に存する。これにより、カバ−(17)と台座
(1)は全体としてほゞ長方体にまとめられて、外観上
すっきりした形態になって体裁が良い。
【0010】カバ−(17)は、その頂面壁(18)の内面先端
にフック状のロック爪(23)が突出状に一体に形成され、
また側面壁(20)の内面先端に摺動突起(24)が形成され、
さらにまた端面壁(21)の内面下方に板状の突起(25)が形
成されている。上記ロック爪(23)は台座(1)のロック
孔(16)を貫通してこのロック孔(16)の上縁の受け(26)に
係合し( 図2)、カバ−(17)を台座(1)に自動的にロッ
クする。このロックにて、カバ−(17)はその後方への移
動と、後端の上方への移動が阻止される。摺動突起(24)
は取付け部分(3)の両側辺の案内溝(11)に摺動可能に
嵌合して(図3,図4)、カバ−(17)を台座(1)の長手方
向に案内する。摺動突起(24)は案内溝(11)の一端のスト
ッパ−(12)で案内溝(11)から抜けるのが阻止されて (図
3)、ロック爪(23)がロック孔(16)から外れてもカバ−(1
7)と取付け部分(3)の結合を保持する。突起(25)は取
付け部分(3)の溝孔(15)に嵌合して、カバ−(17)の他
端の上方への移動を阻止する。
【0011】カバ−(17)は、その側面壁(20)の摺動突起
(24)の部分の弾性的拡開とロック爪(23)の弾性的たわみ
を容易にするために、合成樹脂で形成されている。そこ
でカバ−(17)を取付け部分(3)に結合する際、両側面
壁(20)の摺動突起(24)の部分は拡開されて、摺動突起(2
4)を案内溝(11)に嵌合することができる。摺動突起(24)
がストッパ−(12)に突き当るまで移動されると、カバ−
(17)が長孔(9)を覆わない開位置に達し、ねじ(10)を
長孔(9)に通して所定の取付場所にねじ込んで、台座
(1)をその取付場所に取り付けたり、ねじをゆるめて
台座を取り外すことができる。
【0012】カバ−(17)を台座(1)の中心部分(2)
の方向に移動させると、ロック爪(23)が弾性的にたわん
でロック孔(16)を通過して、ロック孔(16)の上縁の受け
(26)に自動的に係合すると同時に突起(25)が溝孔(15)に
嵌合し、カバ−(17)の端面(27)が台座(1)の中心部分
(2)の肩壁面(14)に突き当る。この閉じたカバ−(17)
を台座(1)の中心部分(2)から遠ざかる方向に押す
と、ロック爪(23)は弾性的にたわんで、そのロック爪(2
3)とロック孔(16)の上縁の受け(26)との係合が自動的に
解除されて、ロック孔(16)から抜け出ると共に突起(25)
も溝孔(15)から分離される。これにてカバ−(17)は開か
れる。またカバ−(17)の端面(27)の部分を押し下げれ
ば、ロック爪(23)が受け(26)から自動的に外れて、カバ
−(17)を開くことができる。またドライバー(図示略)
の刃先でカバ−(17)の突起(25)を押せば、カバ−(17)の
ロック爪(23)と受け(26)との係合も自動的に解かれて、
カバ−(17)を楽に開くことができる。
【0013】裏ぶた(28)は台座(1)の裏の開口面を閉
じるものであり、その両端のロック爪(29)を台座(1)
の取付け部分(3)の孔(60)にのぞむ受け(30)に係合し
て、台座(1)に固着している(図2)。この裏ぶた(28)
もそのロック爪(29)が弾性的にたわむように合成樹脂で
形成されている。裏ぶた(28)はロック爪(29)の近くに孔
(31)が穿設され、この孔(31)にドライバ−(図示略)の
刃先を差し込んでロック爪(29)を押せば、そのロック爪
(29)と受け(30)との係合が解かれて、裏ぶた(28)を台座
(1)から取り外すことができる。またドライバ−の刃
先を孔(60)内に差し込んで、ロック爪(29)を押し込んで
も、そのロック爪(29)と受け(30)との係合も解除され
る。
【0014】図5〜図8の第2実施例において、台座(3
2)はその中心部分(33)から両端の取付け部分(34)の全面
にわたって、ほゞ直方体の形態であり、その取付け部分
