JPH0446041Y2 - - Google Patents

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JPH0446041Y2
JPH0446041Y2 JP1258886U JP1258886U JPH0446041Y2 JP H0446041 Y2 JPH0446041 Y2 JP H0446041Y2 JP 1258886 U JP1258886 U JP 1258886U JP 1258886 U JP1258886 U JP 1258886U JP H0446041 Y2 JPH0446041 Y2 JP H0446041Y2
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JP
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opened
latch
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JP1258886U
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JPS62126473U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は各種事務機器や備品等の開閉扉の端部
に取付けられる掛け止め具に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
一例としてスチール製の事務機器の開閉扉に取
付けられる掛け止め具はその取付けが容易で且つ
構造が簡単で閉塞状態を確実に保持できるコンパ
クトなものが望ましい。しかも、その体裁が良く
扉表面の突出する部分が極力少なく、係脱が容易
で安価なものが望ましい。しかしながら、これら
のすべての条件を満足する掛け止め具は存在しな
い。そこで、本出願人は既に実願昭60−082151号
として開閉部材の掛け止め具を提案している。本
考案はこの掛け止め具にさらに改良を加えたもの
である。
〔考案の目的及び構成〕
従つて、本考案は前記した実願昭60−82151号
の改良にかかり、被開閉部材の厚みが異なつたも
のにも一つの掛け止め具でそれに対応できるもの
を提案することを目的とし、その要旨は次のとお
りである。
一端側が開口した箱状部1の開口縁にフランジ
部2が一体的に突設され且つ、該フランジ部2に
隣接して前記箱状部1の両側に夫々該フランジ部
2に平行な一対のガイド溝3が形成され、該溝3
に対して前記フランジ部と反対側位置で前記箱状
部1の前端に係止用突部4が形成されると共に、
該箱状部1の後端にバネ収納部5が設けられた掛
け止め具本体6と、互いに平行で前記一対のガイ
ド溝3に整合する一対の脚部19を有し両脚部の
一端間が一体的に連結されると共に、該脚部の少
なくとも一部にその厚み方向に波形の弾性的な波
形部が形成された抜け止め片7と、前記バネ収納
部5に支持される本体付勢用バネ8と、を具備
し、扉状に開閉される被開閉部材9の取付け口1
0の口縁部が、前記本体6の前記フランジ部2
と、前記ガイド溝3に前記前端側より嵌着された
前記抜け止め片7の前記脚部19とにより挾持さ
れて、前記本体6が前後動自在に前記被開閉部材
9に取付けられ、前記取付け口10の口縁に前記
バネ8の一端が係止されて前記本体6を前方に付
勢するように構成されたものである。
〔考案の実施例〕
次に、図面に基づいて本考案の一実施例につき
説明する。
第1図は本考案の掛け止め具の組立説明図であ
り、第2図はそれを被開閉部材9の取付け口10
内に装着した取付け状態を示す立面図、第3図は
第2図の−矢視断面図、第4図は本掛け止め
具の本体付勢用バネ8の斜視図である。
この実施例では掛け止め具本体6が第1図の如
く箱状部1を有し、その開口縁の全外周にフラン
ジ部2が設けられる。それと共に、箱状部1の先
端には係止用突部4が設けられ、箱状部の後端は
バネ収納部5が形成されている。さらに、箱状部
1の両側面にはガイド溝3が形成され、それらが
合成樹脂材で一体成形されたものである。そし
て、箱状部1はその開口側に凹陥部11を有し、
この凹陥部11は本止め具の係脱動作のためにそ
の中に指が容易に入る程度の大きさに形成されて
いる。そして、凹陥部11の周縁にはフランジ部
2が形成され、そのフランジ部2は幅方向に短く
突設されると共に、長手方向(前後方向)に長く
突設形成されている。これは、第2図の如く被開
閉部材9の取付け口10内に被着され、前後方向
に移動しても、取付け口10が表面に露出しない
ようにするためである。次に、フランジ部2に近
接して該フランジ部2に平行にガイド溝3が箱状
部1の両側面に設けられている。また、箱状部1
の前端に設けられた係止用突部4はその先端が斜
視16で形成されると共に、上端面に条15が設
けられている。又、箱状部1の後端に設けられた
バネ収納部5はほぼV字状をなすと共に、その上
端面に凸起17がフツク状に設けられている。そ
して、このバネ収納部5内に第4図に示すような
本体付勢用バネ8が着脱自在に装着される。次
に、抜け止め片7は第1図に示す如く全体が平板
で且つ、平面がほぼコ字状に開口され、該開口両
側に一対の脚部19が形成される。この脚部19
は少なくともその一部が板厚方向に凹凸する波形
に形成された波形部18を有する。そして、この
抜け止め片7全体が弾性を有する合成樹脂材料か
らなる。そして、脚部19の先端に夫々爪14が
突設されている。そして、合成樹脂材の弾性によ
りこの一対の爪14の離間距離がある程度拡開で
きるように形成されると共に、波形部18が板厚
方向に変形し得るように構成されている。
〔考案の作用〕
次に、本掛け止め具の取付け及び使用方法につ
き述べる。
先ず、第1図に示す如く抜け止め片7と本体6
とを分離すると共に、本体付勢用バネ8をバネ収
納部5に装着した状態で掛け止め具本体6を第2
図及び第3図の如く被開閉部材9の取付け口10
に嵌着するこの取付け口10は幅がフランジ部2
の両縁よりわずかに小さく且つ、長さが箱状部1
の長さよりやや長い矩形に穿設されたものであ
る。そこで、掛け止め具本体6を図の如く嵌着し
た状態で被開閉部材9の裏面側において第1図の
如く抜け止め片7を矢印方向に移動し、その先端
に設けられた爪14を箱状部1の後端面に係止さ
せる。そして、被開閉部材9の取付け口10の周
縁部を抜け止め片7とフランジ部2とにより挾持
し、掛け止め具本体6が前後方向(第2図で左右
