JPH0753191Y2 - カセット蓋のロック機構 - Google Patents

カセット蓋のロック機構

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JPH0753191Y2
JPH0753191Y2 JP2360690U JP2360690U JPH0753191Y2 JP H0753191 Y2 JPH0753191 Y2 JP H0753191Y2 JP 2360690 U JP2360690 U JP 2360690U JP 2360690 U JP2360690 U JP 2360690U JP H0753191 Y2 JPH0753191 Y2 JP H0753191Y2
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JP
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lock lever
guide plate
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lock
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健次 高木
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、携帯用カセット装置等の蓋体を開放不可にロ
ックするロック機構に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のロック機構は、第3図及び第4図に示す
ように案内長孔6とガイド軸5の係合によりキャビネッ
ト3の一側に摺動自在に取り付けられ、ガイド板7によ
り脱落不可に保持されたロックレバー4を、該ガイド板
7との間に張設したばね8により一方向に付勢し、その
上部に突設した爪部9を蓋体1に設けた係合片2に係合
させることにより、蓋体の不用意な開放を防止するよう
にしたものであった。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述した従来のロック機構では、ロックレバーとガイド
板の他に該ロックレバーを係合方向に付勢するばねを要
するので、部品点数が多く、又、ばね掛け作業を要する
ので、その組立作業性も悪いという問題点を有してい
た。
本考案は、上記従来の問題点を解決しようとするもので
ある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、キャビネット側面と、その内側に設けられた
ガイド板とによってロックレバーを摺動可能に取り付
け、該ロックレバーを蓋体に設けられた係合片に係脱可
能としたカセット蓋のロック機構において、上記ガイド
板に、上記ロックレバーに当接して、該ロックレバーを
常時係合方向に付勢するバネ片を一体形成したものであ
る。
〈作用〉 上記構成により、キャビネット側面と、ガイド板とによ
って摺動可能に取り付けられ、蓋体に設けられた係合片
に係脱可能とされたロックレバーは、上記ガイド板に一
体形成されたバネ片に当接して、常時係合方向に付勢さ
れる。
〈実施例〉 以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳細に説明す
る。
第1図は、本考案のロック機構を用いたカセット装置の
一部切欠簡略斜視図、第2図は、要部の拡大縦断面図で
ある。図示したように所定位置に案内長孔6を有し、上
部に爪部9を突設したロックレバー4は、該案内長孔6
がカセット装置のキャビネット3の内側に突設されたガ
イド軸5に係合することによりキャビネット3の側面に
摺動可能に取り付けられている。又、該ガイド軸5の先
端側には該ロックレバー4の脱落を防止するガイド板7
が固定されている。ここにおいて、本考案では上記ガイ
ド板7に弾性を有するばね片10が一体形成されており、
該ばね片10は保持したロックレバー4の後端に当接し、
該ロックレバー4を前方に弾圧付勢している。
又、キャビネット3に回動開閉自在に枢着された蓋体1
の下側所定位置には、従来と同様にロックレバー4の爪
部9と係合する係合片2が設けられている。
尚、図中符号9′は上記爪部9の先端傾斜部を示す。
以上のようにしてなる本考案のカセット蓋のロック機構
では、蓋体1を図中矢印で示す閉蓋方向に押圧すると、
まず蓋体1の係合片2がロックレバー4の上部に突設さ
れた爪部9の先端傾斜部9′と当接し、ガイド軸5に摺
動自在に取り付けられたロックレバー4をばね片10の付
勢力に抗して後方へと移動させる。そして、係合片9′
が先端傾斜部9′を乗り越えると、ロックレバー4はば
ね片10の押圧力により原状に復帰し、爪部9が係合片2
と係合することにより、蓋体1を開放不可にロックする
ものである。
又、ロックの解除は、ロックレバー4をばね片10の弾圧
力に抗して押し込み、上述した爪部9と係合片10との係
合を外せば良い。
以上のように本考案のカセット蓋のロック機構では、従
来のものと何ら変わることなくカセット蓋を開放不可に
ロックできるものである。
尚、本実施例ではキャビネットにガイド軸を突設すると
共に、ロックレバーに該ガイド軸が挿入される案内長孔
を形成した例を示したが、ロックレバーは摺動可能にキ
ャビネットの側面に保持されれば良く、案内溝と突起の
係合等のように他の手段を用いても良い。又、実施例で
はガイド板をガイド軸に固定することとしたが、ガイド
板はロックレバーの摺動を妨げず、該ロックレバーを脱
落不可に保持し得れば良く、キャビネットに直接固定す
ることとしても良い。
〈考案の効果〉 以上の通り、本考案のカセット蓋のロック機構では、ロ
ックレバーの脱落を防止するガイド板にばね片を一体形
成したので、従来のようにロックレバーを係合方向に付
勢するばねを別途要さず、部品点数が削減されると共
に、その組立作業性も改善され、コストダウンに優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例によるカセット装置の一部切欠
簡略斜視図、 第2図は、同上、要部拡大縦断面図、 第3図は、従来例によるカセット装置のカセット装置の
一部切欠簡略斜視図、 第4図は、同上、要部拡大縦断面図である。 1……蓋体、2……係合片 3……キャビネット、4……ロックレバー 5……ガイド軸、6……案内長孔 7……ガイド板、8……ばね 9……爪部、9′……先端傾斜部 10……ばね片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネット側面と、その内側に設けられ
    たガイド板とによってロックレバーを摺動可能に取り付
    け、該ロックレバーを蓋体に設けられた係合片に係脱可
    能としたカセット蓋のロック機構において、 上記ガイド板に、上記ロックレバーに当接して、該ロッ
    クレバーを常時係合方向に付勢するバネ片を一体形成し
    たことを特徴とするカセット蓋のロック機構。
JP2360690U 1990-03-07 1990-03-07 カセット蓋のロック機構 Expired - Fee Related JPH0753191Y2 (ja)

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JP4008310B2 (ja) * 2002-08-23 2007-11-14 日本ポリペンコ株式会社 遠心成形型における蓋のロック装置

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JPH03115989U (ja) 1991-12-02

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