(34)の頂面壁(36)から端面(38)にかけて一部を切り欠い
たくぼみ(35)が形成されている。台座(32)の中心部分(3
3)のカムラッチ(5)とレバ−ハンドル(6)とロック
(8)は第1実施例のものと同一であり、これらの部材
の動作も第1実施例のものと同様である。従って、それ
らに関する説明は省略する。
【0015】台座(32)の取付け部分(34)のくぼみ(35)
は、台座(32)の頂面壁(36)上の開口面と端面(38)上の開
口面が各々長方形に形成され、台座(32)の横方向の側面
(40)と、台座(32)の長手方向の側面(41)と、これらの側
面に連らなる底面(42)で形成されている。
【0016】台座(32)の取付け部分(34)のくぼみ(35)の
底面(42)は、そのほゞ中心に長孔(43)が形成され、この
長孔にねじ(10)( 図6)を通して、台座(32)を窓障子の縦
框や窓の縦枠等の所定の取付場所に固着する。取付け部
分(34)のくぼみ(35)の側面(41)は、後述のカバ−用の案
内レ−ル(44)が突設され、さらにこの案内レ−ル(44)の
下方にこのレ−ルに沿う溝(45)が形成されている。溝(4
5)は、台座(32)の中心部分(33)側の一端寄りに、突状の
ロック受け(46)が形成され、台座(32)の端面(38)側の他
端にストッパ−(47)が形成されている。くぼみ(35)の側
面(40)と台座(32)の頂面壁(36)と交る部分にも溝孔(48)
が形成されている。
【0017】カバ−(49)は、台座(32)の取付け部分(34)
の一部分であるくぼみ(35)が台座(32)の取付け部分(34)
の頂壁面(36)に開口した開口面を覆う頂面壁(50)と、こ
の頂面壁(50)の一端から底面(42)の方向に延びてくぼみ
(35)が台座(32)の取付け部分(34)の端面(38)に開口した
開口面を覆う端面壁(51)で形成されている。このカバ−
(49)をくぼみ(35)にかぶせると、カバ−(49)の頂面壁(5
0)と台座(32)の頂面壁(36)はほゞ同一高さの面に存し、
カバ−(49)の端面壁(51)と取付け部分(34)の端面(38)も
ほゞ同一面に存する。これにより、カバ−(49)と台座(3
2)は全体としてほゞ長方体にまとめられて、前記第1実
施例のものと同様に、外観上すっきりした形態になって
体裁がよい。
【0018】カバ−(49)は、その頂面壁(50)の両側辺に
摺動溝(52)が形成され、また端面壁(51)から頂面壁(50)
と平行に腕(53)が延び、その先端にフック状のロック爪
(54)が形成されている。上記摺動溝(52)は、案内レ−ル
(44)に摺動可能に嵌合して(図8)、カバ−(49)を台座(3
2)の長手方向に案内し、またカバ−(49)がくぼみ(35)か
ら上方へ抜けるのを阻止する。また上記ロック爪(54)
は、溝(45)内に沿って摺動する関係にあり( 図8)、カバ
−(49)が完全に閉じられたときに、ロック受け(46)を越
えてこのロック受けに係合して( 図7)、カバ−(49)を台
座(32)に自動的にロックする。このロックにて、カバ−
(49)はその後方への移動が阻止される。
【0019】カバ−(49)は、腕(53)のロック爪(54)の部
分の弾性的たわみを容易にするために、合成樹脂で形成
されている。そこでカバ−(49)を取付け部分(34)に結合
する際、腕(53)のロック爪(54)の部分は弾性的につぼめ
られて、ロック爪(54)を溝(45)に嵌合すると共に、摺動
溝(52)が案内レ−ル(44)に嵌合される。ロック爪(54)が
ストッパ−(47)に突き当るまで移動されると、カバ−(4
9)は長孔(43)を覆わない開位置に達し、ねじ(10)を長孔
(43)に通して所定の取付場所にねじ込んで、台座(32)を
その取付場所に取り付けたり、ねじをゆるめて台座(32)
を取り外すことができる。
【0020】カバ−(49)をその開位置から台座(32)の中
心部分(33)の方向に移動させると、腕(53)が弾性的にた
わんでロック爪(54)がロック受け(46)を通過して、この
ロック受けに自動的に係合し、カバ−(49)の頂面壁(50)