方向)に移動できるように構成する。すると、抜
け止め片7の波形部18の存在によりそれが弾性
変形し、被開閉部材9の厚みが例え比較的薄いも
のであつても、或いは厚いものであつても、それ
を挾持し得る。なお、このとき既に本体付勢用バ
ネ8のバネ端13は取付け口10の後端縁に係止
されている。そこで、被開閉部材9を第2図実線
の如く閉じると、係止用突部4の斜面16が開閉
縁12に案内されて実線の状態から鎖線の状態に
一旦移動する。次いで、それがもとに復帰してそ
の先端が開閉縁12に係止される。それにより、
被開閉部材9は閉塞状態を維持する。次に、この
被開閉部材9を開口するには、掛け止め具本体6
の凹陥部11内に指を係止して第2図において右
方に掛け止め具本体6を引つ張る。すると、本体
付勢用バネ8の付勢力に逆つて掛け止め具本体6
が水平移動し、係止用突部4が開閉縁12から外
れる。そこで、そのまま上方に持ち上げれば、被
開閉部材9が開放される。
〔考案の効果〕
本考案の掛け止め具は以上のような構成からな
り、次の効果を有する。
(1) 本掛け止め具は掛け止め具本体6のフランジ
部2と抜け止め片7とを有するから、被開閉部
材9の取付け口10に本掛け止め具を極めて容
易に取付けることができる。しかも、抜け止め
片7の脚部19には弾性的な波形部18が形成
されているから、被開閉部材9の板厚が薄いも
のでも厚いものでも、波形部18とフランジ部
2とにより被開閉部材9を挾持し、本掛け止め
具を円滑に移動自在に構成することができる。
又、掛け止め具本体6のフランジ2が被開閉部
材9の表面側に位置され、開閉には箱状部1の
凹陥部11に指を係止して開閉することができ
るように構成されているから、被開閉部材9の
表面側の突出部分が殆どなく、フラツトで体裁
のよい掛け止め具を提供し得る効果がある。
(2) さらに、本掛け止め具は本体付勢用バネ8に
より掛け止め具本体6を前方に付勢すると共
に、フランジ部2と抜け止め片7とに案内され
て被開閉部材9の取付け口10内を前後動自在
に移動するものであるから、部品点数が少な
く、且つ極めて簡単な構成からなるから、故障
が少なく、本掛け止め具を安価に提供できる効
果がある。それと共に、コンパクトで場所を取
らない掛け止め具となり得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の掛け止め具の組立説明図であ
り、第2図はそれを被開閉部材9の取付け口10
内に装着した取付け状態を示す立面図、第3図は
第2図の−矢視断面図、第4図は本掛け止め
具の本体付勢用バネ8の斜視図である。 1……箱状部、2……フランジ部、3……ガイ
ド溝、4……係止用突部、5……バネ収納部、6
……掛け止め具本体、7……抜け止め片、8……
本体付勢用バネ、9……被開閉部材、10……取
付け口、11……凹陥部、12……開閉縁、13
……バネ端、14……爪、15……条、16……
斜面、17……凸起、18……波形部、19……
脚部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端側が開口した箱状部1の開口縁にフランジ
    部2が一体的に突設され且つ、該フランジ部2に
    隣接して前記箱状部1の両側に夫々該フランジ部
    2に平行な一対のガイド溝3が形成され、該溝3
    に対して前記フランジ部と反対側位置で前記箱状
    部1の前端に係止用突部4が形成されると共に、
    該箱状部1の後端にバネ収納部5が設けられた掛
    け止め具本体6と、互いに平行で前記一対のガイ
    ド溝3に整合する一対の脚部19を有し両脚部の
    一端間が一体的に連結されると共に、該脚部の少
    なくとも一部にその厚み方向に波形の弾性的な波
    形部が形成された抜け止め片7と、前記バネ収納
    部5に支持される本体付勢用バネ8と、を具備
    し、扉状に開閉される被開閉部材9の取付け口1
    0の口縁部が、前記本体6の前記フランジ部2
    と、前記ガイド溝3に前記前端側より嵌着された
    前記抜け止め片7の前記脚部19とにより挾持さ
    れて、前記本体6が前後動自在に前記被開閉部材
    9に取付けられ、前記取付け口10の口縁に前記
    バネ8の一端が係止されて前記本体6を前方に付
    勢するように構成された、開閉部材の掛け止め
    具。
JP1258886U 1986-01-31 1986-01-31 Expired JPH0446041Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1258886U JPH0446041Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JP1258886U JPH0446041Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62126473U JPS62126473U (ja) 1987-08-11
JPH0446041Y2 true JPH0446041Y2 (ja) 1992-10-29

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ID=30800857

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JP1258886U Expired JPH0446041Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JP (1) JPH0446041Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001137428A (ja) * 1999-08-27 2001-05-22 Aruze Corp 遊技機用基板ケ−ス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001137428A (ja) * 1999-08-27 2001-05-22 Aruze Corp 遊技機用基板ケ−ス

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Publication number Publication date
JPS62126473U (ja) 1987-08-11

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