の端面(55)が台座(32)のくぼみ(35)の側面(40)に突き当
る。この閉じたカバ−(49)を台座(32)の中心部分(33)か
ら遠ざかる方向に押すと、腕(53)は弾性的にたわんで、
ロック爪(54)が受け(46)をこえて溝(45)内を移動する。
これにてカバ−(49)は開かれる。
【0021】裏ぶた(56)は台座(32)の中心部分(33)の裏
の開口面を閉じるものであり、台座(32)にねじ(図示
略)で固着されている。
【0022】カバ−(49)が閉じられたとき、その頂面壁
(50)の端面(55)が台座(32)の孔(48)に接し、この孔(48)
にドライバ−の刃先(図示略)を差し込んで頂面壁(50)
の端面(55)を押せばロック爪(54)とロック受け(46)との
係合が解かれて、カバ−(49)を楽に開くことができる
(図6)。
【0023】図9〜図16の第3実施例において、台座(6
5)とねじカバ−(66)は第1実施例のものと外観の形態上
ほゞ同一であり、その他のカムラッチ(5)とレバ−ハ
ンドル(6)とロック(8)は、第1実施例のものとは
外観上は勿論動作上においても同一である。以下主とし
て第1実施例のものと第2実施例のものとの相違点につ
いて説明する。
【0024】ねじカバ−(66)は、その側面壁(67)の内面
先端のロック爪(68)が台座(65)の取付け部分(69)と裏ぶ
た(70)との間の案内溝(71)に摺動自在に嵌合して、第1
実施例のものと同様に、開位置と閉位置の間を直線的に
往復動する。ねじカバ−(66)が閉位置に存するときに
は、その頂面壁(72)と側面壁(67)も台座(65)の頂面壁(7
3)と側面壁(74)と各々同一面に存し、カバ−(66)と台座
(65)がほゞ直方体にまとめられる。
【0025】ロック爪(68)は、カバ−(66)が閉位置に達
するときは、台座(65)の取付け部分(69)の案内溝(71)の
一端に形成されたロック受け(75)を乗り越えて、該ロッ
ク受けに係合して、カバ−(66)をその閉位置に自動的に
拘束する。ロック爪(68)は、カバ−(66)が開位置に達す
ると、案内溝(71)の他端に形成されたストッパ−(76)に
突き当たって、カバ−(66)をその開位置に保持して、カ
バ−(66)が台座(65)の取付け部分(69)から外れるのを阻
止する。
【0026】カバ−(66)は、その端面壁(77)から台座(6
5)の中心方向(カバ−の往復動方向)に延びる互いに平
行な2本の腕(78)を有し、各腕の先端にもロック爪(79)
が設けられている。
【0027】上記2本の腕(78)は、台座の取付け部分(6
9)の先端壁面(80)に穿設された2個の孔(81)を貫通し
て、取付け部分(69)と裏ぶた(70)で囲まれた空間内に挿
入される。腕(78)の上下面(図面上)は、取付け部分(6
9)の頂面壁(82)と裏ぶた(70)に対して、摺動可能に接触
している。従って、腕(78)は常にカバ−(66)の往復動方
向(図面上水平方向)に移動可能に拘束されている。こ
の結果、カバ−(66)は、その開閉の両位置と中間位置の
いずれの位置にても、常にカバ−(66)の往復動方向の一
定の姿勢に保持される。これにより、カバ−(66)の移動
がより一層軽快かつ円滑になされる。
【0028】腕(78)の先端のロック爪(79)は、取付け部
分(69)の側壁(83)の内面に沿って摺動する関係にある。
このロック爪(79)は、カバ−(66)が閉位置に達するとき
には、取付け部分(69)の側壁(83)の内面の一端に形成さ
れたロック受け(84)を乗り越えて、該ロック受けに係合
して、カバ−(66)をその閉位置に自動的に拘束する。
【0029】このカバ−(66)も、その側面壁(67)のロッ
ク爪(68)の部分の弾性的拡開と、腕(78)のロック爪(79)
の部分の弾性的たわみを、各々容易にするために、合成
樹脂で形成されている。
【0030】裏ぶた(70)は、その各先端に2個のロック
爪(85)が起立されている。これらのロック爪(85)は、台
座の取付け部分(69)の頂面壁(82)の各先端に穿設された
2個の孔(86)に挿入されて、この孔の上縁に係合し、裏
ぶた(70)を台座(65)に固着する。この裏ぶた(70)もロッ
ク爪(85)が弾性的にたわむように、合成樹脂で形成され
ている。
【0031】台座(65)の取付け部分(69)と裏ぶた(70)も
長孔(87),(88)を有し、これらの孔にねじ(10)を通し
て、所定の取付け場所にねじ込んで、台座(65)を固着す
る。
【0032】
【発明の効果】本発明は上記のように、カバ−(17,49,6
6)が台座(1,32,65)の取付け部分(3,34,69)に摺動可能
に取り付けられ、このカバ−(17,49,66)をねじ(10)の頭
を覆う閉位置にて自動的にロックする手段と、ねじの頭
を覆わない開位置を越えて台座から外れるのを阻止する
ストップ手段を具備しているので、カバ−(17,49,66)自
身が紛失する恐れがなく、その開閉操作も容易であり、
しかもその取付構造が簡単でかつ堅牢であり、また台座
(1,32,65)の取付けの体裁もよい。本発明はまた上記の
ように、カバ−(66)の姿勢を、その開閉の両位置とその
中間位置のいずれの位置においても、一定の姿勢に保持
する手段を具備しているので、カバ−の移動を一層軽快
かつ円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のクレセント締りの一部分
解斜視図である。
【図2】図1のクレセント締りの一部切断側面図であ
る。
【図3】図1のクレセント締りの一部切断底面図であ
る。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】本発明の第2実施例のクレセント締りの一部分
解斜視図である。
【図6】図5のクレセント締りの一部切断側面図であ
る。
【図7】図6のB−B線の部分を一部切断したクレセン
ト締りの正面図である。
【図8】図6のC−C線拡大断面図である。
【図9】本発明の第3実施例のクレセント締りの一部分
解斜視図である。
【図10】図9のクレセント締りの底面図で、裏ぶたの一
部を切り欠いている。
【図11】図10のD−D線に沿う一部切断側面図である。
【図12】図10のE−E線に沿う一部切断側面図である。
【図13】図10のF−F線に沿う断面図である。
【図14】図9のクレセント締りの裏から見た台座と裏ぶ
たの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 台座 3 取付け部分 5 カムラッチ 6
レバーハンドル 9長孔 10 ねじ 11 案内
溝 12 ストッパー 15 溝孔 16 ロック孔
17 カバー 23 ロック爪 24 摺動突起 25
突起 26 ロック受け 28 裏ぶた 29 ロッ
ク爪 30 ロック受け 32 台座 34 取付け部分 35 くぼみ 44 案内レール
45 溝 46 ロック受け 47 ストッパー 49
カバー 52 摺動溝 53 腕 54 ロック爪
56 裏ぶた 65 台座 66 カバ− 68 ロック
爪 69 取付け部分 70 裏ぶた 71 案内溝
75 ロック受け 76 ストッパ− 78 腕 79 ロック爪 84 ロック受け 85 ロ
ック爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松 原 健 吉 東京都千代田区神田佐久間町3丁目37番 38号 中西産業株式会社内 (72)発明者 竹 内 ▲功▼ 大阪府大阪市大淀中1丁目1番88号 積 水ハウス株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−94271(JP,U) 実開 昭58−186070(JP,U)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓障子の施錠,引き寄せ,締め付け等に
    使用されるレバーハンドル(6)が枢着される台座
    (1)をねじ(10)で窓障子の框や窓枠等の取付け面
    に固着し、上記ねじ(10)の頭をカバー(17)で覆
    う台座の取付け構造において、上記カバー(17)は台
    (1)の取付け部分(3)にその長手方向に案内手段
    にて摺動可能に取付けられてねじ(10)の頭を覆う閉
    位置とねじ(10)の頭を覆わない開位置を取り、これ
    らのカバー(17)と台座(1)との間にカバー(1
    7)をねじ(10)の頭を覆う位置にて自動的にロック
    する手段とねじ(10)の頭を覆わない開位置を越え
    て台座(1)から外れるのを阻止するストップ手段と,
    カバー(17)の後端が台座(1)の取付け部分(3)
    から外れるのを阻止する手段が設けられ、上記カバー
    (17)は台座(1)の取付け部分(3)の全面を覆う
    ように、台座(1)の取付け部分(3)の全面を覆う頂
    面壁(18)と該頂面壁の両側辺から台座(1)の取付
    け面の方向に延びて台座(1)の取付け部分(3)の両
    側辺(19)を覆う大きさの側面壁(20)とこれらの
    頂面壁(18)と側面壁(20)の端面を閉じて台座
    (1)の取付け部分(3)の端面(13)を覆う端面壁
    (21)で形成され、上記案内手段として摺動突起(2
    4)が上記カバー(17)の側面壁(20)の内側に起
    立されると共に上記摺動突起(24)を案内する案内溝
    (11)が取付け部分(3)の両側辺(19)に形成さ
    れ、上記自動ロック手段としてロック爪(23)が上記
    カバー(17)の頂面壁(18)の先端に連設されると
    共に上記ロック爪(23)が嵌合するロック孔(16)
    が上記レバーハンドル(6)の枢着される台座(1)の
    中心部分(2)の肩壁面(14)に穿設され、上記スト
    ップ手段として上記案内溝(11)の一端に上記摺動突
    起(24)を受け止めるストッパー(12)が設けら
    れ、上記阻止手段として突起(25)が上記カバー(1
    7)の端面壁(21)の内側に起立されると共に上記突
    起(25)と嵌合する溝孔(15)が上記台座(1)の
    取付け部分(3)の端面(13)に穿設されたレバーハ
    ンドル用台座の取付構造。
  2. 【請求項2】 窓障子の施錠,引き寄せ,締め付け等に
    使用されるレバーハンドル(6)が枢着される台座(3
    2)をねじ(10)で窓障子の框や窓枠 等の取付け面に
    固着し、上記ねじ(10)の頭をカバー(49)で覆う
    台座の取付け構造において、上記カバー(49)は台座
    (32)の取付け部分(34)にその長手方向に案内手
    段にて摺動可能に取付けられてねじ(10)の頭を覆う
    閉位置とねじ(10)の頭を覆わない開位置を取り、こ
    れらのカバー(49)と台座(32)との間に、カバー
    (49)をねじ(10)の頭を覆う位置にて自動的にロ
    ックする手段とねじ(10)の頭を覆わない開位置を越
    えて台座(32)から外れるのを阻止するストップ手段
    が設けられ、上記カバー(49)は台座(32)の取付
    け部分(34)の一部を覆う大きさに形成され、記案
    内手段としてカバー(49)側に摺動溝(52)が設け
    られると共に台座(32)側に上記摺動溝(52)を案
    内するレール(44)が設けられ、記自動ロック手段
    としてカバー(49)側にロック爪(54)が設けられ
    ると共に台座(32)側に上記ロック爪(54)と係合
    するロック受け(46)が設けられ、記ストップ手段
    として上記ロック爪(54)を受け止めるストッパー
    (47)が台座(32)の取付け部分(34)に設けら
    たレバーハンドル用台座の取付構造。
  3. 【請求項3】 前記カバー(49)は台座(32)の
    取付け部分(34)の一部を覆う頂面壁(50)と
    頂面壁の後端から台座(32)の取付け面の方向に延び
    て台座(32)の取付け部分(34)の端面(38)を
    覆う端面壁(51)で形成され、前記摺動溝(52)は
    カバー(49)の頂面壁(50)の両側辺に形成され、
    前記案内レール(44)とロック受け(46)とストッ
    パー(47)は台座(32)の取付け部分(34)の
    頂面壁(36)から端面(38)にかけて一部を切り欠
    いたくぼみ(35)の側面(41)に設けられ、前記ロ
    ック爪(54)は上記カバー(49)の端面壁(51)
    から頂面壁(50)の先端(55)方向に一体に延びて
    たわみ弾性を有する腕(53)の先端に設けられた請求
    記載のレバーハンドル用台座の取付構造。
  4. 【請求項4】 窓障子の施錠,引き寄せ,締め付け等に
    使用されるレバーハンドル(6)が枢着される台座(6
    5)をねじ(10)で窓障子の框や窓枠等の取付け面に
    固着し、上記ねじ(10)の頭をカバー(66)で覆う
    台座の取付け構造において、上記カバー(66)は台座
    (65)の取付け部分(69)にその長手方向に案内手
    段にて摺動可能に取付けられてねじ(10)の頭を覆う
    位置とねじ(10)の頭を覆わない開位置を取り、こ
    れらのカバー(66)と台座(65)との間に、カバー
    (66)をねじ(10)の頭を覆う位置にて自動的にロ
    ックする手段とねじ(10)の頭を覆わない開位置を越
    えて台座(65)から外れるのを阻止するストップ手段
    が設けられ、上記カバー(66)は台座(65)の取付
    け部分(69)の全面を覆う大きさに形成され、記案
    内手段としてカバー(65)側にロック爪(68)が設
    けられると共に台座(65)側に上記ロック爪(68)
    を案内する溝(71)が設けられ、記自動ロック手段
    として上記ロック爪(68)が案内手段を兼用すると共
    に該ロック爪(68)と係合するロック受け(75)が
    上記案内溝(71)の一端に設けられ、記ストップ手
    段としてロック爪(68)を受け止めるストッパー(7
    6)が上記案内溝(71)の他端に設けられ、さらにカ
    バー(66)を開閉の両位置とその中間位置のいずれの
    位置においても、カバー(66)の往復動方向に向かう
    一定の姿勢に拘束する手段をカバー(66)と台座(6
    5)の間に設けたレバーハンドル用台座の取付構造。
  5. 【請求項5】 前記カバー(66)は、台座(65)の
    取付け部分(69)の全面を覆う頂面壁(72)と
    頂面壁の両側辺から台座(65)の取付け面の方向に延
    びて台座(65)の取付け部分(69)の両側面壁(8
    3)を覆う大きさの側面壁(67)とこれらの頂面壁
    (72)と側面壁(67)の端面を閉じて台座(65)
    の取付け部分(69)の端面壁(80)を覆う端面壁
    (77)で形成され、前記ロック爪(68)は上記カバ
    ー(66)の側面壁(67)の内側に起立され、前記案
    内溝(71)は取付け部分(69)の両側面壁(83)
    に形成され、該案内溝(71)に前記ロック受け(7
    5)が形成され、前記カバー(66)の姿勢拘束手段と
    して、たわみ弾性を有する腕(78)がカバー(66)
    の端面壁(77)からカバー(66)の往復動方向に延
    び、該腕(78)は台座の取付け部分(69)の頂壁面
    (82)と裏ぶた(70)で摺動可能に拘束された請求
    項4記載のレバーハンドル用台座の取付構造。
  6. 【請求項6】 前記腕(78)はその先端にロック爪
    (79)を有し、このロック爪(79)と係合するロッ
    ク受け(84)が台座の側面壁(83)の内側に設けら
    れ、これらのロック爪(79)とロック受け(84)と
    の係合にてカバー(66)を台座(65)に自動的にロ
    ックする請求項5記載のレバーハンドル用台座の取付構
    造。
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